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◇◆◇◆有閑倶楽部を妄想で語ろう24◇◆◇◆

1 :名無し草:2005/04/19(火) 22:20:00
ここは一条ゆかり先生の「有閑倶楽部」が好きな人のためのスレッドです。
 前スレ ◇◆◇◆有閑倶楽部を妄想で語ろう23◇◆◇◆
     http://aa5.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1101627230/

お約束
 ■sage推奨 〜メール欄に半角文字で「sage」と入力〜
 ■妄想意欲に水を差すような発言は控えましょう
*作品への感想は大歓迎です。作家さんたちの原動力になり、スレも華やぎます。

関連サイト、お約束詳細などは>>2-6の辺りにありますので、ご覧ください。
特に初心者さんは熟読のこと!

2 :名無し草:2005/04/19(火) 22:20:36
◆関連スレ・関連サイト

「まゆこ」http://aa5.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1028904997/
 意見交換や議論をする時に使うスレ。テンプレ相談などはこちらで。

「有閑倶楽部 妄想同好会」 http://houka5.com/yuukan/
 ここで出た話が、ネタ別にまとまっているところ。過去スレのログもあり。
 *本スレで「嵐さんのところ」などと言う時はココを指す(管理人が嵐さん)

「妄想同好会BBS」 http://jbbs.livedoor.jp/movie/1322/
 上記サイトの専用BBS。本スレに作品をUPしにくい時のUP用のスレあり。
 *本スレで「したらば」と言う時はココを指す

「有閑倶楽部アンケート スレッド」
 http://jbbs.livedoor.jp/movie/bbs/read.cgi?BBS=1322&KEY=1077556851
 上記BBS内のスレッド。ゲストブック代わりにドゾー。
     
「■ □ ■ 妄想同好会 絵板 ■ □ ■」
 http://www8.oekakibbs.com/bbs/loveyuukan/oekakibbs.cgi
 上記サイトの専用絵板。イラストなどがUP可能。




3 :名無し草:2005/04/19(火) 22:21:38
◆作品UPについてのお約束詳細(よく読んだ上で参加のこと!)

<原作者及び出版元とは全く関係ありません>

・初めから判っている場合は、初回UP時に長編/短編の区分を書いてください。

・名前欄には「題名」「通しNo.」「カップリング(ネタばれになる場合を除く)」を。

・性的内容を含むものは「18禁」又は「R」と明記してください。

・連載物は、2回目以降、最初のレスに「>○○(全て半角文字)」という形で
 前作へのリンクを貼ってください。

・リレー小説で次の人に連載をバトンタッチしたい場合は、その旨明記を。

・作品UPする時は、直前に更新ボタンを押して、他の作品がUP中でないか
 確かめましょう。重なってしまった場合は、先の書き込みを優先で。

・作品の大量UPは大歓迎です!




4 :名無し草:2005/04/19(火) 22:22:18
◆その他のお約束詳細

・萌えないカップリング話やキャラ話であっても、 妄想意欲に水を差す発言は
 控えましょう。議論もNG(必要な議論なら、早めに「まゆこスレ」へ誘導)。

・作家さんが他の作品の感想を書く時は、名無しの人たちも参加しやすいように、
 なるべく名無し(作家であることが分からないような書き方)でお願いします。

・あとは常識的マナーの範囲で、萌え話・小ネタ発表・雑談など自由です。

・950を踏んだ人は新スレを立ててください。
 ただし、その前に容量が500KBを越えると投稿できなくなるため、
 この場合は450KBを越えたあたりから準備をし、485KB位で新スレを。
 他スレの迷惑にならないよう、新スレの1は10行以内でお願いします。


5 :名無し草:2005/04/19(火) 22:24:11
◆初心者さんへ

○2ちゃんねるには独特のルール・用語があるので、予習してください。
 「2ちゃんねる用語解説」http://www.skipup.com/~niwatori/yougo/

○もっと詳しく知りたい時
 「2典Plus」http://www.media-k.co.jp/jiten/
 「2ちゃんねるガイド」http://www.2ch.net/guide/faq.html

○荒らし・煽りについて
・「レスせずスルー」が鉄則です。指差し確認(*)も無しでお願いします。
 *「△△はアオラーだからスルーしましょう」などの確認レスをつけること

・荒らし・アオラーは常に誰かの反応を待っています。
 反撃は最も喜びますので、やらないようにしてください。
 また、放置されると、煽りや自作自演でレスを誘い出す可能性があります。
 これらに乗せられてレスしたら、「その時点であなたの負け」です。

・どうしてもスルーできそうにない時は、このスレでコソーリ呟きましょう。
 「■才殳げまιょぅ■タロ無し草@灘民【4】」(通称:ちゃぶ台スレ)
  http://aa5.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1096611291/

 (注)有閑スレのことだとバレないように呟いてください。このスレで他人の
    レスに絡んだり、このスレのログを他スレに転載することは厳禁です。

○誘い受けについて
・有閑スレでは、同情をひくことを期待しているように見えるレスのことを
 誘い受けレスとして嫌う傾向にありますので、ご注意を。
 語源など http://aa5.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1028904997/172

6 :名無し草:2005/04/19(火) 22:24:56
◆「SSスレッドのガイドライン」の有閑スレバージョン

<作家さんと読者の良い関係を築く為の、読者サイドの鉄則>
・作家さんが現れたら、まずはとりあえず誉める。どこが良かったとかの
 感想も付け加えてみよう。
・上手くいけば作家さんは次回も気分良くウプ、住人も作品が読めて双方ハッピー。
・それを見て自分も、と思う新米作家さんが現れたら、スレ繁栄の良循環。
・投稿がしばらく途絶えた時は、妄想雑談などをして気長に保守。
・住民同士の争いは作家さんの意欲を減退させるので、マターリを大切に。

<これから作家(職人)になろうと思う人達へ>
・まずは過去ログをチェック、現行スレを一通り読んでおくのは基本中の基本。
・最低限、スレ冒頭の「作品UPについてのお約束詳細」は押さえておこう。
・下手に慣れ合いを求めず、ある程度のネタを用意してからウプしてみよう。
・感想レスが無いと継続意欲が沸かないかもしれないが、宣伝や構って臭を
 嫌う人も多いのであくまでも控え目に。
・作家なら作品で勝負。言い訳や言い逃れを書く暇があれば、自分の腕を磨こう。
・扇りはあまり気にしない。ただし自分の振る舞いに無頓着になるのは厳禁。
 レスする時は一語一句まで気を配ろう。
・あくまでも謙虚に。叩かれ難いし、叩かれた時の擁護も多くなる。
・煽られても、興奮してレスしたり自演したりwする前に、お茶でも飲んで頭を
 冷やしてスレを読み返してみよう。
 扇りだと思っていたのが、実は粗く書かれた感想だったりするかもしれない。
・そして自分の過ちだと思ったら、素直に謝ろう。それで何を損する事がある?
 目指すのは神職人・神スレであって、議論厨・糞スレでは無いのだろう?


7 :名無し草:2005/04/19(火) 22:26:53
お約束は以上です。
このスレでもマターリ盛り上がりましょう。
作家さんたち、あとはよろしくお願いします。

8 :名無し草:2005/04/19(火) 22:34:33
>1
スレ立て乙っす!
また、ぼちぼち連載や短編やネタが降臨しますように!

9 :名無し草:2005/04/20(水) 00:09:13
>1
新スレ立てお疲れ様でした。


10 :名無し草:2005/04/20(水) 10:37:50
乙です!

11 :名無し草:2005/04/20(水) 22:22:16
気のせいかもしれないが、まゆこが墜落した気がする。

12 :名無し草:2005/04/20(水) 22:24:43
いや、気のせいじゃないぞ。

13 :名無し草:2005/04/20(水) 22:30:16
まじっすか。
昨日カキコあったばかりなのに、いきなりなんでだ??

14 :名無し草:2005/04/20(水) 22:32:09
前スレも、お蔵入りしてますが・・・

15 :名無し草:2005/04/20(水) 22:47:52
ありゃりゃ…

16 :名無し草:2005/04/20(水) 23:28:57
狼が落ちたせいでモーヲタが大挙して難民に押し寄せたからだね。
去年の今ごろも狼からのモーヲタ難民のため板がdだんじゃなかったっけ。
すげぇな、ヲタパワー・・・

17 :名無し草:2005/04/21(木) 00:50:43
溜息。卓袱台落ちたナー。

18 :名無し草:2005/04/21(木) 00:51:15
ここもどうかな。もし落ちたら嵐さんところで会いましょう。

19 :名無し草:2005/04/21(木) 08:54:01
保守

20 :名無し草:2005/04/21(木) 10:45:34
保守あげ

21 :名無し草:2005/04/21(木) 22:50:10
同じく保守。

22 :◆F/MOUSOU1Q :2005/04/22(金) 06:17:24
dat落ちしたスレを、ひとまず妄想同好会にUPしました。
その他の更新作業は週末にやる予定です。

23 :名無し草:2005/04/22(金) 08:05:17
嵐さん、いつもありがとうございます。

24 :名無し草:2005/04/22(金) 16:23:49
嵐さん、ありがとうございます。
せっかく感じのいいすれ立ったのに、
ばたばたしてきましたね。

25 :名無し草:2005/04/23(土) 10:41:16
保守

26 :名無し草:2005/04/23(土) 19:47:58
うんこ漏れそう

27 :名無し草:2005/04/23(土) 21:52:14
おーい!誰かいませんかー!

と言ってみるテスト
帰ってきたのはこだまだけなり・・・。

28 :名無し草:2005/04/23(土) 22:15:06
 ノシ

29 :名無し草:2005/04/24(日) 00:06:40
キモス

30 :名無し草:2005/04/24(日) 20:31:55
ってゆーか、とりあえず保守ってみる?

31 :名無し草:2005/04/24(日) 23:06:23
なかなかSSは降臨しませんなー。
連休に突入すると、ますます閑散としちゃうのかな。
仕方ないので、ネタふり。
連休にかまわずバカンスを楽しむ有閑メンバーの
「別荘」ってどこにあるんだろ。(剣菱は数えきれないほどありそうだが)
「どこかに行きたいなら、うちの別荘にでも行きますか?」
遠い昔、清四郎のセリフでひとしきり妄想を膨らませた記憶が・・・。
京都とか、箱根、軽井沢あたりかなあ。菊正宗家の場合。

32 :名無し草:2005/04/25(月) 03:06:54
>別荘

菊正宗家と白鹿家は別荘まで近そう…
もしくは夏は菊正宗家・冬は白鹿家の別荘で過ごす、とか。

清×野というより両家族の仲良しぶりに期待してみる。

同じ原理で
松竹梅家(和気泉家でも可)の別荘と剣菱家の別荘が近くて父ちゃん達がバトル。
そしてそんなのそっちのけで会話を楽しむ両婦人と黙々と自分の世界で楽しむ
子供たち(魅録がラジコン改造で悠理が野山散策?)、とか。



33 :32:2005/04/25(月) 03:08:07
あ、豊作さん忘れた…。

連投スマソ
逝ってきます。

34 :名無し草:2005/04/25(月) 21:26:04
大丈夫。ぼっちゃまには五代がついてるから!

35 :名無し草:2005/04/26(火) 00:19:41
別荘といえば、美童には南フランスとか、
北アフリカ(チュニジアなど)あたりが似合いそう。
グランマニエ家の別荘というよりは、
「旦那は仕事だから」
とかいうマダムに連れ込まれているイメージでv
バリやヴェトナムの隠れ家ヴィラでもいいかな。
って、完全にヒモだな、これじゃ…。

36 :名無し草:2005/04/28(木) 00:01:33
確かに美童は、南フランス似合いそうだね。
スキーが得意だからカナダあたりも可な気がするけど、
(あれ、原作にあったかも???)雪山系は鬼門かw

菊正宗家はやっぱり国内ってイメージ。
海よりは山かなー

37 :名無し草:2005/04/28(木) 01:50:36
>36
うん。なんかこう山寺へと続く階段を走ってそう。
別荘でのんびり、より
修行がストイックな清四郎に似合うと思うので。


38 :名無し草:2005/04/30(土) 14:13:00
保守


39 :これ、いただくわ -27:2005/05/02(月) 21:27:34
前スレ >789

そのビルは無数の巨木に囲まれて建っていた。森の中といっても差支えないだ
ろう。黒々と繁る深い森から愛想のない外壁がにょっきりと顔をだしている。
「シンプルな建物ですこと」
まさにシンプルな四角柱。剣菱万作が愛して已まない、めくるめく色彩と造詣の
美学とは対極をなすビルヂングだ。
まずは外周を一回り。
どこにも警察車両らしきものは見当たらない。仮に悠理の侵入が発覚している
にしても通報されてはいないようだ。
そこは兼六のこと。ヘタに通報して国家権力に立ち入られてはまずいこともある
のだろう。忍び込む側としては非常に都合が良い。
「閑散としてるわね」
「ここは表向きデータセンターってことになってるからな」
悠理潜入時には開いていた通用口へとつづく私道の門が、今は閉まっている。
となると表か裏だ。あたりの様子を窺がってから縁石を乗り越えて、裏門近くの
林のかげに車をひそませた。
「準備はいいか?」
魅録の問いを受け、清四郎は装備品と耳に嵌め込んだ通信機の具合を確か
める。
可憐も仕方なくそれに倣ってみるものの、なにをどうすればチェックになるのか、
今ひとつわからない。しかしそんな真似をしていると、なんだかこう――――
―――ちょっと楽しい。
まるで美貌の女エージェントにでもなった気分だ。とりあえずバックパックの中に
バナナや大福が入っていることだけはしっかりと確かめて、
「OKよ」
親指を立ててみた。
「よし。スタートだ」

40 :これ、いただくわ -28:2005/05/02(月) 21:28:19
「ヤダ、冗談よ。あたしはちょっとバナナ見…」
「健闘を祈る」
「もォ魅録ったら映画の見す…なによ清四郎、ちょっと黙ってて。まだ魅録と話
 が済んでな…もぉなによ…えっヤダ清四…ちょっと清……いやあぁああぁッ」
引きずられるようにして車を降りていった可憐を見送り、野梨子はほっと安堵
の息を吐いた。ほんのすこし、チクリと胸が痛んだが。
「―――それでぼく達はどうするの?」
車中待機組ですっかり安心しきっている美童はニコニコと窓外を見物している。
『どうするの?』などと聞いておきながら、どうするつもりもなさそうだ。
「これの設置、頼む」
「えっ…」
やはり何もしないわけにはいかなかった。
「なに、設置って…」
「コレだよ」
そう言って魅録は後部座席の足もとからジュラルミンのケースを引っ張り出した。
開いてみるとそこにはコブシ大の物体がいくつも納められている。
「ボディスーツ位置検知デバイスだ」
「これが…?」
「ああ。スゲーだろ?」
凄さがわからない。しかしそれを理解する人物が、この車中にいた。
「受発光体に反応するD17波を照射して三次元座標を割り出しますのね?」
野梨子だ。
「精度はどの程度ですの?」
「±50cm」
「干渉の心配は?」
「フィルター処理を施してあるから問題ない。それから今後のコンタクトもこれで
 担う。複数同時通信だから使えるぜ」
まあ、と甘ったるい声を洩らした野梨子。しばらくの間ケースの中をしげしげと
覗き込んでいたが、やがてゆるゆると顔をあげると赤い唇をふわりと綻ばせた。

41 :これ、いただくわ -29:2005/05/02(月) 21:29:00
「応答のないポイントが悠理、ということになりますわね。それにしてもやります
 わね。アンテナ送受信機をこのサイズにするだけでも大変な筈なのにその上
 感度は完全維持。ロケーションアップデート情報をリアルタイムでマッピング
 しながらシートモニタにデジタル転送、位置計算やダイバーシティプログラム
 のサイズから考えてもここまでの小型化を実現するなんてまさに神業。
 ――さすがですわ、魅録」
美童は知らず知らずのうちに眉間にシワを寄せていたことにハッと気付いた。
野梨子はいつの間にこんな……まるで魅録がふたりいるようだ。
「ご満足いただけましたか、記録係りさん?」
魅録はニヤリと笑い、小さいほうの魅録も満足げに頷いている。
いつの間にやら強大な決定権をもつに至った記録係の許諾を得たところで、
魅録はひっぱりだした紙に周辺の略図を描いて×印をつけはじめた。
「地上用として3ヶ所。ひとつはこの車。そのほかに2ヶ所。俺がそっちを設置す
 る間にお前たちは地下の…」
「ち、ちかッ!?」
半眼となって不敵な笑みを浮かべていた野梨子であったが地下と聞いた途端、
にわかに顔色をかえてあたふたと身を乗り出した。
「ああ地下だ。とっ捕まって地下室に監禁、なんて事態も想定しとかないとマズ
 イだろ? 地上のアンテナじゃ地下まで補足できねーし」
ようやく会話に参戦できるチャンスをつかんだ美童はすぐさま泣き言を訴える。
「それなら清四郎に持たせればよかったじゃないかあ〜。どうして僕たちが…」
「ふたりが向かったのは北側のタラップだぜ。内部に潜入できるのは二階以降
 だ。それにまずは18階で悠理の発信機を回収する予定だから、あいつらが
 上に向かってる間に設置しとけば都合がいいだろ?」
「でも…」
「心配すんなって。地下のは貼るだけのタイプで角度調整も何もいらねえから。
 たったの3ヶ所、床にペタッと貼り付けてくれればそれでいい」
「だ、だけど…」
「反論はないようだな。んじゃ頼んだ」

42 :これ、いただくわ -30:2005/05/02(月) 21:29:44
あっさりと車外に放り出されたふたりが仕方もなくトボトボと歩き出したのとは対
照的に、ビルの中の悠理は猛烈な速さでダクトを移動してまわっている。
だがあまりにも闇雲に動きすぎた。最早そこが何階だかもわからない。
発信機はダイナマイト騒ぎの折に紛失している。しかし壊れてはいなかったようで、
前腕に装着された、18階を表示したままのシートモニタには持ち主のいない発信
機の位置がむなしく明滅している。
「ここ、どこだろ?」
途中、何度もダクトの金網からのぞいてみたのだが見える風景はいつもおなじ。
兼六の金庫ビルは近未来的な造詣で、すべてが灰色系に統一されているために
目印となってくれるものがない。
更に判りにくいことに、大小いくつもの通路が迷路の如くに入り組んでフロア中を
巡っているのだ。可憐の聞き込んだところによると、それらは完全なる点対称を
なしているのだそうで、けれどもビルを輪切りにして俯瞰できるわけもなく、そんな
情報があったところで何の足しにもなりはしない。
悠理は溜息を殺して、またひとり警備員らしき人影をやり過ごした。
この警備員というのも、どうも妙な具合である。
まず定型のユニホームを着ていない。それに誰も彼もが矢鱈と眼光するどく、警
備員というよりも不逞の輩の風情である。
だが一番の問題点は、彼らが自動小銃らしきものを抱え込んでいることだ。
「なんであんな物騒なモン持ってんだ?」
警備体勢も美童の報告とはずいぶん違っていた。
しかし彼が適当な調査をしてきたとは思えない。普段はからきし頼りにならない男
だけれども、こと情報収集に関しては凄腕と言っていい。それは可憐も同様であっ
て、そんな彼らの調査に遺漏のあろうはずもなく、どうやら調査してから潜入する
までの期間に劇的な変化があったようだ。
『―――魅録に知らせなきゃ』
返す返すも通信機を失くしたのは痛い。いや通信機の所在はわかっているのだか
ら、紛失したのは自分の方だと言うべきか。

43 :これ、いただくわ -31:2005/05/02(月) 21:30:20
その時、またカツカツカツとよく響く靴音が聞こえてきた。悠理は首を伸ばして金
網越しに目をこらした。
うすい顔の男と濃い顔の男が近付いてくる。うすい顔の方は黒縁の丸眼鏡を掛
けたどことなく学者風、そして濃い方は外国人のようである。警備要員ではない
らしく、時おり立ち止まっては何やら熱心に語り合っていた。
「……に……みろ…りあ……ほと……かん……」
会話の全貌を把握するにはまだ距離がある。
断片でしか耳に届かないのがなんとももどかしい――だが、それよりも。
『…ん?』
悠理は濃い方の顔にどことなく見覚えがあったのである。
黒い丸顔。その中央で鼻が胡坐をかいている。これ見よがしな口髭を蓄え、太い
眉毛の下では大きな瞳が貪婪な光を放っている。
『誰、だっけ…?』
ううんと首を捻ってみたが、これぞという答えが見つからない。
なにか喉に痞えたような、モゾモゾとした苛立ちを感じはしたが、しかし今はその
ような事にかかずらってはいられない。
目指すは40階。
一度は捕まりかけたくらいなのだから、このまま逃走すると云う選択肢もある。だ
が悠理はそれを良しとしない。何としてでも豊作の宝物を取り戻してやりたいのだ。
あの事件で兄はすっかり萎んでしまった。
けれどもそれだけのことならば時間が解決してくれるだろうと悠理は思っていた。
見舞いの言葉のひとつも掛けてやればそれでいいと。
「なんて言うか、災難だったな。兄ちゃんの部屋に入ったってなんもないのにさ」
ションボリとうずくまる兄の肩を叩いてやりながらそう言うと、豊作は弱々しげに
振り返り、そして何時になく悠理の顔をしげしげと眺めていたかと思うと、ふっと
消え入りそうな笑顔を浮かべてこう言ったのだ。
「―――でも良かったよ、おまえの部屋じゃなくて」

44 :これ、いただくわ -32:2005/05/02(月) 21:31:02
忍び込んだ先が悠理の部屋であったなら、伸されていたのは賊どもの方であった
ろう、とは思わないらしい。喧嘩上等、歴戦の悠理も、血を分けた兄のメガネを通
して見れば大切な妹であったと云うわけだ。
この豊作の一言がつよく悠理の憐憫を誘うとともに、がぜん奮い立たせたのであ
る。それにちょうど退屈していたところでもあった。
『待ってろ兄ちゃん、ぜったいに取り戻してやるからな』
悠理はすぐさま魅録の元へ飛んだ。
魅録の指示で、このビルの設計者を篭絡したのは可憐だ。
「いいわよ、任せといて」
と軽く受けあったはいいが、これがフランスで建築を学んだことを何かにつけて鼻
にかける、実に嫌味な男であったそうだ。
「なに喋っても鼻に抜けるの。ホゴホゴ言うのよ。気持ち悪いったらないわっ」
だがそこは任務だ。ぐっと堪えて聞くべき事はきちんと聞き出した。どうやら40階
の小部屋に目的のブツがあるらしい。
間違いなくそこであるという確証を得られた訳ではないが、温度・湿度の徹底管理
の状況からして古文書の類を保管するなら九分九厘そこであろうと目星をつけた
訳である。
『さっきが18階で、あれからあー来てこー来て……ん〜まだまだ上だな』
とそこまで考えたところで、ひときわ高い靴音が悠理の思考を中断させた。
見ると先程の男たちの顔がすぐそこにある。考え込んでいるうちに、男たちはちょ
うど真下までやって来て、そこで立ち話の形となっていた。もう耳を澄まさずとも、
彼等の頭上に這いつくばっている状態の悠理には嫌でも会話が聞こえてくる。
「それより解読の方は進んでいるのか? 肝心の在り処がわからんでは話にな
 らんぞ」
言ったのはヒゲの男。ところどころ発音にクセはあるものの、十分に流暢な日本語
である。

45 :これ、いただくわ -33:2005/05/02(月) 21:31:57
「現物さえあれば、すぐにでも読み解けるという話ではなかったか?」
「いえ。あっはいあの、念には念を入れまして間違いのないようにと、その…」
メガネの男は右へ左へ頭を傾げなら、モソモソと言い訳のようなものを並べ始
めた。
そんな様子を忌々しげに眇めたヒゲ男が『どうなんだッ』と強い声を発したその
時、携帯電話の着信音らしき音が鳴り響いた。
救われたようにセカセカと携帯を取り出す丸メガネ。左手で口元を覆い隠すよ
うにして、ウン、ウンと応答していたが、やがて小狡そうな上目遣いとなってコッ
クリと頷いてみせた。
「――首尾よく運んだようです。今こちらに向っています」
この報告で多少気分を良くしたものらしく、ヒゲの男はニヤッと薄気味の悪い笑
みを浮かべるとこう言った。
「到着したら上の部屋へ入れて締め上げてみろ。何か手掛かりになるような事
 を知っているかもしれん」
丸メガネはペコペコと頭を下げて、逃げるように去っていく。
その背中に粘り気のある視線を注いでいたヒゲ男はチッと大きな舌打ちを洩ら
すと壁の一点をちょんと押した。どうやらそこにエレベーターがあったらしい。
白色光に照らされた箱の中へ男が吸い込まれ、左右の扉がピッタリと閉じられた
ことを視認してから悠理は、ん、と考え込んだ。
『解読って、兄ちゃんの宝もんのことかな』
このタイミングで解読と聞いては、どうにもそうとしか思えない。
『在り処がどうとか言ってたみたいだけど…』
まるで埋蔵金でも探しているかのような口振りではないか。
それにしても締め上げるとは穏やかでない。一体誰を締め上げると云うのだろう。
『手掛かり、か。兄ちゃんは知ってんのかな………ぇッ?』

――――まさか。

46 :これ、いただくわ -34:2005/05/02(月) 21:32:36
豊作が剣菱邸を出てからおよそ一時間。
万作と五代はなおも執務室で茶を啜りつづけていた。
「もうこちらに向っている頃でございましょうなあ…」
「んだなぁ…」
懐かしき友がやって来るというのに万作は今ひとつ浮かない顔色。どうにも豊作
の事件がひっかかってならないのだ。
胡坐のひざに報告書を置いてパラパラとめくりつつ、そこになにかヒントでも転が
ってはいまいかと頭をひねっていた。
盗難品目、売買経路、価格、日時、場所。
聞きこんだ証言を時系列にならべなおして、朱線をひいた項目については別冊
にその詳細を記してある。事務処理に長けたな五代が作成しただけあって、膨
大な情報量にもかかわらず報告書はじつにスッキリとわかり易い。
万作は盗まれた品のリストと、それが兼六へ至るまでの所有者・媒介者の項目
をツラツラとながめ――――ムっと唸った。
するどく尖った視線の先に、ひとつの名前。
『 蔵守 正造 』
聞き覚えがあるわけではない。
ただこの名前が、或るひとつの古文書が売買されていく過程において、数度に
わたりちょこちょこと顔を出しているのだ。まるでその文献が、確実に兼六の元
へと導かれることをオブザーブしているかのように。
「五代、この男だが…」
と、顔を上げたその矢先、リリンと電話のベルが鳴り響いた。
どことなく内に籠もったように鳴るベルの音。なにやら不吉な、と感じた万作の
直感はすぐに裏付けられることとなる。
「きっと坊ちゃまからですぞ」
湯呑を置いていそいそと受話器を上げた五代。ハイ、ハイと応答するその顔色
が見る間に青褪めていく。
「五代、どう…」
「わっ若、坊ちゃまが―――ッ!」

          つづきます

47 :名無し草:2005/05/03(火) 12:13:21
>これいただくわ
魅録の作ったシステムをたちどころに理解している野梨子に爆笑でした。
豊作さん誘拐されちゃったんですね。
次回が楽しみです!

48 :名無し草:2005/05/04(水) 00:04:56
>これ、いただくわ
お待ちしておりました!毎回ハラハラする面白い展開に夢中です。
有閑のキャラが皆活き活きしてていいです!
豊作と悠理の兄妹愛に感動しました〜
次回も楽しみにしております

49 :<暴走愛>:2005/05/04(水) 02:05:36
<暴走愛>うpします。
昼ドラ泥沼系なので苦手な方はスルーお願いします。
今回、清×野×魅です。

50 :<暴走愛>第3章(44):2005/05/04(水) 02:06:05
>>http://houka5.com/yuukan/long/l-51-09.html

「清四郎、また来週も東京に来ますの?」
売店で購入したお茶と弁当を手渡しながら、野梨子は何気なく清四郎の持つ
一人用の旅行鞄に目をやった。
こげ茶のその鞄は清四郎が高校に入った頃から愛用している。
鞄を左手に、空いた方の手で弁当を受け取った清四郎はうなずいた。
「できれば来たいと思っています。……親父のこと、いろいろ気を使ってもらって
 すみません」
軽く首を振ると乗降客の喧騒と列車のベルに負けじと野梨子は声をはりあげた。
「おじ様、疲れてらっしゃるけど体調は悪くないようですわ」
小さくうなずくと新幹線に乗り込もうとし、清四郎は気を変えたように
野梨子に向き直った。
「いつも野梨子に迷惑ばかりかけていますね」

どこか疲労感の残る幼馴染の顔を野梨子はじっと見つめた。
親と仲違いしてからというもの、清四郎の顔から明るさが消えた。
野梨子は知っている。
どんなに清四郎が親を、家族を大切に思っていたかを。
どんなに父を、そして母、姉を誇りにしていたかを。
そしてかつての菊正宗家がどんなに温かく和やかな家庭であったかを。

なぜだろう。
ほんの小さな綻びを誰かが無理やり引き裂いたかのように
あっという間に一つの家族がばらばらになった。
きっかけを作ったであろう長男はポーカーフェイスを装いながらも
悩み苦しんでいるのが、彼を幼い頃から近くで見守ってきた野梨子には、
そう野梨子ならよくわかる。

「気にしないでくださいな」



51 :<暴走愛>第3章(45):2005/05/04(水) 02:06:34
大丈夫だ、心配するな、きっと何とかなる。
ねぎらいや労わりの言葉はすでに言いつくした。
ふいに思い出して清四郎に聞く。

「可憐と話できました?」

清四郎はそれには答えず、上着のポケットから小さな紙包みを取り出した。

「渡すの忘れてました。つまらないもんですけど、野梨子におみやげです」
「いつも世話になってるから」

紙の上から触ると、小さくて円いなにか硬いものが入っている。
問いたげな野梨子の顔に清四郎は恥ずかしそうに微笑んだ。

「小さな手鏡ですよ。ポケットに入るし、便利じゃないかと思って」

その笑顔に野梨子は胸の奥をぎゅっと引き絞られたような気がした。
やっとのことで呟く。
「ありがとう。大切にしますわ」

野梨子は清四郎が新幹線に乗り込むのを見送った後、くるりと踵を返した。


52 :<暴走愛>第3章(46):2005/05/04(水) 02:07:07
その夜、野梨子は半分開けた窓から入ってくる風に髪をなびかせながら
猛スピードで遠ざかる灯りをぼんやり見ていた。
隣でハンドルを握っていた魅録が話しかける。
「なに考えてるの?」
眠りから覚めたようにびくっとすると、野梨子はあわてて答えた。
「別になにも。外の景色がきれいだなあって」
「たまにはいいだろ? 夜のドライブも」

ええ、と呟きながら野梨子の左手が何気なくワンピースのポケットを
服の上から探った。
即座に硬い感触を手が捕える。
黒地に白と赤で描かれた小花模様の手鏡を清四郎はどんな気持ちで選んだのだろう。

「……野梨子?」
さっきから呼びかけられていたことに気づき野梨子は赤面する。
前方を見つめながら、魅録が隣を気にしている。
「ごめんなさい、なんですの?」
「いや、大した話じゃないんだ」

心の中で魅録に詫びながら、野梨子はわざと明るい声を出す。
「ずいぶん遠くまで来ましたわよね。どこへ向かってますの?」

一瞬の間の後、魅録はつぶやいた。
「……ホテル」

53 :<暴走愛>第3章(47):2005/05/04(水) 02:07:31
魅録と野梨子を乗せた車が路肩に停止した。
「野梨子……」
黒髪を傾けて野梨子は黙って前を見つめている。
魅録は運転席から身を乗り出し、野梨子に唇を重ねた。
はじめて触れる彼女の唇は甘く柔らかく、そして小さい。

唇が離れると、彼女の黒い瞳が魅録を見つめていた。
再び運転席に座りなおすと、魅録はハンドルの上に両手を置き、顔を乗せた。
「野梨子を俺のものにしたい」
野梨子は呟いた。
「いいですわ」


「つれていってくださいな……」


続く



54 :名無し草:2005/05/04(水) 09:44:16
>暴走愛
お待ちしてました! 魅録、そう出ましたかー。
今回、さらに人間関係がドロドロ・縺れてきましたね〜
清×可も豊作さんが関わってきて、野梨子に魅録が……となると、
ますます今後の展開が気になってしまふ。
続き、楽しみにしてますね。





55 :<暴走愛>:2005/05/04(水) 15:17:55
続きをうpします。魅×野です。
Rではありませんがそれらしい描写があるので苦手な方はスルーお願いします。

56 :<暴走愛>第3章(48):2005/05/04(水) 15:18:37
>>53
厚い絨毯が敷かれた廊下で白髪の外国人夫婦とすれ違う。
背中の大きく開いたドレスに身を包んだ老婦人は、真っ白なスーツに
パナマ帽を被った夫らしき男性の腕を取り、楽しそうに談笑しながら
野梨子と魅録の横を通り過ぎた。
彼らを見送る野梨子の後ろで、魅録が部屋のドアを開ける音がした。

明るく広く清潔なホテルの一室に野梨子は足を踏み入れた。
金の装飾が入った藍色のカーテンがかかった大きな窓からは港の夜景が望める。
黙って野梨子は窓まですすんだ。
藍色のベッドカバーがかかったダブルベッドの横を通り過ぎながら。

ルームキーを唇にあてた魅録は部屋のドアの前で息を潜めている。
腰に紺のリボンがついた白い木綿のワンピースを着た野梨子は窓にそっと手を当てた。
窓ガラスはエアコンの風で十分に冷えていた。
相変わらずドアの前から動かない魅録をガラスに映して眺めながら野梨子は呟いた。
「綺麗な眺めですわね」
ガラスに映る自分の顔を野梨子はつくづくと眺める。
白く、表情のない顔。つまらない顔。
「魅録」
呼びかけると、弾かれたように魅録はキーを唇から離した。

「ありがとう。こんな私を待っててくれて」
彼の眉にぎゅっと皺が寄るのを見ながら野梨子は話し続ける。
「本当に感謝しますわ。こんな私を好きになってくださって」

「魅録」
さらに何か言おうとした野梨子に魅録は大またに近づくと、背後から強く抱きしめた。


57 :<暴走愛>第3章(49):2005/05/04(水) 15:19:11
「野梨子」
うなだれた魅録の頭が野梨子の顔の横にある。
野梨子の頬に魅録の熱い唇が触れた。
「……好きだ」
そっと手を伸ばすと、野梨子は彼の頭を撫でた。
「ええ……私もですわ、魅録」

小さな体を自分の方へ向かせると、魅録は野梨子の頬を手の甲で撫でた。
「いいの?」
魅録は自分が震えているのを感じ、恥ずかしくなった。
しかし野梨子がうなずいたのを見てたまらなくなる。
サクランボのような唇に唇を重ねる。
弾む息を必死で押さえ込み、彼女を抱え上げベッドまで運んだ。

部屋の照明を落とし、ベッドサイドの灯りのみにする。
大きなダブルベッドの上で野梨子の体はか細く痛々しいほどだった。
なにをしたらいいのかもわからず、魅録は彼女をひたすら抱きしめると
何度も何度も口づけた。
うれしかった。
野梨子に出会ってから恐ろしく長い間、魅録は彼女だけを見つめ続けてきた。
彼女が清四郎のことを好きだと知っていても、想いを打ち消すことはできなかった。
野梨子が清四郎と別れてからも、彼女の心の傷を思い、自分の想いを彼女に
押しつけることはやめようと自重した。
魅録は待っていた。
ただ、ひたすら野梨子の傷が癒え、自分に振り向いてくれることを。

そして今、自分の腕の中に彼女がいる。

夢が覚めないことを祈りながら、魅録は野梨子に口づけを繰り返し抱きしめた。


58 :<暴走愛>第3章(50):2005/05/04(水) 15:19:53
手を動かし、彼女の体に服の上から触れていく。
野梨子の体に触れるたびに魅録は心の底からの感動を覚えた。
服を脱がずとも抱きしめあっているだけでいいと思ったが、
背中のファスナーに手が触れると迷い無くそれを下に降ろした。
ベッドの上に野梨子の体を起こすと、肩からワンピースを滑らせて落とす。
目の前に現れた野梨子の下着姿に魅録は目もくらむ思いがして、思わずうつむいた。

彼女のワンピースを取り去り、床に落とすと小さくコトンと音がした。
野梨子が小さく目を見張ったのに気づき、あわててワンピースを拾うと
服の中から何かが床に転がり落ちた。

手を伸ばして拾うと小花模様のついた小さな黒い手鏡だった。
「可愛いね、これ」
野梨子に手渡し、性急な自分を恥じて息を整える。
「どこで買ったの」
微笑んで振り向いてから、彼女の様子に気づき魅録は驚いた。
小花模様のついた小さな黒い手鏡を野梨子は折れそうなほど力いっぱい握り締めていた。
彼女の両眼から零れ落ちた涙がぼとぼとと鏡を濡らしている。
魅録の驚いた顔に気づき、野梨子は必死で涙を抑えようとした。
食いしばった唇の上に新しい涙が滴り落ちる様子を魅録は呆然と見守っていた。

やっと彼女の涙が落ち着くと、魅録は詫びた。
「野梨子……ごめんな。俺、ちょっと焦りすぎちゃったな」
昂揚した気分はすっかり萎えてしまっている。
首を振る野梨子にそっとワンピースをかぶせた。
「服着て。送ってくよ」
煙草を吸おうと立ち上がった魅録の腕がぐいっと引っ張られた。
「違うんですの、魅録」


59 :<暴走愛>第3章(51):2005/05/04(水) 15:20:50
下着のホックをはずす音がする。
残ったものを足元へと取り去る音がする。
魅録は彼女に背中を向けた。
萎えた気もちが復活しかけ焦る。
「ちょっと待ってよ……」
その背中に向かってベッドの上から静かな声がした。
「いいんですの、魅録。さっきはごめんなさい。私が悪いんですわ」
息を殺して魅録が黙っていると野梨子は更に声をかけてきた。
「魅録。こっちを向いてくださいな」

押し殺した魅録の声が聞こえる。
「野梨子……ほんとにいいの? 俺そっち向いたらもう絶対我慢できないよ」
「わかってますわ」
「無理すんなよ。まだ忘れられないんだろ? 俺のことはいいから。大丈夫だから、
 だから野梨子、服着て……」

自分の腰に白い腕が背中から回されたのに気づき、魅録はぎくりとした。
背中に野梨子の頭がもたれかかっている。
「ありがとう、魅録。大好きですわ。だから……こっちを向いてくださいな」


60 :<暴走愛>第3章(52):2005/05/04(水) 15:21:14
ゆっくりと向き直った魅録の瞳に白い体が映った。
なにも身に着けていない。
なだらかな腰の曲線。
脚のつけねを恥らうように片手で隠し、
もう片腕で覆った柔らかなふくらみにほんのりと紅が灯っている。
魅録は思わず両手を顔に当て、大きく息をついた。
「綺麗だ」
黒い瞳が柔らかに微笑んだ。
「魅録」

二人の唇が熱く触れ合った。
魅録は激しく野梨子の体を抱くと、再び抱え上げベッドまで運ぶ。
男が脱いだシャツが放り投げられると、サイドデスクの上にあった黒い手鏡にぶつかり、
手鏡は小さな音を立てて再び床に落ちた。

続く

61 :名無し草:2005/05/04(水) 16:48:09
>暴走愛
続けて読めて嬉しいです。
結局野梨子は、清四郎が忘れられなかったんですよね。
未来がわかっているだけに、魅録が可哀想すぎて泣けました。
なんでこのままハッピーエンドにならなかったんだよぅ・゚・(ノД`)・゚・。

62 :名無し草:2005/05/04(水) 21:28:09
>暴走愛
続けてのうp、有り難うございます。
相変わらず素敵な文章と描写でうっとり。
魅録の想いと行動が切ないです。手鏡のエピで表された
野梨子の気持も。今後、第1章へとどうつながるのかが気になります。

63 :名無し草:2005/05/05(木) 23:14:01
>暴走愛
結末がわかっているのに魅録・野梨子・清四郎たちの行く末が非常に気になります。
みんなで幸せになって欲しいものです・・・。


64 :名無し草:2005/05/06(金) 04:18:37
GWも終わっちゃったねえ。
でも閑散としてたスレもにぎわいだして何より。

ところで嵐さんのところからいくつか作品が消えてるよね・・・・。
引火編とかどこいっちゃったの?

まあ過去スレみればいいんだけどね


65 :名無し草:2005/05/06(金) 15:31:27
色々あったからねー。特にこの1年近くは。
愛想尽かす人が居ても不思議じゃないでしょ。

確かに、サイトの過去スレ読めばいいんだけどね。
まとめて置いて下さっている嵐さんに感謝。

66 :名無し草:2005/05/06(金) 21:40:49
>>64
けど寂しいね…。
過去スレ探すのも大変だしその作品好きだった人にとっては
無くなっちゃったという事自体が……。
復活してくれるといいんだけど>引火さん

せっかくスレも賑わい出したし、
お茶飲んでマターリしつつ、うPを待ってよう

( --)且~ キョウハサムイカモナー 且~ 且~ 且~ 且~ 且~ 且~

67 :名無し草:2005/05/08(日) 01:21:36

∧_∧   
(´・ω・`) お茶イタダキマス。 
( つ旦O  
       旦旦旦旦旦

しばらく来てなかったんで何があったのかは存じませんが、
私も引火さん大好きでした。
消えてしまったとは残念…。
これからの有閑スレがマターリと盛り上がりますように。

68 :名無し草:2005/05/08(日) 04:56:58
アラ もうこんな時間

( ´∀`)つ且  且且且且  寝る前にイタダキマ-ス

>67タソと同意見。どうかスレがマターリと盛り上がりますように。
作家+住人さんのお帰りを、変わらずにお待ちしております。


69 :名無し草:2005/05/10(火) 02:38:19
こちらに妄想を投下させて頂くのは初めてのこととなります。
中編程度、軽い清四郎×悠理のSSとなる予定。
苦手な方は華麗にスルーしてくださると幸いです。


70 :彼の髪型のそのワケT:2005/05/10(火) 02:47:24
「おー? 清四郎、そっちの方がさわやかでカッコいいじゃん。どーしていつもオールバックにしてんだ?」
午後の体育で水泳の授業でもあったのだろう。
清四郎の髪は、珍しくセットされる前。自然のままの状態で、彼の秀でた額へとこぼれかかっていた。
その姿が珍しいのか、悠理はどこか嬉しそうに清四郎の元へと走った。
(ナニヲイッテルンダコイツハ)
脳天気に言い放たれた言葉にめまいを起こしかける清四郎。
だが、脱力したようにため息を吐くと、彼は悠理の頭をこつんと叩いた。
「まったく、バカだバカだとは思っていましたが、やっぱりバカだったんですね」
「いてーな。何だよいきなり」
思いの外力が入ってしまったのか、彼をふり返った悠理は涙ぐんで頭を押さえていた。
親にしかられた子供のような無邪気なその姿。それに何故か殺意さえも覚えた清四郎は、再び彼女の頭を小突いた。
「本当に、この頭の中には脳ミソが詰まってるんですか? 実は脳じゃなくて胃でも有るんでしょう?」
ごんごんごん。
まるでスイカの密度を調べるかのように悠理の頭を叩く清四郎。
にっこりと微笑んでいるものの、その顔にははっきりと「怒」という文字が浮き出ていた。



71 :彼の髪型のそのワケ U:2005/05/10(火) 02:50:04
悠理は訳が分からないといった風に顔をしかめると、自分を攻撃するその拳を捕まえた。それはそうだ。
格好良いと褒めてやったのに、怒り出す男を何処の誰が想像するだろう。
「やめろよぉ」
混乱しながらもその手首を掴むと、悠理は腕に力を込めた。
ふっ、と力が抜けた清四郎の拳に、もう大丈夫か、と彼女が気を緩めた瞬間。
それ狙ったかのように、彼の手は攻撃の場を悠理の髪に移して来た。
「だから何だってんだよー」
栗色の猫っ毛を引っ張られながら、悠理はぶんぶんと首を振った。
常と違う彼の態度に、悠理は声が本気の拒絶を帯びてくる。
「何でだか、悠理を見ているとむしゃくしゃするんですよ。すみませんね」
清四郎はそう言っていったんを手を引っ込めたものの、再び彼女に手を伸ばしてくる。
その長い指を払いのけようと拳を振り上げる悠理だったが、妙に凄味のある空気を清四郎の背後に感じて動きを止める。
迫力に押されたように、彼女はたじ、と後ろに後ずさった。
滑らかな額に冷や汗が浮かぶ。


「どうしちゃったのよ、清四郎。訳も分からずに責められちゃ、いくら何でも悠理が可哀想よー」
段々とエスカレートしてきた清四郎の怒りに、見かねた可憐が慌てて緩衝剤の役割を果たしに、二人の間へと入った。
「か、可憐ー! こいつ何だかわかんないけど怖いんだよ」
正義感に駆られて二人の間に割って入った可憐。
だが、清四郎の鋭い視線にみるみる勇気が奪われていく。
ぞくりと背筋に震えが走った。
清四郎の後ろに大蛇が見えた気がするのは気のせいでは無いかもしれない。
一目散に逃げ去ってしまいたい気に駆られる。
けれど、命綱を掴むかのようにしっかりと自分の腕を掴む悠理の姿に、震える足をその場に留まらせた。
これが姉御肌と呼ばれる原因なのかもしれない、と可憐は頭の片隅で思った。
どんなに恐ろしかろうと、友人の手を振り払うことができない。
体が拒絶する。


72 :彼の髪型のそのワケ V:2005/05/10(火) 02:51:12
可憐の後ろに隠れた悠理をしばらくにらみ付けていた清四郎だったが、やがて彼は諦めたように拳の緊張を解いた。
「はあっ……もう良いですよ」
吐き捨てるようにそうつぶやくと、彼は悠理に背を向けた。
いつの間にか静まりかえってしまった生徒会室を横切ると、清四郎はテーブルへと足を進めた。


「あー、怖かった。ちょっと悠理! あんた清四郎に何したのよ」
首が繋がっているのを確かめるようにさわると、可憐は悠理に向き直った。
「んなの、わかるかっ!野梨子だって聞いてたろ? 褒めこそすれ、あたい何も悪いこと言ってないぞ!!!」
あまりの迫力に涙ぐんでしまった悠理は、拳を握りしめながらもうひとりの友人に同意を求めた。
「確かに、私も話を聞いていましたけど、悠理は悪くないと思いますわ」
「でも……ねぇ。あれって結構本気で怒ってたと思わない? 目がマジだったわよぉ。殺されるかと思っちゃった〜」
あー恐ろしい、と腕を強く擦る可憐。
その肩に、同情するように野梨子が手を置いた。
「かなり怒ってましたわね、清四郎。――悠理、本当に何も思い当たることありませんの?」
「えー? そんなのわかんないよぉー。あいつ昨日まで別に普通だったろ? それから今まであたいら会わなかったんだぞ。なんで急に不機嫌になったんだぁ?」
悠理は大きく首を傾げる。
「ですけど、清四郎が理由もなく声を荒げるなんてこと、ありませんわ」
悠理の言葉に納得がいかないように、幼なじみである少女は答えた。
どんなに考えても答えが出てこない難問に、三人は頭をつき合わせて唸った。


73 :彼の髪型のそのワケ W:2005/05/10(火) 02:58:55
指定席に座って経済新聞を開くその顔には、心なしかふてくされたような色が残っていた。
濡れていた前髪が乾いてさらさらと音を立てる。
煩わしそうに、目に落ちかかってくる髪をかき上げた清四郎。
だがその腕は、何かを思い出したかのようにゆっくりと止まった。
株価情報を追っていたはずの漆黒の瞳が、徐々に焦点を失う。
そこにはいつしか、過去を思い出すかのようなぼんやりとした光が宿っていた。


中途半端なところですみません、続きます。

74 :名無し草:2005/05/10(火) 20:32:08
せめて、なんで怒ってンのかくらいは分かるところまで書いてくれよ〜

75 :名無し草:2005/05/10(火) 20:41:50
>72
なぜ怒ったか、全然わからないです。
引き込まれました!


可憐の姉御肌なところ、悠理の無邪気なところが
よくでていて、雰囲気いいですね〜。

今後の清四郎と、他メンバーの描写に
期待してますよ〜。

がんばれ!

76 :名無し草:2005/05/10(火) 21:46:04
>彼の髪型のそのワケ

初投稿乙&新作UP嬉しいですー。ありがとうございます!
丁寧で整った文章と内容に、すっと入り込めました。
大蛇を背にしたような清四郎、確かに怖い(w

清四郎の苛々のワケや、今後の展開が楽しみです。
頑張って下さいね。

77 :名無し草:2005/05/10(火) 22:19:03
>彼の髪型のそのワケ
何気ない悠理の台詞に殺意さえ抱く清四郎に、ウケてしまいました。
虐め方があまりにも小学生っぽくて、清四郎かわいい〜て感じ。
可憐の姐御っぷりと、清四郎の不機嫌オーラ対決も面白い!
次回以降に明らかにされる「ワケ」を楽しみにしています。

78 :彼の髪型のそのワケ X:2005/05/13(金) 02:30:25
>>73

「ん? 清四郎まだ残ってたんだ。今日は野梨子一緒じゃないのか?」
「ああ、野梨子は先に帰りましたよ。今日は日舞の稽古日ですから」

放課後の教室は、夕日が差し込んでいる所為かどこかもの寂しい雰囲気に包まれていた。
あと一週間で中等部の卒業式、という時期がそうさせていたのかもしれない。
大部分がそのまま高等部へと進学する、エスカレーター式が売りの聖プレジデント学園においても、それは例外ではなかった。
高等部は初等部、中等部よりも外部入学者の受け入れ枠が多いため、クラス数も従来の3クラスから5クラス制へと変化するのだ。
穏やかな日常の中にも新しい風が吹いてくることを、生徒達は敏感に感じ取っていた。
そして3年間、彼らを育み見守っていた校舎も、その思いに共鳴してか哀愁を漂わす。

「ふーん」
清四郎との話に興味を失ったように、悠理は机の上に座って足をぶらぶらと揺らした。
気まぐれな猫がしっぽを振っているようなその姿に、清四郎の唇に彼自身でさえも気づかないほどの微笑みがうっすらと浮かぶ。
「もうそろそろ6時ですか。……悠理は今まで部活だったんですか?」
「うん。中等部に入学した頃は、珍しくってついいろんな部に入っちゃったんだけどさあ。――うちって坊ちゃん嬢ちゃん学校だから、どの部も弱くって。ほんと、面白くないんだよなぁ」
ふてくされたような音色を持つその言葉に、清四郎は苦笑した。
「悠理ほどの運動神経の持ち主は、スポーツ専門校にもなかなかいませんよ。だいたい、並の成人男性にも負けないほどの体力と筋力の持ち主じゃないですか、悠理は。それと比べられたら他の生徒達も可哀想ですよ」
「そぉかあ?」
眉を顰めて考え込んでいる悠理に、清四郎は口を大きく開けて笑った。
「そうですよ」
実際、彼女が本気でやれば中学生記録なんてすぐに塗り替えられてしまうだろう。
その天性とも言えるカンと肉体で、個人競技はもちろん団体競技もそつなくこなす。
幼稚舎の時とは違って、さすがに今は自分に敵わないだろうが、腕っぷしの強さも相当なものだ。
(女子プロレスなんか、案外いいのかもしれませんね)
本当に女にしておくには惜しい位の身体能力だ。というより、染色体の異常としか思えないほどの体力と筋力は全くもって感嘆に値する。


79 :彼の髪型のそのワケ X:2005/05/13(金) 02:34:17

「なーんかその前髪うざってーなあ。見えにくくないか?そんなに目にかかってて」
くしゃり、と前髪をかきあげられた格好となった清四郎は、おどろいて目を少し見開いた。
清四郎が己の思考に浸っている間、いつの間に机から降りたのだろう。
息が吹きかかるほど近くに己を見上げる悠理を見つけて、彼の心臓は奇妙な音を立てた。
額に触れる、意外なほどに細く白い指。
それがやけどしそうなほどに熱く感じて、思わず首をすくめる。

「まあ、いかにも良いとこの坊ちゃんですってかんじで、おまえらしいといえばおまえらしいけど」
彼のとまどいに全く気づくことなく、彼女は髪をかき混ぜ続けた。
続けて、ゆっくりとバラバラになった髪を手櫛で整える。
あたたかな手のぬくもりに、清四郎の唇はその動きを拒絶する言葉を失った。
「あぁっ!そういえば家の兄ちゃんも同じような髪型だー」
驚いたように声を大きくした悠理は、何がそんなにおかしいのか心底嬉しそうに笑った。
太陽もそろそろ沈むというのに、目の前が何故か眩しく感じられて、清四郎は僅かに瞳を細める。
「それを言うならば僕よりも悠理のほうがよっぽど良いところのお嬢さんじゃないですか」
頬が、熱くなる。
自分が自分でなってしまうような気がする。
ふしぎに高鳴る胸の鼓動が理解できずに、彼はことさらポーカーフェイスを装った。
気まぐれに染まった頬は、赤い夕日が隠してくれるだろう。
茜色に浸食されゆく頭の片隅で考えると、清四郎はこっそりと安堵のため息をついた。
「んー。そう言うんじゃ無くって……」
そんな彼の様子に、悠理は幸いにも気づかなかったようだ。
適当な言葉が見つからないのように、眉間にしわを寄せている。
その中性的な美貌は、眉を顰めた姿さえ美しいと謳われた西施と同様。
一瞬にして、人を惹きつける魅力を持っていた。


80 :彼の髪型のそのワケ Y:2005/05/13(金) 02:39:56

彼女に見とれていたことに気づいた清四郎は、慌てて視線をそらした。
先程から、いつになく調子を乱されている自分の姿に、とまどいを禁じ得ない。
だが、ひとかけらの動揺も見透かせないほど、完璧に冷静な声を装って話題をそらす。
「そういえば、忘れ物でもしたんですか?」
「あーそうそう。魅録に貸してたビデオが今朝帰ってきたんだけど、ついロッカーに忘れちゃったんだよなぁ」
そういって、悠理は教室の後ろを指さした。
ふり返ってみなくても、彼女が自分のロッカーを示していることが分かる。
「今朝、魅録が来てたんですか?しかし相変わらずというか、いつもの事というか、本当に悠理は忘れ物が多いですね」
「うるせーやい」
小言めいた清四郎の言葉に、悠理は笑って答えた。
その笑顔に清四郎はおや、と思う。
いつもだったら、もっとイヤそうな顔をするものだが……。
「ずいぶんと機嫌がいいんですね」
清四郎の口からするりと疑問が滑り出た。
その言葉に驚いたように、悠理の瞳が丸くなる。
少し色素の薄い瞳が、清四郎の姿をまじまじと見つめた。
「わっかるー?」
でへへへ、と急に相好を崩した悠理の姿に、清四郎の足が無意識に半歩後ずさる。
長いようで短いつきあいの仲でも、これほど締まりのない顔をした悠理の姿を見るのは初めてだった。
平素はどちらかと鋭利な雰囲気を漂わす悠理。
その少女に普段と違うこんな顔をさせるのは、魅録の存在なのだろうか。


81 :彼の髪型のそのワケ Z:2005/05/13(金) 02:42:43
二人はつき合っているのかもしれない。
そう考えた途端、清四郎の胃は重くなった。
胃の痛みと同時に襲ってきた、焼け付くような焦燥感に駆られて、清四郎は口を開いた。
「やっぱり魅録とつ……」
「じゃっじゃじゃーん!シュワちゃんの直筆サイン付き、等身大ポスターだじょ!!!」
思ったよりも切羽詰まったような声になってしまった彼の疑問に、明るい声が被さった。
目の前に広げられたバカでかいポスター。
そこに、ハリウッドスターのにやけきった顔を見つけ、清四郎の肩はがっくりと落ちた。
緊張していただけに、眩暈を覚えるほどに体の力が抜ける。
魅録に頼み込んで手に入れたとか何とか、弾んだ声が聞こえたが、脱力しきった彼の頭には、その声は音としてしか認識されなかった。
「ああ……っ!ターミネーターのシュワちゃん、最高にカッコ良かったなぁ」
だが、その艶を帯びた声に、清四郎の顔は再び上がった。
うっとりと瞳を閉じて語る悠理の姿に、清四郎の眉が驚きに跳ね上がる。
犬だ猿だと思っていた悠理が、こんな女らしい表情を見せるとは……。
頬を上気させた姿は、彼女を知らぬ人が見たら恋に胸を震わせる美少女の姿にしか見えないだろう。
いつも冷静な彼がそう思うほど。
胸の前で手を握りしめて、長い睫を震わせている姿は一枚の絵画のように様になっていた。

(いくら元が良くても、せいぜい"美少年"にしか成り得ないと思っていたが……)

清四郎は、自分がバカみたいに口を開けていることを自覚した。
だが分かっていながらも、あまりの驚きに口を閉じることが出来なかった。
清四郎にとって、それは信じることが出来ないくらい驚きの発見だったのだ。
悠理に、恋する乙女の影を見るなんて。
美童が実は女だった、と言う話の方がまだ信じられそうな気さえする。
くらくらする頭を紛らわせるように、清四郎はゴホ、と咳をした。
必死にそれまでの会話を思い返す。
あまりの驚きにすっかり忘れてしまっていたが、確か悠里の好きな映画の話をしていたような気がする。



82 :彼の髪型のそのワケ [:2005/05/13(金) 02:45:12
「ターミネータ、でしたか。……そう言えばそんな映画が人気でしたね」
「なにーっ!? おまえ、もしかしてまだ見たこと無いのか?」
目玉がこぼれ落ちそうなほど見開いて、彼女は清四郎を凝視する。
その視線に何故か少し居心地の悪いものを感じながら、清四郎は冷静に答えた。
「あまりそう言う映画に興味がありませんから」
「おーまーえーなあっ。勉強ばっかりしてないで、たまにはこういうのも見ろよ。すっごい面白いんだからなー?」
「悠理もそういう映画ばっかり見ていないで、たまには勉強したらどうなんですか?せっかくアメリカの映画なんですし、これを機会にリスニング能力でも磨い方が良いですよ。また英語、赤点だったんでしょう?」
呆れたように放たれた言葉の羅列に、悠理はうぐっ、と言葉を詰まらせた。
図星だったのだろう。苦虫をかみつぶしたような顔になる。
「しかし、ああいう男性がタイプだとは知りませんでしたな」
肩をすくめて素っ気なく言う。
彼女の好みがどうであろうと、清四郎には全く関係ない。
なんだか胃の辺りがムカムカするのは、昼に食べた弁当が傷んでいた所為だろう。
後から胃薬でも飲もう。いや、漢方の方がいいか?
胃の辺りをさすりつつ、清四郎は考えた。
「エへへっ……」
悠理は照れたように笑うと、清四郎の質問には答えずに、ロッカーから紙袋を取り出した。
おそらく、忘れたというターミネーターのビデオだろう。
「やるよ」
突然突き出された手に、清四郎は戸惑う。
「別に良いですよ」
「やるってば!」
「すっげーかっこいいんだからな」
軽い押し問答の末、悠理は彼の腕の中にビデオを押し込んだ。
その姿を満足したように見ると、再び机の上へ腰を下ろす。


83 :彼の髪型のそのワケ \:2005/05/13(金) 02:55:47
一方、押し切られる形になった清四郎は、困ったように渡された紙袋を弄んだ。
するとも無しに、悠理の顔を見る。
だが、清四郎の視線はそのまま、蜘蛛の糸に捕らえられたかのように動かなくなる。
脈拍が、急激に上昇する。
彼女の頬が赤いのは窓に顔を向けているからだろうか。
それとも、お気に入りの映画スターを思って胸をときめかせているため?
どちらにせよ。
その姿は今まで思っても見なかったほど、彼に異性を感じさせた。

差し込む紅い夕日。
ぶらぶらと揺れる白い足。
伸びる黒い影。
すべての光景が色彩と混ざり合い、清四郎の視界を奪う。
何故か一瞬、時が止まったかのような錯覚を覚えて、清四郎は息を飲んだ。

次の瞬間。
清四郎の心の奥深くに隠されていたドアが、まばゆい光を伴いながらゆっくりと開いた。
そこから解放されたように、様々な映像が飛び出る。
笑った顔。怒った顔。泣きそうな顔。嬉しそうな顔。
くるくると変わる表情の少女。
幼い顔も、成長段階の姿もある。
異なる時間、場所。
それにもかかわらず。
清四郎の心のアルバムにある写真は、すべてひとりの少女を写していた。

春も夏も秋も冬も。
清四郎の胸に詰まっていた少女は。
全部、悠理だった。


84 :彼の髪型のそのワケ ]:2005/05/13(金) 02:58:17
(ああ)

どうしてこんなにも悠理が気になるのか。
無意識のうちに頭の隅に追いやっていた疑問を、清四郎はついに自覚した。

(僕は、悠理のことが……)

意識した途端。
それは、確かな形となって清四郎の胸へと収まった。
暖かい羽が胸一杯に詰まったように、ふわふわしてくすぐったい。
だがそれは決して不快な感覚ではなかった。

(スキ、だったんですね……)





≪続く≫


85 :名無し草:2005/05/13(金) 20:53:07
続き、キテター!!
恋に気付く瞬間の描写が繊細で素晴らしいです。
純愛モードの清四郎の可愛らしさに惚れ惚れします。
さらなる続きを待ちわびてますね。

86 :名無し草:2005/05/13(金) 22:25:08
>彼の髪型のそのワケ
二人のやり取りや、清四郎の心の動きの描写が丁寧で、惹きこまれました。
天真爛漫で、色々な面を見せる悠理が魅力的で。
清四郎が自分の気持ちに気付く時などの、詩的な表現もとても好きです。
続き、楽しみにお待ちしています。

87 :名無し草:2005/05/13(金) 23:37:44
もう最高です!清四郎がかっこよすぎてドキドキしっぱなしです!!!
早く、早く続きを!!!!待ちきれませ〜〜〜ん!!!!

88 :名無し草:2005/05/17(火) 21:05:18
☆湯


89 :名無し草:2005/05/19(木) 20:45:09
保守

90 :名無し草:2005/05/23(月) 02:16:40
今まとめて一気に読ませていただきました。二人とも可愛くて面白かったです。
続き、ぜひぜひヨロ。待ってます。

91 :彼の髪型のそのワケ 11:2005/05/24(火) 02:32:18
>>84
自分の気持ちに気づいたあの放課後。
それは、清四郎にとって生涯忘れられない時間となった。
繰り返し浮かぶ紅い残像は、いつまで経っても清四郎の頭にとりついて、離れることを知らない。
入学式の朝、いつもの髪型に整えようとしたブラシを止めさせたのは一体誰だと思うのか。
ムービースターの顔を思い浮かべ、自分でもどうにかしている、と思いながら前髪を上げた。
自分にもこんな可愛らしいところがあったのかと嘲笑いながら。
(似合う、と言ったことも忘れているんでしょうね、この分じゃ)
過去をふり返っていた清四郎は、不機嫌そうに唇を引き結んだ。
目を通してはいるものの、株式情報など全く頭に入ってこない。
意味を成さない数字の羅列に、苛立たしげにため息をつくと、彼は新聞紙を折りたたんだ。
何に対してそんなに腹を立てているのか、自分でもよく理解できない。
彼にとっては忘れられないような出来事も、彼女にとっては日常の一コマに過ぎなかったと言うこと。
それが悔しいのだろうか。
清四郎はその可能性に考えつくと、諦めたように瞳を閉じた。
深く考えるまでもない。
自分の性質は自分がよくわかっている。
(やっぱり、それしか考えられませんね)
渋々ながらも事実を認めた途端。
にわかに、清四郎の心に苦い後悔が沸き上がってきた。

92 :彼の髪型のそのワケ 12:2005/05/24(火) 02:34:46
理不尽な怒りをぶつけてしまった。
自分のしたことは、悠理にとって見れば身勝手な八つ当たりに過ぎないだろう。
清四郎は次々と襲ってくる自責の念に、奥歯を噛み鳴らした。
一方的に怒りをぶつけてしまった事ははっきりとしている。
悪いことだと言うことも。
だが、痛いほどそれを自覚しながら、割り切れないような気持ちを感じた。
自分一人、悠理の一挙一動に翻弄されているようで、人一倍プライドを持ち合わせていると自負する彼には耐えきれなかったのだ。
自分でもやっかいな感情だと思う。
謝らなくてはならないと分かっていても、素直でない彼は、自分の非を認めることが出来なかった。
それに、謝るにしてもなんと言えばいいのか。
いつもは弁舌鮮やかな清四郎も、今回ばかりは謝罪の言葉を見つけることが出来なかった。
考え込んだ眉間に皺が寄る。
(気づいて貰えなくて寂しかったのだ、とでも?)
清四郎はその軟弱な考えを、即座に笑い飛ばした。
知らぬ間に、ため息がこぼれる。
まるで、出口の見えない迷路に入り込んでしまったような気がした、その時。
思いがけず、和平の証であるオリーブの枝が彼の元に差し出された。
清四郎にとって幸いな事に、永遠に続くかと思われた迷宮の突破口が見つかったのだ。

袖を引っ張られる感覚に顔を上げると、気まずそうに下を向いた悠理と目があう。
しばらくの間、落ち着かなさそうに視線を彷徨わせた悠理だったが、弱々しく口を開く。
「あの……何だかわかんないけど。ごめんな、なんか」
「……ま、悠理の頭が悪いのは今に始まった事じゃ有りませんでしたからね。こちらも少しやりすぎたとは思っていましたよ」
一瞬のうちに、彼は悔恨の気持ちを、見事なまでの皮肉に押し隠した。
全く悪びれる様子のない言葉に、我ながらよくやる、と嘲りながら、清四郎はくしゃり、と目の前にある頭をかき混ぜる。
つややかな、栗色の髪。
自由奔放な彼女と同様、あちこちに飛び跳ねる短い髪が、彼は好きだった。

93 :彼の髪型のそのワケ 13:2005/05/24(火) 02:36:53
やわらかな髪が手を滑る感触が思いのほか心地良く、清四郎はしばらくその髪を弄ぶ。
シャンプーの香りだろうか。
やわらかなフローラルの芳香に、固まっていた心がゆっくりとほどけていくような気がした。
その心を敏感に感じ取ったように、俯いていた悠理の顔が徐々に上がる。
「ヘヘヘ……」
安心したような笑顔を零した少女の姿に、清四郎は彼らの友好協定が成立したことを知った。
だが、何となくその場から立ち去りがたいものを感じて、そのまま髪をなで続ける。
まるで、いつかの光景と反対だ。
そう苦笑しながらも、清四郎の黒い瞳には、いつしか慈しむようにやわらかな光が宿っていた。

「どーみても、やっぱりあれってご主人様とペットよね」
「たしかに、犬の頭を撫でてやってるようにしか見えませんわ」
「そのうち"お手"とか言い出したりして」
「まさか……。冗談が過ぎますわよ、可憐」

ふたりの様子を伺っていたのだろう。
こそこそと後ろで聞こえる声さえも、今の清四郎には雑音にしか聞こえなかった。

昔から好きなものは最後に取っておくたちだった。
お弁当のおかずにクリスマスのプレゼント。そしてクリームソーダのさくらんぼ。
つやつやと輝く赤い実に幼い心を弾ませた、あのころ。
楽しみに待つ時間が、喜びを大きくしてくれるような気がしていた。
それから、今まで。姉、和子のように、清四郎から戯れにさくらんぼを奪ったりする、命知らずな輩はいなかった。
そのことに安心しすぎていたのかもしれない。
あれから3年。
幼稚舎の頃から数えると、足かけ15年にも上る恋に、清四郎は苦笑した。

94 :彼の髪型のそのワケ 14:2005/05/24(火) 02:37:56
恋を知らない悠理の成長を、保護者のようにゆっくりと見守ってきた。
まったく自分の気持ちを匂わせないまま。
他の人間にも発覚しないよう、細心の注意を払って。
時々、気持ちを洗いざらいぶちまけたい欲求に駆られることがあったものの。
時の経過など知らぬように無邪気に笑う悠理に、まだ早い、と自分の心を制してきた。
だがそれもすべて言い訳だったのかもしれない。
清四郎は考えた。
今の関係が心地良すぎるから。
有閑倶楽部という距離が。
そして気のおけない友人という位置が。
無意識のうちに、壊したくないという心理が働いたのか。
(何て言うことだ)
自分の心を冷静に診断した結果に、清四郎は腹の中で声を上げて笑った。
臆病風に吹かれていたとは。
自分はそんな感情とは無縁だとばかり思っていただけに。清四郎は、後頭部を金槌で殴られたかのようなショックを感じた。

あまりに長く待ちすぎたのだろう。
最近は、感覚が麻痺するように、そのことに慣れてきてしまった。
このままではいつまで経っても彼らの関係は変わること無いだろう。
決して男女の仲へと発展しない、仲の良い友人。
その位置に甘んじたまま、いつしか鳶に油揚げを攫われてしまうような羽目に陥ってしまうのか。
清四郎の頭の中で、油揚げのかぶり物をした悠理が、鳶に美味しく頂かれている姿が浮かび上がった。
自分の想像に、清四郎のこめかみが引きつる。
耐えられるか、否。
問うまでもなく分かっていた答えに、彼の心は決まった。

この肌も、くちびるも。
髪の毛一本だって他の男にくれてやるつもりはない。

清四郎の腕に、筋肉が浮かび上がった。
飼い慣らされた野生の豹のように、撫でられるままになっている悠理。
その安心しきった姿に、独占欲とも所有欲とも言える感情が沸き上がる。

95 :彼の髪型のそのワケ 15:2005/05/24(火) 02:40:34
「悠理」
清四郎はそんな感情を微塵も疑わせない、すがすがしいまでの笑みを浮かべた。
その笑顔に、悠理はなんの疑いもなく無邪気な微笑みを返す。
「ん?」
子供のような笑顔に、清四郎の笑みが深まる。
黒い瞳に楽しそうな光が踊る。
「幼稚舎の時も、中等部の時も。僕のことを変えたのは悠理なんですよ」
悠理の頭の上にあった手が、その言葉と共に後頭部へと回される。
「だから……その責任、しっかり取ってくださいね」
そう宣言すると、清四郎はうっとりするほど鮮やかに微笑んだ。
腕に力が入る。
引き寄せられる、顔。
重なり合う影。
触れ合う、くちびる。


一秒、二秒、三秒、四秒……――――。



96 :彼の髪型のそのワケ 16:2005/05/24(火) 02:41:14
「うっぎゃーーーーーー!!!」

胸を力一杯突き飛ばされる。
尻尾を思いっきり踏んづけられた猫のような悲鳴を聞きながら、清四郎は悪戯っぽく笑った。
その笑みは、どこか悪戯が成功した悪ガキのようでもあり、無邪気な少年のようでもあった。

「キャーーーーッ!?」
「うっそーーー!!!」

後ろで立て続けに上がった悲鳴にも関わらず、わめく悠理を抱きしめる。
水に溺れた猫のようにもがく悠理を押さえつけながら、清四郎の気分はかつて無いほどに高揚していた。
心の底から、ふつふつと笑いがこみ上がってくる。
窓の外の新緑が眩しい。
このまま、悠理を攫ってどこか遠くへ行ってしまおうか。
腕の中のぬくもりに、常になく向こう見ずな気持ちになった。
でも、それも良いかもしれない。
だって。
夏がやってくる。
暑い、夏が。
彼らの関係が変わるのに相応しいほど。
熱い、夏が。



≪終≫


97 :名無し草:2005/05/24(火) 02:47:49
感想を下さった方々。
本当に有難うございました。

98 :名無し草:2005/05/24(火) 15:20:03
爽やかな読後感でした。
2人の暑い夏も覗いてみたいです。

99 :名無し草:2005/05/24(火) 16:53:31
>彼の髪型のそのワケ
UP,有難うございます!
清四郎の行動や考え方が、如何にも彼らしくて萌えましたー。
自分の想像で、こめかみを引きつらせるところが特にイイw
小憎らしい告白の仕方と、ラスト4行が、とってもいいなぁと思いました。
ステキなお話、有難うございました。

100 :名無し草:2005/05/25(水) 02:09:10
すごく面白かったです。続編読みたいな〜。
今度は悠理が自分の気持ちに気づいてゆく(素直になれないけどねw)ところなど、ぜひ。

101 :名無し草:2005/05/27(金) 20:42:44
探しにくい age

102 :名無し草:2005/05/29(日) 21:00:44
短編、というよりも小ネタうpします。
女性陣それぞれの独白で、悠→魅、可→美、野→清です。
お嫌いな方、スルーお願いします。


103 :Mermaid *YURI*:2005/05/29(日) 21:01:33
くやしい事に、どう考えてもあたいの一目惚れなんだ。
中学んときケンカではち合わせて、初めて「オトコ」だと思ったんだ。
あたいじゃかなわない。
同時にあたいは「オンナ」だって知らされたんだ。

「悠理・・・・・・おまえさん、警察学校へいくってマジかよ。 」
「そうだよ。」
「何でまた・・・。」
「決まってんじゃん。魅録がいくからだよ。」

一緒にいたい。大好きだから。

「ま、いーけど。」

おい、それってどーでもいーってことかよ!?

父ちゃんと母ちゃんは、あたいにフツーのお嬢さんみたく温室で育ってほしいみたいだ。
剣菱という世界で。
閉鎖された海のようにあたいにやさしい世界で。
でも、あたいはソコから出て行く。
別の世界の王子様を追いかけてったマーメイドみたいに。
あたいも魅録を追いかけていく。

結末は決まってる。ディズニーみたいなハッピーエンドだ。



104 :Mermaid *KAREN*:2005/05/29(日) 21:02:16
悔しいことに、きっと、ずっと、恋してたんだと思う。あたしとしたことが。
中学のときペンパルになって写真交換して、初めて「王子様」っているんだって思ったの。
あたしの理想。
同時にあたしはもっと女を磨かなきゃって知ったのよ。

「可憐ってさ・・・・・・いい女だよね。」
「そうかしら?」
「何でだろ・・・。」
「決まってるじゃない。王子様のためよ。」

絶対に、夢中にさせてやるわ。

「ま、いーけどさ。」

よくないわよ!あんたはエセフェミニストなの!?

ママはあたしに、特別どうなって欲しいとか言わない。
あたしはあたしらしく、生きていけばいいって思ってくれてる。
あたしのまま。あたしらしく自然なままで。
でも、あたしはもっと魅力的になる。
手ごわい王子様を海に引き込むセイレーンのように、って、ちょっと違ったかしら。
まあいいわ。とにかくあたしは、魅惑的に歌い続けるわ。

結末は決まってる。あたしの海で愛し合うの。



105 :Mermaid *NORIKO*:2005/05/29(日) 21:02:53
口惜しいけれど、しいて言えば必然だったのですわ。
生まれたときから一緒にいた、「最高の人」。初めからずっとそう思ってましたわ。
愛さずには、いられなかった。
同時に、わたくしの立場も決まってしまいましたのね。

「野梨子・・・・・・幸せになるんですよ。」
「そう・・・ですわね。」
「何でそう投げやりなんですか。」
「決まってますでしょう。わたくしは・・・。」

ずっと、あなたが好きでしたのよ。

「まあ、いいですけどね。」

あなたはいつもそう。今だって、いつかわかる、とでも言いたそうですわね。

父様も母様も、わたくしの幸せを心から願って下さる。
愛した男性と共に。
そして願わくば、婿を取り白鹿の跡継ぎに。
でも、清四郎は看護婦の女性と結婚する。
必死でそばにいたのに気づいてもらえなかった人魚姫のように。
わたくしも、肝心なことは伝えられない。

結末はきまってましたの。わたくしは泡沫(うたかた)の戀姫。



106 :Mermaid 作者です:2005/05/29(日) 21:05:54
終わりです。

ネタバレが嫌であえて片思いか失恋かは書かなかったのですが、
そのことで不快になった方、本当に申し訳ありません。

ありがとうございました。

107 :名無し草:2005/05/30(月) 00:16:56
>Mermaid
なんだか切なげでしっとりしていて素敵ですね。
個人的には清四郎が結婚する看護婦がどんな人か気になりますw

108 :名無し草:2005/05/30(月) 02:27:23
短編投下します。
メインは魅録×悠理。ほんのり清四郎×野梨子なのでお嫌な方はスルーしてください。

109 :tenderly 1:2005/05/30(月) 02:28:15

悠理が、望遠鏡の形をした玩具を一心不乱に覗き込んでいる。
好奇心に満ちた表情は、さっきまで大泣きしてた奴とは思えない。
「ほんと綺麗だなー。何でこんな風になるんだ?」
「これだと……中に何枚かを筒の形に貼り合わせた鏡と……あと先端にいろんなものが入ってて、その組み合わせや光の反射の仕方で模様が変わるんだよ」
俺はパソコンを立ち上げ、インターネットの関連HPからの知識で悠理の疑問に答えた。
こうして見ると、すごい種類と歴史があるんだな。
「いろんなものって?」
「ステンドグラスにビーズ、色のついた紙とかおはじき……へえ、こんなのも使えるんだ」
画面を開いていくうちに、ふとあるページに興味を惹かれた。

俺の部屋でのいつもと変わらない光景。
悠理が見ているのは、昔、俺がオフクロにもらった万華鏡だ。
改めて見ると結構な代物にも関わらず、「欲しいんならあげるわよ」とあっさりくれるところがあの人らしいんだが。


110 :tenderly 2:2005/05/30(月) 02:29:46

秋晴れの空が眩しい、日曜日の午後。
俺たち5人は風邪で寝込んだ野梨子を見舞うため、彼女の家に集まっていた。

まだ床についてはいたが、熱も下がり、もう大丈夫だという野梨子も交えて部屋で話していた時、悠理が棚に飾ってあったそれを見つけた。
ワイングラスの足みたいなスタンドが付いた、白い小さな万華鏡。こんな形は珍しい。
すかさず清四郎が万華鏡についての薀蓄を傾け出したが、どうやって見つけたの?という可憐の問いに、野梨子が動揺した様子を見せた。
それに気付いた(俺と清四郎以外の)三人がひとしきり騒ぎたてる。

「わかった。プレゼントでしょ」
可憐が意味深に微笑む。ちゃあんとわかってるわよ、と言ってるように感じたのは気のせいか。
だが暫くたってから、
「……ええ」
微かに頬を染めて頷いた野梨子は、何を思ったんだろう。
今までにないくらい柔らかい表情で、とても嬉しそうだった。

驚いた俺は、とっさに彼女の幼馴染みを見る。
その表情は一見普段と変わりないようだったが、野梨子に向けられたその眼差しは、皮肉めいたからかいまじりでも、保護者然としたものでもない、優しい色を浮かべていた。


111 :tenderly 3:2005/05/30(月) 02:31:39

俺の視線に気付いた清四郎が、悪戯っぽい笑みを向ける。

(なるほどな)

俺が微笑ましくもどこか羨ましいような気持ちで、二人を見ていたその時、可憐の叫び声が耳を突き刺した。
まさかと思いながら目をやると、悠理と可憐が野梨子の万華鏡を手に、独り占めするな、そうじゃないわよと声高に揉めていた。
二人の剣幕に怯えながらも、美童がとりなしに入っている。
何やってるんだよ、馬鹿!弁償すればいいって物じゃないんだぞ。

(監督不行き届きですよ)

そう言わんばかりの冷たい視線を背中に感じながら、慌てて悠理をたしなめる。美童があれを元の場所に片付けるまで、生きた心地もしなかった。


                **********


その後俺は、まだどこかふてくされた様子の悠理と一緒に自分の家に向かっていた。
初めて会った頃から相当長い年月が経っているのに、こういうところはちっとも変わっていない。

さっきの清四郎と野梨子の表情が、目の奥に鮮やかに焼き付いている。
幼馴染みと親友。
その違いはあっても、似たような過程を経て付き合うようになったんだろうに、俺とこいつはどうしてこうなのか。

なおも自分の言い分を訴える悠理を、しょうがねーなぁと思いながらも、
どうにかなだめていたが、よほど虫の居所が悪かったのか、悠理は何だか俺にまでからんできた。
俺がさっき、頭ごなしにあたいが悪いと決めつけてた、いつもはそんなんじゃないだろ、とか。
妙にしつこく言い募る悠理に、軽い苛立ちを覚える。


112 :tenderly 4:2005/05/30(月) 02:32:32

(そりゃ俺は、清四郎みたいにお前を上手く扱えないけどな)

自棄気味に呟いたのがよけいに悪かったらしい。しまいには悠理は、あたいのことなんかそんなに好きじゃないんだ、と言い出した。
何でそうなるんだ。俺もさすがに頭に来て、
「そう思いたければ、思ってればいいだろう。好きにしろよ」
売り言葉に買い言葉だったが、突き放した格好になった。
苛立たしげに俺を呼ぶ声には構わず、踵を返す。

暫しの沈黙の後、背後から俺を罵倒する声が聞こえた。
通行人の視線を痛いほど感じながらもそのまま歩き続けたが、次の瞬間、顔から火が出るかと思った。

悠理がごめんなさい、と謝っただけなら、事はもっと穏便に済んでいたかもしれない。
だけど、あたいは魅録が好きなのに、何でそんなこと言うんだよ、などと道のど真ん中で大声で言われた日には。
別の意味でも、そのままほっとくわけにいかないだろうが!

有無を言わさず家へ連れて帰り、まずはこいつの好きなCDと、オフクロから貰ったオーストリア土産のチョコレートを出す。
さらに改造も加えたラジコンの最新作でも見せようと押入れや部屋の中を探していたら、出てきたのがこれだったというわけだ。


113 :tenderly 5:2005/05/30(月) 02:33:24

気が付くと窓の外はすっかり暗くなっていた。部屋の電気は点いていたが、カーテンを閉めるため席を立った。
そのまま床に座り、近くにあった手鏡を玩ぶと、反射して生まれた光が手の動きに合わせて天井を動く。
悠理は俺から見てちょうど向かい側にあたる位置に座り、光の当て方を変えながら、飽きる様子もなく万華鏡を覗いていた。
――少しだけ鏡の角度を変える。

「何だよ。人が見てんのに」
顔に当てられる光を手で遮りながら悠理が抗議する。それには構わず切り出した。

「そんなに気に入ったんならやろうか」
「え。だってこれ、魅録がもらったもんだろ。悪いからいいよ」
珍しくも遠慮する悠理に対して、たたみかけるように言う。
「いいって。俺がお前にやりたいんだから」
悠理は俺の顔をじっと見つめていたが、ややあって首を横に振る。
「これはやっぱ、魅録が持ってなきゃだめだろ。気持ちだけもらっとく」
躊躇うような沈黙の後、満面の笑顔を俺に向けると、いつもの如く言った。
「でもサンキュ。魅録ちゃん、愛してる!」


114 :tenderly 6:2005/05/30(月) 02:34:20

その瞬間。
耳慣れたはずの言葉が、目に見えない波動のように、胸に響いた。
その笑顔や言葉というより、こいつ自身がどうしようもないくらい可愛く思えて。
何だかんだ言っても、俺はやっぱり、こいつのことが好きみたいだ。

そういう気持ちを、こんな時くらいきちんと伝えたい。
俺の目を見て、答えを待っているような風情の悠理を前に、切実に思った。だが。

「……たいしたことじゃねえよ。さっきは俺も悪かったし」

俺の口からやっと出たのは、この一言だった。
そんな自分に死ぬほど苛立ちながら、手にしていた鏡を軽く放り投げる。
悠理も一瞬だけど、物足りなさそうな表情をした――ように見えた。
奇妙な空気が流れ、改めてこいつが泣いた原因を思い出す。

……結局、俺だってこいつにあんな思いをさせている。
それに俺たちの間がいまひとつ変わらないのは、俺のこういうところにも理由があるんだろうってことぐらい、本当はわかってるけど、今の俺には、こいつと同じ言葉は死んでも言えない。
そんなジレンマに悩まされた挙句、口にしたのはこれだった。


115 :tenderly 7:2005/05/30(月) 02:35:14

「……今度、作ってやるよ」
「何を?」
「万華鏡。野梨子と同じようなのは無理だろうけど、我慢しろよ」
悠理が大きく頭を振り、万華鏡を片手にとんできた。目を輝かせ、俺の隣に腰を下ろす。
「ううん、嬉しい!魅録が作るんなら、きっとすごいもんだろうし」
……これだけ喜ぶんなら、どんな難しいのだって作ってやりたくもなるさ。
しかし悠理はすぐに笑顔を引っ込め、気がかりそうな目で俺を見上げる。

「でもさ。さっきのこと気にしてるんなら、無理しなくっていいぞ。あたいだって悪かったんだからさ」
「別にそんなんじゃないって。俺も作りたいんだから。それに」
いったん言葉を切り、軽く息を吸う。
「俺はもっと面白いのも、持ってるし」
あえて何気ない口調で言った。ひねった言い回しだけど通じるかな。


116 :tenderly 8:2005/05/30(月) 02:35:51

「え! そんなすごいのあるんだ! 見せてよ」
案の定、悠理は素直に受け取ったようだ。
「そう言われても……お前には、簡単に見せられねーんだよな」
「何だよ!ケチ!いいよ。自分で探すから」
お前は探す必要ないと思うけど。それに――
俺はある言葉を思い出し、笑いをこらえながら答える。
「それはお前の勝手だけど……一兆より重い価値だって聞いたぞ」
「はあ? 何だそれ。どうすりゃそんな値段が出てくるんだ?」
悠理が呆れ顔で叫ぶ。言ったのは自分だろ。
「そんなのどうやって手に入れたんだよ。まさか、変なとこから盗んだとかいうんじゃないだろうな」
不安げに訊ねる悠理の額を、軽く小突く。

「あほ。お前がくれたんだろ」
「あたいが?」
俺は、ベッドの上に放り出されたままの手鏡に気付き、手を伸ばす。
さすがにわかるだろうが、それでも一応言っておくことにした。
「……この鏡のことじゃないぞ」
眼前の鏡を怪訝そうに見ていた悠理の頬が、徐々に赤く染まっていく。


117 :tenderly 9:2005/05/30(月) 02:37:11

いきなり肩のあたりに痛みが走った。殴るところじゃないと思うが。
「変な謎かけすんなよな。まわりくどすぎるぞ」
こう言い放ってそっぽを向くと、胸に抱えた膝の上に顎を乗せる。
俺だって恥ずかしいんだよ。ったく、何でこんな風になるんだかな。
それでも悠理は、どう言い返せばいいのか、必死で考えていたようだ。
長い間の後、膝を崩して俺の方に向き直り、真剣な目をして言った。

118 :tenderly 10:2005/05/30(月) 02:38:00

「それって、『すごく好きだ』ってことでいいんだよな?」
「……まあな」
「ずっとだぞ?誰かにやるとか、捨てるとか、そんなの嫌だからな」
……もうちょっと言い方はねえのかよ。俺をどういう男だと思ってるんだ。

「……そんなことしねえよ。これは」
手放すとか離れるなんて、現実として考えたことなかった。いつも傍にいるのが当たり前で、あまりに変わらなさすぎることだったから。
多分それはこいつも同じで――だから今もこうしてるんだろう。

「だったらさ。飾っとくだけじゃなくて、たまにはちゃんと見ろよな」
拗ねたような表情を見つめながら、熱の残る頬に手を伸ばす。
こうしてずっと傍で手にしていたい。俺はいつだってそう思ってるけど。
でも俺の都合だけじゃそんなこと、できっこないだろう。
澄んだ瞳を正面からとらえると、心に浮かんだ思いを口にした。
「……お前の気持ち次第だけどな」


俺の手が触れている部分が、再び熱を帯びる。悠理が珍しく視線を逸らしたまま、ふてくされたように言葉をつないだ。
「……何回も言わせんなよな」
胸元の万華鏡を握りしめている手に力がこもる。
「あたいは、魅録と一緒じゃなきゃやだ」
正面から俺を見る目には、挑むような強い光が浮かんでいる。
それで俺は、彼女の肩へと腕を滑らせ――自分の方に引き寄せた。

119 :名無し草:2005/05/30(月) 02:38:31
終わりです。ありがとうございました。

120 :名無し草:2005/05/31(火) 22:45:12
>>96の続き、と言うか番外編です。
野梨子中心。
ちょっと暗い話なので、苦手な方はスルーよろしくお願いします。

121 :夕立 (一):2005/05/31(火) 22:46:25

きららかに晴れていた空は、どんよりとした厚い雲に覆われつつあった。
今にも雨が降りそうだ、と少女は思った。
湿気を含んだ空気が、肌にまとわりつく。
湿度が上がってしまった所為だろうか。暑くて汗が噴き出る。
彼女は、額に浮き出た汗を綺麗にプレスされたハンカチで拭った。
皺一つ無い真っ白な制服が、皺になって肌に貼り付いてくる。
そのじめじめとした、なんともいえない不快感に、野梨子は眉を顰めた。

悠理は――彼女の友人は。清四郎の言葉を、行動を、たちの悪い冗談だと受け取ったようだ。
野梨子はつい先程の出来事を思い返した。
頬をふくらませながらも、犬に噛まれたと思って忘れる。等と拳を振り回しながら逆巻いていた、悠理。
だが。
野梨子はあのとき分かってしまった。
天地がひっくり返ったような驚きから醒めた途端。
彼の瞳が怖いほど真剣な色を映しているのを。
道化師めいたその言葉が、胸が締め付けられるほど切ない響きを伴っていたこと。
そして。

悠理が好きだ。
誰にも渡したくない。

そう全身から激しい感情を滲ませていたことを。
一体いつから。
彼は悠理に好意を持っていたのだろうか。
野梨子は胸に渦巻く感情を抑えながら、考え込んだ。
俯いて歩く彼女の頬に髪がかかり、その顔に暗い影を作った。

122 :夕立 (二):2005/05/31(火) 22:47:24
誰よりも親しい友人だと思っていた。
何よりも近しい存在だと信じていた。そう、自分の家族よりも。
それは自分の思いこみに過ぎなかったのだろうか。
いま隣にいる、男は誰なのだろう。
今朝までは、いつも変わらず一緒にいた幼なじみだったというのに――。
彼女は、清四郎が未知の生物に変貌してしまったかのように思えた。
いっそのこと、そう考えた方が楽だと彼女の思考はしきりにそう勧めて来る。
あの行動は、霊に取り憑かれていた所為。全て霊の仕業だった。
だから、彼の心とは全く関係ない。
――そんなこと、あるわけ無いのに。
白い顔が、僅かに青ざめる。
野梨子は、自分でも気づかないほど小さなため息をついた。

生徒会室での出来事をきっかけに、彼らの間には埋めることの出来ない深い溝が出来てしまったようだった。
もっとも、それを感じているのは自分だけなのかもしれない。
野梨子は、隣を歩く背の高い男を目線だけで見上げると、すぐにまた視線をそらした。
何故こんなにも素知らぬふりを通すことができるのだろうか。
いつものように、歩幅の違う自分を気遣って、歩く速度を合わせてくれているのに。
彼女は隣にいるはずの清四郎が、何処か遠いところへ、ひとり行ってしまったかのように感じた。
そう考えた途端。
孤独感に打ちのめされ、手が恐怖で冷たくなった。
じめじめした空気が、体を取り巻く。
湿気の海で溺れてしまいそうだ。
息が苦しい。
(誰か……!)
助けを呼びたいのに、舌が喉に貼り付いてしまったようだ。
為す術もなく、引きつるような呼吸を繰り返す。
喘息患者というのは、いつもこんな苦しい思いに耐えているのだろうか。
野梨子は霞がかったような意識でぼんやりと考えた。


123 :夕立 (三):2005/05/31(火) 22:49:13
「野梨子……」
それまで、ずっと押し黙っていた清四郎が唐突に口を開いた。
「僕は、悠理のことが……」
その言葉の続きを察して、野梨子の体は拒絶反応を起した。
乱れる、呼吸。
陸に打ち上げられた魚のように無様な姿をさらしているのだろう。
彼女は、意識をそらすように、詮無いことを考えた。
それ以外、何も考えないよう。ただ、息を繰り返すことに意識を集中する。
いつもならば、真っ先に彼女の異変に気づいただろう。清四郎の変わらぬ態度は、野梨子の心を一層硬化させた。

「やれやれ……」
頑なに視線をそらしたまま、こちらを向こうともしない野梨子の姿に清四郎は諦めたように首を振った。
横から聞こえたため息に、泣き言を言いたいのはこちらの方だ。と野梨子は思った。
目頭が熱くなる。
混乱した心を抱えながら、しかし実際、何に対しての混乱なのか。野梨子には、理解することが出来なかった。
雲はすっかり太陽を覆い尽くしてしまったようだった。
段々と薄くなる影。
彼女たちの間に横たわる沈黙を埋めるように、雨音が近づいてくる。
道路が色濃く染まる。
温められたアスファルトから、僅かに蒸気が立ち上る。
鼻孔に忍び込んできた雨の匂いに、野梨子は思わず清四郎を見上げた。

場違いなほど、軽快な音と共に広げられた黒い傘。
突然の雨にも全く慌てることなく、冷静に対処する清四郎の姿は、何処までも普段どおりの彼だった。
「野梨子」
清四郎がこちらに向かって傘を傾ける動作をした。
入れと言っているのは分かったが、野梨子はその場から動くことが出来なかった。
「濡れますよ。さあ、早く。いつまでも駄々をこねないで下さい」
伸びてきた手に先程の光景がフラッシュバックした。

重なり合う唇。
細い体に絡みつく腕。

124 :夕立 (四):2005/05/31(火) 22:53:07
「いやっ!」
反射的に、彼女は持っていた鞄でその手を振り払った。
にぶい音が辺りに響く。
思いも寄らぬ激しい拒絶に、清四郎の黒い瞳が戸惑いの色を浮かべる。
だが、それに気づくことなく、野梨子はその場から走り去った。
(汚い、汚い、汚い……)
家へ続く路をひた走りながら、野梨子はうわごとのように繰り返した。
嫌悪感に、吐き気がこみ上がる。
あの時。清四郎の瞳には、悠理への思慕と共に、紛れもない欲望が浮かんでいた。
誰よりも近くにいたからだろうか。
それとも、処女の潔癖さから獣の匂いを嗅ぎ取ってしまったのか。
気づきたくなんか無かった。
忘れようとしていたのに。見なかったことにしよう、そう決心したというのに。
野梨子は血が滲み出るほど強く、その唇を噛んだ。

誰よりも近い友人が見せた異性としての反応。
その潔癖さゆえ、それは野梨子にとって耐え難いものであった。
彼女にとって兄であり、弟でもある存在が変わっていってしまうという恐怖と相まって、その事実は野梨子に大きな苦悩をもたらした。
実際にその手を振り払ったのは自分だというのに。まるで、清四郎に突き放されてしまったようだ、と野梨子は思った。
いつもなんだかんだ言いながら、結局は彼女の元に来てくれた。助けてくれた。
その安心感が、常に野梨子の中に存在していた。
だが、今は。
もうあのころのように助けを求めることは出来ないだろう。
清四郎に対して持っていた、絶対なまでの信頼感は、脆くも打ち破られてしまった。
その引き金を引いたのは、紛れもない清四郎だという事実に、目の奥がひりつく。
もう二度と、以前のように清四郎を見ることが出来ないかもしれない。
冷たい予感に、野梨子の体は大きく震えた。
大粒の雨が、彼女の体に降り注ぐ。
息が上がる。
いつか、この雨が止む時が来るのだろうか。
頬を濡らす熱い涙に、絶望感がこみ上げる。
野梨子は自分の体を汚す、汗と雨の混ざり合った液体を振り切るように、走った。           ≪終≫

125 :名無し草:2005/06/01(水) 00:27:41
わーい!!いっぱいうpがあるー。
作者の方々ありがとうございます。

>Mermaid
個人的には可→美っていうパターンが新鮮でした。
三者三様の恋模様がおもしろいです。

>tenderly
久々の魅×悠ですね。二人の掛け合いがかわいらしいです。
そして魅録のまわりくどさがステキw

>夕立
髪型のワケの方の明るさと対照的ですね。
続きが気になります。
誰か野梨子を救ってあげてー!!

126 :名無し草:2005/06/01(水) 22:41:29
>Mermaid
悠理のディズニーに対して野梨子は原作の通りの悲恋、が
上手いですね。可憐は大人っぽさが出ていて素敵でした。

>tanderly
万華鏡がロマンティックでいいですねー。
不器用で可愛い二人を堪能させていただきました。

>夕立
丁寧な描写で映像が浮かび上がるようでした。
野梨子の心情が苦しいくらい伝わってきます。
続き…はないのでしょうか。読みたいです。


127 :名無し草:2005/06/02(木) 12:06:49
作者のみなさんありがとうございます!!

>Mermaid
どのパターンもされぞれがそれぞれらしいお姫様でうまいなーと思いました。
王子様は何を考えているのでしょうか??
全カポーお姫様の望みがかなうといいなーなんて思いました(もちろん泡は回避)。

>tenderly
こちらの魅×悠はかわいくって高校生っぽいなと思いました。
万華鏡という本来は子供の遊具をロマンティックに使っているのが素敵です!

>夕立
野梨子の潔癖さがらしいなと思いました。
髪型のワケと雰囲気が全然違って、良い意味で裏切られました。

作者のみなさんゼヒつづきを!!


128 :梅雨 (一):2005/06/05(日) 20:16:13
>>96の番外編その2。>>124の続きです。
可憐主役。
駄目そうな方は通り抜けお願い致します。

129 :梅雨 (一):2005/06/05(日) 20:18:05
この一週間ずっと降り続けている雨に、彼女はいたくご立腹であった。
傘を持っている手とは反対の手で、指に弾力のある髪を絡ませる。
彼女の思った通り、ウェーブが少し伸びていた。
可憐の中で、不快指数が一気に頂点まで跳ね上がる。
「まったく、イヤになっちゃう」
可憐は、湿気で広がった髪を押さえながら愚痴った。
せっかくキメた自慢のウェーブが、湿気のせいで崩れている。
美しくあることにいつも全力を尽くしている可憐にとって、それは命にも関わる大問題だった。
(いくら梅雨だからって、なにもこんなに降ること無いんじゃない?)
やつあたり気味に、可憐は靴に落ちてきた水滴を蹴飛ばした。


イライラした空気を隠そうともせず、大股に歩いていた可憐だったが。視界に入ってきた色に、ふとその足を止めた。
閑静な住宅街の片隅。雨に打たれながら、ひっそりと咲くあじさい。
(あら、綺麗じゃないの)
その謙虚な姿に、ささくれ立っていた可憐の心が少し和らいだ。
地味な花はあんまり好きじゃ無いんだけど。
いくつもの薄い花弁を持つ、アクアマリン色の花は、日本の梅雨にぴったりとマッチしている。
本来、鮮やかだったり豪奢だったりする花が好きな可憐だったが、こういうのも情緒があって良いかもしれないと考えを改めた。
(お花でも持ってくれば良かったかしら)
綺麗に咲いているあじさいをこっそり失敬するわけにはいかないが、この気持ちを病床にいる友人にも届けてあげたいと思った。


130 :梅雨 (二):2005/06/05(日) 20:19:59
「それにしても、野梨子ったらどうしちゃったのかしら」
可憐は人知れず呟きながら、昨夜、野梨子と交わした会話を思い出した。
『相談したいことがありますの』
かれこれ一週間近く学校を休んでいる友達の言葉に、彼女は驚いた。
なんでも、タチの悪い風邪だとかいって、今まで誰の見舞いをも断っていたのだ。
それが、いきなりこの電話である。
とりあえず、学校が終わった後、会いに行くことになったが。
可憐が訝しむのも無理なかった。

(うーん。勉強に関する話ってことは無いだろうし。美容についてのアドバイス?まさか恋愛相談じゃないわよねぇ……)
考えている間に、いつのまにか白鹿家までついてしまった。
鳴らしたチャイムにやって来たお手伝いさんに、適当に挨拶をすませると、早速野梨子の部屋へ向かった。
長い廊下を抜けて、いくつか角を曲がる。
軽くノックをして、引き戸を開けると、白い蒲団の中に収まった友人の姿が目に入った。

「来たわよ、野梨子。大丈夫?」
その声に、野梨子はゆっくりと起きあがった。
薄い紺色の浴衣が、野梨子の白い顔を一層青く見せる。
今にも消えてしまいそうなほど、はかなげな様子の少女に、可憐は驚いた。
「ありがとう、可憐。来てくれましたのね」
「ちょっと、どうしちゃったのよ。あんた、声がかれてんじゃない?そんな声で話してて大丈夫なの?熱は?ノド痛くない?」
座椅子に掛かっていた綿入れを野梨子に羽織らせると、可憐は買ってきたのど飴を野梨子に食べさせた。
甲斐甲斐しく世話を焼く彼女の姿に、野梨子はふ、と薄い笑みを浮かべた。
その微笑に、ひとまず安心した可憐は、改めて用意された座布団に座った。

「それで?相談って何なのよ」
「清四郎が……」
弱々しい声に、可憐は片方の眉を上げた。
「なあに、あんたと清四郎、ケンカでもしたの?だったらさっさと仲直りしちゃいなさいよ」
「違いますわ。ただ……」


131 :梅雨 (三):2005/06/05(日) 20:21:29
迷うように視線を下に落とすと、野梨子は言葉を止めた。
親友の一人である、自分にも言いにくい事らしい。
それっきり、口をつぐんでしまった野梨子に、可憐はピンと来た。
「野梨子、あんたまさかあの時のこと……」


つい最近、清四郎がふざけて悠理にキスするというちょっとした事件があった。
確かに、いつもの清四郎らしくないとは思ってたし。一緒にその現場を見ていた野梨子も驚愕の表情を浮かべていたが。
そんなに、あの時のことがショックだったんだろうか?
ということは……?

「そうか、野梨子って実は清四郎のことが好きだったのね。まあ確かにいつも一緒にいたし。気づかない方がおかしかったわ」
「違いますわっ!」
甲高い声が、彼女の言葉を即座に否定した。
その尋常でない様子に、可憐の明るい笑みが凍り付いた。
一瞬、図星をついたためかと思ったが。激しい嫌悪が浮かぶ青白い顔に、即座にその考えを打ち消す。
その感情が、もし清四郎に対するものならば、はっきりいって異常だ。
清四郎は、いつだって、野梨子にとって誰よりも安心できる存在ではなかったか?
「ちょっと、どうしたって言うのよ。清四郎があんたに何かしたの?まさか、……ッ!」
薄い肩を震わせて黙っている友人の姿に、可憐は焦れて立ち上がった。
野梨子が清四郎に対して、こんな感情を見せるなんて……。
近親者によるレイプが暴行事件に置いて圧倒的多数を占める、という記事が可憐の頭によぎった。
もしかして。いや、あいつに限って、そんなこと……。
可憐の脳裏に、泣き叫ぶ野梨子の姿と、獣のように彼女の服を剥ぎ取る清四郎の姿が浮かび上がった。
「黙ってちゃわかんないじゃないの!はっきり言いなさいよ」
「……清四郎はいつもと変わりませんわ」
ぽつりと言われた言葉に、可憐の緊張がゆるんだ。
慌ててその瞳を探るが、そこには淡々とした真実以外何も映っていなかった。
最悪な想像をしただけに、糸が切れたように畳の上にへたり込む。
心の底から安堵すると共に、可憐は混乱した。
それではどうしたというのだろう。


132 :梅雨 (四):2005/06/05(日) 20:23:04
「悠理に好意を持っているということ以外」
「………………」
冷たく続けられた言葉に、可憐は絶句した。
あまりの驚愕に、それまでの混乱など、頭から綺麗さっぱり消えていく。
まさか、あの冷血漢で恋愛感情が欠落してると思ってた清四郎が……!

「それじゃ、あのときのキスって冗談じゃなくって!」
「ええ。本気ですわよ」
口笛が吹けるのならば、今まさにヒューっとやっていたとこだ。
あんがい清四郎もやるじゃない、と可憐は少し嬉しくなった。
自然と、微笑みがこぼれる。

可憐なりに、あの冷めたような目を持つ友人の行く末を案じていたのだ。
仲の良い友人達には、その面倒見の良さを発揮させるとはいえ。基本的に、清四郎は人に対して冷たいところがあった。
表面上は上手くつくろって分からないようにしているが。あまりに完璧すぎるため、人としての感情を失っているのではないのかと可憐は危ぶんでいたのだ。
だが、そうではなかった。
あの男は、ちゃんと恋するという感情を知っていたのだ。
喜ばしいニュースに、可憐は心の中で悠理に喝采を送った。
(あの男を恋に落とすなんて、すごいわよ!悠理)
今や、可憐はその白い歯を見せて、顔いっぱいに笑っていた。

だが、その喜びに、ひとつだけ染みを落とした存在があった。
彼の幼なじみである、野梨子だ。
本来なら、可憐と一緒になって、この話に歓声を上げるだろうに。
一体彼女はどうしてしまったのだろうか。
能面のように表情のない、のっぺりした顔を見ながら、可憐はその美しく整った眉を顰めた。


133 :梅雨 (五):2005/06/05(日) 20:25:58
「すごいビックリしたし、清四郎にはいろいろと聞かなきゃいけないことがあるみたいだけどまあ、それは良いとして。
それで?その事と、あんたのその沈みようとどういう関係があるのよ。まさか、ブラコンじゃあるまいし。お兄ちゃんを取られるみたいでイヤってんじゃないでしょ?」
「違いますわ。確かに寂しいという気持ちもありますけど。ただ……どうしても、これまでどおりに見れませんの」
「何が?ってまあ、言うまでもなく清四郎のことよね。……でも何で、いつもどおりに思えないのよ」

変だ。
この友人の心に、何が起こってしまったのだろうか。
暗い瞳をして、明らかに様子のおかしい野梨子に、可憐はいぶかしむような視線を投げかけた。
「野梨子は別に、清四郎のこと、男として見てるワケじゃあないのよね」
確認するように言われた言葉に、野梨子の体がビクリと跳ねた。
可憐の頭はますます混乱した。
違うと言った先程の言葉は嘘とは思えなかったが。
可憐は、野梨子の顔をカールされたまつげの隙間から、チラリとのぞき見た。
しかめられた眉。引き結ばれた唇。嫌悪感。そして――男?
「まさか……清四郎が悠理のこと女として見てるって事がイヤなの?」
いささか突飛すぎる質問に思えたが、野梨子の性格を考えるとあながち間違いではないのかもしれない。
「……違いますわ」
その証拠に。
弱々しい否定の言葉とは裏腹に、オニキスのような瞳は可憐の言葉を肯定していた。

そういうことか。
何だか急にバカらしくなって可憐はため息をついた。
「確かに幼なじみの野梨子にとっちゃ、複雑な心境なんだろうけどさ。あの典型的な情緒障害者が本気の恋したんだって言うんだったら、祝福してあげるってのがスジってもんじゃないの?それも、あの悠理に!」
「でも、あんなことっ!」
瞳に燃え上がった怒りの焔に、浮かれていた可憐の気分は一気に冷めた。
ああ、その近さゆえに。野梨子は清四郎の態度から、何か可憐に分からなかった所まで見て取ってしまったのかもしれない。
暗い焔に飲まれたように可憐はそう思った。
普段冷静な少女が、ここまで頑なに拒否するのはそうとしか考えられないだろう。
だが――。
可憐は、疲れたようにその豪奢に波打つ髪をかき上げた。

134 :梅雨 (六):2005/06/05(日) 20:27:15
「あんたねぇ……。清四郎だって男なのよ。例え悠理に対してどんな感情を抱こうと……まあはっきり言うと抱きたいって思ったとしても、そんなの当然の反応じゃない。好きな人に触れたいって気持ち、あたしはすごく素敵なことだし、大切なことだと思う」
「清四郎はだめですわ」
即座に返された、子供のようなその言葉に、思わず可憐はカッとなった。
「何で他の男は良くって清四郎がダメなのよ。そんなの、清四郎の勝手じゃない。それに、仲の良いあんたにそんなこと言われるなんて、ヤツがかわいそうよ」
野梨子は可憐の瞳を見ようともしない。
頑固ジジイさながらの姿に、可憐はどっと疲れを覚えた。
「まさか、子供はコウノトリが運んでくるなんて思っちゃいないでしょ?」
「ッ」
呆れたように言われた皮肉に、野梨子の顔が屈辱感で赤く染まった。
「どうしてそんなこと言えるんですの?可憐は、はしたないとは思いませんの?あんなこと、不潔ですわ……汚らしい」
吐き捨てるように言われた、汚らしいというその言葉に、可憐の堪忍袋の緒が切れた。
「あーはいはい。それじゃあ、あたしたちみんな汚らわしいその行為の結果、生まれてきたんだから、みんな汚れてるのね。それで、なに?野梨子は試験管から生まれてきたからただ一人、綺麗なままなのよね。知らなかったわ、ごめんなさい」
トゲの混じった声に野梨子の瞳に涙が浮かぶ。
「何で可憐はそんな意地悪なこと言うんですの?」
暗に、彼女なら分かってくれると思っていた、と匂わせるその言葉に。可憐は大きくため息をついた。
こんなところで性教育を行うハメになるとは。いや、性教育以前に情緒教育かもしれない。
「あんたさぁ……前から思ってたんだけど、男に対して厳しすぎよ。本人の勝手かと思って今まで黙ってたけど、もらったラブレター。出した男の目の前でビリビリに破っちゃったこともあったじゃない?アレ、男嫌いだとか、男性恐怖症って言われてもしょうがないわよ」
「そんなこと……」

135 :梅雨 (七):2005/06/05(日) 20:29:43
「否定出来ないでしょ?
例えば、あのラブレター書いたヤツが、どんな思いをして書いたかとか、どんなに勇気を振り絞ってあんたに出したとか、想像したことある?
生半可な気持ちじゃできないわよ?」
揺れる少女の瞳を見ながら、可憐は、大きく息を吸った。
「あんたは、その真剣な気持ちをいとも簡単に拒絶するけど、それって相手に対する思いやりが全くないからできるんだと思う。
うん。きっと恋をしたことがないからそんなに無慈悲になれるのよ。だって、一度でもあの思いを知ったら、あんな残酷なこと、できっこないもの」
可憐のたたみかけるような激しい言葉に、野梨子は本格的に泣き出してしまった。
真珠のような涙が、次から次へ白いシーツを濡らしていく。
声を殺して涙を流す野梨子の姿に、さすがに可憐もバツが悪くなった。
「まあ、潔癖さっていうの?そう言うところも野梨子らしくて良いかもしれないけど。あんたはもう少し人に対して思いやりの心を持った方が良いとおもう。
清四郎のことも、幼なじみなんでしょ?分かってあげなさいよ。清四郎だって野梨子に分かって欲しいと思ってるわよ、きっと。違う?」
可憐が渡したハンカチに顔を埋めて、野梨子は嗚咽を漏らした。
その姿に、可憐の内にくすぶっていた炎はだんだんとその勢いを失っていった。
しゃくり上げるごとに揺れる頭を、可憐は優しく撫でた。
「まあ、ゆっくりで良いわよ……ゆっくりで」

疲れてしまったのだろう。
泣きやむと、そのまま寝てしまった野梨子の上に、可憐は優しく布団を掛けてやった。
白い頬に残る、幾筋もの涙の痕が痛々しい。
眠る野梨子の横顔を見ながら、可憐は道すがらに見たあじさいの花を思い浮かべた。
いつだったか、うんちく男が語っていた。
あじさいはその土地によって、まるで七変化するようにその色を変えるのだと。
今は真っ白な野梨子の花も、いつかは薄紅色に染まるだろう。
愛し、愛され。
少女としての殻を破り捨て、女に生まれてきた幸せを感じたとき。
野梨子はどんな綺麗に花咲くだろう。
なんだか、その日が楽しみだった。
(ま、あたしよりキレイになるなんて事はありえないけどね)

136 :梅雨 (八):2005/06/05(日) 20:31:04
いつのまにか、夕食近い時間になっていた。
煮物を炊いているのだろうか。ダシの良い匂いがした。
以前ご馳走になった時の味が舌の上で鮮やかに甦る。
京風の、カツオと昆布で取った上品な味。

今日はウチも和食にしよう。可憐はそう思った。
煮干しでダシを取った、豆腐とわかめのおみそ汁が良い。
上品な味の白みそと違って、うちで使うのは合わせ味噌。
庶民的で、ありふれた味だが、それはそれで我が家の味として美味しい。
それに、何て言っても料理人の腕が天下一品。愛情もたっぷりこもっている。
何ていっても玉の輿がかかってるんだから。

可憐の唇に、微笑みが浮かんだ。
明日はきっと、雨も上がるだろう。
ふと、そんな予感がした。



≪終≫

137 :名無し草:2005/06/05(日) 23:24:08
>梅雨
続編ありがとうございます!!
夕立の野梨子のことが気になっていたのですごく嬉しいです。
可憐の厳しい中の優しさが素敵でした。
可憐はやっぱりカッコいいなー、と再認識ですw


138 :名無し草:2005/06/06(月) 09:55:01
可憐、カッコいいです。惚れてしまいます。
野梨子も早く心が成長するといいですね。

139 :名無し草:2005/06/07(火) 03:17:47
>梅雨
そのあとの、裕也さん(漢字違っていたらごめんなさい)との初恋で
恋に目覚められてよかったね野梨子・・とか、勝手に原作エピに繋いで想像補完してしまいましたw
やっぱり野梨子は純情なところが萌え〜。可憐も、両方思い遣ってあげられるいい友達だなあ。
このあと、少しづつ進展する清四郎と悠理のお話もぜひ読みたいですー。

140 :名無し草:2005/06/09(木) 23:45:13
野梨子×美童
可憐×魅録
悠理×清四郎

のミックスがみたいです

141 :名無し草:2005/06/10(金) 13:12:47
>140
嵐サンのところへドゾー

142 :名無し草:2005/06/10(金) 20:30:17
的確だわ。

143 :名無し草:2005/06/10(金) 22:29:02
さよなら

144 :名無し草:2005/06/11(土) 00:43:16
ウザス

145 :名無し草:2005/06/11(土) 00:58:49
まあまあ。




   ピョン
    , - 、
───┐ ! ヒュー
□□□│ ・
□□□│ |\
□□□│i´   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
□□□│|   ∧_∧      |
□□□│|  ( ´∀`)オマエラ  |
□□□│|  /,   つ  オチケツ |
□□□│| (_(_, )      |
□□□│|   しし'       |
□□□│!、_______,ノ
 ._.  │
 | | |  │
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

146 :名無し草:2005/06/11(土) 10:17:08
キモス

147 :名無し草:2005/06/11(土) 20:35:57
腐女子

148 :名無し草:2005/06/11(土) 21:50:36

釣り師だとすれば、凄腕だな。
しかし、このスレ、こんなに人がいたとは知らなかったよ。
ジサクジエーン?

149 :名無し草:2005/06/11(土) 22:32:48
とある組合せが出ると高確率で荒れる件

150 :名無し草:2005/06/11(土) 22:34:19
とある組合せ「以外」の人間に荒らしがいるからじゃない?
当然だけど

151 :名無し草:2005/06/11(土) 23:13:51
とある組合せ「以外」を認めたくない人間が荒らしという可能性もある
ま、何はともあれスルー汁>>149-150

152 :名無し草:2005/06/11(土) 23:19:38
また※※※スキーか  と言われる罠。


アラシハ ホウチガ ダイキライ スルースルー ツリモ アオリモ フミコエテ ユクガ スレノ イキルミチ


と言うわけで、笑える小ネタが読みたい。
>151〜よろしく

153 :名無し草:2005/06/11(土) 23:20:04
どーでもいいけど、レスポンスタイム短いね。>149

154 :名無し草:2005/06/11(土) 23:24:19
す ご い。 人がいっぱいいる・・・。

155 :名無し草:2005/06/11(土) 23:45:20
>>151
とある組合せが出た直後に、それ以外を認めたくない人間が荒らすというのも
矛盾する話だけどな。

156 :Mermaid作者:2005/06/11(土) 23:48:32
Mermaidの続きをうpさせていただきます。今度は男性サイドです。
魅+悠、美+可、清+野で相思相愛とは限りません。
特定カポ以外許せない方、ハッピーエンドでなくては気のすまない方は
スルーをお願いします。

157 :Prince of Mermaid *MIROKU*:2005/06/11(土) 23:49:37
なんっつーか、ずっと前から知ってる気がすんだよな。
そりゃさ、中坊ん時から知ってんだけど、もっとずっと前からっつーの?
初めて会った気がしなかったんだよな。
長い付き合いになるってソッコー感じたよ。

「悠理・・・・・・おまえさん、警察学校へいくってマジかよ。 」
「そうだよ。」
「何でまた・・・。」
「決まってんじゃん。魅録がいくからだよ。」

おい・・・・ちょっとまて。まてまてまて!!!

「ま、いーけど。」

全然よくねーっての!俺!

親父も千秋さんも特に俺の将来に口出しはしない。ってゆーか家にいないし。
ま、とりあえず人として間違った世界に行かなきゃな。へへっ
親を辞職させたくはねーもんな。
でも、引退はさせてやろっかな。
えてして簡単に運命感じちまう童話の王子サマみたいに、
運命の女と親の職業継ぐのも悪くない。

結末なんてない。 never endingさ!


158 :Prince of Mermaid *BIDO*:2005/06/11(土) 23:50:17
なんていうか、ずっと前からうすうす知ってはいたんだ。
そりゃー世界の恋人を自負してはいるよ?未だにね。でもさ。
初めて写真でない君を見たとき感じたんだ。
運命って、もしかしたらあるのかもしれないって。

「可憐ってさ・・・・・・いい女だよね。」
「そうかしら?」
「何でだろ・・・。」
「決まってるじゃない。王子様のためよ。」

僕だって時代が時代なら王子様だったかもしれないんだよ、わかってる!?

「ま、いーけどさ。」

何故そこで「それって僕のため?」とか言わないんだよ僕!!

父も母さんも僕のことはほっといてくれる。
ま、あの父にしてこの僕あり。マダム真理子も所詮はあの父に惚れたんだしね。
・・・まあ僕より杏樹のがヤバイからって気もするけど。
とにかく何だっていいんだ。僕はわかってるから。
短絡的でムードに流されちゃってこそ、世界中の女の子が夢見る幸せな王子様になれるんだ って。
だから僕も、お姫さまさえいれば人生どう転んだってかまわない。

結末なんてどうでもいい。僕は運命に生きるんだから。


159 :Prince of Mermaid *SEISHIROU*:2005/06/11(土) 23:51:18
何と言いますか、ずっと前から知りすぎていたのでしょう、きっと。
もちろんお互い全てを話してきたわけではありませんし、僕たちにだって思春期はありましたよ?
うーん、お互いの初めての記憶は、なんなんでしょうね?
それすら思い出せないくらい、昔から一緒にいたんですね。

「野梨子・・・・・・幸せになるんですよ。」
「そう・・・ですわね。」
「何でそう投げやりなんですか。」
「決まってますでしょう。わたくしは・・・。」

ああそうだ、人魚姫の絵本を誕生日に贈ったのが最初だ。

「まあ、いいですけどね。」

何故唐突に思い出したんだろう。

親父も母さんも、僕の将来に関しては特に心配はしていないようだ。
ま、当然ですね。少なくとも姉が家は継ぎますし、嫁も大学病院のお嬢さんをもらう予定だ。
留年さえ目をつぶれば、順風満帆としか言いようのない人生だと僕は自負しますね。ですが。
幸福こそが視野を狭め、それゆえ真実を見失った王子を愚かしいと言ったのは他ならぬ僕だ。
言葉にされない部分に潜んでいる真実を、僕は正しく解っているのだろうか。

結末はまだ霧の中。自分でつかまなくてはならない。



160 :名無し草:2005/06/11(土) 23:52:48
q

161 :Prince of Mermaid  作者です:2005/06/11(土) 23:53:14
おわりです。
呼んでくださった方、スルーしてくださった方、ありがとうございました。
そして遅くなりましたが、感想をくださった方、本当にありがとうございます!

162 :Prince of Mermaid  作者です:2005/06/11(土) 23:54:33
>161
呼んでくださった方→読んでくださった方 ですね。
すいません。逝ってきます…。

163 :名無し草:2005/06/12(日) 00:32:43
最近閑古鳥が鳴いてるなーと思ってたけど実は人いたのね。

>Prince of mermaid
それぞれに「ま、いいけど」と言わせているところが面白かったです。
なんだか美童がかわいらしい・・・w

164 :名無し草:2005/06/12(日) 12:14:26
       淡淡淡   
      淡淡
      
      蹴蹴蹴淡淡蹴淡淡淡
      蹴淡淡蹴淡淡蹴蹴淡淡淡淡
      蹴淡淡蹴蹴淡淡淡淡淡淡淡淡
    蹴蹴淡淡蹴蹴淡淡淡蹴淡淡淡淡
     蹴蹴淡淡淡淡淡蹴蹴蹴蹴蹴蹴
    蹴蹴蹴淡淡淡淡淡蹴蹴蹴蹴蹴 ちょっと通りますよ・・・
      蹴蹴淡淡淡淡淡淡淡淡
          蹴蹴蹴淡淡
         蹴蹴     淡
       蹴蹴蹴蹴蹴蹴  淡淡淡
       蹴蹴蹴蹴蹴蹴蹴蹴淡淡淡
    蹴蹴蹴蹴蹴蹴蹴蹴蹴淡淡淡
    蹴蹴蹴蹴蹴蹴蹴蹴蹴蹴淡蹴
    蹴蹴蹴蹴蹴蹴蹴蹴蹴蹴
   蹴蹴蹴蹴蹴蹴淡蹴淡蹴
   蹴蹴蹴蹴
   淡淡淡淡淡
   淡淡淡淡淡   蹴
   淡淡淡淡  蹴蹴
    淡淡淡蹴蹴蹴蹴蹴
        蹴蹴蹴蹴蹴蹴
      蹴蹴蹴蹴蹴蹴蹴
   蹴蹴蹴蹴蹴蹴蹴蹴蹴蹴
   蹴蹴蹴蹴      蹴蹴蹴蹴蹴
   蹴蹴蹴蹴蹴
    蹴蹴蹴
     蹴蹴蹴
     強制終了 


165 :名無し草:2005/06/12(日) 16:02:40
今日は恋人の日(Dia dos Namorados)
職人さん楽しみにしてます。

166 :名無し草:2005/06/12(日) 19:13:31
このスレには100にんはいるな(プ

167 :名無し草:2005/06/12(日) 20:26:07
レスは不要と言われてもな、一方的な発言は頂けないな。
それにオレは黙っていられるタイプの人間ではないしな。
だいたいキミのレスを見て感じた、慇懃無礼とはまさにこのことだと。
それならば、なおさら黙っていられない。

別にギスギスしたスレに変えたのはオレを理解できない低脳どもだ。
ダブルミーニング、レベルはどうであれそういうものが常に周りにあるものだということだ。
だからスレタイが「パペ…ヤオ」ってわけだ。
他のネタスレのとは一味も二味も違うだろ?



168 :名無し草:2005/06/12(日) 22:01:26
誤爆

169 :名無し草:2005/06/12(日) 22:18:23
なに?パペットマペットでヤオイ?

170 :名無し草:2005/06/12(日) 22:21:06
どんなヤオイだw

171 :名無し草:2005/06/12(日) 22:23:24
かえるとうし、どっちが攻めだよw

172 :名無し草:2005/06/12(日) 22:32:56
今はあるかどうか知らないけど、実在したスレだぞw

173 :名無し草:2005/06/12(日) 22:47:54
>172
majidesuka!

174 :名無し草:2005/06/12(日) 23:20:01
こないだオセロの白い方がマペットパペットて呼んでた

175 :名無し草:2005/06/12(日) 23:23:50
   /::::::::::::::::::::::::::::::::::::\丿
       /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
     ヽ/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::人:::::::::::ヽ
     /:::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::/cc ヽ、:::::::ヽノ
     |:::::::::::@ヽ-------‐‐'′  。 ヽ:::::::::|
    |::::::::::/                |:::::::::|
    |:::::::::/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ===/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ|:::::::::|
   |::::::=ロ  -=・=-  |,  |  -=・=-  ロ=::::::|
    |::::::::/ヽ      /ノ  ヽ      /ヽ:::::::|
   |:::::/  `─── /   ` ───  丶:::|
   |:::ノ ・:。;・’0  (●_●) ;・0・;'"  |::|
   |::| c・。 ・:・‘。c  l l   ;”・u。*@・: |::|
   |::|。;・0”*・o__-- ̄`´ ̄--__:。%:・* |::|
   |::|。・:%,:;”:* -二二二二- ・:。;・’0. |::|  <ほな、さいなら
   |::::\・;・u。*@        0”*・%'. /::::|
   \::::::\;・0・%' _- ̄ ̄ ̄-_ c・。:: /::::::/
     |Ξ|~ \             / ~|Ξ|
    /::::::ヽ/|\_______/|\ /:::::::ヽ
    |::::::::::::|  ( *  ヽー--'ヽ )   |::::::::::::|
    |::::::::::::|  (∵ ;)  ゚ ノヽ  ゚ ):) |::::::::::::|
          (: ・ )--―'⌒ー--`,_)
          (___)ーニ三三ニ-)
          (∴ ー' ̄⌒ヽ1  /
           `l ・  . /メ /
            ヽ ∵  /~- /
            (__)))))_)))))




176 :名無し草:2005/06/12(日) 23:25:38
どーでもいい。

177 :名無し草:2005/06/12(日) 23:30:17
嵐さんのとこ、更新ないね。
忙しいのかな(´・ω・) カナシス

178 :名無し草:2005/06/12(日) 23:49:51
下痢

179 :名無し草:2005/06/13(月) 02:43:55
>>157の警察官魅録が浮かんできて。
勝手にすみません。
ちょっと悲しい魅録×悠理です。
拒絶反応おこす方は、安全のため、スルーお願いいたします。

180 :未題:2005/06/13(月) 02:45:23
俺はあいつのことが本当に好きだった。

まだ十代の頃は、若くて。
自分の気持ちがなんなのか、全く分かっちゃいなかった。
ただ、俺たちは、本当に気が合って。
初めて出会った中坊の時から、高校を卒業するくらいまで、ずっとつるんでた。
あいつは女だったけど、そんなことも忘れるくらいさっぱりした、気の良いヤツで。
よく一緒にいろんな所にツーリング行ったり、ライブハウス行って大騒ぎしたり。
本当に面白かったよ。
こんなバカやれるのはあいつと一緒の時くらいだと、俺もどこかで分かってたんだろうな。
北海道から沖縄まで。
通らなかった道はないんじゃないか、って思うくらい。
ツーリングにいく時は、真っ先にあいつを誘ったし。
お気に入りのバンドのライブ情報が入ったら、すぐにあいつに連絡した。

あいつは俺のダチとも気が合って。
男同士のツーリングにひとり混じっても。誰もあいつに気兼ねなんかしなかったし。
あいつも全然気にしてなかった。
元から、物怖じしないタチなんだろうな。
もう、俺の隣があいつの指定場所になるくらい。
どこに行っても、あいつは空気みたいに、自然と俺の側にいた。




181 :未題2:2005/06/13(月) 02:46:17
ツーリングって、大概泊まりがけで行くことが多いんだけど。
俺たちはよく、二人で一緒の毛布にくるまって寝たりした。
ゴワゴワした毛布の上に寝っ転がって、今日通った場所について子供みたいに興奮して喋ったり。
突き刺さってきそうなほど明るい星の下で、黙ってその光景に見とれたり。

いま考えると、おかしいよな。
18にもなった男女が、一緒の毛布で寝るなんて。
でも、俺たちはそれでいいんだと思ってた。
特別なんだと。
互いの間には、性別の差を考えるなんて煩わしくなるほど、親密な空気が流れてたから。そんなこと、どうでもいいんだって。

そりゃ、俺だってお年頃の少年だったから、そう言うことに興味がなかったわけじゃない。
人並みに性欲はあったし。
カワイイ子がいれば、それなりに楽しんだりもした。
だけど、あいつだけは別だった。
あいつは、黙ってれば、そりゃあモデル並みに綺麗な容姿をしてたけど。
俺はいっぺんだって、男の目であいつを眺めたりなんてしなかった。
あいつがキレイだろうとそうじゃなかろうと。
俺にとっちゃ、そんな事はどうでもよかったんだ。
だって、そうだろ?
顔でダチを選ぶワケじゃない。
どんなヤツだって、気ぃさえ合えば、そのほかは関係ねェ。
それに。
男と女としてつき合うと、いつかは別れが来るかもしれない。
でもダチは一生もんだ。
俺は、そんくらいあいつとの友情を大切にしていた。
これから先、どんなヤツに出会っても、こいつ以上気の合うヤツはいないって思ってた。
あいつを必要としてたし、あいつが好きだった。

182 :未題3:2005/06/13(月) 02:47:48
あいつと俺は、同じ高校に通ってたんだよ。
聖プレジデントって知ってるか?けっこう良いとこの学校なんだけどよ。
そんなとこ、俺には合わねーってハナから受ける気もなかったんだけど。
あいつがそこの学校しか行けねぇって言うから。
それに。ま、面白そうなヤツらもいたしな。
俺は推薦決まりかけてた都立を止めて、そっちに行くことにしたわけだ。

高校ン時はいろんな事やったな。
今思うと、よくあんな事できたなって笑っちまうくらい。
ムチャもいっぱいしたよ。
仲の良い仲間、6人でつるんで、KGBなんかを相手にしたこともあった。
ソ連の機密機関だぜ?ほんと、スゲェよな。
ま、そう言うわけであいつの他にも、気の合うヤツらはたくさん出来た。
それでも、あいつほど俺の心を分かるヤツはいなかったし。
それと同じで。
あいつの心を分かってやれるヤツは俺しかいなかった。
仲の良いヤツらン中でも、俺たちは特別だった。
兄妹よりももっと近く。そうだな、双子って言われたら納得したかな。
それぐらい強く、俺とあいつとは繋がってたんだ。



183 :未題4:2005/06/13(月) 02:49:03
いつぐらいからその気持ちが変わったのか、はっきりとは分からない。
でも、いつの間にか。
本当にいつの間にか。
好きって気持ちが、ただのダチに対する気持ちじゃなくなって。
女として抱きたいって思い変わった。
ヤベェって思ったよ。
気の迷いだって思ったし、そう言うことにしておきたかった。
俺は、誰よりも二人の関係が変わることを怖れてたんだ。
笑っちゃうだろう?
怖いもん無しって思われてる、この鬼の魅録が。
警視庁一の鬼刑事って言われてる、俺が。
たかだか女一人のために、眠れなくなるくらいの恐怖を感じたんだ。

でも、それくらい俺は必死だった。
自分の気持ちを認めまいと、そりゃあいろんな事を試してみたよ。
浴びるほど、酒を飲んでみたり。
片っ端から女を捕まえて寝てみたり、誰彼かまわずケンカしたりさ。
しまいにゃ、ヤクに手を出したりなんかもした。
バカだよな。そんな俺に、あいつが気づかないわけなかったんだ。
あるとき。
いつもみたいに、バーでベロベロになるまで飲んで、他の客に迷惑が掛かるってんで追い出されて。

そこに、あいつが一人で立ってた。

俺はついにイカレちまったのかと思ったよ。
だってさ、死ぬほど恋しい女が。
でも、絶対に手を出しちゃあ行けない女が、目の前に立ってたんだぜ。
しばらく、目の前の光景が信じられなくって。
俺はぼうっとその場に突っ立ってた。
目の前の幻が、消えないように、な。

でも、それは本物のあいつだったんだ。

184 :未題5:2005/06/13(月) 02:49:47
あいつは俺の頬を力一杯拳で殴ってさ、「どうしたのか白状しろ」って言うんだ。
ひどいよな。
俺の気持ちも知らないで。
こっちがどんな思いでいたと思ってるんだよ、って思ったさ正直。
でも。
ボロボロの俺をまっすぐな目で見て。あいつが泣くんだよ。
殴られたのはこっちの方だって言うのに、自分の方が死ぬほど痛いってみたいにさ。
ほんと、子供みたいだよな。
でも、それ見て、俺はもう駄目だって思った。
これ以上、一秒だって自分の気持ちを隠しちゃおけないって。
好きで好きでたまらく好きで。
どうやっても前みたいに見れなくって。
それが苦しくて。
何でこんなに好きなんだろうって思ったことも数え切れないほどあるけど。
でも。
やっぱり忘れることが出来なかった。思いを捨てることが出来なかった。

限界だったんだろうな。
そういう気持ちがついに爆発しちまった。
もう、何にも考えらんなくって。
あいつを強く抱いてさ。
「好きだ」って言っちまたんだ。
一回口に出したらさ、もう止まんなくって。
バカみたいに「好きだ好きだ好きだ」って繰り返し繰り返し。
もしかしたら、これっきり、あいつを失うんじゃないかって思ったら、涙が出たよ。
そのきっかけを作ったのが、俺だって思ったら、手が震えた。
情けないって思うか?
でも、これが俺だ。
情けなくって、臆病で。
あいつがいないと、どうしようもない。


185 :未題6:2005/06/13(月) 02:50:14
今考えると、ほんと。我ながらみっともない告白の仕方だと思う。
でもさ。
あいつは「バカ……」って言いながら、そのみっともない男のことを抱き返してくれたんだ。
細っこい腕のくせに、俺の息が詰まるほど、力一杯。
俺はあいつの態度にちょっと混乱してた。
また、夢を見てるんじゃないかって。
だから「あたいも、魅録のこと。好きだ」って聞いた時は、本当に、息が止まった。
まさかと思った。
意味が分かってないんじゃないかと思ったし。
同情されたのかと疑いもした。
だけど。
それは本当だった。

胸が信じらんねぇくらいドキドキして。
本当に、このまま死んじまうんじゃないかって思うくらい。
でも、このまま死んでも良いって思ったくらい。
嬉しかった。
気分が高揚して、そのまま天国に旅立っちまいそうなほど。
浮かれ上がってた。
実際、ほんとうに飛び跳ねてしまったかもしれない。
幸いなことに、そこは覚えてないけどな。
20過ぎにもなって、ほんと。何やってるんだろな。
今だから、そう思うけど。
あのころは、本当に。
そんな疑問も忘れちまうくらい、嬉しかったのを覚えてる。



186 :未題7:2005/06/13(月) 02:51:27
恋人に変わったあいつはそりゃあ可愛かったよ。
まるっきり男みたいだったヤツが、俺のためにヒールを履いたり。慣れない化粧をしてみたり。
俺はそのまんまでも良いって言ってたんだけど。
「それじゃあダメだ」っつってさ。
ダチとしても最高なヤツだったけど。
恋人としてはパーフェクト。
俺のために、どんどんキレイになっていくあいつは、側から見てもとても眩しかった。
あいつに見とれた他の男に、いちいち焼いちまうくらい。
俺は、のめり込むようにあいつに夢中になったよ。
あいつも俺のことを同じくらい愛してくれて。
本当、幸せだったな。

今でも、二人の関係が変わってから初めて、あいつと行った海の一コマ一コマが、俺の脳に焼き付いてる。
透明な水。
俺ンジ色の太陽。
はじける笑い声。
大して綺麗でもない、なんてことのねぇ、近場の海水浴場だったけど。
今までの海に関する記憶が全部灰色に変わっちまうくらい。
それはいつまで残る、キラキラした思い出になった。
あいつと二人で行けて、嬉しかった。
そういう思いを共有できて、俺は凄く幸せだった。


仲の良いヤツらが「結婚式はいつだ」ってせっつくくらい。
俺とあいつは仲が良かったから。
俺が「警視庁に入る」って言った時、「一緒に入る」って言ってくれて、嬉しかった。
俺はあいつがそう言ってくれることを、ちょっと期待してたのかもしれない。
ホント、勝手だよな。
あいつは良いとこのお嬢さんで。
兄ちゃんが頼りないもんだから、親からは婿を見つけろって、きっと言われてただろうにさ。
そんなこと、おくびにも出さないで、俺について来てくれたんだ。


187 :未題8:2005/06/13(月) 02:52:10
それから。
入庁してから数年で、俺たちは絶好のコンビって言われるまでになった。
当然っちゃ、当然かもしれないけどな。
あのころ、俺たちはそれぞれの実家を出て、一緒に暮らし始めてた。
入籍こそまだだったけど。
そんなの紙切れ一枚の問題だって、ふたりとも全く気にもしてなかった。
公私に渡って最高のパートナーで。
もしかしたら、その関係が結婚によって壊れてしまうことを、二人とも、少し怖れていたのかもしれない。
あれだけ好き合っていたのに、俺たちは相変わらず臆病なままだったんだな。
今になっちゃ、何で早く婚姻届を出さなかったんだろうって思う。
いつでも大丈夫だっていう安心感が、あいつの姓を松竹梅に変えてやれなかった。
どんなに悔やんでも、もう遅い。


忘れられないあの日。
上からの命令で、俺たちはおとり捜査官として現場にいた。
危険な任務だったけど、俺らにとっちゃ、いつものことだった。
俺はおとり捜査のぞくぞくするようなスリルが堪らなく好きだったし、あいつもまた同じだった。

銃声がした後、あいつが倒れるのが目に入った。
一瞬、髪が逆立つほど激しい怒りに飲まれた。
でも、それから激しい銃撃戦が始まって。
助けに走ることは出来なかった。
そのあと、俺も腕に銃弾を受けて、救急車で運ばれた。
白い制服を着た救急隊員が、てきぱきと俺の腕に応急処置を施していくのを見ながら、俺はゆっくりと意識を失った。


188 :未題9:2005/06/13(月) 02:53:22
でも正直。あの時の俺は、あいつのことをそんなに心配してなかった。
あいつが打たれた、っていう事実に逆上はしたが。
頭を打たれた様子はなかったし、弾が鉄板に当たった衝撃で、気を失っているんだろうと。
その程度に考えていた。
だって、あいつは誰よりも悪運が強かったから。
防弾チョッキもつけてるって思ったしな。
せいぜい打ち身程度か、脳しんとうでも起してるんだと思ってた。
2〜3日入院すれば、すぐにまた家に帰れるって思ったんだ。
俺たちの家に。

俺は本当にバカだった。
渡された防弾チョッキが誰のものかも知らないで。
あいつのカンが恐ろしく当たるって事をすっかり忘れて。
「なんか怖い」って言ったあいつの言葉を、笑い飛ばした。
その結果、愚かな俺はあいつを失った。

即死だった。
検死官は、あいつが痛いと感じるまもなく死んだと言ってたけど。
俺には確かめるすべがなかった。
暗い遺体安置室で見たあいつの胸には、黒い小さな穴が開いてて。
数ミリの弾丸分だけ。そこだけがあいつの完璧な肉体から欠けていた。



189 :未題10:2005/06/13(月) 02:54:12
葬式の日。
誰もがあいつが死んだってことを信じられねぇみたいだった。
そりゃそうだ。
誰よりもあいつに近かった俺にだって、あいつがもうこの世にいないなんて、思えなかった。
そんくらい、あいつはキレイなままだった。
よく物語か何かで「眠っているような死に顔」って言うけど。
あいつのは本当にそうだった。
今にも「お腹へった」って息を吹き返しそうで。
今なら冗談で許してやるからって、俺は祈るようにそう願った。
でも、どんなに俺が泣いても祈っても、懇願しても。
悠理は二度と目覚めることがなかった。

それまでずっと、俺は現実逃避をしてたんだろうな。
その事実をやっと認めた時。
俺は泣いた。
みっともないくらい、声を上げて泣いた。
よく泣くあいつとは反対に、俺は泣くことが少なかった。
ものごころ付いてから泣いたのは、あの悠理に告白した日と、この時くらいだ。
泣いても泣いても、涙が止まらなかった。
俺は悔しかったよ。
あいつが死んだ時、俺は何をしていたかって。
腕に抱いてやることもせず。
あいつがひとり、冷たいアスファルトに横たわってた時。
なんで俺は病院のベッドになんていたんだって。


190 :未題11:2005/06/13(月) 02:55:25
俺は、叫んだよ。
泣きながら、叫んだ。
この世の神を全て呪ったし、警察官って仕事も、あいつのことも怨んだ。
だって、どうやってもあいつは帰ってこないんだぜ?
仕事場に行っても、あいつの笑顔は二度と見れない。
家に帰っても、あいつのぬくもりに二度と触れられない。
それを考えると、気が狂っちまいそうだった
泣いて泣いて、どんなにあいつの抜け殻にすがっても、あいつの声は二度と聞くことが出来なかった。
あいつは霊感が強かったからさ。
ちょっとだけ期待してたんだ。
これだけ俺が悲しんでる姿を見れば、放っておけなくなるんじゃないかって。
天国に行くのをちょっと遅らせて、俺の元に来てくれるんじゃないか。
その姿を見せてくれるんじゃないかって。
一人残された、恨み言を言ってやろうと、俺はその希望にすがっていた


でも、結局。
それから今まで。
悠理は俺の元に来ることがなかった。
俺は、最後の希望も打ち砕かれて、廃人同様になったよ。
だって、俺の光はもういないんだ。
どうやって、自分の半分を失って、普通に生きていける?

あいつのいない世界で、何で生きてかなきゃいけないんだ、って俺は毎日自問したよ。
でももう、そんな辛い思いもおしまいだ。
悠理を殺したヤツが、未だに、この世に生きている。
それだけが、心残りだった。
そんなことをしても、悠理は帰ってこないって他のヤツらは言うだろさ。
無意味だって。
でもな。
あいつだって、俺が殺されたら、同じようなことをすると思うんだ。
俺たちは、似たもの同士だったからな。

191 :未題12:2005/06/13(月) 02:56:51
でも、もうこれで心おきなく、あいつの元に行けるよ。
あいつは怒るかもしんないけど、お互い様だよな。
俺だって、あいつが死んだ時、相当怒ったよ。
だから、俺が死んだら。
天国だろうと地獄だろうと、あいつのいる場所に行って。
思う存分ケンカしてやるよ。
お互い言いたいことはつもり積もってる。
殴り合いのケンカになるかもしんねぇな。
でもいい。思う存分ケンカをした後。
そのあと、この指輪を持ってプロポーズするんだ。
もちろん、あいつの返事はOKに決まってる。
俺には分かってんだよ。

天使か死に神に見守られながらの結婚式。
なかなか、ロマンティックな計画だろう?
そう思わないか、なぁ。


≪終≫

192 :名無し草:2005/06/13(月) 20:18:01
えーと、誰も感想言えないみたいなので。
短編やポエムっぽい作風での死にネタは勘弁して下さい。
長篇で、そこまでの流れがあって必要なら仕方ないし納得するけど、
こういうのはただ嫌な気分になるだけ。
作者が魅録がとっても好きなのは分かったけど、その道具にされた悠理は
たまったもんじゃありません。
自分に酔った語り口も、なんだか魅録(作者)の妄想って感じで白けるし。
最初にスルーしれと言われても不愉快。
「ちょっと悲しい」とかじゃなくもう「死にネタあり」と書いてくれ。

193 :名無し草:2005/06/13(月) 20:51:26
>192
もちつけ。もちつけ。
所詮妄想なんだしさwマジになりなさんな。
でも確かに死にネタは不快に感じる人がいるだろうから
事前にはっきり書いとく方がいいという意見には同意。

194 :名無し草:2005/06/13(月) 21:09:02
>>192
確かに好き嫌いわかれる内容だろうけど、
そんなにキツイ言い方しなくたっていいじゃない。
好みに合わないならスルーするか、もっと柔らかい言い方しましょうよ。

>魅×悠
個人的にはとても好みで、素敵な語り口(文章)だなぁと思いました。
情景や魅録の心の中がすっと伝わってきて、切なかったです。
二人の間柄や歴史も、彼らならでは…という感じで(らしくて)萌えました。

195 :名無し草:2005/06/13(月) 21:43:53
>>192

どうせ悠理スキーか西友厨だろ。なんで嫌なら「スルー」が出来ないの?
でも確かに死にネタは死にネタと書いたほうがいいと思う。
まぁ、今回の文章の場合、出だし読めば死にネタってすぐ分かるけどね。

私も個人的には好きなお話でした。本来死にネタは嫌いなんですけど。
情熱的に愛し合って、最後に死を選んだ魅録の姿が切なかったです。

196 :sage:2005/06/13(月) 21:58:26
>>195
>どうせ悠理スキーか西友厨だろ。
こういう発言はいくらなんでもやめたほうがいいんじゃない?
確かに>>192もキツイけど、あなたもなぁと思うんだが。
いくら感想を書いてもらっても、作者さんも素直に喜べないと思うよ。

197 :sage:2005/06/13(月) 21:59:51
196です。
ごめんなさい。あげてしまいました。

198 :名無し草:2005/06/13(月) 22:00:40
二度も・・・。
本当にすいません。逝ってきます。

199 :名無し草:2005/06/13(月) 22:03:24
ここの住人もあいかわらずだなぁw


200 :名無し草:2005/06/13(月) 22:09:55
200ゲト*・:.。:*・゜(n‘∀‘)η゚・*。.・゜*

201 :名無し草:2005/06/13(月) 22:29:04
   ノノノハ  シゴトシゴト
  リl|ヽ´∀`l|   
 〜 / U U    
〜  し⌒U


202 :名無し草:2005/06/13(月) 23:28:29
192と195は両成敗。どっちも言いすぎ。
(つか195は最初の一文が余計)
自分は「死にネタです」と一言書いとけばよかったのにね、
つうのには同意です。

魅録も悠理もキャラが違う感じなので、死にネタであることは
個人的には気にしませんでしたけど。
なんというか美童っぽい魅録ですね。
いつもつるんでいるせいで奴の性格が伝染した?(w

そしてこっそり、こういう後追いネタって好きだったりする。

203 :名無し草:2005/06/15(水) 00:09:37
    ャョャョャョャョャョャョォォー!!            
     ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         ズザ――ッ         (´´  
         ノハハヾ          (´⌒(´
       c(’ー’ノリ,cつ ≡≡≡(´⌒≡≡≡  
              ̄ ̄  (´⌒(´

204 :これ、いただくわ -35:2005/06/15(水) 22:29:32
>>46
『ぼっ坊ちゃまが―――ッ!』
五代の第一声にキュッと心臓がちぢみ上がる。が、臍下丹田に力を込めて、
万作はつづく言葉に全神経を集中した。
「わっ若ッ、ぼっぼっ坊ちゃまが何やら豪く錯乱なさっておられますッ!」
「…え?」
考える間もなく『はやく、はやくっ』と急かされて受話器を耳に宛がった万作。
そこへ飛び込んできたのは正しく我を失った豊作の金切り声。
『父さんにッ、早く父さんに代わってよ、はやくぅッ!』
「どうしただ豊作、わしだがや」
求め続けた父親の声を耳にした途端、豊作の錯乱は極みに達したようだ。
『とと父さんっ、父さあん!』
まるで幼子が愛を乞うかの如くに、ただひたすら父を呼び続ける。
「豊作、おめ、無事なんか?」
『僕? ああ僕の事はいいんです、僕の事なんかどうだっていいんですよぅッ!』
てっきり豊作の身に重大な禍が降りかかり、それを善意の第三者、あるいは
禍の元兇が報せてきたのだとばかり思っていた万作は、喚く元気が残ってい
る息子の様子にとりあえずは胸を撫で下ろした――がこの慌てようは矢張り
ただ事でない。
「どうしただ豊作、一体なにがあっただよ?」
『ああ父さんどうしよう、僕はどうしたらいいんですか! 父さあんッ!』
未だ事後の興奮状態にあるらしく、豊作はわあわあと喚くばかり。
『やっぱり父さんに来てもらうべきだったんだ。僕なんかがのこのこ迎えに来た
 りしたからこんな事に。父さんだったらきっとなんとか出来たのに。やっぱり
 僕はダメだ。全部僕のせいだ――ああ父さんッ、僕はどうしたらいいんです
 かぁッ!』
とことん内罰方向へと突き進んで如何な要領を得ない長男を万作は一喝する。
「おちつくだがやアァァッ!」

205 :これ、いただくわ -36:2005/06/15(水) 22:30:16
『……ぁ……』
鼓膜が吹き飛ぶほどの大喝を浴び、豊作はようやく正気を取り戻したようであ
る。そして散り散りになった自制心を懸命に掻き集め、刻むような口調でなんと
か事態を告げるに至った。
『…あ…あの…か…か彼女が……さら……攫われてしまいましたあッ!』
さらわれた?
「……ハアァアアァッ!?」
『ぼっ僕がいけなかったんです。つついお喋りに夢中になってまわりを見ていな
 かったから。きっ気が付いたら車に囲まれて、おお降りろって脅されて…』
空港の剣菱専用ゲートから一般道へぬける、ほんの僅かの間に決行された、
白昼堂々の手際よい犯行であった。
攫われたのは―――チチだ。チチは現マイタイ国王の妹君で、先代の国王
ダイキリは先の大戦時代からの剣菱万作の親友である。
騒動の末に息子のピンガが王位を継承し、やっと気侭な隠居暮らしを手に入
れたダイキリは娘をつれて、前々からの約束通りに遠路はるばる万作を訪ね
てきたところであった。
「降りろ」
覆面に顔を隠した男たちが車を取りかこみ、拳銃のようなものをチラつかせて
ドアを蹴った。
「グズグズするなッ」
突然のことにサッパリ事情がのみこめず、しばらくはポカンと口を開けていた
豊作であったけれども、うすく開けておいた窓から短銃の先っぽを抉り入れら
れ、ようやく事の重大さに気がついた。
顔面蒼白で歯の根もあわぬ有りさまになりながら、それでも、
「だっ…だ…だいじょうぶ、ぼ、ぼ、ぼくに任せて…」
と言いおいてひとり車を降りたまでは上出来だった。さすがは万作の跡取りだ
けのことはある、とダイキリ父娘は頼もしく思ったものだ。

206 :これ、いただくわ -37:2005/06/15(水) 22:30:54
しかし運転席の名輪は気が気でない。
『豊作さまが危ないッ!』
車の左サイドに立った男が自分にも銃口を向けていたことは目に入ったが、
かまわずドアノブに手を掛ける。
刹那、離れて暮らす娘の面影がさっと胸裡を掠めたが、ここで臆病風に吹か
れてしまっては、どの面さげて剣菱に戻れようかと心を鬼にして振り払った。
そして腹を括った名輪。
「…ほッ…豊作さまああぁッ!」
あらん限りの声で叫びながら、豊作の額に銃口を突きつける悪漢の前に転が
り出た―――その隙に。
車中で事の成り行きを見守っていた彼女があっさり拉致されてしまったのだ。
『おカシなマネしタラ、女殺ス――』という御定まりの、それでいて恐ろしい決ま
り文句を残して。
名輪は猛烈に悔いた。
一台目の不審車が車間をつめてきたのをサイドミラーで確認したあの瞬間、
たしかに彼の本能は危険の到来を報せていたのだ。
それを逃さず、若干の交通違反を犯してでも振り切ってしまえばこんな破目に
ならずにすんだのである。
だが『まさか…』の思いのほうが勝った。
なぜなら剣菱を巡るさまざまな事件において、その渦中に身を置くのは必ずや
妹・悠理の方なのである。兄・豊作の出番などまず、ない。
『あのとき、アクセルを踏み込んでさえいれば…』
こう見えて名輪、その腕前はかなりのもの。
ふるさと群馬の山々で鍛えた走りには自信がある。一度でいい、松竹梅の御
令息とお手合わせ願いたい、そんな夢をひそかに抱いている彼なのだ。

207 :これ、いただくわ -38:2005/06/15(水) 22:31:49
それに今日の車輌は見かけこそ上品なリモだが、ボンネットを上げればそこ
にはRB26のフルチューン、最高出力920psを叩き出すモンスターマシンだ。
エンジン設計は無論のこと、通信教育で流体力学をも学んだ名輪の力作であ
る。万作の気まぐれで製造された神社カーでさえ、あれから名輪の手によって
梁には巧妙な傾斜がつけられ、ヒワダ葺の屋根がウイングの役目を果たすま
でにスタイリングされている。強力なダウンフォースで、あのフォルムからは想
像もつかない安定感だ。
そんな彼が心血そそいで育てた怪物リモが、そこらのポンコツにおくれをとる
謂れがないのだ。だからこそ尚更に些細な判断ミスが悔やまれてならない。
「ほっ豊作さま、けっ警察に…ッ」
と、震える手で携帯を取り出した運転手を、しかしダイキリは慌てて止めた。
なにやら事情があるらしく、兎に角マンサクに、と必死の面持ちで言い募ったの
であった。
「マ、マンサクか?」
『おおその声はダイキリ、おめは無事か、ケガはねえだか?』
「わたしは大丈夫だ。だがチチが…」
『わかっただ。とにかく早くうちさ来るだよ』
短いやり取りを終え、三人はそれぞれシートに身を埋めた。目前の信号は素
知らぬ顔をして黄色から赤へと変わろうとしている。
「名輪、早くうちへ……頼んだよ」
「は、はい…」
束の間、きつく目を閉じて唇を噛みしめた名輪。それからおもむろに白手袋を
革のグローブに嵌め換えた。
しかし未だ醒め遣らぬ恐怖と、事件を回避できなかった悔恨から生じる激しい
動悸は少しも治まってくれる気配はない。治まるどころか、時を追って酷くなる
ばかりで、シフトノブに置いた手も情けなく震えてしまう。
名輪はがっくりと首を垂れた。
――――これでは駄目だ、走れない。

208 :これ、いただくわ -39:2005/06/15(水) 22:32:34
その時、視野の隅で何かが動いた。エアコンの送風口にぶらさがる三峯神社
の御守りである。それは風もないのにプラプラと揺れていた。
名輪は縋るような気持ちで小さな御守り袋を握りしめた。
すると。
一体どういった作用が脳にもたらされたものか――――彼は幻を見た。
視界いっぱいに、若き日に慣れ親しんだ秩父山河の風景が総天然色で浮かび
上がったのだ。
そしてどこか遠くの方から聞こえてきたのは懐かしき母の声。
『……さあ…あなたのはしりをみせてごらんなさい…いまこそ…はしるのです…
 ………まけてはなりませんよ……めい…りん………』
「お、お母ちゃん…ッ!」
幻聴といえども、実の母に苗字で呼び掛けられたのは少なからず違和感があっ
たが、しかしその声のおかげで、今の今まで早鐘のように激しかった鼓動は急
速に落ち着きを取り戻した。
これなら―――いける。
目尻に滲んだ涙を手の甲で拭い取り、名輪は宣言した。
「お任せください豊作さま。安全且つ迅速で到着してご覧に入れます」
アクセルペダルに足を乗せる。魔人の咆哮の如きエキゾーストノートが関東平
野に響き渡る。
シグナル・レッドからグリーンに。
名輪入魂のモンスターマシンが―――遅蒔きながら火を吹いた。


209 :これ、いただくわ -40:2005/06/15(水) 22:33:16
『お前らそんな危険なことを頼むと思うか?』
この魅録の言葉にウソはなかった。
装置の設置を命じられ、恐る恐る車を降りた美童と野梨子は抜き足差し足で歩
き出したのだけれども、どこまで行っても警備員らしき人影は見当たらない。
多少ひょうし抜けの観はあったものの、安全に越したことはない。いくぶん緊張
をといて足を速めた。
目的地はビルの地下だが、ふたりが進むのは林の中。
魅録の知人がもたらした情報によると、このビルの駐車場へとのびる地下道は
4本で、しかし機能しているのは正面ロータリーからの1本だけ。残る3本は工事
途中でほっぽり出されているという。ふたりはその内のひとつへ向かっているのだ。
『駐車場まで行かなくていいから。手前の床にペタッと頼む。入り口の有刺鉄線
 はペンチで切って、出てくるときにまた絡めておけばいい』
必要な道具はペンチと針金。至極かんたんな潜入だ。
この土地が兼六所有になったのは今からざっと15年前。
バブル期まっ只中、地価は天井知らずと言われた時代に手に入れたものだが、
かと言って大枚を叩いたわけではない。
ここは捨て値でも誰も手を出さなかったという、つまり曰く因縁つきの土地であっ
たのだ。
それまでの地主たちもビルや家屋やらの建設を幾度か試みたのだがその都度、
不慮の事故によって断念せざるを得なかったらしい。
上物がダメなら地下はどうだと、今度は地下鉄を通す計画がすすめられたのだ
が、やはりおなじ結果に終わったそうだ。
その例に漏れず、兼六金庫ビルの建設時にも原因不明の事故が相次いだらし
いのだけれども、そのようなことでおめおめ引き下がる彼ではない。腰の引ける
請負業者を次々と取り替えて、とうとうこれだけのビルを竣工させたのは、さすが
は剣菱と肩を並べる巨大財閥・兼六だけのことはあると評価していいだろう。

210 :これ、いただくわ -41:2005/06/15(水) 22:33:59
立派なビルの出現によって怪しげな噂も影を潜めた。だがやはり人々は未だ
に近づきたがらないようだ。憩いの場には持ってこいの森だというのに人っ子
ひとり見当たらない。
しかしあの悠理がすんなり忍び込んだところをみると、どうやら噂は噂でしかな
いらしい。
「ん〜、いい天気」
滴るような緑に誘われて、美童はふっと頭上を仰ぎみた。
まるい筈の天空は亭々と茂る大樹たちに切り取られてイビツな形をしていたけ
れども、その色はまさしく青。メトロポリスのど真ん中にいることがウソのように、
空の青が木々の緑に煙っている。
「東京にもこんなとこがあったんだね。知らなかったよ」
と、声をかけたが野梨子はスタスタと先を急ぐばかり。下手な水着よりもよほど
扇情的と言えるスーツ姿を見られたくない一心だ。
「待ってよ、野梨子」
急ぎ足で追いかけると透かさずそれと察知して、同じ速度で野梨子は進む。
「待ってったら」
何度追いかけても同じことで、まるで斥力でも働いているかのように二人の間に
は一定以上の距離が保たれる。
ハァ…、と軽い溜息を吐き出したあと、美童は気を取り直して再び声を掛けた。
「それにしても凄いね、野梨子。見直したよ」
「えっ…」
ようやく反応が返った。と同時に野梨子の歩度が若干ゆるむ。
ここでいい気になって近付いて、再び警戒心を呼び起こす愚を犯さぬように美童
もまた同じだけ歩度をゆるめた。
「なんのことですの?」
「さっきのさ。魅録の作ったもの全部理解してるじゃん。感心しちゃったよ。
 僕なんか丁寧に説明されたってチンプンカンプンなのに」

211 :これ、いただくわ -42:2005/06/15(水) 22:34:38
野梨子は眉間のあたりに当惑を滲ませる。
「私はべつに凄くなど……既に完成したものを理解することは誰にでもできます
 もの」
「……僕、できてないんだけど」
「本当に凄いのは私ではなくて魅録ですわ。発想や知識や技術力、いいえ何よ
 りあの情熱が素晴らしいんですのよ」
美童の発言は聞き流され、魅録への賞賛が返って来た。
準備期間中、常に魅録の側らにあって作業をつづけた彼女は特別に感じるも
のがあったようだ。
その折の記憶が甦ったのか、野梨子はつと立ち止まると微笑みの形に目を細
めて空を仰いだ。
「本当にいいお天気ですわね…」
口の中だけでそう呟き、そして呟きの延長のように語りだした。
魅録は無口とまでは言わないが、決して口数の多い人間ではない。男友達との
間ではどうだか知らないが、倶楽部の中では聞き役にまわることの方が多い印
象だ。
そんな彼が、こと機械類の話となるとまるで別人のように自ら進んでよく喋る。
と言っても、なにもその懸隔具合に魅了されたわけではない。純粋に、自分に
ない知識を与えてくれることや設定した目標をクリアするために懸命になってい
る姿に尊敬に近い感情を抱くのである――。
『魅録、少しよろしいかしら?』
『おっひとりでセットできたんだ。さすが野梨子、覚えが早いな。んでこの状態で
 輻輳率はどうなってる?』
『……90を超えてますわね。データ経路をかえてみます?』
『いや、そっちのトラフィックを制御してからもう一回スループットとってみて』
『了解。……あら?』
コンソールのスイッチパネルに手を伸ばした野梨子は、その横にコロンと転が
る手のひらサイズの物体に気付いてそっと摘まみあげた。

212 :これ、いただくわ -43:2005/06/15(水) 22:35:18
『これはなんですの? リストにはありませんわね』
『あっそれはっ! ……これは別にいいから。うん、これ失敗作』
矯めつ眇めつしていた野梨子の手からお碗型をしたそれを奪い取ると、魅録は
すばやくズボンのポケットにねじ込んでそう言った。
『失敗作? でしたら破棄しておきましょうか』
『イ…イヤいいよ。俺やっとくし…』
いつもならしたり顔で解説を始める魅録がどうにもバツの悪そうな様子を見せて、
不自然にズボンの片側を膨らませたままあたふたと部屋を出て行った。
『あれは………プロテクター、ですわよね?』
潜入任務に危険は付きもの。防具の必要性ぐらい十分に察していた野梨子は
魅録の慌てようが少し可笑しかった。
『なにも隠さなくてもよろしいですのに』
さっそく装備のファイルを開いて”プロテクター”とキーボードを叩く。
それから名称の欄を見つめて暫し考えたのち、『守護神アポロン』と入力したの
は、我ながらいいネーミングだと嬉しくなった。
けれどもその際に、『守護より鎮守のほうが…』などとチラとでも考えてしまったの
は、可憐あたりからの悪影響に違いないと唇を尖らせてみたりした。
そんなこともあったが、往々にして魅録はかなりの情熱をもって講義を施してくれ
たのだった。
もっとも、よく喋るとは言っても常に饒舌なわけでは勿論なくて、いかに説明を求
めたところで、何かに没頭している最中であれば専門書や設計書をポンと投げて
よこすだけの素気なさだ。
それが無性に悔しかったことを思い出して野梨子はふふふ、と柔かく笑った。
「……………ったんだ」
思い出すまま話すうちに、いつしかひとりで記憶の中を歩いていたらしい。
「え?」
ふいに声を掛けられて、よく聞き取れないままに野梨子は顔を向けた。小首を傾
げて仰ぎ見ると、美童の背後から射し込む木洩れ日が眼にまぶしい。

213 :これ、いただくわ -44:2005/06/15(水) 22:36:08
「そんなに楽しかったんだって言ったんだよ、魅録と一緒の作業が」
美童の言葉に、野梨子はクニッと唇をゆがめる。
事実その作業は大変に実り多きものであったのだけれど、その内の楽しさだけ
を強調されると、何か別の意味を付加されたようでなんとなく落ち着きが悪い。
「私はただお手伝いをしていただけで、別にそういうつもりじゃ…」
咄嗟に言い訳じみた言葉が口をついたが、それもすぐに遮られた。
「わかってるって。でも今の野梨子、すっごくいい顔してたよ」
そう言った後、美童は言葉の浸透を確かめるかのように野梨子の顔をのぞき込
んだ。
野梨子は反り気味になって落ち着かなげな瞬きを繰り返す。それでも目を逸らし
たら負けだとでも思っているのか、唇を引き結んで懸命に見返してくる。
こんなところは未だほんの少女のようだ。
それでいながら最前のような艶っぽさを垣間見せることもあるのだから女はわか
らない。
だから面白い、と美童はクスっと笑ってつい余計なことを口走る。
「そんな話、清四郎が聞いたらどう思うかな?」
言ってしまってから気が付いた。
これでは告げ口を仄めかして牽制してるようではないか――。
清四郎と野梨子。この二人が親友の枠組を越えて特別な間柄になった、とは未
だ聞かない。
しかし幼馴染みということもあって、他の友人たちとはまた違った近しさにあるこ
とは皆の知るところだ。そしてそれが又、ある種の足枷になっているようにも見
て取れる。
もちろん当人たちに確認をとってみたわけではないので、もしかしたら二人とも
現状に満足しているのかもしれない。
しかしどちらにしろ、微妙な関係は一寸した外的要因で進退どちらにも転び易い
ものだ―――否。
野梨子の頑なな性格、そして超自我で塗り固められたような清四郎の性格を考
慮すれば、後退の方にこそ転び易いだろう。

214 :これ、いただくわ -45:2005/06/15(水) 22:36:56
どちらに転ぼうとそれは美童の知ったことではないが、それでもここで清四郎の
名前を出すことは適当ではなかったように思う。
けれども言い繕うのも妙な気がしてそのまま返答を待つ。
しかし返されたのは咎めるような沈黙だけ。
どことなく決まりが悪い。
美童は言い訳の代わりに小さく首を竦めて見せて、それから野梨子の肩の辺り
に目を転じた。
その視線の移動に野梨子はハッとなる。可視化境界3メートル。それどころか
肩先が触れそうなまでに近付いている。
「…もうッ!」
と、ふくれてパッと駆け出した。
ひとつ向こうの梢の下で、生首に戻った野梨子が怨めしそうに此方を睨む。
その後方50メートルばかり。
地下道への入り口がポッカリと口をあけて獲物を待っている。午後の柔らかな
陽射しさえ呑み込んで、その口は黒々と―――――暗い。

       つづきます


215 :名無し草:2005/06/15(水) 22:55:54
>これいただくわ
いつも楽しく読ませてもらってます〜
今回は急展開でしたね。まさかチチが出てくるとは…びっくり。
そして守護神アポロンに 大 爆 笑 してしまいました。
ネーミングセンス素敵すぎw

216 :名無し草:2005/06/15(水) 23:04:48
>これ、いただくわ
待ってました!
いつもながら描写が丁寧で、且つ面白いですねぇ。
めくるめくストーリーにドキドキしつつも
私の笑いポイントはここですた↓

>こう見えて名輪、その腕前はかなりのもの。
>ふるさと群馬の山々で鍛えた走りには自信がある。

名輪…群馬出身なんだw

217 :名無し草:2005/06/15(水) 23:31:25
>これ、いただくわ
息子を名字で呼ぶ、名輪のかあちゃん(の声)に吹き出しました。
いつもながら、脇道にぐいーっとそれたように思わせて、
ちゃんと本道に戻っているのが見事です。
機械音痴なはずの野梨子がやたら詳しくて、?と思っていたけど、
こういう裏事情があったのか…なんてところも明らかになったし。
また続きを楽しみにしてますね〜。

218 :名無し草:2005/06/16(木) 02:40:16
>>96の番外編その3。>>136の続(?)きです。
美童主役。
ちょっとギャグテイスト?な話なので、そう言うのが厭な方はスルーお願いします。


219 :雷神 (一):2005/06/16(木) 02:43:40

月は、と……見えるわけ無いか

静かに降る雨を眺めながら、美童は一人アンニュイに呟いた。
まるでぼくの心の中を映す、鏡のよう……。
窓の外に広がる光景に、彼はそう独り言ちると、頬に手を当てて、ほうとため息をついた。
物憂げな雰囲気が、美童の周りを取り巻く。
胸元にびらびらのレースがついた白いシルクのブラウス。
背中の中程まで伸びた、プラチナブロンドの髪。
バックに散る薔薇の花びら。
そこには場違いなほど、キラキラした少女漫画の世界が広がっていた。

金色の月は、美しさゆえに、嫉妬の雲で隠されちゃうんだよね。
彼は、やるせなそうにかぶりを振った。
つややかな金髪が、その動きに連れて舞う。
ああ、今日もかわいい彼女たちが僕に会えなくて、こうやって悲しみの涙を流してるんだろうなぁ。
美童の星を浮かべた青い目は、ついには地球を飛び出し、月面まで漂着していた。
入りやすい彼は、いったんそこに行くと、なかなか戻って来ることが出来ない。
そのまま、彼がかぐや姫とのあま〜いランデブーを楽しもうとしていた時。
それを引き留める矢が、遙か彼方、地球から飛んできた。

「何をやってるんですか、美童。早くこの設問、解いて下さいよ」
その矢を放った下人。じゃなくって、オニ。……もとい清四郎が、テキストを丸めて机を叩いた。
「ひえっ……」
バシッという大きな音に驚いて、美童は首をすくめた。
どうやら、自分に現実逃避することは許されないらしい。
だが、伝説の美姫との逢い引きに未練タラタラの彼は女々しくも、口の中で文句を言った。
(あーああ、イヤだなぁ。古典なんてできるわけ無いじゃないか。ぼくって日本人じゃないんだぞぉ!だいたい……!)


220 :雷神 (二):2005/06/16(木) 02:44:53
「なんでぼくが清四郎に教わらなきゃならないんだよ!同じスパルタでも、野梨子の方が何倍もマシだあー」
「仕方ないでしょう?野梨子は病み上がりなんですから。それに、教えてもらってる身で、なんですか。その言いぐさは」
疲れたような清四郎の言葉に、美童は無謀にも牙を剥いて反撃した。
「だって、もう3時になるじゃないかぁ、このサド!目の下にクマができちゃったらどうしてくれるんだよー」
サドという言葉に、清四郎の頬がひくりと動いた。
「ほぉ、それだけ口が達者なら、今回の中間テスト。いつも赤点の古典で、平均点はもちろん、80点以上取れますよねぇ」
その言葉に、みるみると美童の牙が元に戻った。
顔がザアッと青ざめる。

「うわーん、ごめんなさい」
野生の心もスッカリと忘れ、ただキャンキャンと甲高い声でわめく愛玩犬。
清四郎の足にすがりついて泣く美童に、隣で勉強していた悠理が煩わしそうに頭を上げた。
「美童、おまえうるさいぞー!」
「そうですよ。隣で寝てる、魅録と可憐が起きたらどうするんですか」
伊豆の踊子の一場面のように、清四郎はすがりつく美童を無情にも足蹴にした。

「そ、そんなぁ!大体、二人はもう寝てるのに、なんで、ぼくと悠理だけこんな遅くまで起きてなきゃいけないんだよぉ」
「明日、二人のテストに古典とグラマーがあるからですよ」
黒髪の男は、ため息をつきながら続けた。
「魅録はまぁ、問題ないところまで行ったし、可憐は文系ですからね。英語のテストは明後日にあるんですよ。だから、帰国子女クラスの美童と、理系の悠理が残っているのはごく当然の結果といえますな」
「ううう……」
清四郎に議論を挑んで、彼が勝てるわけもなかった。
口説き文句なら絶対に負けない自信あるのに……と心の中で叫んだかどうか。
顔をトマトにした美童は、悔しそうに口をへの字にひん曲げた。


221 :雷神 (三):2005/06/16(木) 02:48:17
その姿に同情したのではないだろうが。
清四郎は美童のテキストを取り上げると、フム。と顎に手を当てた。
「二条院の西の対なんて、いかにも美童好みな話じゃないですか」
「なにそれ」
清四郎は大きく顔をしかめた。
泥のように濃いコーヒーを飲んだせいで、只でさえ細くなっていた神経が容易にすり切れてしまったらしい。
呆れたように顔を片手で覆う、わざとらしいその仕草に、美童はカチンと来た。
「な、なんだよー。知らないから、清四郎に教わってるんじゃないかぁ。分かってたらここになんて来ないよ!」
「せめて教科書に載ってる題名くらいは覚えておいて下さいよ。若紫の巻の一節って言えば分かりますかね。ちなみに、今回の範囲。源氏物語の中の一節ですよ」
顔を赤くして、言いつのった美童に、清四郎はブリザードも真っ青な冷たい視線を送った。
「ぐっ……」
言葉に詰まる美童。
だが、今にも凍死してしまいそうな彼の元に、一枚の毛布が投げ与えられた。
やはり、持つべきものは自分より恥な友人である。

「あ、あたい分かるぞ!それってマザコンでロリコンな男の話だよな」
「えええ〜なんだよそれ!ぼくのどこがマザコンなんだよぅ。それに、かわいいとは思っても、さすがに小さい子には、手を出さないぞ」
二人の言葉に、清四郎は一層苦虫を噛み潰したような顔になった。
「間違ってるとは言いませんが……その解釈は少々強引すぎます」
「ええ〜?」
「悠理は人のことより、まずその同異義熟語の穴埋めを終えて下さい。明日のグラマー、一限目だって言うのに、そのプリント、まだ半分も終わって無いじゃないですか!」
怒りの矛先が自分に向かったのを見て取ると、悠理は黙って自分の筆記用具を握った。
心なしか、そのあたまに白い旗が見える。
大人しく机に向かった少女の姿を、看守のように腕を組んで見やると、清四郎は再び彼の方に顔を向けた。
「美童には日本版のマイ・フェア・レディって言った方がわかりやすかったですかね。まぁ源氏物語の方が相当古くはありますが」


222 :雷神 (四):2005/06/16(木) 02:52:57
「マイ・フェア・レディって言ったらたしか映画にもなった、あのミュージカル?
一回ロンドンで見たことあるんだけど。女の子ってほんと、あの手の話好きだよね〜。可憐の家にビデオあったしさ。ふふ。もしかして可憐ってば、ヘプバーンになりきって、何回も見てるんじゃないかなぁ」
何でそうすぐ話が脱線するんだ。という怒りのこもった視線に、美童は慌てて話を元に戻した。
これ以上、悪戯に清四郎を刺激するのは、彼にとっても得策ではない。
「えーっと。要は女の子を自分好みのレディに育て上げるって話だよねぇ。……でもさ、自分の手で花嫁を育てるなんて男のロマンだよね。正直、清四郎も憧れない?」
清四郎の返事を待たずに、美童は教科書のページをパラパラとめくった。
「若紫ちゃんかぁ。英語で言うとラヴェンダーちゃんって所かなぁ。くふふ」
「ほぉ、どんな想像をしてるか知りませんが、余裕ですな……では、興味が湧いてきたところで、この和歌の口語訳!『ねは見ねどあはれとぞ思ふ武蔵野の露分けわぶる草のゆかりを』さあどうぞ」
「えっ!」

突然、指さされた和歌を、美童は目を寄せて凝視した。
何の書き込みもない、まっさらな教科書が、美童の習熟度を良く表している。
「ええっと、『寝て見てないから、かわいそうに思う、武蔵野の露を分けた草のエンを』……って何が何だかさっぱりわかんないよ」
「僕もそんな訳じゃわかりませんよ。『ねは見ねど』の『ど』は逆説確定条件で『……けれども』って用いるんです。だいたい、『あはれ』を『可哀相』って訳すのは初歩的なミス。正しくは『可愛く思う』ですな」
「ええー?なんだよそれぇ」
「何だよ其れ、は僕の科白ですよ。この和歌の正しい訳は『まだ共寝はしていないけれども、しみじみとかわいく思う。武蔵野の露を分けあぐねるように、逢いかねている紫草のゆかりのあなたを』です。ちなみにこれは、源氏の若紫への思いを詠った一句ですからね」
一体今まで、何をやっていたんだ。と言わんばかりのセリフにも、美童は何も言い返すことが出来なかった。
「はぁ……。この接続助詞の表でも暗記しといて下さい。完璧にできるまで、睡眠はお預けですよ」


223 :雷神 (五):2005/06/16(木) 02:53:28
がーん。
ショックを受けた美童の顔に、縦線が走った。
衝撃のあまり、自慢のパウダー・ブルーの瞳が白目に変わる。
「あっ……」っといって額を押さえると、彼はヨロリとその場に崩れ落ちた。


しくしくしく。
美童は泣きながら、ノートに文語助詞一覧表を写していた。
順接確定条件だとか、已然形、未然形。
ワタシニホンゴワカリマセーン!と叫びたくなるような未知の単語に、地球外に放り出されたような気さえする。
しばらくは、頑張ってそれらの言葉とつき合っていたが。
美童の脳は、その許容範囲を超えたためか、障害を起した。
シナプスがすっかり焼け切れて、頭から白い煙が立ち上りはじめる。
美童の白い手から青いシャーペンが離れる。
それはカラン、という寂しい音と共に、黒いテーブルにぶつかった。

「せいしろー!できたぞ」
「フム……悠理にしてはかなりよく出来てます。でも、この括弧の中に入る熟語はstick inではなくstick toですよ」
キュキュッと赤ペンが紙を滑る軽快な音がする。
美童は、テーブルの上に突っ伏したまま、そのわずかな振動を感じた。
真っ白になった頭の中。
彼らの会話が自然と耳の中に滑り込んでくる。

「あ、すもーるちるどワず」
「日本語読みしない!大体、childはチルドじゃなくてチャイルドですよ。何回やったら覚えるんですか!ほら、続けて言ってみろ。A little boy was clinging tightly to his mother's skirt」
「男の子が母親のスカートにしっかりしがみついていた?へーなんか、何かそれっておまえのことみた……ぶッ」
「ほらほら、無駄口を叩かない」
「ア、スモール」
「a」
「ァ?」

224 :雷神 (六):2005/06/16(木) 02:55:28
マイ・フェア・レディねぇ。
偏屈者で女嫌いのヒギンズ教授に、教養はないけど明るいイライザ。
あいつらにぴったりじゃないか。
未だに、助詞の恐怖から回復できていない美童のあたまの中で「 The Rain In Spain 」が鳴った。
冷たいテーブルが気持ちいい。
目を閉じる。
しばらく、そののんきな音楽に疲れ切った体を任していた美童だったが。
清四郎の声に反応して、目をしばたたいた。
(ん……?)
別に美童に話しかけてきた声ではなかった。
悠理に対するいつものような小言めいた説教。
それ自体は大して珍しいことではなかった。
清四郎と悠理。二人の間では、ごく一般的な出来事だとも言える。

だが、美童の頭の中にごく小さな疑問が浮かんだ。
厳しいことを言っているのは、彼の時と全く同じだが。
悠理に対する清四郎の口調が、何だかとても甘く感じられたのだ。
彼の言っている甘さとはイコール愛である。
だが、清四郎のそれは小鳥を優しく叱る親鳥のような愛情ではなく。
できの悪い妹を叱る兄のようでもない。
もっとこう。
ダイレクトな。
無理矢理例えてみるなら、求愛の歌を朗々と歌う南国の鳥。
口ではバカだバカだと言いながら、そんな彼女にぞっこんなのがはたから見れば丸分かりな男。
そういうものに思えた。

225 :雷神 (七):2005/06/16(木) 02:56:18
(あれぇー?)
いったん気になると、後は割と楽に、薄い衣で覆われていた真実が次々と剥き出しになっていった。
悠理、と名前を呼ぶ時に、ほんの少しやわらかくなるイントネーション。
秘かな笑い声の中に隠れた、弾む、こころ。
厳しい言葉の中にも、相手のことを心底思いやる気持ちが見え隠れして。
どんなに彼女に心惹かれているか、その感情を吐露していた。
うきうきと秘密という名の服を剥いでいた美童の手が止まった。
じっと彼らの会話に耳を澄ましていた結果。
しまいには、バカという言葉が、好きですよ。という響きに聞こえてきてしまった。
うっかりと友人の自慰を覗いてしまったような気まずさが、美童の頬を赤く染める。
それほどまでに、清四郎の気持ちは明白だった。

赤裸々までにあからさまなその響きに、今まで気づかなかった方がおかしかった。
気のせいだなんて事は絶対にあり得ない。
なんと言っても、恋愛に関しては負ける者無し。百戦錬磨の彼にかかれば、隠し通せるわけがない。
誰がなんと言おうと思い違いなんかじゃない。
そうくどいまでに断言しつつも、美童の胸にどうしても腑に落ちない点が引っかかった。
清四郎の態度が、あまりにも自然だったからだ。
これは、一日二日の恋心ではない。
どうして今になって気づいたのだろう。
いつから悠理のことを?
何かあったのだろうか。

彼は胸を渦巻く疑問に突き動かされたような形で、顔を上げた。
おでこにくっきりと付いた赤い跡が少し間抜けだ。
だが、目の前に鏡があるわけではないので、美童はそれに気づかなかった。
あったとしても、今は清四郎の心を推し量るのに夢中で、その存在に気づきもしなかっただろう。
そのくらい。彼の探求心は、恋する清四郎という未知の存在に大いに刺激されていたのだ。
美童の瞳がわずかに細められる。
その結果。
満足した答えが得られたのか。
美童はクリームを舐めた猫のようににんまりと笑った。

226 :雷神 (八):2005/06/16(木) 02:57:40
ふーん。
とろけるような目しちゃって。

彼は非常に愉快だった。
出来れば、他のやつらをたたき起こしてこの気持ちを伝えたいくらいに。
だが、次の瞬間。
「何ボーっとしてるんですか、美童!」
ニヤニヤしていた美童に気づいた清四郎が、特大の雷を落とした。
彼が清四郎に対して精神的優位を保てたのは、蜻蛉の命よりももっと短い間であった。
まさに一炊の夢。
可憐に今度、聞いてみよう。と決意しながら。
美童は情けなくも大人しく、再び古典の世界に戻っていった。


美童の頭の中には、寝る前に清四郎によって無理矢理詰め込まれた、和歌だの助動詞だのがあった。
疲れ切った体は睡眠を切望していたが、頭を限界まで使ったせいで、なかなか脳が休止状態に陥ってくれない。
無理矢理瞳をつぶって、陸上競技で使う、白いバーを越える女の子達を数えていく。
華やかな笑い声と共に、彼の前を美しい女性達が横切って飛んだ。
苦痛を忘れるための処置なのだろうか。体内からドーパミンが放出される。
厳めしいひらがなの世界が、ゆっくりとピンク色に染まっていった。
眠りにつく前のほんの一瞬の恍惚とした気分が、何度も彼を襲った。
もう少しで眠れそうだ。
白い枕をぎゅっと抱きしめながら、美童は考えた。

227 :雷神 (九):2005/06/16(木) 02:58:27
ひらり。
国文科のビーナスが蝶々のように鮮やかに、美童の夢を舞う。
彼女は源氏物語の原典を持って、優雅に美童に笑いかけた。
その姿に、美童は喜びの歓声を上げた。
眠りにつく少し前、やっと清四郎のしごきから解放された美童は、実はこんなことを考えていたのだ。

今度は、国文科の彼女でも持とう。
そうすれば、苦手な古典も手取り足取り優しく教えてもらえるかもしれない。
清四郎に教わるなんかより、そっちの方がぜぇっったいに楽しいに違いない。
――と。
ちなみに、キレイなお姉さんがいいなぁ。
とも考えていた。

目の前には今まさにその彼女がいる。
美童は慌ててその白く揺れるスカートを追いかけた。
逃がすわけにはいかない。
するりするりと逃げる彼女を、笑って追いかける美童。
無害そうなその笑顔とは裏腹に、その手にはしっかりと虫取り網が握られていた。

朝は、まだ来ない。
美童が彼女を捕まえられたかどうか。
それは神のみぞ知る。



≪終≫

228 :名無し草:2005/06/16(木) 23:43:42
>これ、いただくわ
細かい描写と、少し意表をつく展開が楽しかったです。
美童と野梨子の距離感の保ち方が可笑しいw
倶楽部内の、それぞれの人間関係も気になります。
続き、お待ちしています。

>雷神
UP、ありがとうございましたー。
「梅雨」「夕立」とまた違った、明るい(能天気?)な内容が
美童らしくて、たまらなく面白かったですw
表現もとても豊かで、作者様の知識の深さと上手さに、ただただ感嘆。
あと二人の視点からの話(続き)も、楽しみにしてます。

229 :名無し草:2005/06/18(土) 10:05:13
>228
そうかな?>深い知識
大学受験する人ならば誰もが得た知識のはず。
漏れはそのくらいにしかとらえなかったよ。

前作(死にネタ)と同じ人なのかな?>雷神作者タソ
書き方が似ていると思った。だとしたら前作より
読みやすくなったと思うよ。

230 :名無し草:2005/06/18(土) 12:13:10
>229
(*´Д`)

>雷神
うpありがとうございます。
主人公毎に話の雰囲気がぜんぜん違ってて毎回面白いです。
今回清四郎のスパルタっぷりがツボでしたw

231 :名無し草:2005/06/18(土) 12:57:52
>伊豆の踊子の一場面のように、清四郎はすがりつく美童を無情にも足蹴にした。


伊豆の踊り子に、足蹴にするシーンってあったっけ?
金色夜叉ではないですか?

違ったらゴメン。

232 :名無し草:2005/06/18(土) 13:26:21
>231
うぉう。確かにそうっぽいよね。
よく気づきましたなw

233 :名無し草:2005/06/18(土) 17:45:28
>>231
すみません。
金色夜叉と迷って、一応、熱海に像があるかどうかは検索かけたんですが。
間違えてしまいました。
申し訳ない……。

234 :名無し草:2005/06/18(土) 23:19:38
231です。

>233
作者さまですか?いえいえ。とんでもないです。

美童の妄想ワールドが、面白かったですよ。
いいもの書いてくれてありがとう〜。

235 :名無し草:2005/06/22(水) 02:35:08
全部わかったよ。ご苦労さん。

236 :名無し草:2005/06/22(水) 02:52:46
清×悠のしょーもない小ネタ投下します。
2レス使わせて頂く予定です。
このCP嫌いな方はスルーおねがいします。




「へっ?今おまえなんつった?」
「だから、僕たちつき合いませんかって言ったんです」
「じっちゃんとこの練習にか?でも、何かおまえのニホンゴおかしいぞ」
「……体育倉庫の裏なんてマイナーな場所にわざわざ呼び立てて、そんな話をすると思うんですか?お前は。それに僕の日本語が間違えてる何て、地球が一日に3回転半回ったとしてもあり得ません」
「良くわかんないけど、スゴイ自信だな、あいかわらず」
「今、イヤミなヤツって言葉を飲み込んだでしょう。……目をそらしたって無駄です。僕にはお前の考えてることなんて、手に取るように分かるんですから」
「ひえっ、にらむなよ。いいじゃないか、思ったとしても言わなかったんだからさぁ」
「そう言う問題じゃありません」
「ヤダっ!ボーリョク反対ッッ」
「殴ったりなんかしませんよ。ほら、顔を上げろ。お前があんまりにも馬鹿な事を言うから、話が曖昧になっちゃったじゃ無いですか」
「え、何か話してたっけ?」
「……うわーん。せーしろーのウソつきぃ。ボウリョク振るわないって言ったじゃないかぁ」
「殴らないとは言った覚えありますが、叩かないといった覚えも、頬を引っ張らないと言った覚えもありませんね」
「ふっふがががぎゃ(へ、ヘリクツだぁ)」
「いやー、なんとも引っ張り甲斐のある、よく伸びるほっぺたですなぁ」
「むぐぐぐぐ、ぐぐーーーぅう(ごめんなさい、放してください)」
「フム。やっと分かりましたか。……あ、いま心の中で僕のことサドって言いませんでした?」
「いえっ、めっそーもない。そんなこと少しだって思ってません」
「分かりましたよ。……ほら、あんまり頭を振ると、少ししかない脳みそがどっちかに偏りますよ」


237 :名無し草:2005/06/22(水) 02:56:36
「うっうっ……」
「ほら。何でこう、お前はすぐ泣くんだ」
「ひっ人ごとみたいに言うなぁ!」
「そんなに泣き虫なのになんでハンカチの一枚も持ってないんですか。
……ああ、良いですよ、鼻かんだハンカチ返さなくて。あげますよ、そのくらい」
「ぐずっ」
「ほら、もう泣きやめ」
「#@*&※$±¥」
「なに、涙を舐めるなって?良いじゃないですか、そのお陰で涙がひっこんだでしょう」
「そーゆう問題かぁッ?!」
「唾飛ばさないでくださいよ。静かな場所なんだから、大声出さなくたって聞こえますよ」
「だいたい、なんだんだよっ」
「お、やっと本題に戻れそうですね。だから、何度も言うけど、僕とつき合わないかっていったんですよ。
和尚の元に一緒に行く誘いでもなく、他の誘いでもありませんからね。あらかじめ言っておきますけど」
「じゃあなんなんだよ。……あ、お前、ため息なんて付いてイヤミったらしいぞ」
「溜息のひとつもつきたくなりますよ。まったく」
「分からないことを聞くのは恥ずかしいことでも何でもありません、って言ったのはお前じゃないかぁー」
「ああ、そうでしたね。変なとこだけは記憶力良いんだから、まったく。
どんな頭の構造しているか、開けて見てみたいもんですね」
「……」


238 :名無し草:2005/06/22(水) 02:59:15
「何も今やるなんて言ってませんよ。ほら、こっちへ戻ってこい」
「もう家へ帰ってオヤツたべたい……」
「なんだ?もう飢えてきたんですか。さっきロールケーキ丸ごと一本平らげたくせに、全く恐ろしいやつだな」
「もう良いだろ、帰って。いちおう話は聞いたし」
「どこをどう繋げたら、そう言う結論に達するんですか」
「ひぇえっ……こ、こわいから、腕つかまないで、清四郎ちゃん」
「もう日も暮れてしまいますしね。変なジンクスなんかにこだわって、こんなところで話を切り出した僕もバカでした。
……ええ、お前が分かるまで、じっくりみっちり話し込みましょう。もっともっと静かな場所で」
「そこって、お菓子あるぅ?」
「お菓子にジュース、更には酒や軽食もありますよ。カラオケやプール付きのところなんかもあるらしいですしね。
一晩中、退屈しませんよ。……もっとも、そう言うオプションを使う機会は無いと思いますがね」
「ん?最後の方、なんか小さい声で言ったか?……まぁいいや、面白そうだし、そこ早く行こう!
あたい、おなか空いちゃった」
「制服で入るのは少々問題が無いとも言えないんですが。まぁ、この際どうでも良いですね」
「ん、なんだぁ?肩なんか抱いて。暑苦しいぞー」
「まぁ、いいじゃないですか。そこ、僕のおごりで良いですから」
「えっ、やったぁー!はやくっはやくっ!早く行こう」
「はいはい……フフフ」



:::end:::

3レスになってしまってすみません。
ここまで読んでくださった方も、スルーしてくださった方もありがとうございました。

239 :名無し草:2005/06/22(水) 03:54:14
そんなに●●を悪者にしたいんなら、こういう可能性もあるよ。
面白い事思いついた。

●●自体が荒らし(或いは荒らしの仲間)。
自カプ叩き又はマンセーで悪化した雰囲気のスレに、あえて自作を投下する。
で、ジエンまたはオトモダチ連中のマンセーレスと同時に、
●●=ジエンとか、●●(作品)に対しての執拗な嫌がらせカキコをする。
正にジサクジエンねw
自分も叩かれるという格好を取れば、自分や自カプ派の立場が有利になるし、
公明正大に(?)他カプ派攻撃や、気に入らない作家潰しが出来る。
いざとなれば「アタシたち○○派が目障りな××スキーの仕業よ!」と
罪を擦りつけられるし、スレが荒れて廃れれば、言うことなし。

あとはオトモダチ同士、好きなだけ自カプマンセーしてればハッピー。

どお?

こうやって、多数派=人気カプ=アタシ達が正統派!って流れを自分で作る訳よ。
うわー、みっともない。


240 :名無し草:2005/06/22(水) 03:56:18
うわー! 誤爆すみません!板違いでした。
どうかスルーして下さい。
罰として逝って来ます。

241 :名無し草:2005/06/22(水) 09:17:41
清四郎って「おまえ」って言わないような・・・

242 :名無し草:2005/06/22(水) 09:21:55
>241
悠理や美童には言ってるよ。
「おまえさん」も多いけど。

243 :名無し草:2005/06/22(水) 10:21:11
ここのSSばっか読んでないで、原作もちゃんと読もうよw
でも確かに清四郎って「おまえ」って言わないイメージ。
だからこそ例外的にそう呼ぶ相手がいると萌えるんだよね。
いや、だからといって清×美に萌えはしないけどw

244 :名無し草:2005/06/22(水) 12:08:54
DQNが立てたスレなので、今後このスレは永久放置ということで。
以後、書き込みする人は全部ひつじの自演とします。

皆様よろしく


245 :名無し草:2005/06/22(水) 13:51:57
  ┌━┐    ┌━┐
  ┃┌╋──╋┐┃
  └╋┘    └╋┘
    ┃ ・   ・  ┃        ┌━━┐
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└━┷┴━━╂┘        └╋━┘ 馬 鹿にはで きないコ ピペです
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          ┃└╋╋━━╋╋┘┃   コ ピペしてみやがれ
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246 :名無し草:2005/06/22(水) 14:15:53
  ┌━┐    ┌━┐
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247 :名無し草:2005/06/22(水) 15:46:02
清四郎が「お前」と言うのはいいんだけど、
悠理にたいしてそういう場合はその前に「思うんですか」とか敬語を使わないと思うんだよね。
(「僕」は変えようないんだけど)そこに読んでて違和感があるんだと思う。
「そんな話をすると思うのか、お前は」のほうがいいね。原作らしい。
結構小説書くにはむずかしいと思うんだけど、敬語の中に時たま敬語以外が混じるんだよね。
特にお前呼びの前後は大体。そこが萌え。


248 :名無し草:2005/06/22(水) 20:33:02
  ┌━┐    ┌━┐
  ┃┌╋──╋┐┃
  └╋┘    └╋┘
    ┃ ・   ・  ┃        ┌━━┐
●━╋┐    ┌╂━━━━╂┐  ┃
└━┷┴━━╂┘        └╋━┘ 普通にコピペしてみると
          ┌╋┐        ┌╋┐
          ┃└╋╋━━╋╋┘┃   どうなるのか 実験
        ┃  ┃┃    ┃┃  ┃
        └━┘┘   └└━┘

249 :248:2005/06/22(水) 20:34:13
ああ・・・バカ丸出し

250 :名無し草:2005/06/22(水) 22:03:25
>>249
乙w
いーじゃん。馬 鹿じゃないって事で。
じゃ、わたしも。

251 :250:2005/06/22(水) 22:04:11
┌━┐    ┌━┐
  ┃┌╋──╋┐┃
  └╋┘    └╋┘
    ┃ ・   ・  ┃        ┌━━┐
●━╋┐    ┌╂━━━━╂┐  ┃
└━┷┴━━╂┘        └╋━┘ 普通にコピペしてみると
          ┌╋┐        ┌╋┐
          ┃└╋╋━━╋╋┘┃   どうなるのか 実験 Part2
        ┃  ┃┃    ┃┃  ┃
        └━┘┘   └└━┘

252 :250:2005/06/22(水) 22:08:38
う。馬 鹿って事じゃん。

コレだけでは何なので。
清×悠小ネタ、楽しませて頂きました。
そういうオプションを使わないその後を妄想しちゃいました。ふふ。
連載の続き含めて作家様、続きお待ちしております〜。

253 :名無し草:2005/06/22(水) 22:09:26
そんなに遊びたいんならAAサロン逝ってこいw

254 :名無し草:2005/06/24(金) 22:01:05

  ┌━┐    ┌━┐
  ┃┌╋──╋┐┃
  └╋┘    └╋┘
    ┃ ・   ・  ┃        ┌━━┐
●━╋┐    ┌╂━━━━╂┐  ┃
└━┷┴━━╂┘        └╋━┘ 普通にコピペしてみると
          ┌╋┐        ┌╋┐
          ┃└╋╋━━╋╋┘┃   どうなるのか 実験
        ┃  ┃┃    ┃┃  ┃
        └━┘┘   └└━┘


255 :名無し草:2005/06/24(金) 22:48:02
ここはコピペの実験用スレになりましたw

256 :250:2005/06/24(金) 23:00:18
何もなくて落っこちるよりはマシだけど、ageないでね>>254

257 :秋の手触り[157]:2005/06/25(土) 04:39:28
長らく放置していてすみませんでした。
>>http://houka5.com/yuukan/long/l-29-2-07.html

 剣菱精機の社屋に駆けつけた倶楽部の面々を専務室で出迎えた豊作は、見る
からに憔悴していた。隣で気遣わしそうに秘書の金井女史が佇んでいる。
 開発部の高田室長が裏切っていたことはほとんど確定していたが、それでも
根底では信じたいという気持ちが少なからずあったのだろう。離反を証明する
ように辞表を提出されるとやはりショックは大きい。
「高田さんはまだ社内にいるんですか?」
 まさかそんなことはないだろうと思いつつ、魅録が聞いてみると、やはり豊作
は首を横に振った。
「いやもういない。自宅に電話をかけてみたが、引き払った後だった。残って
いる仕事もあるんだが」
「こちらが裏切りに気づいたことを察したんでしょうかね。……しかし、唯一
はっきりと今井メディカルとつながっていた高田がいないとなると証拠集めが
難しくなりますね。このまま今井メディカルをスケープゴートにされると、
反専務派の罪が闇に葬られてしまう」
「だな。そして豊作さんは管理責任を問われ、間違いなく出世に響く。
――反専務派にとっては、格好のネタだ」
 魅録の言葉に清四郎も難しい顔をした。
「ねえ清四郎。あたしよく分かんないんだけど」
 首を傾げながら可憐が問う。
「急に辞表を提出して、すぐ辞めれるもんなの? 法律的に」
「できますよ。労働基準法で強制労働を禁じてますから、本人が辞めたければ
その日からでも辞めれます。まあ期間を盛り込んだ雇用契約をしていれば話は
別ですが。――どうなんですか、豊作さん」
「高田君は機密を扱う開発部の室長だから、雇用期間はもちろん、退職後の再就職
にも制限をかけた契約をしているよ。契約更新まであと半年以上あるから違約金
を払ってもらうことになるね。それからすぐには今井メディカルに就職は出来ない」

258 :秋の手触り[158]:2005/06/25(土) 04:40:00
「違約金はきっと今井メディカルに肩代わりしてもらうことになっているんでしょう。
それにすぐに再就職できないとしても、それは形だけのことで、裏で働くことも
出来――」

「くそっ!!」
 
 清四郎の言葉をさえぎるように、豊作がマホガニーの机を叩いた。
 慣れぬことをしたせいか、たったそれだけで肩で息をしている。よく変わり者
の家族に対して怒鳴り倒している豊作ではあるが、こんなふうに自棄になって
いる姿を見せるのは初めてだった。
 倶楽部の面々はかける言葉もなく、沈黙した。魅録がそっと悠理の方を見る
と、彼女もまた唇を噛み締めていた。だがそれは悲しみというよりも、大切な
兄を傷つける者たちへの怒りだ。滾るような眼差しをする彼女に、魅録は少し
安堵する。それでこそ悠理だ。
「専務」
 初めて金井が口を開いた。
「ここが正念場ですわ。ボスを勝たせることの出来なかった二流の秘書にさせ
ないでください。たかだか部長クラスの秘書に左遷になるのは嫌ですわ」
 その言葉に豊作は顔をあげた。
 少しの間があった。豊作はじっと金井を見つめる。金井の表情は揺るがず、
豊作の視線を受け止めている。
 ――やがて豊作は口を引き結んだ。
「そおよ!」
 沈黙を破るように可憐は拳を握った。
「ここで引き下がっては男が廃るっ」
「逆境に立ち向かってこそ、真の殿方ですわ」
「そーだそーだ!」
 女性陣の声援が一気に場の空気が軽くした。そのことに男性陣は安堵の表情
を見せた。

259 :秋の手触り[159]:2005/06/25(土) 04:40:25
「煽らないでくれよ」
 苦笑して、豊作はどっかりと椅子に座りなおした。何かがふっきれたのか、
最近見せていた鬱々とした表情が和らいでいる。
「うん、頑張るよ。――僕だって剣菱なんだ」
「そうだよ、あたいたちは剣菱なんだ。歯向かってくる奴ぁ」

 兄妹は目を合わせた。
「ぶっ潰せ」

「ならば」
 清四郎がよく通る声で仕切った。どことなく嬉しそうである。
「徹底的にしなくちゃいけませんね。どんな手でいきます? そろそろ攻撃に
転じなくては割に合わない」
「だよね。負けっぱなしというのは美しくない」
「あら、美童は負けるのが身上と思ってましたわ」
「――そりゃないだろ、野梨子」
 情けない顔をした美童に、野梨子はくすりと笑って続ける。
「あら、何か策でもあるのかしら」
 すると予想外に、美童はクシシと笑う。待ってましたと言わんばかりだ。
「それがあるんだな」
 意外な言葉に倶楽部の面々は顔を見合わせる。
「……ただし、可憐が承知すればだけど」
「な、なによぅ」
 意味深な台詞に、可憐が嫌そうな顔をする。
「経理部長から愛人にならないかって誘われたんだろ?」
「そうだけど」
 フムと清四郎は頷き、魅録は指を鳴らす。可憐の嫌な予感はますます確信に
近づいていく。
「つまりさ、やってほしいことは」

260 :秋の手触り[160]:2005/06/25(土) 04:41:22
 間。


「鬼畜――ッ! あんたってば本当にフェミニストなの!?」


 絶叫が響き渡った。一斉に爆笑する一同。
 次の瞬間、タイミングがいいのか悪いのか、可憐の携帯が鳴響いた。
「はいィ!?」
 怒りに任せて、強い口調で可憐は応答する。

「もー、それどころじゃないんですっ また掛けなおしますからっ は?
今日は用事があってキャンセルってメールしたはずですが、まだ何か!?
……別に、怒ってません! お こ っ て ま せ ん!
 じゃあハイ、サヨウナラ!」 

 プチ。

 携帯の通話を切り、さあ抗議の再開をすべく振り返った可憐であったが、
その言葉は倶楽部の面々の爆笑に埋もれて、哀れ、掻き消えたのだった。
 だが最も哀れだったのは、デートの約束をキャンセルされたうえに、
思いっきり怒鳴られた江崎ナニガシさんであろう。

                             ツヅク

261 :名無し草:2005/06/25(土) 22:19:01
>秋の手触り
江崎さん・・・気の毒。
とりあえず声を揃える剣菱兄妹が好きです。

262 :名無し草:2005/06/25(土) 23:48:58
>秋の手触り
おぅ、秋さんご降臨ですね!最近スレがさびしいので嬉しいです。
今度は可憐が動きますか。いいっすね。鬼畜美童ばんざい。

263 :名無し草:2005/06/26(日) 13:20:27
>>秋の手触り
やっぱり兄妹ですね。豊作さんカッコイイ。
次は可憐が活躍するのかなw
他の皆がどう動くのかも気になります。

264 :名無し草:2005/06/26(日) 18:09:51
>秋の手触り
美童の作戦が楽しみです。
フェミニストが考える、鬼畜な作戦・・・・。

265 :名無し草:2005/06/30(木) 22:51:15
捕手

266 :名無し草:2005/06/30(木) 23:37:29
投手

267 :名無し草:2005/06/30(木) 23:46:55
野手

268 :名無し草:2005/07/03(日) 00:59:13
清四郎×野梨子です。
R支部・18禁ありなので、苦手な方はスルーしてください。
明日も仕事なので、今日は推敲済みのものだけUPします。
短くてすみません。

269 :SPOUSE(清四郎×野梨子 R):2005/07/03(日) 01:00:42
6月に入り、今年も梅雨の季節がやってきた。
例年よりも入梅が遅れたせいか、今年はずいぶんと雨の勢いが強い。
朝からしとしとと降る雨が、突然スコールのような大雨になり、だんだんと小雨になって降り続く。
そんな天気がもう一週間ほども続いていた。
雨は街の音を封じ込める。いつもなら喧しいほどの様々な騒音が、雨のベールに遮られて気にもならない。
もっとも、彼にとってそれはどうでもいいことだった。
いま、自分が聴いている声、見て感じているものが全世界のあらゆることより大切なことだったので。


270 :SPOUSE(清四郎×野梨子 R):2005/07/03(日) 01:01:42
「う・・・・」
低くかすかなうめき声を漏らし、野梨子がゆらゆらと揺れていた。
突き上げるたびに小さな丸い胸がふるふると「舐めて」と言うように誘っている。
清四郎はそんな彼女をゆっくりと揺さぶり続け、その白くほっそりとした脚を持ち上げると唇を押し当てた。
自分の腕よりも細い脚。つい先ほど彼女は無意識に、この脚で彼を蹴ろうとしたのだった。
清四郎の腕から逃れるために。それに対して、彼はあっさりとよけると彼女の足首を掴んで引きずりよせ、そのまま野梨子を押さえつけてしまった。
女の力でかなうわけなど無いのだ、まして非力な野梨子などには。
ベッドの上で、一瞬二人の視線が絡み合った。
野梨子の瞳には、怯えとまぎれもない恐怖と、そして諦めがあった。
それが妙に苛立たしく、清四郎は野梨子の顎をすくいあげるとその柔らかそうな唇にむしゃぶりついた。

271 :SPOUSE(清四郎×野梨子 R)[:2005/07/03(日) 01:02:31
「!」
腕の中の身体が一瞬強張るのを感じたが、清四郎の意識はそれを無視した。
好きだ、と言うべきなのは分かっていた。
どうしたらよいのかわからず震えている彼女を優しく抱きしめ、髪を撫でて少しでも痛みを感じないようにしてやりたかった。
けれど、清四郎は圧倒的な男の力をもって野梨子の身体を暴き、奪っていった。
可愛い野梨子。
愛しい野梨子。
大きな瞳を固く瞑り、その眦には涙が溜まっている。
それはとても甘そうに思えた。



272 :名無し草:2005/07/03(日) 01:03:24
今日はここまで。
また明日の夜に。

273 :名無し草:2005/07/03(日) 02:17:26
>SPOUSE
久々のR、久々の清×野キター!!
それぞれの不器用な行動と反応が(*・∀・*)イイ!
すっきり硬質で整った文章での描写がまた萌えです。
続き、お待ちしています。


274 :名無し草 :2005/07/03(日) 09:50:54
>SPOUSE
待ってました!久々こカプですね。
凛とした文章、凄く素敵です。
おびえる野梨子がまた…。
続き、早く読みたいー!!

275 :名無し草:2005/07/03(日) 11:13:54
>SPOUSE
うう。こんなところで止められると、まさしく蛇の生殺し状態…。
首を3mくらい伸ばして続きを待ってます。

276 :名無し草:2005/07/03(日) 12:07:45
>SPOUSE
明日の夜が待ち遠しいです。
日曜の昼間から萌えとります。
R〜ほのぼのもいいけどR〜いいですねえ。

277 :名無し草:2005/07/03(日) 14:02:19
相変わらずだなw

278 :名無し草:2005/07/03(日) 21:20:57
6月に入り、今年も梅雨の季節がやってきた。
例年よりも入梅が遅れたせいか、今年はずいぶんと雨の勢いが強い。
朝からしとしとと降る雨が、突然スコールのような大雨になり、だんだんと小雨になって降り続く。
そんな天気がもう一週間ほども続いていた。
雨は街の音を封じ込める。いつもなら喧しいほどの様々な騒音が、雨のベールに遮られて気にもならない。
もっとも、彼にとってそれはどうでもいいことだった。
いま、自分が聴いている声、見て感じているものが全世界のあらゆることより大切なことだったので。

「う・・・・」
低くかすかなうめき声を漏らし、可憐がゆらゆらと揺れていた。
突き上げるたびに小さな丸い胸がふるふると「舐めて」と言うように誘っている。
美童はそんな彼女をゆっくりと揺さぶり続け、その白くほっそりとした脚を持ち上げると唇を押し当てた。
自分の腕よりも細い脚。つい先ほど彼女は無意識に、この脚で彼を蹴ろうとしたのだった。
美童の腕から逃れるために。それに対して、彼はあっさりとよけると彼女の足首を掴んで引きずりよせ、そのまま可憐を押さえつけてしまった。
女の力でかなうわけなど無いのだ、まして非力な可憐などには。
ベッドの上で、一瞬二人の視線が絡み合った。
可憐の瞳には、怯えとまぎれもない恐怖と、そして諦めがあった。
それが妙に苛立たしく、美童は可憐の顎をすくいあげるとその柔らかそうな唇にむしゃぶりついた。

「!」
腕の中の身体が一瞬強張るのを感じたが、美童の意識はそれを無視した。
好きだ、と言うべきなのは分かっていた。
どうしたらよいのかわからず震えている彼女を優しく抱きしめ、髪を撫でて少しでも痛みを感じないようにしてやりたかった。
けれど、美童は圧倒的な男の力をもって可憐の身体を暴き、奪っていった。
可愛い可憐。
愛しい可憐。
大きな瞳を固く瞑り、その眦には涙が溜まっている。
それはとても甘そうに思えた。

今日はここまで。
また明日の夜に。 1レスデイケル ドノカポーデモイケル

279 :名無し草:2005/07/03(日) 21:56:57
>>278
どういう意図かは知りませんが、作者さんに対して失礼だと思いますよ。
パクリというか嫌がらせにしか見えませんが。

280 :名無し草:2005/07/03(日) 22:45:40
○荒らし・煽りについて
・「レスせずスルー」が鉄則です。指差し確認(*)も無しでお願いします。
 *「△△はアオラーだからスルーしましょう」などの確認レスをつけること

・荒らし・アオラーは常に誰かの反応を待っています。
 反撃は最も喜びますので、やらないようにしてください。
 また、放置されると、煽りや自作自演でレスを誘い出す可能性があります。
 これらに乗せられてレスしたら、「その時点であなたの負け」です。
**************************************************************
ということでFA?

281 :名無し草:2005/07/03(日) 23:05:51
>280
乙!

282 :SPOUSE(清四郎×野梨子 R):2005/07/04(月) 01:47:23
>271の続きですが、時間が少し遡ります。
4レス使います。
今日はR部分はありませんが、苦手な方は飛ばしてください。

283 :SPOUSE(清四郎×野梨子 R):2005/07/04(月) 01:49:42
いつもならぐずぐずと降り続く雨が、上がっていた。
どんよりとした雲はどこかへ消え、太陽の光がきらきらと降り注いでいる。
久しぶりに傘を持つことも無く、それだけで随分と身軽な気持ちで清四郎は野梨子とともに学校をでた。
「ごきげんよう、白鹿さま、菊正宗さま」
「また明日」
同級生達と挨拶を交わし、自宅へと向かう。駅前の繁華街の近いところへ差し掛かると清四郎が「あ」と立ち止まった。
「どうなさったの、清四郎?」
野梨子は少し驚いて声をかける。なにかを思い出したような彼の態度は、滅多にみられないものだ。彼はなにかを忘れるということはないので、これは本当にめずらしいことだった。
「親父に頼まれた用事を思い出しましたよ。・・・少し寄り道をしたいんですが、いいですか」
「ええ。どこへ行くんですの?」
「今週、来客があったのでマンションの様子を確認してこいと」
「ああ・・・駅前のお部屋ですわね?」
「そうです。遠回りになってしまうのですみませんが」
「大丈夫ですわ。なにか買っていくものはありますの?」
ドラッグストアでいくつか買物をするかもしれないと答え、二人は大通りを歩き始めた。
駅前のお部屋、とはそのまま菊正宗家が所有するマンションのことである。地方の親しい病院関係者や親戚の宿代わりにと、数年前に購入したものだ。
自宅には来客用の部屋ももちろんあるけれど、返って客に気を使わせてしまうこともあり、またあまり構われないほうが落ち着くという知人が多いためにこの部屋を提供しているのだった。今週は清四郎の父、脩平の昔馴染みが訪れていて、久しぶりの親交を暖めたようだ。

284 :名無し草:2005/07/04(月) 01:51:53
「おじさまも泊まられたのでしょう?」
くすりと野梨子が笑うと、清四郎は心底いやそうな顔をした。
「ええ、自分達の散らかした後始末を息子に押し付けたいんですよ親父は」
父が自宅ではなくマンションで飲み明かすのは、家族に気を使ってのことなのだろうが、
そのたびに掃除と点検を押し付けられる清四郎にとっては迷惑以外の何者でもない。
かといって自分はまだ親掛かりの身であるために言いつけられれば断れず、ぶつぶつと不満を言いながらも律儀に用はこなしているのだった。

ドラッグストアでペットボトルの飲み物と、使い捨ての剃刀、歯ブラシのセットを購入してマンションへと向かう。
久しぶりの晴天に、人々も今のうちに買物をしておこうと思ったのか午後の早い時間だというのに結構な人出だった。
「いいお天気。なんだか気持ちがいいですわ」
眩しそうに空を見上げる野梨子に、後ろから歩いてきたサラリーマンが肩を掠めて追い抜いていく。
大きくぶつかりはしなかったものの、僅かに足元がよろめいてしまった野梨子の肩を、清四郎がとっさに引き寄せた。
「・・・あ、ありがとう。清四郎」
「余所見をしてると、また転びますよ」
清四郎の声がかすかに笑いを含んでいるのを感じ、野梨子の頬が赤くなる。
「大丈夫ですわ。小さい子どもでもありませんし」
そういう反応こそが幼いのだと、清四郎はさらに笑みを深くする。とはいえそんな指摘をするのは余計に彼女のご機嫌を損ねてしまうので、
あえて言葉は発しなかった。それに、ぷんと頬を膨らませている彼女の姿は友人達と一緒にいるときでもなかなか見られないのだ。
自分の前だからこそ見せてくれる顔を、眺めているのは楽しいものだ。

285 :SPOUSE(清四郎×野梨子 R):2005/07/04(月) 01:54:18
銀行の前で、清四郎は野梨子にATMへ行ってきたいと告げた。先ほど買物をした折に、手持ちが少ないことに気づいたのだ。
もちろん父親には経費として請求するが、それとは別にある程度の金額は常に持ち歩いていたい。
「私はここで待ってますわ」
「外は蒸し暑いでしょう。中のほうが涼しいですよ」
「せっかくのお日様ですもの。それより早く行かないと混んでしまいますわよ」
じゃあ、と銀行へ走っていく清四郎を見送って、野梨子はふと車道を見た。今朝までの雨がアスファルトに大きな水溜りを作っている。
ここにいては車の水にはねられてしまうと、野梨子が一歩後ずさったときだった。
「白鹿のお嬢様」
いつの間に寄っていたのか、40代後半と思しき男が野梨子のすぐ脇に立っていた。
「・・・・・・え?」
パパァーーーー!!とクラクションを鳴らし、トラックが通り過ぎる。車輪が大きく水を跳ね上げ、泥水が降り注ぐ。
男が囁いた言葉は、野梨子のほかに誰も、聞こえることはなかった。

286 :SPOUSE(清四郎×野梨子 R):2005/07/04(月) 01:56:28
けたたましいクラクションが鳴り響くのと、清四郎が銀行から出てきたのはほんの少しの違いだった。
「野梨子?」
さっきまで傍で朗らかに笑っていた少女は、車道側に近い場所にまるで根が生えたように立ちすくんでいた。
頭から汚水をかぶり、制服も泥水で無残なことになっている。
「大丈夫ですか?野梨子?」
慌てて駆け寄りながら、やはり中で待つようにさせるべきだったと舌打ちをする。
野梨子の瞳は大きく開かれて強張っていた。清四郎の声が聞こえないのか一点を見つめ、肩を揺さぶってようやく視線を合わせる。
「・・・あ・・・」
「すみません、僕が銀行へ行ったばっかりに。すぐに帰りましょう」
そのまま歩きだそうとする清四郎の腕を、野梨子が掴んだ。
「・・・待って、清四郎」
「風邪を引いてしまいます。タクシーを呼びましょう」
「違うの、清四郎!でしたら・・・お部屋へ連れて行ってください」
「何を言ってるんですか」
「タクシーだってこんなに汚れていたら迷惑ですわ、シャワーを貸してくださればいいの。お願い」
それは確かにその通りなのだが、野梨子の様子の何かが清四郎をためらわせた。
追い詰められたような表情で清四郎を見つめる瞳が濡れている。震える唇、汚れてずぶぬれの身体。
不意に身体を貫いた熱情が、幼馴染のそんな姿に色香を感じてしまった自分が、ひどく俗物に思えた。
「わかりました。急いで」
周囲の視線が集まり始めたことを知り、清四郎は野梨子の手をとると足早に歩き始めた。繋いだ手が熱い。
ほとんど小走りになりながら、自分が急いでいるのは早く野梨子を暖めてやりたいからだと言い聞かせた。
何かから逃げるわけじゃない、何かもわからない不安を感じてはいない。
急に様子の変わった彼女を心配しているだけだ。
けれど部屋に着いてすぐシャワールームへ連れて行った野梨子の唇から零れ出たのは、信じられない一言だった。

287 :SPOUSE(清四郎×野梨子 R):2005/07/04(月) 01:59:58
これ以上ないくらい丁寧に身体を洗って、シャワーの湯を流し続けた。
不思議と気持ちは落ち着いていて、そのことに返って驚く。
ほんの数時間前まで自分達は幼馴染で友人で、少なくとも今の時点で、彼女とこういうことにはならないはずだった。
今の時点?それならば、将来のいつかはそのつもりだったのか?とどこかで声が聞こえたけれど、清四郎は頭を振ってその声を掻き消した。
バスルームのドアを開け、タオル掛けから一枚取り出して身体を拭く。
拭き終えたタオルをランドリーボックスへ入れようとして、その中が空なのに気がついた。
自分の前にシャワーを浴びた彼女は、タオルを巻きつけてここを出たらしい。自分もそのほうが良いだろうかと一瞬考え、思い直してバスローブを着ることにした。
男の自分がタオルを巻くのは下半身のみで、それはなんだか妙に生々しく思えたからだ。
タオルだろうとバスローブだろうと大差はないし、そんなことを気にする自分は可笑しくもあったが、できるだけ身体を隠したほうが彼女を怯えさせないような気がする。
そこまで考えて、なぜこんなに気にするのだろうと笑いたくなった。
彼女が何を考えているかなど、わからない。
もしかしたら野梨子はすでにここを出て行っているかもしれない。
馬鹿なことを言い出したと恥ずかしくなり無かったことにして、明日の朝にはまたおはようと声を掛けてくるかもしれない。

バスルームをでてまっすぐそこへは向かわずに、キッチンへ行って冷たい水を一杯飲んだ。身体を流れていく水分を感じながら眼を閉じて、大きく息を吐く。
そして湿った髪を書き上げると、廊下を進んで突き当たりにあるドアを開けた。
その部屋の大部分を占めるベッドの中で、細い身体がぴくりと動く。
素肌にタオル一枚で、泣きそうな顔で清四郎を見つめているのは、ほんの数十分前に私を抱いてくださいと掠れた声で囁いた彼の大事な幼馴染だった。

288 :名無し草:2005/07/04(月) 02:01:44
すみません、5レスでした。途中でタイトルが抜けましてすみません。
また明日。おやすみなさい。

289 :名無し草:2005/07/04(月) 17:36:23
>SPOUSE
UP嬉しいです。
野梨子に近づいた男の一言でこの展開に・・・。
一体何を言われたのか、気になります。
続き楽しみにしています。

290 :名無し草:2005/07/04(月) 19:33:42
>SPOUSE
UPありがとうございます!!
謎が多くて、続きがすごく気になります。
明日になるのが待ち遠しいw

291 :名無し草:2005/07/04(月) 20:40:38
>SPOUSE
こんばんはw UPお待ちしていました。
清四郎の野梨子への気遣いと、心の動きに萌え。
野梨子は何を言われて、こういう行動に出たのか……。
続き、読みたいですー。

292 :名無し草:2005/07/04(月) 21:30:55
>SPOUSE
空白の時間に一体何が起こったのか、気になるー!!
明日を待ってます。

293 :名無し草:2005/07/09(土) 00:12:25
ほっしゅ

294 :名無し草:2005/07/10(日) 20:44:37
  /⌒ヽ ブーン
二( ^ω^)二⊃          /⌒ヽ ブーン 
  |    /  /⌒ヽ ブーン  二( ^ω^)二⊃
  ( ヽノ 二( ^ω^)/⌒ヽブーン    /
  ノ>ノ   ⊂二二二( ^ω^)二⊃ ヽノ    /⌒ヽ ブーン
 レレ     ( ヽノ|    /   ノ>ノ  二二( ^ω^)二⊃
        ノ /⌒ヽ ブーン   レレ      |    /
  ⊂二二二( ^ω^)二⊃  /⌒ヽ ブーン ( ヽノ
        |    / レ  二( ^ω^)二⊃ ノ>ノ
         ( ヽノ      |    /   レレ
         ノ>ノ       ( ヽノ
     三  レレ        ノ>ノ
腐女子プ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン

295 :名無し草:2005/07/11(月) 01:39:41
SPOUSE連載中に、失礼します。
清×野で短編、ほのぼのです。

296 :彼の手管と彼女の純情・1(清×野):2005/07/11(月) 01:55:53
雪はとっくに水へと姿を変えたけれど、花が咲くにはまだ早い。
吐いた息が、ほんのり白く色づいた。



「野梨子。」
チラチラと、道に並び立つ木が装いを変え始める。
空気はピンと張り詰めて冷たいけれど、細い幹の下からは柔らかな土も覗いた。
通り過ぎる人々の装いはまだまだ冬のものだったが、辺りはほろほろと春を感じ始めている。
そんな様子を隣りの幼馴染は、道端に舞う羽虫やら塀を乗り越えて伸びる枝葉なんかに見ていた。

真っ直ぐな黒髪の後ろ頭をこちらへ向かせるべく、清四郎が声をかける。
肩までの黒髪がくるりと揺れて、髪などよりももっと真っ直ぐな強い瞳が、清四郎をうつした。
黒い瞳は、目線だけで「どうかしたのか」と清四郎に応えている。
野梨子の吐く息は時折白く染まり、小さく開いた彼女の唇が赤く色づいたように見える。
大学部に進学してからも、毎日のように連れ立って歩いているこの道で、
いつも見る表情であるような、そうでないような。
ピュンッと吹いてきた風に、野梨子の前髪が乱されるのを見ながら、清四郎は言葉を続けた。
「いつだったか野梨子は、僕が悠理と婚約した時に、僕を引っぱたきましたよね?」
唐突な話題に、野梨子が眉根を寄せる。
にっこりと、表面上は人当たりの良さそうな笑顔の清四郎を数秒見つめて、彼女は少し歩みを速めた。
「確かに引っぱたきましたわ。でも、それが今頃どうしましたの?」
「あれは、なかなか効きました。」
野梨子の眉根が、ますます怪訝そうに歪む。

297 :彼の手管と彼女の純情・2(清×野):2005/07/11(月) 02:13:40

「清四郎、何がおっしゃりたいのか分りませんわ。あの時は、あなたが馬鹿な事を―・」
「馬鹿な事とは、僕が悠理と婚約した事ですか?向上心におされて。」
ふぅっと息を吐きながら、野梨子は視線を前に戻した。
まだ眉根を寄せたまま外方を向いたものだから、野梨子の横顔が拗ねた子供のようにみえる。
清四郎は一歩進み歩いて、風上を歩いてやった。
「あれは、自意識過剰というものですわ。だから私、引っぱたきましたのよ。」
「愛のない結婚をしようとしたからですか?」
“愛”という単語が出た途端、野梨子の顔がまた清四郎に向き直る。
ぱちくりと目を見開いた野梨子に、清四郎は普段通りの微笑で応えた。

冷たい風の音に、街路樹の葉がさやさやと揺れる。
「婚約は、あんな風に決めるものではありませんわ。」
裕也との淡い初恋を経たからといって、まだ愛について語るには早いのか、
それともこんな場所で語るものではないと思っているのか、野梨子はすました表情でそう締めくくった。
「そうですね。それは僕も反省しています。」
やけに楽しそうに口元を綻ばせて、清四郎が反省の言葉を口にする。
チラリと彼に視線をやって、野梨子はやれやれと口を開いた。

298 :彼の手管と彼女の純情・3(清×野):2005/07/11(月) 02:15:45
「これに懲りて、もうあんな―・」
「はい。野梨子の平手の威力は身に染みましたし、あれに懲りて、もう愛のない結婚はしません。」
歩き馴染んだ景色の流れが、野梨子の家が近いことを知らせる。
すまし顔の清四郎を横に、クスクスと柔らかそうな息を吐きながら、彼女は笑っていた。
「本当に、今日はどうしましたの。美童に何か言われまして?」
「いえ、また引っぱたかれるのは御免ですから、理由を確認しとこうかと思いましてね。」
雪解けの雫はコンクリートの歩道すらキラキラと艶めかせて、まだ白い陽光は、しかし微かに暖かさを届けている。
「愛のある結婚だったら、引っぱたかれない、と。」
「そうですわね。」
冗談めかして頷く野梨子の頬は、春に先駆けたようにほの赤い。
彼女の纏う空気がやわらかく笑うのを、清四郎は目に留めた。

  「野梨子、僕と結婚しませんか?」

彼女の頬が、みるみるうちに春を飛び越して赤く赤く染まって―・・・

  パァーンッ

小気味良い音と共に、清四郎は野梨子の後ろ姿を見送る破目となった。
ヒリヒリと痛む左頬を押さえてふと見やれば、溶け残った雪が道端に白い小山を作っている。

春には些か遠かったようで、彼はゆったりと苦笑した。

299 :名無し草:2005/07/11(月) 02:22:54
終わりです。短編と書きつつ、3レス使ってすみません。


300 :名無し草:2005/07/11(月) 06:15:48
くさ

301 :名無し草:2005/07/11(月) 15:20:15
  ┌━┐    ┌━┐
  ┃┌╋──╋┐┃
  └╋┘    └╋┘
    ┃ ・   ・  ┃        ┌━━┐
●━╋┐    ┌╂━━━━╂┐  ┃
└━┷┴━━╂┘        └╋━┘ 普通にコピペしてみると
          ┌╋┐        ┌╋┐
          ┃└╋╋━━╋╋┘┃   どうなるのか 実験
        ┃  ┃┃    ┃┃  ┃
        └━┘┘   └└━┘


302 :名無し草:2005/07/11(月) 16:11:27
>彼の手管と彼女の純情
ちっとも清四郎に恋をしていないような野梨子がナイス!
清四郎、もう少し手管を美童にでも教えてもらったほうがいいよ。

同じようなことを魅録や美童が言っていたらどういう
反応をしたのだろうか?

303 :名無し草:2005/07/11(月) 17:01:48
>彼の手管と彼女の純情
タイトルが洒落てますね。
久々にほのぼのな感じで心が和みました。
純情野梨子かわいい。

304 :名無し草 :2005/07/11(月) 23:33:32
>彼の手管と彼女の純情
不器用すぎる清四郎がおかしい!
野梨子ならここに至るまでのアプローチに気がついてなくても納得。
それか清四郎がひた隠しにしていても納得だな。


305 :名無し草:2005/07/12(火) 09:38:11
>彼の手管と
モルダビアの鉄拳はかわしても、野梨子のスローなビンタは
素直に受ける清四郎が好きです。

306 :名無し草:2005/07/12(火) 13:00:29
>彼の手管と彼女の純情
さくらんぼのように甘酸っぱいお話、ありがとうございます。
野梨子の視点から書かれたお話も読んでみたいです。

307 :Target 〜ターゲット〜 魅×悠×清:2005/07/14(木) 00:06:24
投下します。
中学生時代の魅録、悠理、清四郎を中心に 危ない感じのお話です。
苦手な方はスルーしてください。


308 :Target 〜ターゲット〜 魅×悠×清5:2005/07/14(木) 00:07:21
>>http://houka5.com/yuukan/long/l-67-1.html

松竹梅魅録は気配を感じて振り返った。
さっきから誰かがつけてくる。誰か? いや、何かが?
緊張を解かずに前を向いた刹那、背後から黒い影が魅録に飛びかかった。
間髪をいれずに振り向くと、魅録は影に容赦ない蹴りを入れた。

途端に影はキャウンという悲鳴を上げると、道の向こうに立っていたもう一つの
影の後ろにあわてて隠れる。
おもしろくなさそうに影はつぶやいた。
「なんだよ、弱いな。犬」

ぐっと相手を睨みつけた魅録はその少女の顔に見覚えがあることに気づいた。
「おまえ・・・ どこかで」
「なあ」
魅録の言葉を無視するように影は言った。
「次はあたいと・・・やろうぜ」

「何?」
相手の言葉に眼を丸くする暇もなかった。
稲妻のように素早い拳を魅録はすんでのところで交わす。
頬をかすった。
「おおっと」
交わしてから魅録はその拳が白く小さいものだったことに気づく。
少女はペロリと舌で唇を舐めた。

「ちっ。交わしたか。じゃ、行くぞ。お次!」
「ぐっ」
今度はまともに食らった。
油断した魅録の肩に鮮やかな踵落としが決まる。
沈み込んだ魅録の膝を細い足がなぎ払い、彼は地に這いつくばった。

309 :Target 〜ターゲット〜 魅×悠×清6:2005/07/14(木) 00:07:57
「があっ」
魅録はすぐに立ち上がると問答無用で相手を攻め始めた。
ひらりひらりと蝶のように交わす少女に手加減がきかず本気で繰り出した拳が。

「うっ」
「あっ。しま・・・」
少女の鳩尾にヒットした。
そのまま崩れ落ちる彼女を急いで抱きとめる。

「おい、大丈夫か」
白い顔はしっかりと瞼を閉じていた。
濡れた紅をさした唇がうっすらと開いて白い歯がわずかに見える。
その顔は薄ら笑っているようにも見える。

ポケットに入っていた学生証を頼りにたどりついた家は、どこぞの貴族が住んでいるような
大邸宅であった。
魅録が少女を抱えて大きな扉の中に入ると、ずらりと並んだ奉公人たちが
まるでそれが日常のごとく、傷ついたこの館の娘を迎え入れた。
中でもかなり年取ったこの家の執事らしき男にある部屋を示される。
おかしなことに、誰も魅録の手から大事なこの家の娘を預かろうともしないことだった。

しかたなしに魅録は少女を抱えなおすと示されるまま、床に厚く敷かれた絨毯の上を歩く。
背後でメイド達が含み笑いをするのが聞こえた。

310 :Target 〜ターゲット〜 魅×悠×清7:2005/07/14(木) 00:08:25
部屋の扉を開けると、大きな部屋の中央にこれまた大きなサイズのベッドがある。
そのベッドの中でガウンを羽織った、どう見ても同じくらいの年の少年がいた。
本を読んでいた彼は魅録の腕の中に少女がいるのを見ると、ベッドから飛び出して
急ぎ足で魅録の元までやってきた。
はずみで彼がガウンの下に何も纏ってないのが見える。
彼の黒髪から甘いシャンプーか何かの匂いがして、魅録はたじろいだ。

「ありがとう。悠理を運んできてくれたんだね」

黒髪の少年は魅録から悠理と呼ばれた少女を受け取ると、大きなベッドに寝かせた。
やっとこさ仕事を終えた魅録が帰ろうとすると、少年が後ろからよびかけた。

「待ってよ。君、名前は?」
「・・・魅録」
「魅録。素敵な名前だね。僕は清四郎。彼女は悠理って言うんだけど、ねえ魅録。
 悠理はきっと君にお礼がしたいと思うんだ。だからとても悪いんだけど、
 彼女が目覚めるまでここで僕と遊ばないかい?」
魅録は痛む肩を押さえて言った。
「彼女が俺にお礼を言いたいとはとても思えないけどね。まあ、いいよ。俺も謝らなきゃな、
 と思ってたんだ。女相手に本気だしちまったからな」
「本気? 彼女相手に本気を出したの?」
そりゃ、すごいと清四郎はニヤリと笑った。
「本気を出すまで立ってられたってことだね、悠理と戦って。君、それはすごいよ」

眉をひそめる魅録に向かって、清四郎はニッコリと笑った。
「君といたら退屈しなさそうだね」

ツヅク


311 :Target 〜ターゲット〜 魅×悠×清:2005/07/16(土) 00:11:44
続けます。
中学生時代の魅録、悠理、清四郎を中心に 危ない感じのお話です。
苦手な方はスルーしてください。

312 :Target 〜ターゲット〜 魅×悠×清8:2005/07/16(土) 00:12:27
なんだこりゃ。
改めて部屋の中を見回した魅録は絶句した。
大きな窓には手のこんだ刺繍が施されたピンクのカーテンが引かれていたが、
その横のアイヴォリーの壁の上にベタベタとイギリス系ミュージシャンの
ポスターが何枚も貼られている。
ご丁寧にもポスターとポスターの間に赤いペンキで落書きがされていた。
部屋の主が眠る巨大なベッドの天蓋から薄気味悪い人形がぶら下がっていた。
金の模様がついたドレッサーの椅子には革ジャンが引っ掛けてある。

一体どういう趣味をしてるんだ。
少女趣味とパンクの合わせ技か?

首をひねっていると清四郎が話しかけてきた。

「君、魅録くん」
「魅録でいいよ」
「それでは魅録、質問してもいいかな」
「どうぞ」

余裕を見せながら魅録は目の前の男を値踏みしていた。
年は同じ位か、一つ上か。
男前だがあまり強そうには見えない。
素肌にガウンというしどけない格好だが、どことなく品の良さが見え隠れする。
こいつは見たところテニスとスキーがお好みの典型的なお坊ちゃまで
路上での立ち回りを見かけたらタクシーで遠回りするようなタイプなんだろう。
それがどうして、こんな女といっしょに・・・?

魅録はベッドの悠理に目をやった。
清四郎が質問を続けている。
「君って悠理のことをどれくらい知ってるの?」


313 :Target 〜ターゲット〜 魅×悠×清9:2005/07/16(土) 00:12:57
苦笑いした魅録はソファにドスンと腰をかけた。
「よく知ってるぜ。ただ道を歩いていただけの善良な男子高校生に犬をけしかける
 のが趣味、とか」
ジーンズのポケットを探る。
「大変身が軽くていらっしゃる、とかね」
マイルドセブンを口にくわえると清四郎にライターのジェスチャーをする。
「・・・夜中に外を徘徊するくせがあるっていうのも」
清四郎が首を振ったので、魅録は煙草を吸うのを諦めた。
と、シュボッと音がする。

すました顔で清四郎が白煙を吐き出したところだった。
魅録がじっと見ると清四郎はニッコリ笑って、自分の口の煙草をピンと投げてよこした。
火のついた煙草がアイボリーの絨毯に焼け焦げをつける寸前、
間一髪で魅録が煙草をキャッチした。
彼の指先がつまんだのが煙草の火のついてない部分だったのは幸運だった。
ニコニコと清四郎が拍手をしたので魅録はムッとしたが、
何も言わず、その煙草を口にくわえた。
洋モクの甘い香りにむせそうになる。

「それだけじゃまだ彼女を知ってるとは言えないね。教えておいてあげるよ」

ニコニコとした顔を崩さずに清四郎が魅録の側までやってきた。
ソファに座った魅録の膝に手を置く。

「彼女はね、蟻地獄だよ」
「なに? あり・・・?」

314 :Target 〜ターゲット〜 魅×悠×清10:2005/07/16(土) 00:13:35
清四郎は魅録の背後の棚にある写真たてを目で示した。
写真の中で金髪碧眼の白人の男の子が満面の笑顔を見せている。

「彼ね、悠理のクラスメイトのペンフレンドなんだ。ああ、クラスメイトはもちろん
 女の子。彼女はこの金髪の子に会うのをすごく楽しみにしてて、それが悠理は気に入らない
 っていうんで、親のコネを使いまくって緊急来日させてたよ。もちろんクラスメイトには
 内緒。彼女より先に悠理がお楽しみってわけさ」
「お、お楽しみ・・・ってやっちゃったのか」
「さあ、そこまでは知らない。キスはしてたけどな」
平然と語る清四郎に、魅録は嫌な顔をした。
こいつも中学生だろうにどうしてこうも大人びた言い方をするんだ。

「それから僕の幼馴染の女の子。小さい頃、悠理と互角に喧嘩して以来険悪な仲なんだけど、
 こう見えても悠理は学校で人気者なんだ。本性を隠しているからね。
 だから、人気者の悠理に逆らう野梨子、ああ僕の幼馴染の名前だけど、
 彼女は針のむしろさ。クラス全員から総すかんをくらってるんじゃないかな」
「じゃないかなって、おまえの幼馴染で、この悠理ってやつと仲いいんだろ。
 助けてやれば」

清四郎は魅録を見た。
「僕にはそんな力はないよ」
「力って・・・」

二人が同時に気配に気づくとベッドの上でいつの間にか目を覚ました悠理がらんらんと瞳を光らせていた。
たちまち清四郎は口をつぐむ。
悠理はさっとベッドから飛び降りると、清四郎に近づき思い切り頬を張った。
突然の出来事に魅録は唖然とする。
清四郎は打たれて赤くなった頬を押さえて黙っていた。
少女とは思えないドスの効いた声で悠理は呟く。
「このお喋り。黙れよ」


315 :Target 〜ターゲット〜 魅×悠×清11:2005/07/16(土) 00:14:28
沈黙する魅録に向き直るとニッコリと笑って手をさしだす。
「さっきは悪かったな。ここまで運んでくれたんだろ、ありがと」
「あ、ああ」
「もう遅いから泊まっていけよ」
突然の申し出に魅録は目を白黒させる。
ちらっと清四郎を見ると彼は相変わらず頬を手で押さえたまま、どんよりとした瞳をしていた。
「いや、いいよ。悪いし」
「悪くないよ。あたいのベッドは大きすぎるし、一緒に寝ようぜ」

息を飲む間もなく、首に悠理の両腕が回り引き寄せられる。
魅録と悠理が口づけを交わすのを清四郎は黙って見ていた。
次の瞬間、魅録は悠理を引き剥がした。

「あのさ、あんたちょっとおかしいよ」
清四郎に向かって首をしゃくる。
「あいつもだけど。俺、帰るわ。さよなら」

ドアが閉まり魅録の姿が見えなくなると、悠理は大笑いしてソファに腰を下ろした。
ふと清四郎に目を止め、さっきとは打って変わった優しい調子で微笑みかける。
「清四郎、おいで」
と、まるでペットか何かを呼ぶように彼を呼んだ。

だが呼ばれた本人は機嫌を損ねたのか、黙って立ちつくすばかりだ。
仕方なく悠理は彼のところまで出向くと、ベッドまで引きずっていき無理矢理彼を寝かした。
優しく唇にキスすると駄々子をあやすような声を出す。
「ごめんよぉ。本気じゃないって。さっきの痛かった?」
「別に」


316 :Target 〜ターゲット〜 魅×悠×清12:2005/07/16(土) 00:15:15
背を向けた清四郎に悠理は続けた。
「悪かったな。あやまるから、しよう」
「嫌だよ。新しい玩具とすればいいだろ」
「清四郎、いつまでも拗ねてんなよ」
ちょっと怖い声を出すと、清四郎はくるりと振り向く。
悠理は微笑んだ。
「よしよし」

手をすべらせて彼のガウンを肩からはずす。
清四郎の肩から腕を撫でながら、悠理は呟いた。
「最近、妙に筋肉ついてきてないか、清四郎。なんかやってんのか」
「何も。僕がスポーツ苦手なの知ってるくせに。成長期なんでしょ」
「ならいいけど。あたい、ガリガリで頼りない男が好きなんだ。あんまり成長すんなよ」
「マッチョ好きだって言ってるくせに」
「男避けだよ。あたしより強い男じゃなきゃ、って言っておきゃ、たいがいの男は来ないだろ」
「・・・じゃあ、彼は? 僕や美童とは違う」

清四郎の瞳が鋭く光ったのを見て、悠理は言葉を濁した。
「たまには違うのも面白いだろ?」
それを聞くと清四郎は急に悠理に覆いかぶさった。
彼女にキスして囁く。
「ね、今日はいいだろ、悠理。最後までしようよ・・・」
「なに言ってんだよ、いつも通り触るだけだよ」
冷たくあしらう悠理に清四郎は熱心に囁く。
「お願いだよ、悠理。ね? いつも最後までしないじゃないか。
 僕もう我慢できないよ。一回でいいから最後までさせて・・・」


317 :Target 〜ターゲット〜 魅×悠×清13:2005/07/16(土) 00:15:52

途端に下から腕が伸びてきて、いともたやすく清四郎はベッドの上に組み伏せられた。
「なに甘えたこと言ってんだよ。玩具のくせにあたしとしたいなんて百年早いんだよ」
清四郎は苦しそうな息の下呟く。
「ご、ごめん。もう言わない・・・」

やっと体が自由になると清四郎はおとなしくなった。
悠理の手が伸びてくると彼はため息をつきつつ、彼女を喜ばすために彼もまた手を伸ばした。



318 :Target 〜ターゲット〜 魅×悠×清:2005/07/16(土) 00:17:43
>>313
の魅録のセリフに「男子高校生」とあるのは「中学生」の間違いでうす。
すみません。

319 :名無し草:2005/07/16(土) 08:40:57
ちょっと失礼。

魅録が犬を馬鹿にしたような発言も
悠理が自分のことを「あたし」と言うのも
清四郎がやたらに女々しいのも
読んでいてすごく違和感あるんですが

作者さんはちゃんと原作読んでます?

320 :名無し草:2005/07/16(土) 09:37:14
あまり気にしない方がいいのでは?
ここは、「お遊びの場所」なんだし。
作家さんの計算もあるかもしれないし。

321 :名無し草:2005/07/16(土) 16:54:11
原作でも初期の悠理は「あたし」って言ってなかったっけ?
でも「お前誰だよ」ってくらいキャラが別人になってちゃ
いくら好きなカップリングでも萌えようがないよなぁとは自分も思う。

とりあえず読者のみなさんは静観して、気に入らなければスルーの方向で。
「違和感」も何かの伏線かもしれないですしね。

作品投下してくれる職人さんには頑張っていただきたいです。

322 :名無し草:2005/07/16(土) 23:27:01
またか

323 :名無し草:2005/07/17(日) 00:03:13
原作1、2巻では悠理の一人称は普通に「あたし」だろ
319は、最後の一行は自分にも言ってるんだよな?
まぁ2、4行は・・・ともかく。

でも職人各氏が投下してくれるのはありがたいし、これからを期待したい

324 :名無し草:2005/07/17(日) 14:43:42
ここで違和感なんて言い出したらキリがない
人によって感じ方は違うし
そもそも原作にはない倶楽部内恋愛自体が違和感だ


325 :名無し草:2005/07/17(日) 23:26:28
キャラが違いすぎる、って言いたいのはわかる
でも、嫌ならスルーすればいいだけだし、パラレルとして扱ったらどう?
時代が違うとかいう設定の話もあるんだし、厳密に求めるのは無理では?

326 :Target 〜ターゲット〜 作者:2005/07/17(日) 23:36:13
三人のキャラに違和感があると、物議をかもしているようですみません;
とってつけたような言訳ですが、原作の高校生である三人は念頭に置いています。
でもその前の中学時代に実はこんなことがあったら?という感じで書き始めました。
とりあえず清四郎のキャラがありえませんが、最後にはどうにかなるつもり・・・もごもご(大汗
なんですが、不快感いっぱいの皆さまごめんなさいませ!m(__)m
次から注意書きをつけますので、なにとぞよろしくおねがいします。

>>319
「犬」うんぬんのセリフは悠理のセリフのつもりでした。
これも一応どうにかなるつもり・・・もごもご・・・です・・・


327 :名無し草:2005/07/17(日) 23:50:35
悠理が「あたし」を使うのは逆にいいと思う。
自分はいつまでたっても「あたい」にゃ慣れられん連載当初からの読者なので。
だって、フツーに「あたい」なんて言葉を使ってる人間なんか
いくらボーイッシュでも現実にはそうそういないじゃん。もし周囲にいたらひくよ。
大昔のスケ番(死語)じゃないんだから、はすっぱを通り越してなんかビミョ−。
原作のほうでも、一条先生に物申して元に戻してほしいぐらい。

328 :名無し草:2005/07/17(日) 23:52:54
>327
それに関してはかなり同意。

329 :名無し草:2005/07/18(月) 02:11:02
>327
ついでに「〜だじょ」も止めてくれるようお伝え下さい。

330 :名無し草:2005/07/20(水) 22:58:37
保守っとこう

331 :名無し草:2005/07/21(木) 03:30:31
>>323
>原作1、2巻では悠理の一人称は普通に「あたし」だろ

319だけどなにも藻前にタメ口で教わらなくても知ってるよ。
途中から「あたい」に変わったのは原作者の
意図があると思ってそこを尊重してたから
今回の「あたし」表記が個人的に気になったのと
あまりに変えられたキャラ設定に意見しただけ。
原作読めないかわりに楽しみにここに来てるのに
キャラだけは最低原作に近づけてくれよと言いたかっただけ。
つーか自分なんかにかまってるひまがあるなら
藻前が感想の一つも書いてやれば?

>>326
作者さんに対してきつい書き方になったのは反省してる
けど感想が一つもつかないのはどういうことか
それを自分が意見を言う前に気づいて欲しかった。
ただ今後なにか変わる感じのコメント書いてくれてるので
自分が言うのもなんだが続きを投下して欲しい。
ROMってるだけで続きを待ってる人もここにはいると思うから。

332 :名無し草:2005/07/21(木) 06:07:33
KK?

333 :名無し草:2005/07/21(木) 14:36:21
>331
あ〜あ、お触りしちゃったw

334 :名無し草:2005/07/21(木) 16:26:17
タメ口とかこんな匿名掲示板でなに言ってんだか
せっかく話題流れてマターリしかけたとおもったのに…

335 :名無し草:2005/07/21(木) 17:05:52
まぁ、あれだな。もう夏休みだし、ってことでFAで。
みんなマターリしませう。
とりあえず( ´∀`)つt[]  飲み物どーぞー。今日は暑いなぁ。

336 :名無し草:2005/07/21(木) 19:06:07
なんかすげー偉そうな奴がいて笑える

337 :名無し草:2005/07/21(木) 19:13:36
>>331
最終00:17:43のUPに対し>>319みたいな難癖レスを08:40:57に付けといて
感想がないも何もねーだろ。
お前みたいに1日中スレに張り付いてる奴ばかりじゃないんだよ。

338 :名無し草:2005/07/21(木) 19:16:04
>感想が一つもつかないのはどういうことか
>自分が意見を言う前に気付いてほしかった
って週末の夜とかの時間帯で比較的人の多い時ならまだしも
平日深夜なんて人の少ない時にレスがつかなくても別におかしかないでそ。

てか原作読めない代わりにきてるのか…
ここの作品、ここの職人さんを楽しみにきてるんじゃないんだね。
一条御大じゃない人が書いている以上
一条御大が描くそのままであるわけないじゃん。
好みじゃないなら噛みつかないでスルーしてればいいじゃない。


339 :名無し草:2005/07/21(木) 19:22:45
>>338
なんの為の二次かわかってないんだろ。

自分の好きなカプしか受け付けられないと露骨に※※スキーを
明言してる奴の方がまだ清々しいよな。御託並べて難癖つける奴よりも。

340 :名無し草:2005/07/21(木) 22:01:52
夏ですなあ

341 :名無し草:2005/07/21(木) 22:07:34
なんで319=331はこんな高飛車なんだ?

342 :名無し草:2005/07/21(木) 22:07:42
319だけど331でも言ったけど
藻前ら自分にかまってないでまともな感想でも書いてみろよ。
書けないんなら中途半端な擁護まがいの屁理屈言うな。
こっちは藻前らみたいに1日中ここにはりついてねーんだよ。
ネタがあるときだけ元気に食いついてきやがって
釣られるのは感想書いてからにしろ暇人ババアども

343 :名無し草:2005/07/21(木) 22:14:13
なんでこんな高飛車で自己中なんだ?

344 :名無し草:2005/07/21(木) 22:14:31
朝の8時からここにきて感想どころか文句しか書かないる人に言われても

345 :名無し草:2005/07/21(木) 22:15:57
タメ口きかれて気にしてる割には自分は
タメ口以下の言葉使ってもOKって態度な件

346 :名無し草:2005/07/21(木) 22:20:30
>>344
夜中の3:30にわざわざスレの雰囲気悪くするような高圧的なレスつる人だもん

そもそもきつい言い方を反省してるって態度かね、これが

347 :名無し草:2005/07/21(木) 22:45:16
もうレスついてる
おもしろいね、ここwww
感想どころか文句?なら書くよ。
清四郎をちゃんともとのキャラに戻して。
言いたいのはそれだけ

348 :名無し草:2005/07/21(木) 22:52:00
夏がく〜ればうごきだす〜♪
厨はスルー、おやくそく〜♪

349 :名無し草:2005/07/21(木) 22:55:19
>Target 〜ターゲット〜

散々既出ですが、私もキャラが別人すぎてどうも萌えることができません。
いくら中学時代という設定でもちょっとなぁ・・・という感じ。
もしも原作の清四郎や悠理がこんなキャラだったら自分は今ごろ有閑にはハマってなかっただろうなぁ。
パラレルを否定する気はないけれど、できるだけ原作のイメージは大切にした方がいいと思います。
だって、好きなキャラの魅力が台無しになってるSSじゃ読む気なくしちゃいますからね。
作者さんは、擁護してくれる人がいっぱいいるからと言って甘えずに
手厳しい意見を参考になんとか軌道修正し最終的に「面白かった!」と思える作品に仕上げて下さると一読者としては嬉しいです。

350 :名無し草:2005/07/21(木) 22:58:29
>>349
訂正させてもらうと作者を擁護するというよりは
文句言ってるのがあんまりアレだから言ってるだけなんで。

351 :名無し草:2005/07/21(木) 23:05:26
レス伸びてる(・∀・)…と思ったら荒れてるだけかorz
>348と一緒に歌おっと。

夏がく〜ればうごきだす〜♪
厨はスルー、おやくそく〜♪

352 :名無し草:2005/07/21(木) 23:07:27
自分も作者擁護でなく、あまりの>>319の自己中さに飽きれただけ。
そもそもTargetははじめ読んだけど後はスルーだから。
食指がわかないSSよりもよっぽど>>319みたいなレスの方が目障り。
自分の脳内理想の清四郎以外は認めないってお子様すぎて滑稽。

353 :名無し草:2005/07/21(木) 23:08:03
ごめん、スルーできなかった。

354 :名無し草:2005/07/21(木) 23:21:53
>>353
( ´∀`)σ)∀`)☆

355 :名無し草:2005/07/21(木) 23:36:19
319叩かれてるなぁ・・・
確かに自分もそのケンカ口調どうよ?と思ったけど
そこまでみんなで叩くほどのレスか?とも思う。
実際、ターゲットはそのとおりキャラに違和感ありまくりで面白くないし。

356 :名無し草:2005/07/21(木) 23:49:09
読んで面白くなかったならスルーすればいいだけの話。
いちいち面白くないとか書かないでくれ。
スレが荒れる原因になるんだからさ。

357 :名無し草:2005/07/22(金) 00:05:01

     ///////
    ///////____________
    ///////  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄
   ///////              (~) チリンチリン
   ///////              ノ,,
  ///////     ∧_∧         / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ///////     ( ´∀`)( 厨 ) )) <  夏だなあ〜
 ///////      (つ へへ つ      \______
///////   //△ ヽλ  ) ) 旦
//////  l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l
/////    ̄| .| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| .| ̄
////     ^^^          ^^^


358 :名無し草:2005/07/22(金) 01:06:11
test

359 :名無し草:2005/07/22(金) 06:56:19
ある意味このスレは荒れてるときが1番楽しいな。活気があってw
いつまでたってもスルーできないバカも多いし

360 :名無し草:2005/07/22(金) 17:04:21
嫌だ。また荒れてるのね。
>354
その絵文字、和んだw

361 :ホロ苦い青春編 魅×野・清×可:2005/07/24(日) 22:45:57
少し唐突ですが、リレーの続きを書かせてください。
>>http://houka5.com/yuukan/long/l-06-1-4.htmlの続きです。

胸騒ぎがした。
魅録はいてもたってもいられなくなり、一旦店の中に戻って一番近くにいた仲間を捕まえて言った。
「ごめん、俺、先帰るわ」
「野梨子ちゃん、やっぱもういなかったんだ」
「ああ…。今日はせっかく集まりだったのに、ごめんな」
「いや、何かあってからじゃ遅いから、早く行けよ。他の連中には言っとくから」
「サンキュ」
魅録は急ぎ足で店から飛び出し、土地勘のない野梨子が来た道を戻ると想定して
夜の渋谷を歩き始めた。

「あれっ、魅録?」
あと少しで大通りというところで、聞きなれた声が耳に入ってきた。
魅録は立ち止まって声のする方へ振り向き、思った通りの人物をそこに見つけて
逆に質問を返した。
「美童、お前こそ、こんなとこで何してんだ?」
「僕? まあ、僕のことなんてどうでもいいじゃん。それよりも、野梨子はどうしたの?
 今日デートだったんだよねえ?」
不味いことに今日の美童はひとりらしく、連れの女は見当たらなかった。
そのくせどっかで飲んでいたのか少し顔が赤らんでいて、いつもよりも陽気で、
好奇心たっぷりの眼差しを魅録に投げかけてきた。
しかし野梨子が先に帰ってしまったことで余裕のなくなっていた魅録は、美童の目を
見据えてかなりぶっきらぼうな口調で言い放った。
「悪いが、急いでるんだ。話があるなら、明日にしてくれ」

すみませんが、どなたか続きをお願いします。

362 :名無し草:2005/07/25(月) 20:58:42
Target 〜ターゲット〜

私はこの作品新鮮ですごく好きです。
るぬ甘じゃないハードなところとか。
原作の人物像との乖離は容認できる人いない人さまざまでしょうが
シリアスな彼らのカラー絵なんか思い出すと
違和感ない設定に思えるし。
続き、楽しみに待ってます!

363 :名無し草:2005/07/26(火) 02:44:13
>361
だいなしだな

364 :名無し草:2005/07/26(火) 04:36:12
まったくだ

365 :名無し草:2005/07/27(水) 11:43:54
>>362
違和感ないというあなたの神経を疑う。作者本人?

366 :名無し草:2005/07/27(水) 16:42:26
    _, ,_  パーン
 ( ‘д‘)
  ⊂彡☆))Д´) >>363-365

367 :名無し草:2005/07/27(水) 16:47:15
Target〜ターゲット〜

違和感たっぷりの悠理と清四郎が、
どうやって原作に近いキャラへと変貌していくのか
温かい目で見てもいいのでは?

うまく着地が決まるかどうかは、作家さんの力量しだい。
完結してから議論しても遅くは無いと思います。


368 :名無し草:2005/07/27(水) 20:13:29
どうでもいいが文体でバレてるぞ・・・

369 :これ、いただくわ -46:2005/07/28(木) 21:58:19
>>214

『こんな奴らに捕まるなんて、兄ちゃんもほんっとドジだよなあ……なんて言って
 る場合じゃないか。はやく誰かに報せないと…』
だがその手段がない。悠理は小さく唇を噛んでダクトの壁を睨みつけた。
しかし予定のコンタクトを絶ってから、かれこれ一時間余りも経過しているのだ。
さすがに本部のメンバーも自分の危急を察知して何らかの行動を起こしている
と考えていいだろう。
『だいじょぶだって。いざとなったら助けに行ってやるから』
『そうですよ、ご心配なく』
魅録も清四郎も余裕の表情でそう言っていた。野梨子たちはニコニコするばか
りで助けに行くとは口が裂けても言いそうになかったが、清四郎たちを急き立て
るぐらいのことはするだろう。
清四郎か魅録か、うまくすれば二人そろって既にこのビル内へ忍び込んでいる
かもしれない。
そうでなくとも経過時間から考えて、近く侵入を試みる態勢にはなっているはず
だ。だとすれば、ここであわてて戦線離脱を図るよりもビル内での遭遇に賭けた
方が賢明だろう――と、このようなことを本能で察知した悠理は、囚われの身と
なった兄の許へ向うことをほぼ一瞬にして決めた。
『待ってろ兄ちゃん、いま助けに行ってやるからな』
今いちど警備員の姿がないことを確認してから通路へ下り立つ。
羽衣の襟をぎゅうっと伸ばして頭部を覆い、それでもすべてを隠すには足りない
が、出ている部分は両手でフタをするつもりの悠理だ。
『――ったく、なんでマスクまで作らなかったんだよ、魅録のバカ』
今頃になってそんなことに腹を立てながら丸メガネを追う。
あちこちに忙しく視線を走らせつつ二三度かどを曲がった先で、辛くもエレベー
ターを待つ丸メガネを捕捉した。
『いた…』

370 :これ、いただくわ -47:2005/07/28(木) 21:59:03
ヒゲ男が乗り込んだものとは違い、こちらのエレベーターは搬入用の大箱だ。他
に人が来さえしなければ、メガネと共に乗り込むことができるだろう。悠理は息を
殺して身を潜めた。
10階、15階、20階。階数表示が昇ってくる。
そして21の数字に光源が移ったところで、ようやく片開きの巨大扉が開いた。果
たしてそこに人影はない。
『よかった、誰も乗ってないや』
慎重に周囲を確かめてから音もなく疾駆する悠理。丸メガネの背後にピタリとつ
けて、箱に乗り込んだ彼がふり返って操作パネルに手を伸ばしたときにはすでに
対角の隅に蹲っていた。見事な早業だ。
「………」
メガネは毛ほどの違和感も感じなかったらしい。薄情そうな薄いくちびるをムニャ
ムニャと動かしながら40階のボタンを押したのを、顔をかくした指の隙間から
悠理は確認した。
『あ、ラッキー』
扉が閉まる――と、メガネの独り言は俄然ハッキリしたものになってきた。
「……人のことをなんだと思ってんだ。ただの暴徒あがりのくせにデカい面しやが
 ってよッ。もともとあの文書に注目してたのはオレなんだぞ。それを後から来た
 分際で人のことアゴで使いやがってッ、クソッ」
風体に似合わぬ賤しげな言葉遣い。どうやらメガネの本性はこちらで、インテリゲ
ンチアに作った風貌は見掛け倒しだったのようだ。
「だいたい黒い顔に黒いヒゲ生やしたって意味ねーっつうんだよッ!」
鬱憤の原因はヒゲ男にあるらしい。ずいぶんと不貞腐れた様子で、ガンガンと壁
を蹴りつけている。
「あ〜、面白くねェッ、面白くねえッ!」
しかし威勢が良かったのはその辺りまでで、独り言が進むにつれてメガネの背中
は徐々にショボくれ丸くなっていった。
「……もとはといえば兼六のジジイ、あいつがあんな奴等と組んだのがそもそもの
 間違いなんだ。こんな事になるんだったら、最初からジジイの申し出なんぞ受け
 なかったのに。オレは…オレは…ただ世間に認められたかっただけなのに――」

371 :これ、いただくわ -48:2005/07/28(木) 22:01:02
この男がとある文書の存在を知ったのは今から十余年も前のことだ。
文書と言っても黄ばんだパピルス一枚きり。所属する東西古文書研究財団の
資料室にさほど大切にもされず保管されていたものである。
『サングリア文書』
そう書かれた表紙の下に無造作に貼られた『未解読』の付箋。丸メガネが立身
出世の欲望にとり憑かれた瞬間であった。
名を売るにはこれしかない。そう思い極め、寝食もわすれて文書の解読に躍起
になったのも、それまでの報われない人生を振り返れば無理からぬ話だ。
しかしなんと言っても紙っぺら一枚。いくら情熱を傾けたところで字数も限られた
未解読文書がそう易々と解読できるはずもなく、なんの進展もない虚しい日々が
メガネの前を素通りしていった。
研究者としての情熱は年々うすれ、けれども胸の奥に巣食った覇気のない野心
だけはいつまでもプスプスと燻ぶりつづけて、それに急かされるようにして今日こ
そは、明日こそはと儚い希望を抱いて文献に当たるうち、いつしか四十の坂を越
え、髪には白いものがまじって腹も出た。
もう止めにしようか――そんな思いが一日のうちに幾度となく頭を過るようになっ
たころのこと。
たまたまめくっていた古文書界の季刊誌エメラルドタブレット、その中にサングリ
アの5文字を見つけたのだ。
『インド・メラネシア間に於ける言語分布〜サングリア文書にみる古代語の変遷
 とルートマップ』
寄稿者はフランスの言語学者であった。そして資料提供者として剣菱豊作の名
が文末に記載されていたのである。
どうやら手元にあるパピルスはただの序文であり、豊作の持つものが本編であ
ったらしい。
恥も外聞もなく剣菱の門を叩いた丸メガネ。せめて共同研究者、その称号を手
に入れたい一心であった。

372 :これ、いただくわ -49:2005/07/28(木) 22:02:32
突然の訪問にも自ら気安く応対してくれた豊作はしかし、首を縦にふってはくれ
なかった。
「これはある人に捧げるつもりなんだ。だから僕ひとりでがんばってみたい。
 申し訳ない、わざわざ訪ねてもらったのに。そうだ、解読がすんだらあなたに
 もコピーを送りますよ。よかったらここに住所を書いておいて貰えるかな」
解読済みの資料を提供されたところでなんの意味もない。そう思いながらも、
通された剣菱邸の豪奢さに気圧されて諾々とペンをとる自分がいかにも小さく、
惨めだった。
惨めついでにいつまでもモジモジと立ち竦んでいると、気の良い御曹司は仕方が
ないと言ったふうな笑みを浮べてメガネを自室へと招き入れた。同じ嗜好をもつ
気安さからか、それともただの気まぐれであったか、文書の具体的な内容を明か
し、導き出したアルゴリズムを惜しげもなく開陳してみせた豊作。
そんな、育ちの良さからくる屈託のなさがますますメガネを卑屈にしたなど、豊作
には思いも及ばぬことだろう。
教わったばかりの手法で序文を解読し、それに豊作から聞いた本編の触りを混
ぜたものを、さも自分の手柄のように粉飾して財団に提出したのは、捨て鉢にな
った丸メガネの虚勢であった。
ところがこれに財団のスポンサーである兼六が興味を示したのだ。
「個人的にあんたの後援者になってやろう」
そう申し出られたときは天にも昇る心地だった。しかし喜び勇んで挨拶に上がっ
た席で開口一番言われた言葉は、
「解読の全文をもらおうか」
実はこれこれ然々で、と経緯を語ったときは身の細る思いであった。
聞き終えた兼六はフンっと不服そうに鼻を鳴らしていたが、やがて底冷えのする
笑いを浮かべるとこう言った。
「まあええ。それならそれで打つ手はある。現物さえ手に入れば、あんたはそれ
 を読み解けるのやな?」
そして言い渡されたのが文書を盗み出すという汚れ仕事。
しかしその先に輝くばかりの学者人生が約束されているかと思えば、もともと朽
ちかけていた良心にフタを被せることなど大した苦悩ではなかった。

373 :これ、いただくわ -50:2005/07/28(木) 22:03:45
兼六が揃えた不逞の輩を先導し、手当たりしだいと見せかけてサングリア文書
を持ち出したあの夜。豊作が書きとめておいた覚え書きもついでに失敬して、こ
れであとは研究室にこもって未解読部分の完成に邁進すればいい。
そんなふうに考えていた丸メガネはあまりにも世間知らずな大バカ者であった。
拝金主義者だ銭ゲバだといくら陰口を叩かれたところで洟も引っ掛けない兼六
が、なんの利潤ももたらさない古文書の研究になど肩入れするわけがないのだ。
そもそも財団そのものからして、財産保有の道具に過ぎない。
そこに気付いたときには時すでに遅く、どこから湧いて出たのか、恥ずかしげも
なく自らジェネラルと名乗るヒゲ男に顎で使われるこの為体。
「ハァ…」
溜息も太くなる。
しかし現状を打破する気概などハナから持ち合わせていない丸メガネ、その口
から吐き出される言葉は逆恨みに終始する。
「それもこれも、元はといえば剣菱のボンクラのせいだ。
 『これはある人に捧げたいんだ』だとぉ? ふざけるな。誰に捧げるか知らねえ
 が金は夜泣きするほど持ってんだ、古文書なんか捧げねえで宝石でも車でも
 家でも買ってやれってんだッ」
剣菱のボンクラ――当然豊作のことだ。
一見小市民風ではあるが、たしかに豊作には富豪の家育ちを体現したところが
あり、多少の関わり合いを持てばイヤでもその生い立ちの豪奢さに気付くだろう。
それでいて鼻持ちならなぬ奴となるのではなく、ボンクラと表現されてしまうところ
に豊作の好人物ぶりがうかがわれる。
しかしエレベーターの隅に蹲ってケチな述懐につき合わされ、そのうえ身内の悪
口を聞かされては悠理も面白くない。それに、たまらなく空腹だ。
『こいつ…』
思わずコブシに力が入る。
『……殴りたい』

374 :これ、いただくわ -51:2005/07/28(木) 22:04:40
懸命に激情を抑える悠理の努力など知るはずもなく、丸メガネは調子に乗って
豊作を誹りまくる。
「だいたい剣菱の看板がなきゃあ、あいつなんてクズみたいなもんじゃねえか。
 ちょっとオレより背が高くて、ちょっとオレより顔がマシで、ちょっとオレより古
 文書に精通してるって、ただそれだけの男だろ。ヘッ、クズ野郎め」
罵倒の中にも適正な自己評価を混ぜてしまうあたり、やはり丸メガネも学者の
端くれか。
けれども激情に火のついた悠理にはそんな丸メガネの哀愁がわからない。
ついに我慢も限界に達し、頭のひとつも小突いてやろうと立ち上がりかけたそ
の時、腹の虫がキュルッと鳴いて悠理は慌てて腰をもどした。
『シィーッ!』
腹に向って人差し指を立てる。
殴りかかろうとしておいて今さらシーでもなかろうが、腹の虫如きで存在を明示し
てしまうのは避けたいところなのだろう。
『兄ちゃんも心配だけど……その前になんか食べたい』
悠理の鉄拳制裁から間一髪で逃れた僥倖にも当然気付かず、メガネは不平不
満をまき散らしつづける。
しかしつづいて吐き出された言葉に、悠理は空腹も忘れて目を丸くした。
「どうせならあのボンクラも攫ってくりゃよかったんだ。そうすりゃオレは手を引い
 て…」
『えっ、兄ちゃん………じゃないの?』
違うのだ。
『じゃ、じゃあ、あたいは一体だれのため、に…?』
思い違いを悟った悠理を乗せたままエレベーターは一路40階、白亜のタワーを
順調に駆け上がっていく。


375 :これ、いただくわ -52:2005/07/28(木) 22:05:31
さすがは上州の弾丸と異名をとった名輪、電話を終えてからきっかり20分の後、
剣菱の大玄関にビタッと横付けを完了した。通常ならば優に1時間は要する道の
りである。
「ダイキリッ!」
玄関先まで迎えに出ていた万作は、哀れな朋友を抱え込むようにして自ら応接
室へと誘った。
「すまんかっただな、豊作の代わりにチチがこんなことになって…」
ダイキリは力なく首を振る。ずいぶんと憔悴した様子だ。
けれども訳を聞かないことには対処もできない。長椅子に落ち着かせるのもそ
こそこにしてすぐに話を切り出した。
「んでも警察に報せちゃなんねえってゆうのは一体どういう訳だがや?」
俯けた顔をのぞき込む万作にちいさく頷いてみせるダイキリ。
しかしその前に、とまず口にした言葉は万作に対する謝罪であった。
「謝らねばならないのはワタシだ、マンサク……
 おかしなマネをすれば女を殺すと言い捨てたあの男、あれはマイタイ人だ。発
 音ですぐにわかった。これは初めからワタシかチチを狙った誘拐なのだ。決し
 てホーサクの身代わりになったわけではない。迷惑を掛けて申し訳ない」
万作はなんとも言えぬ面持ちでダイキリを見守った。たしかにその通りなのだ。
一味にマイタイ人が混ざっていたかどうかはさて置いても、あのとき豊作はなす
術もなく犯人の前に泣きっ面を晒していたのである。これほど有利な状況であり
ながら、彼等はあえてチチを連れ去った。
仮に剣菱から金を引き出すことが目的だとすれば、いくら万作の太っ腹が世間
に知れ渡っていようとも、人質は身内の者であるに越したことはない。それにも
拘らず、だ。
目的は他にある。これは容易ならざる話になりそうだ。
そう見て取った万作は扉付近に控えていた豊作と五代に退室を促がした。
けれどもダイキリはそれを止めた。一目で万作の腹心とわかる五代にも話を聞
いてもらおうと考えたようだ。豊作の方は恐らくそのついでだろう。
ダイキリはありありと苦悩を浮かべた顔でこう言った。
「これは我が国の恥を晒さなければならない話だ」

376 :これ、いただくわ -53:2005/07/28(木) 22:06:39
そしてわずかに口を引き結ぶ。だがそれも言葉を選ぶための間であったようだ。
いったん口を開くと、ダイキリは苦しげな表情ながらよどみなく話を進めた。
「マンサク、憶えているか。イアウカ島で死んだコルバ将軍を」
「コルバ将軍……」
もちろん憶えている。
その場に居合わせたわけではないが、彼の絶命の様子は悠理からくわしく聞
いた。聞いたがそれでも、煌びやかな王冠を胸に抱き文字通り串刺しとなった
惨絶な最期は想像するに余りある。
万が一にも最初に王冠を手に取った者が我が娘であったなら。そう考えて万作
もダイキリも心底キモを冷やしたものだ。
「あのコルバがどうかしただか?」
「彼には息子がいるのだ」
「ほぅ、息子がおっただか…」
「そのジュニアがいま――反乱軍を組織している」
虎視眈々と王位を狙いつづけたコルドが消え、ようやく平和を取り戻したかに
みえたマイタイであったがその実、未だ騒乱の胞子を孕みつづけていたのだ。
「レジスタンス、ですか」
サラッとこう言ったのは、行儀良くイスに腰掛けた豊作である。
事件勃発とともに錯乱の極みにのぼり詰めた彼であったが、現在は奇妙なほど
の落ち着きをみせている。五代が気遣わしげに差し出した茶を端正な仕草で口
に運ぶ姿は冷静そのものだ。
だがそれも、ほんの見せかけに過ぎない。
今やわずかな刺激でも呆気なく寸断しかねない脆弱な神経回路をつなぎ止める
ために、無意識のうちに第三者的なふるまいに至っているのだ。
けれどもそんな自己防衛も空しく、すでに半分はあちら側へ足を踏み入れてしま
っているようで、口の端からダクダクとこぼれた熱い茶がワイシャツに大きなシミ
を作っているというのに気付く気配は微塵もない。
火傷をしまいか、と五代はそれが心配だ。
「いわゆるイデオロギーの対立。成長過程の共同体がより高い段階へ移行する
 ためには避けて通れない道ですね」

377 :これ、いただくわ -54:2005/07/28(木) 22:07:12
「そのような上等なものではない。ただの権勢欲だ」
豊作の常套的見解をそう吐き捨てたあと、ダイキリは苦渋に満ちた表情でこう
続けた。
「もう何度も王冠をわたせと脅しがあった。渡さねば大切な人間を消してゆくと。
 ピンガの側近がもう二人消えた」
「それでチチをマイタイから連れ出すことにしただな?」
「ピンガがそうしてくれと。ワタシも賛成した。
 マンサクに直接会ってからわけを話し、そしてチチを預けてワタシはすぐに
 マイタイへ戻るつもりだった……極秘裏に進めたつもりであったが、どこから
 か話が洩れてしまったのだろう」
そこで大きく息を吸い込む。
そしていよいよ苦しげな表情でダイキリはノドを絞った。
「しかしチチも王家の人間だ。もしもの事があってもそれは……」
さすがにその先は声にならなかったが、彼の苦しい胸中をすんなり理解した
万作は瞼を閉じて大きく頷いてやった。
「わかるだよ、よっくわかるだよ…」
ダイキリは一国の舵取りを任された人間なのだ。己が命より大切な娘のことを
脇へ置いてでも遠謀深慮しなければならない事柄がある、つまりはそういう事だ。
しかしその辺りが豊作にはわからない。
「そこまでわかっているのなら話は早いじゃないですか、すぐに警察に連絡して
 手配を…」
とさっそく身を乗り出すが、万作に射すくめられてあっさり背を戻した。
「騒ぎがよそへ知れたらどうするだがや」
国家権力になど報せれば、その筋を通って事が伝わってしまうのは自明の理。
これに便乗して漁夫の利をねらう有象無象がいないとも限らないのだ。
いや、確実に存在するとみておいた方がいいだろう。マイタイはなんといっても
小国なのだ。

378 :これ、いただくわ -55:2005/07/28(木) 22:08:15
「……近ごろはジュニアたちの暴掠は酷くなる一方で、民たちと小競り合いが
 続いている。今のところ民は防戦に徹しているが、もしもチチが攫われたと
 知れば、あれを女神のように思っている彼らはすぐさま攻撃に転じるだろう。
 そうなれば我がマイタイは――――乱れる」
それを最後に、いやな重みのある沈黙が落ちてきた。
脇に置かれた気付けの酒、その中で崩れていく氷の音が訳もなく気に障る。
今もまたカシャリと音をたてたゴブレットにさも忌々しげな一瞥をくれてから、
万作はポツリとつぶやいた。
「そうなると、厄介なことになるだな…」
その後を継いで五代が口を開いたのは、ひとり門外漢の豊作にさり気なくわか
らせてやるためである。
「資源の豊富なマイタイを鵜の目鷹の目で狙っている周辺諸国に、恰好の口
 実を与えることになってしまいましょうな」
内訌の制圧を謳い文句に軍事介入、あげく傀儡政権でも打ち立てられてしま
えば実質植民地化されたも同然だ。それこそがダイキリ最大の憂慮、マイタイ
王国危急存亡の秋である。
――だがしかし。
たしかにマイタイからはルビーや水晶などが豊富に産出されるが、そうまでし
て手に入れるべきものと言えるだろうか。それらは装飾品や一部の工業部品
に加工され得る鉱物であっても、動力資源ではないのだ。
とくればダイキリの考える最悪のシナリオは取り越し苦労に終わる公算が大き
い、ように思われる。
だがそんな希望的観測を、ようやく事態を理解した豊作のひとことがあっさり粉
砕した。
「なるほど、確かにそれはマズイ。なんと言ってもマイタイにあると目されるのは、
 あの3Heですからね」
「……………………… 坊ちゃま? 今、なんと?」

      つづきます。

379 :名無し草:2005/07/28(木) 23:12:50
>これ、いただくわ
続きキタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
とおおはしゃぎしたいくらい嬉しいです。うpありがとうございます。
とりあえず豊作さんが紅茶で火傷しないか私も心配ですw
なんか陰謀とかもからんできてどうなるのかとても楽しみです。
続きをお待ちしております。

380 :名無し草:2005/08/02(火) 02:40:20
魅録主役の話をうpします。中編になりそうです。
主なカップリングは魅×悠で、ほのぼのな感じです。

381 :名無し草:2005/08/02(火) 02:46:00
すいません、テキストにちょっとアクシデントが。
あらためて書き込みます。失礼しました〜。

382 :正しい夏のススメ(魅×悠)/ 1:2005/08/02(火) 02:51:36
「話ってなんだよ、魅録。ヘンなとこに呼び出して」
メールを打ったあと、レンガの壁に背を預けてひと息ついたところだった。いきなり声
が降ってきたと思うと、廊下の窓から身を滑らせ、悠理がひらりと芝生に着地した。
緊張で舞い上がり気味の自分をどうにか落ち着かせようとしていたところへ、これだ。
かえって肚がすわった。
とうに授業は始まっていた。サボれて嬉しいのか悠理は満面に笑みを浮かべている。
「うん、ちょっとな」
「なんだよ」
ーー男が女を校舎の裏に呼び出してする話なんかひとつしかないだろう。
たたみかける悠理を横目に煙草を取り出して火をつけようとポケットに手を突っ込んだ
が、ライターが見つからない。焦って乱雑に探る。
「あ、これ?」
悠理が制服のスカートのポケットからライターを取り出した。
「お、さんきゅ……って、これ俺のじゃねーか!」
「ちょ、ちょっと借りたんだよ。いいじゃん、あたしがあげたヤツだしさ」
まったく、油断も隙もない。
そういや、休み時間に悠理が校庭の隅でなんか燃やしてたな……。
この暑いのによくイモなんか食う気になるよなと感心したが、火が小さいところから察
するに、返ってきた期末テストの答案を燃やしていたに違いなかった。『赤点を取れば、
1教科につき1週間菊正宗家泊まり込みで猛勉強』というのが、夏休み返上の補習のか
わりにと、学年首席の実績を盾に清四郎が教師と掛け合い取り付けたペナルティだ。生
徒会長の職権乱用はいまに始まったことではないが、唯々諾々として従う教師も面白く
ない。俺のイライラは、あっさり職務放棄した担任にまで向けられていた。
「それで? 何枚燃やしたんだよ?」
「え?」
「燃やしたんだろ、赤点」
「えっと、あはは。ーーーー8枚」
「やっぱりな。体育以外全滅じゃねーか」
悠理がしゅん、とうなだれた。

383 :正しい夏のススメ(魅×悠)/ 2:2005/08/02(火) 02:52:49
「8週間なんて夏休み終わっちゃうよう。魅録〜」
悠理が泣き声を上げる。そういう問題か。だが、泣きたいのはこっちだ。好きな女を他
の男の家にやるのなんて、1分1秒だってごめんに決まっている。
「しょうがないな、こればっかりはな」
わざと冷たい声を出すと、長い睫毛を押しのけて薄茶の瞳にみるみる涙が盛り上がった。
……おもしろい。清四郎の奴はいっつもこうやって楽しんでるんだな。
もうちょっとからかってやろうか。誘惑に駆られるが、半泣きで見上げてくる悠理にあっ
けなく降参した。
「わかってるよ、なんとかするさ。試験前に飲みに連れ出した俺も悪いし、約束してた   
 海にだって行かなきゃならないしな」
「やったあ、さすが魅録ちゃん、話がわかるぅ〜」
ぱっと顔を輝かせて悠理がそこらじゅうを飛び跳ねた。
単純きわまりない、だけど、校舎の陰の裏庭でそこだけ日が差したように眩しかった。


「いいか? 自宅に泊まり込みで勉強会なんて、閑でやることがないからできることな  
 んだよ」
「うんうん、それで?」
芝生の上にあぐらをかいた俺の横にちょこんと座り、さっきの涙はどこへやら、悠理が
興味津々で手元を覗き込んでくる。鼻先でふわふわと揺れる髪に気を取られて仕方ない。
無理矢理、文庫サイズほどの液晶画面に意識を集中させた。
「だから、あいつを忙しくさせてやればいいのさ。興味を引かれることが起これば、勉
 強会どころじゃなくなっておまえは解放される」
「魅録ちゃん、天才!」
「世間を揺るがしつつあいつの魂にも揺さぶりをかけられるような、手ごろな事件でも
 起きてりゃいいんだが」
呟きながらタブレットを操って、画面を操作する。アクセスしているのは、もちろん桜
田門だ。

384 :正しい夏のススメ(魅×悠)/ 3:2005/08/02(火) 02:54:02
「あっ、これなんかどう?」
興奮した面持ちで悠理が身を乗り出してきた。ほとんど俺の膝に乗らんばかりだ。
この体勢はヤバイって……。ずるずると後ずさりしつつ白い制服の肩ごしに画面を覗い
た。巷を騒がせている連続殺人事件は親父が指揮を執っているもので、そのせいで奴は
家に帰ってこれずにいる。
清四郎が手伝ってやってくれたら、あいつもちょっとはラクできるかな……。
目の下に隈をつくった親父の姿が浮かぶ。理想的な一石二鳥に思えた。
「いや……、却下だな」
笑顔でうなずきかけて、慌てて表情を引き締める。やっぱり親父には自力で解決しても
らおう。
「ええ? じゃあ、これは?」
巷を騒がせている連続誘拐事件をさす。
「却下」
「じゃ、これ?」
巷を騒がせている連続強盗事件をさす。
「却下。全部却下! この作戦はやっぱなし!」
「ええ〜!?」
不満そうな悠理を引きはがし、肩で息をついた。作戦は中止せざるを得ない。机上にも
乗らずじまいであるが。
「なんでえ?」
「なんでも。つぎ、行こうぜ」

385 :正しい夏のススメ(魅×悠)/ 4:2005/08/02(火) 02:55:19
「夏といえば?」
「かき氷? そーめん、ざるそば、ざるうどん!」
「海といえば?」
「海の家かなぁ。焼そば、フランクフルト、カップラーメン!!」
「違うだろ。いや、違っちゃいないけど、清四郎だぞ?」
「そっか」
ひたいを寄せ、声をひそめて笑う。
端から見れば恋人同士の内緒話に見えるかもな、そんな思いがちらっとよぎるが、とっ
くに授業開始の鐘が鳴っており、あたりはもともと人気がない。なんだか残念だ。
「夏といえば恋、海といえばアバンチュールだろ?」
「ええ〜!? 美童じゃないんだからさ。清四郎だぞ?」
「男が夏と海に期待することはみんな同じ」
「ヘンなの」
「普通なの」
ぷーっと頬を膨らませた悠理を小突くと、白い掌が俺の拳を受け止めた。
「じゃあ、魅録も?」
「え?」
「魅録も期待してるのか?」
悠理の言葉がぐるぐる回る。あんなにうるさかった蝉がいっせいに鳴き止んだ気がした。
思いきり期待しちゃってるよ。
そう答えたらどう反応するだろう。言ってしまえ、と頭の隅で囁く声がするが、からか
らに乾いた喉は声を押し出すのを拒否する。
俺は情けなく固まったままだった。

386 :正しい夏のススメ(魅×悠)/ 5:2005/08/02(火) 02:56:59
「やっぱいいや」
悠理の掌が離れていく。じっとりと汗ばんだ手に、かわりに空気が触れた。
「答えなくていいや」
「なんでだよ?」
「だって、別に聞きたくないし」
ぶちぶちと草をむしりながら悠理は唇を尖らせる。
「なんだよ、なに拗ねてんだよ」
まるで、ヤキモチでも焼いてるみたいだぞ。
悠理の考えていることはわけが分からないが、不安な反面嬉しくもなる。
「だって、あたしと海行くっていってるのに」
「ああ」
「そのためにこうやって作戦立ててるのに」
「まあな」
「魅録はアバンチュールしたいんだろ、海で」
予想外の直球に、返すことが出来ない。ど真ん中のストレートを呆然と見送るだけだ。
「だったら、あたしは行かなくてもいいじゃん」
「はああ?」
「行ったって、つまんないし」
「おまえ……」
悠理が膝に顔を埋めててよかった。こんなに頬の緩んだ顔なんて見せられない。
俄然やる気が湧いてきて、入道雲が沸き起こる空を見上げた。
蝉の声がわんわんと耳に谺した。

                                 つづく

387 :名無し草:2005/08/02(火) 02:59:43
正しい夏のススメ作者です。なんとか書きこめました。
どうもお見苦しいところをお見せしてしまい、恐縮です。
では、名無しに戻ります。

388 :名無し草:2005/08/02(火) 08:28:01
>正しい夏のススメ
面白いです。魅録と悠理のやりとりが微笑ましくって可愛い!
この後展開はあるんでしょうか。
続きお待ちしております。

389 :名無し草:2005/08/02(火) 13:24:03
>正しい夏のススメ
面白かったです。つづきも期待してますね、頑張ってください。

390 :名無し草:2005/08/02(火) 21:09:56
>正しい夏のススメ

二人ともかわいすぎる!!
「あたい」とか「だじょ」とか言い出す前の
悠理ですね。

がんばれ!

391 :名無し草:2005/08/02(火) 22:06:19
>正しい夏のススメ
素直な悠理が可愛いですね。
この後二人で何か企むのかな。
続きをお待ちしてます。

392 :名無し草:2005/08/07(日) 23:59:39
夏休みほしいよ保守!

393 :正しい夏のススメ(魅×悠)/ 6:2005/08/12(金) 02:12:33
「何してんのさ?」
見上げたままの視界に、突然、影が差した。鼻先で金髪が光を弾いている。
とっさにファイルを閉じた。
「あ、美童」
「授業はどうしたんだよ?」
ようやく顔を上げた悠理を横目に、俺は険しい声をだした。
「美人のセンセイならともかく、男に教わることなんて僕にはないよ」
「ご立派」
「お邪魔かなと思ったんだけどさ」
わかってるなら来るなよ、まったくこの閑人め。
鋭く眼光を飛ばすが、あっけなく徒労に終わった。
美童はかけらも遠慮を見せることなく俺たちのあいだに割って入り、座り込んだ。
「美童にも協力してもらおうぜ、こういうことに関しちゃエキスパートじゃん」
親しげに美童の腕を取り、悠理がやけに明るい声を出した。
いや、実際親しいんだけどさ。
「なになに? 僕でできることなら何でも協力するよ」
めまぐるしく思考が回転する。この作戦において美童ほど頼りになるアドバイザーはい
ないだろう。
うなずくと、先ほどのファイルを呼び出した。
薄い水色の瞳がキラリと光った。
「『菊正宗清四郎陥落計画(仮)』かあ。へぇ、面白そうだね」

394 :正しい夏のススメ(魅×悠)/ 7:2005/08/12(金) 02:13:55
いつものように生徒会室に寄ることもせず、放課後になるのと同時に脱兎の如く下校し
た。悠理が清四郎に捕まるとヤバイ。いくら答案を燃やしたところで、とっくに8教科
赤点情報は伝わっているに違いないのだ。剣菱家にも情報が回っているとすれば、あの
忠実な五代あたりは「嬢ちゃまの御為」と涙を流しつつ菊正宗家に送りつけかねない。
途中、廊下でですれ違った可憐に、美童は熱っぽい瞳を向けた。どういう風の吹き回し
か、ここ最近熱烈なアプローチを繰り広げている。可憐もまんざらではなさそうだ。
可憐は、上目遣いに小さく手を振っている。つややかに輝く唇が動いた。
『バ・イ・バ・イ』
笑って手を振り続けている。恋する可憐の表情はまるで小悪魔のようだ。俺までくらく
らきてしまう。可憐を可愛いと思ったのははじめてだ。
いや、はじめてってわけじゃないな。1、2……30回めくらいかな。
それから、美童を尊敬した。こちらはまぎれもなくはじめてだ。
ーー晴れて悠理の夏休みを手に入れたら、俺もストレートに攻めよう。
名残惜しそうに可憐に手を伸ばす美童を、悠理が血も涙もなくひきずってグランマニ
エ家の迎えの車に乗り込んだ。慌てて後に続き、俺の部屋に向かってくれるよう頼む。

作戦に必要な用意を整え、悠理のリクエストに応え文さんが用意してくれた10人前の夕
食を消火すると、高かった日はいつのまにか落ち、夜の帳がおりていた。庭から届く
虫の音を聴きながらそれぞれ真剣な表情で机にむかう。
これから清四郎に手紙を書くのだ。それも、ラブレターを。

395 :正しい夏のススメ(魅×悠)/ 8:2005/08/12(金) 02:15:15
「菊正宗様 拝啓 ーーーー 」
菊正宗清四郎様、と書こうとしたが、熟慮の上やめておいた。
大丈夫、姓だけでも不自然ではないはずだ。自分がこれまで受け取ったうちの何通かも
そうだった。名前を書くのが気恥ずかしかったのだろう、はにかむような文面に好まし
いものを覚えた。
うげ、俺もそう思われるのかよ。
けど、清四郎って書いた時点で筆が止まりそうだしなあ。
拝啓、のあとに続く言葉を考えていると鳥肌が立ってきた。透かしがほどこしてある繊
細な和紙は、まだ一行しか埋まっていない。
この調子であと何行かかるんだよ。
墨汁に筆をひたしながらげんなりする。

毛筆というのは我ながらいいアイデアだ。硬筆だと、どう取り繕っても筆圧で男の字で
あることを見破られてしまうが、草書体なら筆跡も誤魔化せる。
武士の習いだとかいって、物心ついた頃から書道をさせられたもんだが、親父に感謝し
なくちゃな。辞世の句が稚筆だと末代まで恥をかくという親父の持論はどうでもいいが、
いまはありがたい。
能書家の野梨子ならともかく、清四郎はそれほど書に造詣が深いわけではなさそうだ。
子どものころから東村寺で武道三昧だったせいだろう。
いや、でもわかんねえな。ここ最近の骨董趣味が高じて・・・。
ああ、もうなるようになれ、だ。

396 :正しい夏のススメ(魅×悠)/ 9:2005/08/12(金) 02:16:05
隣で悠理が座卓に突っ伏している。
「できないよ〜。こんなん書いたこともないのに書けるわけないよ〜」
泣き言をいいながら、用意してやった向日葵の柄の便せんを鉛筆でぐりぐりしている。
心を無にしながら美辞麗句を書き連ねていた俺は、こっそり安堵した。
そうだよな、悠理がラブレターなんて書いたことあるわけないよな!
気が大きくなって、筆の運びもさらさらとなめらかになる。
頭脳明晰、眉目秀麗、余裕綽々、質実剛健、唯我独尊。奴に捧げる言葉に勝手に手を動
かされているようだ。
「なんだよ、魅録ちゃんは書き慣れてるみたいだな」
悠理がじとっとにらみつけてくる。ヤキモチを焼かれるのは悪い気はしない。
自然、笑みがこぼれた。
「まあな」
お前に書いてたんだよ。
書きかけのまま、手紙はもう何通も引き出しに放り込んである。ちらりと背後の机を一
瞥すると、美童が真剣な表情でペンを走らせていた。
「ふーん」
ますますつまらなさそうに悠理がつぶやいた。誰宛てだよ? と、蚊のなくような声が
した。
ーーーーああ、もうダメだ。
手紙の束を取り出して、お前が好きなんだ、と告げてしまおう。

397 :正しい夏のススメ(魅×悠)/ 10:2005/08/12(金) 02:17:08
「よし、できたっと」
部屋に響いた美童の明るい声に、浮かしかけた腰が落ちた。
「うーん、不朽の名作だなあ。僕って天才!」
「見せて見せて」
悠理が弾んだ声でせがんだ。さっきまでの切なそうな表情はどこにも見あたらない。
上品なバラ柄の便せんをひらひらさせながら、美童が間に割り込んできた。
邪魔された悔しさと空しさで、露骨ににらんでやったが、どこ吹く風だ。
「……なにこれ。ミミズ?」
「ひどいなぁ。フランス語だよ」
「フランス語だ? まったく気障だな」
上体を反らし頬杖をつく。煙草をくわえて天井に向かって煙を吐いた。
「あなたは咲き誇る孤高の青いバラ、私はあなたの忠実な僕、っていうふうにね、二人
 の愛を語ってみたんだよ」
「へえ〜、なんか清四郎って青って感じだもんな。冷血だからかな?」
「……イヤ、それはそうだけど、青いバラっていうのはバラ作りの永遠のテーマなんだ
 よ。ほんとうに純粋な青は創れない。幻なのさ」
美童が切なそうに瞳を伏せる。
「追いかけても追いかけても届かない……。まるで恋みたいだろ。ま、僕は届けるけど」
「そ、そうだな」
「10枚にもおよぶ大作さ! 清四郎だってこれで落ちたも同然だよ」
言いながら懐から香水を取り出し、便せんにシュッと吹き付けている。
「それで二人はできたの?」
「え、いやまあ」
完全に腰が引けていた悠理が頭を掻いた。
「なんだ、悠理は穴しか開けてないじゃない。魅録は……、なにこれ。ミミズ?」
「日本語だよ!」
「へえ、そうなんだ」
気のなさそうに美童があいづちをうった。とことん、男のことはどうでもいいらしい。
「おっと、そろそろ行かなきゃね。これからフローラちゃんとデートなんだ。じゃ!」
分厚い封筒とたちこめるバラの香りを残し、いそいそと脳天気男が去っていった。

398 :正しい夏のススメ(魅×悠)/ 11:2005/08/12(金) 02:18:14
立案した作戦はこうだ。
『恋をしたら、勉強どころではなくなる』
これはもう世のお約束である。が、なにも清四郎自身が勉強が手につかなくなるほど重
症になる必要はない。要は、菊正宗家での勉強会の阻止なのだ。好きな女ないし気にな
る女ができれば、清四郎の鋼鉄の無神経をもってしても他の女(=悠理)を家に上げる
わけがない。めでたく恋が成就してバカンスにでも旅立ってくれたら言うことなしだ。
まあ、傷心旅行でもかまわないわけだが。ーーそこまで説明したところで、美童がニヤ
リと笑った。
「勉強会の阻止ねぇ。ふ〜ん」
「そうなんだよ。助けてよ、美童!」
美童の袖にすがって悠理が泣きついた。猫みたいに誰彼かまわず懐くなよ、と首根っこ
を捕まえたくなる。だが、今のところ飼い主は清四郎なのだ。是が非でもこの事態は打
破せねばならない。それには美童の助力も必要だろう。俺は息を詰めて返答を待った。
「いいよ」
美童はいともあっさりうなずいた。
「恋に落ちた清四郎か。ぜひ見てみたいね」


『清四郎が 女と 夏に 自宅外で 恋に落ちる』

思いつきで打ち込んだ文章を囲んで芝生に座り三人で眺めた。”自宅外で”というのは、
穿ち過ぎだっただろうか。
しかし、このままでは 悠理+自宅=清四郎の夏 なのだ。悠理は女で、清四郎は男だ。
万が一、不測の事態があったらどうする。
しばし沈黙が流れる。

399 :正しい夏のススメ(魅×悠)/ 12:2005/08/12(金) 02:19:13
「で? 清四郎はどうやって恋なんかするんだ?」
「女でも紹介するか? あいつの好みって何だよ?」
悠理と俺は、アドバイザーに早くも意見を求めた。実のところ、成り行きで立てた計画
を今後どうやって発展させるかまでは思いついていなかった。
「もったいない!」
金髪が激しく揺れた。思わず後ずさり、悠理と顔を見合わせる。
「あの朴念仁に女の子紹介するなんて。やだやだ! そんなことするくらいなら僕がデー
 トに誘うよ」
こんな阿呆に頼るんじゃなかった・・・。俺は心から後悔した。
「えー、でもさ。相手もいないんじゃ恋なんてできっこないじゃん」
「悠理にしちゃ的を射てるね。でも、僕の恋人になるかもしれない可愛い子を、みすみ
 す危険にさらすわけにはいかないよ」
きょとんとする悠理に、男は野獣なんだよ、とウィンクしている。
「あのなあ、いもしない女の心配してどうすんだよ」
イライラとあたらしいカートンの封を切る。ポケットからjippoを取り出した。手に馴
染むそれは去年の誕生日に悠理からもらったものだ。片時も離さないと決めていたのに、
あっさり盗まれてしまった自分が腑甲斐無い。
「だからさ! いなくていいわけ」
「はあ?」
何言ってんだ、こいつ。眉を寄せて美童を睨む。
「いなくていいって、なんだよ? 幽霊じゃないだろうな」
悠理はマジでびびっている。
「だーかーらぁ、想像でいいんだよ! あいつ、超がつくほどのリアリストだけどさ、  
 理想が高すぎて現実の女の子じゃ追い付けないだろ? だから、清四郎の理想の女を
 作ってやるんだよ」
悠理はまだ顔一杯にクエスチョンマークを浮かべているが、俺はようやく腑に落ちた。

400 :正しい夏のススメ(魅×悠)/ 13:2005/08/12(金) 02:20:02
なんたって”架空の恋”だから、正面きって告白なんてシチュエーションはありえない。
スタンダードに手紙で行こう、と美童は言った。
「ふんふん、手紙ね」
「メールでいいよな」
悠理は早くも携帯を取り出している。
「ちょっと待った、それじゃ着歴でばれちまうだろ?」
「あ、そっか」
「俺がこいつでだな……」
手元のモバイル用パソコンを弾く。発信元を誤魔化すなんてのは造作もないことだ。
「ちょっと待ったぁ! 手紙とメールは違うだろ?」
「そーなのか?」
「同じだろ」
「わかってない、わかってないよ!」
またもや金髪が振り乱された。熱のない俺たちとは対照的に、光を一身に集め纏ったか
のように美童はエネルギーに溢れている。
「メールなんて味も素っ気もないじゃないか。綺麗な便せんにしたためられた美しい文
 字。わからないかなぁ、実体のない恋だからこそ、そういう細かなディティールを大
 切にしたいんだよ」
「はあ……」
悠理は完璧に気圧されている。
「だけどさ、清四郎だってそんなもん腐るほど受け取ってるぜ。今さら食指が動くかな」
「甘いね。これまでの女の子たちが清四郎の何を知ってたっていうのさ。可哀想に、表
 面に騙されたんだよ。あいつの二重人格を知ってたら、ラブレターなんか出せるわけ
 ないもん」
「あはは、それって美童にもあてはま……んぐぐ」
悠理の口を押さえ、目で続けるようにうながす。こほん、と美童が咳払いした。
「だから、僕たちが書くのさ。なぜかあいつの内面深くを知っている、美しい文字の
 持ち主。鉄面皮の下の感情を次々と掘り起こされる……。恋の始まりとしては十分す
 ぎるだろ?」

401 :正しい夏のススメ(魅×悠)/ 14:2005/08/12(金) 02:20:56
「ひとつ、夜露死苦……と。やっとできたぜ」
カーテンの隙間から朝日が差し込んでくる。一夜かけて、なんとか結びの句まで漕ぎ着
けた。異様に肩が重い。差出人の名前を書こうとして、頭を振って筆を置いた。
いもしないのに、何て書くんだ。
ちらりと罪悪感が過ぎる。仲間を騙そうとするなんて。やはりやめておこうか。
「う……ん」
傍らで悠理が机に突っ伏して眠っている。
「まったく、誰のせいでこんな苦労してると思ってんだよ」
苦笑しながら、ベッドで寝かせてやろうと肩に手をかけた。ぐらりと上体が傾ぎ、腕の
中に収まる。かすかに開いた唇に目が吸い寄せられた。
「おい……」
小さく呼びかけてみる。だが悠理が起きる気配はまったくない。俺は意を決した。
ゆっくり顔を近付けていく。鼻先がこすれ合う。それから、ーーそっと身を離した。
「悠理。ここで寝るな」
人よりだいぶ恵まれたに違いない自制心を恨みつつ、抱き上げようと腕を回した。だが、
ベッドに運んだらどうなるか、までは寝不足の頭では考えられない。Tシャツ越しに浸
透してくる悠理の熱に浮かされるまま、のしかかってしまうかもしれない。ふらふらと
立ち上がろうとしたとき、はらりと便せんが舞い落ちた。
床に向日葵が咲いている。消しゴムをかけすぎたのか紙はしわくちゃだった。
「なんて書いてあるんだろな……」
見ないほうがいい気がした。狂言とはいえ、好きな女が他の男に宛てたラブレターなど
見ないほうがいいに決まっている。
そうだ、だから1通で十分だっていったんだ。なのに、美童は3通あればそれだけ恋の
幅が広がる、なんて言い出して。お前じゃないんだっつの。
緊張を覚えながら、穴の開いた便せんに目を走らせる。書いてあったのはたった5文字。
「嘘だろ、一夜かけてこれだけかよ。……なんで、適当に書かないんだよ」
差出人はない。宛名もなかった。力強く不器用な文字から放たれる想いがすべてだった。
『あいしてる』
たったそれだけの文字が、完膚なきまでに俺を打ちのめした。
                                 つづく

402 :名無し草:2005/08/12(金) 09:36:40
jippo……orz

403 :名無し草:2005/08/12(金) 18:07:42
ドンマイ!!

404 :名無し草:2005/08/13(土) 01:26:23
>正しい夏のススメ
「ひとつ、夜露死苦」って魅録、あーた(W

それぞれの手紙の文章や便箋なども、キャラに合ってて、
うまいな〜と思いました。
唯我独尊などなど、細かな笑い所に満ちた文章も楽しい
…けど気になる展開ですね。続き、楽しみにしてますー

405 :正しい夏のススメ:2005/08/13(土) 02:03:32
>394 夕食を消火→消化
>399 jippo→Zippoでした。

商品名をまちがえてしまいました(汗)
誤字脱字、たいへん失礼いたしました。


406 :名無し草:2005/08/13(土) 12:19:29
>正しい夏のススメ
やる気満々だけど邪魔者な美童がおもしろいw
魅録の心情も複雑だろうけど、頑張ってほしいなー。
『菊正宗清四郎陥落計画(仮)』がどんな展開になるのか楽しみです。

407 :名無し草:2005/08/15(月) 21:10:29
保守してみます。

408 :名無し草:2005/08/17(水) 20:04:10
SPOUSE
正しい夏のススメ

続き渇望中。

409 :名無し草:2005/08/18(木) 02:24:30
檻の続きが読みたいです。どうぞ神様…

410 :名無し草:2005/08/18(木) 23:47:49
諸々続きが読みたいです。どうぞ作者様方…

411 :名無し草:2005/08/20(土) 00:37:36
嵐さん、相当お忙しいみたいですね。
同好会がなかなか更新されてなくて残念。
連載の作家さん方もお忙しいのか、それとも夏休みでしょうか。
私もいろいろ続きが気になってます。

412 :名無し草:2005/08/24(水) 23:34:25
短編投下します。清×野です。

413 :遅すぎましたか?(1):2005/08/24(水) 23:35:06
音を立てて格子戸を開けるとすでに雨は上がっていた。
行ってまいります、と声をかけると奥から出てきた母が野梨子にこんなことを言う。
「野梨子さん、今日は所沢のおば様が来るのよ」
野梨子は小柄でふくよかな母の妹を思い浮かべた。
「ええ、存じてますわ」
にっこりと微笑むと母は続ける。
「それでね、冨美代さんも来ることになったの。あなた久しぶりでしょう」
冨美代というのは所沢のおばの娘、つまり野梨子の従姉である。
野梨子は7つ年上の美しく聡明なこの従姉が大好きだった。
以前はよく行き来していたのだが相手の結婚出産ですっかりご無沙汰だ。
「うれしいですわ。あのでも……」
「そうなのよ、野梨子さん」
母は微笑みを崩さなかったが、心持ち眉が上がり頬が引きつったようだった。
野梨子はすべてを了解した。
「徹太郎くんも一緒なんですね」

冨美代の一人息子徹太郎はこの間ようやく三歳になったばかりだ。
「忘れてましたわ、母さま。今日実は生徒会の大事な会議が入ってますの。
 帰りはとっても遅くなると思いますわ」
「野梨子さん」
「残念ですわ、冨美代さんに久しぶりでしたのに。きっとお会いできませんわね。
 本当に残念ですわ。よろしくお伝えください。それでは行って……」
「お待ちなさい、野梨子さん。母さま一人に徹太郎ちゃんを押しつけるつもり?」

むっとする母の顔から野梨子は愛想笑いをして視線をそらした。
「そんな押しつけるだなんて、そんなつもりじゃありませんわ」
「そうなの。それでは学校が終わったらすぐに帰ってきてちょうだいね」
「えっ、で、でも……」
「いいこと、すぐにですよ。母さまを助けると思ってお願いよ」
「はい……」

414 :遅すぎましたか?(2):2005/08/24(水) 23:36:33
この母娘の奇妙な会話には理由がある。
件の徹太郎のやんちゃぶりは想像を絶するものなのだ。
小さい子に慣れてない白鹿家は徹太郎が来るたびにてんやわんやの大騒動である。
前回母は徹太郎を抱っこした際に頭突きを喰らわされ、鼻血を出して昏倒した。
野梨子は髪を一筋引き抜かれ、十円はげができて寝込んだ。
父、清州は元々子ども好きでない上に、いつの間にか自室に入り込んだ徹太郎に
描きかけの絵の上でお漏らしをされ、以降清州の前で徹太郎という名前を出すのは厳禁である。

一体なぜ優しいおばと聡明で物静かな従姉の血縁にこんな元気な子が生まれたのだろう。

野梨子が愚痴ると清四郎はおかしそうに笑ってこう言った。
「それはやはり野梨子の中にもあるんだと思いますよ。徹太郎くんと同じような要素が」
「とんでもありませんわ。徹太郎くんには私が百人いてもかないません」
「まあがんばってください」
他人事だと思って、と口をヘの字にした野梨子は妙案を思いついた。
清四郎に助っ人に来てもらえばよいのだ。
一人で徹太郎の相手をするとなると気が重いが、二人だったらなんとかなるかもしれない。
それに清四郎は男だから徹太郎も喜ぶだろう。
いいことを思いついたとうれしくなった野梨子はさっそく清四郎にお伺いを立てる。
しかし清四郎の口からはがっかりするような答えが返ってきた。

「今日は可憐につきあう予定なんですよ」
清四郎が可憐と出かけるなど珍しいことだ。
聞くと可憐の宿題を手伝ったお礼に食事をおごってもらうらしい。
ため息をつく野梨子に清四郎はちょっと考えると可憐と相談してみる、と言った。

415 :遅すぎましたか?(3):2005/08/24(水) 23:37:09
教室についた野梨子が水を代えようと教卓の花瓶を持って廊下に出たとき、
ちょうど可憐のクラスの入り口に人待ち顔の清四郎が立っていた。
すぐに笑顔の可憐が教室からひょっこり顔を出す。
二人とも花瓶を持った野梨子が廊下の端から歩いてくることに気づかない。
可憐は清四郎を見てうれしそうだったが彼が一言二言話しかけると、その顔がぱっと曇った。
だが弁解する清四郎にすぐに笑顔になると気にするなとでもいうように手をふる。
すまなさそうな顔をする清四郎と可憐の一瞬視線が合う。
清四郎が一瞬戸惑った表情を見せ、その横顔に一瞬赤みが差した。

ふと可憐が野梨子に気づき、清四郎になにか言う。
こちらを向いた清四郎の笑顔にさっきの戸惑ったような表情はもう無かった。

花瓶に水を満たしながら野梨子は心ここにあらずだった。
可憐のがっかりした顔。
清四郎の困惑した顔。
一瞬からみ合った二人の視線。
あの二人はもしかしてお互いにお好きなのかしら。



416 :遅すぎましたか?(4):2005/08/24(水) 23:38:35
ざあざあと手の上を流れる水の感覚にはっと気づくと、すでにHRが始まり
廊下は静まり返っている。
あわてて花瓶を持つ野梨子は自分のクラスへと急ぐ途中、
清四郎の教室の前を通りかかる。
黒板の前に清四郎が立って何か書いて説明していた。
はっきりとよく通る声に耳を傾けるうち、自分の内側に今までにない感情が湧き起こるのを野梨子は感じた。

胸に抱えた花瓶を落とさないようにしっかりと抱きしめて教室の中の清四郎を見つめる。

彼女が彼への思いに気づいたのは果たして遅すぎただろうか。
それとも……?


<終>

417 :名無し草:2005/08/24(水) 23:40:26
これで終わりです。

418 :名無し草:2005/08/27(土) 20:03:14
この板には初カキコの者です。
慣れないのでうまくかけないと思いますが、お邪魔させてください。ROMってばかりいたのですが、『正しい夏のススメ』が余りに素敵なので、黙っていられなくなりました。
魅×悠ファンの私としては、最後まで、魅×悠を貫いていただけるのかとても不安です。
ハッピーエンドになることを祈りつつ。
続きを首を長くしてお待ちしております。


419 :名無し草:2005/08/27(土) 20:13:18
sageもしない初心者はお断りします
半年ROMって二度と出てこないで下さい

420 :名無し草:2005/08/27(土) 20:18:16




421 :名無し草:2005/08/27(土) 20:23:10
今どき有閑倶楽部って・・・w
オバサンの同人オタクでしょ、気持ち悪い!

422 :名無し草:2005/08/27(土) 20:29:56
 |
                             r⌒ヽ
                            .U;;;;U
..                             ∫
                             ( ̄(
                              ) )
    【 お 中 元 】               −-

           _,,..,,,,_    _,,..,,,,_
          ./ ,' 3 `ヽー./ ,' 3 `ヽ..ーっ
         ./ ,' 3 `ヽ⌒/ ,' 3 `ヽ⌒_つ/|
        ./ ,' 3 `ヽ⌒/ ,' 3 `ヽ⌒_つ//
        l   ⊃ ⌒_l   ⊃ ⌒_つ//
        |. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.|/
         ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     夏の元気なごあいさつ 2ch 荒巻セット


423 :sage推進委員会:2005/08/27(土) 20:31:51
sage sage sage

424 :名無し草:2005/08/27(土) 20:34:13
sageもしない初心者はお断りします
半年オナってって二度と出てこないで下さい

425 :名無し草:2005/08/27(土) 20:35:01
418を書いた者です。
sageいれずに失礼致しました。勉強不足でした。


426 :名無し草:2005/08/27(土) 20:35:14
ageagegagegagegageagegagegagegageagegagegagegagegagegage

427 :名無し草:2005/08/27(土) 20:36:37
    ┏┓┏┓          ┏┓                 ┏┓┏┓
        ┏┓┗┛┗┛┏┓      ┃┗┓   ┏┓          ┏┓┗┛┗┛┏┓
┏┓┏━┛┗━┓  ┏┛┗━━┓┗┓┃ ┏┛┗━━┓  ┏┛┗━┓    ┃┃
┃┃┗━┓┏━┛  ┗┓┏━┓┃  ┗┛ ┗┓┏━┓┃  ┗┓┏━┛    ┃┃
┃┃    ┃┃        ┃┃  ┃┃         ┃┃  ┃┃    ┃┃┏━━┓┃┃
┃┃┏━┛┗━┓    ┃┃  ┃┃       ┏┛┗┓┃┃    ┃┃┗━━┛┃┃  ┏┓
┃┗┫ ━ ┏┓┃    ┃┃┏┛┃       ┗┓┏┛┃┗┓  ┃┃┏━━┓┃┗━┛┃
┗━┻━━┛┗┛    ┗┛┗━┛         ┗┛  ┗━┛  ┗┛┗━━┛┗━━━┛

428 :名無し草:2005/08/27(土) 21:11:36
>427
藻前がな!


429 :名無し草:2005/08/27(土) 21:13:11
どうせやるなら完璧にやれ!
ズレてんだよ!


430 :名無し草:2005/08/27(土) 21:15:56
御婆が必死になってる肝

431 :名無し草:2005/08/27(土) 21:16:39
アーッハハハハノヽ。゚( ゚^∀^゚)゚。アーッハハハハノヽ  キモチワリーヨ!ババアオタクドモ!!

432 :名無し草:2005/08/27(土) 21:17:40
>>428
我慢できずにレスしてるしww

433 :名無し草:2005/08/27(土) 21:20:26
鬘と入れ歯がずれてるぞ喪前>>429

434 :名無し草:2005/08/27(土) 21:21:57
嗚咽が出るほどヘタレな作家達ばっか

435 :名無し草:2005/08/27(土) 21:22:44
アーッハハハハノヽ。゚( ゚^∀^゚)゚。アーッハハハハノヽ  キモチワリーヨ!ババアオタクドモ!!


436 :名無し草:2005/08/27(土) 21:24:08
臭い息しながら妄想するばばあ達

437 :名無し草:2005/08/27(土) 21:25:35
つーか何此処?板から追い出されたヘタレ専用?

438 :名無し草:2005/08/27(土) 21:27:01
今どき有閑でおn(ry してる婆のスレです。

439 :名無し草:2005/08/27(土) 21:28:43
ミロクが好きだったな

440 :名無し草:2005/08/27(土) 21:31:50
うちの母も有閑でオナヌーしてますが、何か?

441 :名無し草:2005/08/27(土) 21:33:34
夏ですね

442 :名無し草:2005/08/27(土) 21:35:02
もうすぐ秋ですよ

443 :名無し草:2005/08/27(土) 21:37:18
アーッハハハハノヽ。゚( ゚^∀^゚)゚。アーッハハハハノヽ  キモチワリーヨ!ババアオタクドモ!!



444 :名無し草:2005/08/27(土) 21:40:17
444!

445 :名無し草:2005/08/27(土) 22:40:16
アーッハハハハノヽ。゚( ゚^∀^゚)゚。アーッハハハハノヽ  キモチワリーヨ!ババアオタクドモ!!

446 :名無し草:2005/08/27(土) 23:07:19
スルー

447 :名無し草:2005/08/28(日) 01:25:03
446 :名無し草 :2005/08/27(土) 23:07:19
スルー

馬鹿婆(笑)


448 :名無し草:2005/08/28(日) 01:27:25
万個激臭!!!!!!!!!!!!!!

449 :名無し草:2005/08/28(日) 01:31:10
宣      戦      布       告
こ の 糞 ス レ の 住 民 気 に 入 ら な い
文 句 あ る な ら 俺 様 達 の 良 ス レ に 貼 っ て み ろ よ
そ れ と も 怖 く て 貼 る こ と す ら で き な い か ?  
          /∧    /∧
         / / λ   / /λ
       /  / /λ /  / /λ
      /   / / /λ   / / /λ
    /          ̄ ̄     \
   /     / ̄\     / ̄\\
   /      |   ●|     |   ●|  ヽ
  |       し ̄ヽJ     し  ̄ヽJ   |
  |             '"""         |
  |   """"   T"     |   T """ |
   |   """"    |      ノ    |  """ |
   \        丶 ___人___ノ    /
    \_        ヽ―/   __/ < かかってこいよ
     /          ̄ ヽヽ   \
    /             ぷっ 


450 :名無し草:2005/08/28(日) 01:32:49

鹿




451 :名無し草:2005/08/28(日) 01:39:34
基地甲斐枯聯

452 :名無し草:2005/08/28(日) 01:44:28
険不素幽痢 麹磨娑胸精子老

453 :名無し草:2005/08/28(日) 01:54:22
↑ぶはっ! 下劣だwwwwwwwwwww

454 :名無し草:2005/08/28(日) 02:44:00
絵は上手いよね、一条って

455 :名無し草:2005/08/28(日) 08:57:58
hosyu

456 :名無し草:2005/08/28(日) 10:53:52
華麗に捕手

457 :名無し草:2005/08/28(日) 16:04:05
kimoiyo

458 :夏美:2005/08/28(日) 16:09:29
・・・


459 :夏美:2005/08/28(日) 16:10:47
・・・


460 :名無し草:2005/08/28(日) 17:12:07
糞スレ

461 :名無し草:2005/08/28(日) 17:43:33
ゆーりん家のエスカレーターが気に入らないw

462 :名無し草:2005/08/28(日) 18:37:24
剣菱電気のTVがほしい

463 :名無し草:2005/08/28(日) 18:48:28
可憐は金持ちっぽくないよね

464 :名無し草:2005/08/28(日) 19:21:34
金持ち度
1悠理
2清四郎
3ノリコ
4可憐
5美童
6魅録

・・・・・・・・?

465 :名無し草:2005/08/28(日) 19:44:25
>464
美童のウチは、スウェーデンにお城があったと思うが・・・
もうちょい金持ち度高いんじゃないか?

466 :名無し草:2005/08/28(日) 20:05:33
病院経営って経費もかかるし儲けは余りなさそうじゃ?

467 :名無し草:2005/08/28(日) 20:55:16
>>464
これって、家レベル? それとも個人?
家なら確かに美童はもっと上かと思うけど、個人ならこれでいいような・・・
魅録は車とか機械関係に金使ってそうだし、美童も女性相手に使ってそう
逆に、清四郎は色々と貯めてそうだな

468 :名無し草:2005/08/28(日) 21:44:55
美童はもっと上だと思う。それこそ悠理の次くらいでは?
日本の金持ちなんて海外の富豪に比べると実はたいしたことないわけだし
それなりの金持ちでなければ世界中に恋人を作るのも無理でしょう。
彼らお金持ちは「お金があるから使う」のであって、
「使っているからお金がない」というのは庶民の発想。
家レベルにしろ個人レベルにしろ、1番下は可憐じゃないかな。
資産のあるなしは大きいし、本当のお金持ちは玉の輿など狙いませんw

469 :名無し草:2005/08/28(日) 22:34:46
枯聯うざい

470 :名無し草:2005/08/28(日) 22:36:53
何かつーっと玉の輿って、ムカつくし馬鹿みたい

471 :名無し草:2005/08/28(日) 22:45:27
とりあえずお下げよ

472 :名無し草:2005/08/28(日) 23:27:49
このスレ自体馬鹿みたい

473 :名無し草:2005/08/28(日) 23:31:45
有閑で妄想膨らましてオナるなんて ネ申 だな!!
バージンババアの巣

474 :名無し草:2005/08/28(日) 23:39:54
もうげっp

475 :名無し草:2005/08/29(月) 00:20:47
有閑倶楽部ってまだやってんの?

476 :名無し草:2005/08/29(月) 01:36:28
19は幻滅、、、全然変わってる顔とか。百合子お婆もイラネ

477 :名無し草:2005/08/29(月) 02:01:19
確かにユリコは変w

478 :名無し草:2005/08/29(月) 17:30:32
銃刀法違反だろw

479 :名無し草:2005/08/29(月) 18:33:56
機関銃や手榴弾、ダイナマイトなんかもありましたね。

480 :名無し草:2005/08/30(火) 00:05:39
胡散臭いんだよ!キモお婆さん達!

481 :名無し草:2005/08/30(火) 00:43:59
あんたも充分胡散臭いよ。
突然現れたかと思えば必死にageてギャーギャー騒いでさ。
何が目的なんだか。IQ低そう。
いい加減徹底してスルーされてることに気づけよ。
痛い香具師だなまったく。

482 :名無し草:2005/08/30(火) 00:54:07


481 :名無し草 :2005/08/30(火) 00:43:59
あんたも充分胡散臭いよ。
突然現れたかと思えば必死にageてギャーギャー騒いでさ。
何が目的なんだか。IQ低そう。
いい加減徹底してスルーされてることに気づけよ。
痛い香具師だなまったく。


>また我慢できずにレスする激臭ヒステリックババアwww
害基地同人糞婆塵屑!

483 :名無し草:2005/08/30(火) 00:59:47
じゃあなんであんたはここにいるのかね>age荒らし
IQもEQも全て低そうな

484 :名無し草:2005/08/30(火) 01:00:01
>>482
ほっといてやれ。有閑でハァハァするしかない暇人ばーさんなんだから

485 :名無し草:2005/08/30(火) 01:01:31
483 名前:名無し草 :2005/08/30(火) 00:59:47
じゃあなんであんたはここにいるのかね>age荒らし
IQもEQも全て低そうな

>低脳丸出しヒス肝糞婆wwwwww

486 :名無し草:2005/08/30(火) 01:06:14
>>484-485

「あなたたちはきっと顔も心も醜いんでしょうね」

487 :名無し草:2005/08/30(火) 01:07:26
今どき有閑でおn(ry してる婆のスレです。


488 :名無し草:2005/08/30(火) 01:10:07
>>486
「あなたはきっと顔も心も万個も醜いんでしょうね」
男に相手にしてもらえずヒスってる醜いお婆さん! 乙!!

489 :名無し草:2005/08/30(火) 01:11:55
>>486はきっと顔はティコ似でしょう

490 :名無し草:2005/08/30(火) 01:13:33
同人ババアが死ぬほど醜い件について。

491 :名無し草:2005/08/30(火) 01:17:00
腐婆キモス!

492 :名無し草:2005/08/30(火) 01:21:39
万作似

493 :名無し草:2005/08/30(火) 01:28:07
嫌だ。たまに来たら、また荒れてるのねw
いくら2ちゃんでも、そういう下品で汚らしい言葉は、品位が疑われるので
慎んだほうが良いかと。

494 :名無し草:2005/08/30(火) 01:41:38
下手な釣りお疲れさん

495 :名無し草:2005/08/30(火) 01:42:43
最近は宗旨変え/もう作品は書かないのかね

496 :名無し草:2005/08/30(火) 02:34:15
気持ち悪い腐臭ネタのスレはここですか?

497 :名無し草:2005/08/30(火) 02:37:26
       /          `ー 、/ィ´/  !    ト、   ヽ  ヽ ∧
       /          _ ィ ス::. ヽ /  ∧ ト、  ! ヽ 、__ l ! ∨ !
      /   、    , ィ'_´,.ィ´  ヽ:::.ヽ //,.乂=く  ヽ ヽ ̄7ヽl ! l l∧
    { :.   ヾ、-、/__,.ノ〉  r 、_l::::::!/ ′ ヽ `ー-`ヽヽ/ j∧ l !l i アハハ、この人達馬鹿じゃなムグッ
    ∧ :::.  .::::〉'` __  ̄´   ` ーl::::!j  ,,==ミ、   ,z=ミ、 l |// |
   / ∧:::: |.::::/ -r'てハ`     ,z=、 !/∧ ″    ,      ゙ jィ∧ l l
.  / / />!:::l  ´ !:っ'ソ    lし! |,イヘ| / / / ,. ‐- ァ / / / レイ!イ/
  / ,'  ,' ! ヘヽ{   ´ ̄     、ヒリ レハ|!l   /-‐ ̄ 二ニヽ /_ノ川
. /     ヽ 'ー  / / /     ′//!ノ |/lヽ、/    -―= くイ l l ∧!
/       `Tヽ_    ,〜 -‐ァ /    レ'/     -‐ , ‐´l ,イ/
       .:::/   ヽ、 `ー‐ '´/     r'‐ 、  ,. -‐'´「/ハ/レ/


498 :名無し草:2005/08/30(火) 02:41:22
493 :名無し草 :2005/08/30(火) 01:28:07
嫌だ。たまに来たら、また荒れてるのねw
いくら2ちゃんでも、そういう下品で汚らしい言葉は、品位が疑われるので
慎んだほうが良いかと。


494 :名無し草 :2005/08/30(火) 01:41:38
下手な釣りお疲れさん


キミチワリーバカババーガホザイテルーーーーーーーー(オエッ

499 :名無し草:2005/08/30(火) 02:43:04
一条さんを汚すな!へタレ共があぁぁぁぁぁぁ

500 :名無し草:2005/08/30(火) 02:43:56
500ゲト

501 :名無し草:2005/08/30(火) 02:47:09
中指臭くないですか?

502 :名無し草:2005/08/30(火) 11:17:20
ワロタ

503 :名無し草:2005/08/30(火) 18:21:43
⊂⌒~⊃´з`)⊃ あふう…

504 :名無し草:2005/08/30(火) 20:27:59
腐女氏

505 :名無し草:2005/08/30(火) 20:36:36
>>荒らし
っせーな性格ブス

506 :名無し草:2005/08/30(火) 20:43:02
まだ新学期を迎えてない地域もあるんだよね。
夏とともに去って欲しいよ。

507 :名無し草:2005/08/30(火) 21:08:35
>>505キモババ
っせーな 顔ブス

508 :名無し草:2005/08/30(火) 21:10:27
(;´Д`)ゲロゲロ
   (;´Д`)ゲロゲロ
     (;´Д`)ゲロゲロ

509 :名無し草:2005/08/30(火) 21:13:01
             V
   彡川川川三三三ミ〜  プウゥ〜ン
   川|川/  \|〜 ポワ〜ン    
  ‖|‖ ◎---◎|〜        
  川川‖    3  ヽ〜      
  川川   ∴)д(∴)〜        
  川川      〜 /〜 カタカタカタ
  川川‖    〜 /‖ _____
 川川川川___/‖  |  | ̄ ̄\ \
   /       \__|  |    | ̄ ̄|
  /  \____    ::|  |    |__|
  | \_____|つ  |__|__/ /
  /          | ̄ ̄ ̄ ̄|  〔 ̄ ̄〕
臭えんだよw

510 :名無し草:2005/08/30(火) 21:15:36
>>506
おメエもな。気持ち悪いスレごと去って欲しいよ。

511 :名無し草:2005/08/30(火) 21:18:02
一条さんを汚すな!へタレ共があぁぁぁぁぁぁ

512 :名無し草:2005/08/30(火) 21:21:22
           V
   彡川川川三三三ミ〜  プウゥ〜ン
   川|川/  \|〜 ポワ〜ン    
  ‖|‖ ◎---◎|〜        
  川川‖    3  ヽ〜      
  川川   ∴)д(∴)〜        
  川川      〜 /〜 カタカタカタ
  川川‖    〜 /‖ _____
 川川川川___/‖  |  | ̄ ̄\ \
   /       \__|  |    | ̄ ̄|
  /  \____    ::|  |    |__|
  | \_____|つ  |__|__/ /
  /          | ̄ ̄ ̄ ̄|  〔 ̄ ̄〕
臭えんだよw


513 :名無し草:2005/08/30(火) 22:15:08
        糸冬

514 :名無し草:2005/08/30(火) 22:37:53
正直、ふだん閑散としているスレだから
たとえ荒らしでもレスがつくと保守がわりになるんで助かるw

515 :名無し草:2005/08/30(火) 23:05:19
そりゃ良かった良かった アヒャヒャヒャヒャ

516 :名無し草:2005/08/30(火) 23:35:52
婆とか低脳とか知性の欠片もない文章だね
あんたの書く妄想は金貰っても読みたくないw

517 :名無し草:2005/08/31(水) 01:39:29
516 :名無し草 :2005/08/30(火) 23:35:52
婆とか低脳とか知性の欠片もない文章だね
あんたの書く妄想は金貰っても読みたくないw


>>516 
婆がババアと言われてキレるスレ
醜いったらありゃしないね
金貰っても誰も相手にしねーよwwww

518 :名無し草:2005/08/31(水) 01:51:36
               /::::::::::::::::::::::::::::::::::::\       【ヲタ女】
       /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
      /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::人:::::::::::ヽ   一般常識も礼儀作法も持ち合わせていない。厚顔無恥。
     /:::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::/  ヽ、:::::::ヽ  自分を認めない者は否定する、排他的な性格。
     |:::::::::::@ヽ-------‐‐'′    ヽ:::::::::|  サムライトルーパー世代のやおいヲタ。
    |::::::::::/                 |:::::::::|  コミケでは、カートを使ってやおい本数十冊まとめ買い。
    |:::::::::/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ===/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ|:::::::::|  好きな音楽はジャニとアニメ声優中心。
   |::::::=ロ  -=・=-  |,  |  -=・=-  ロ=::::::|  米を洗剤で洗ってしまうほどの無知。部屋はゴミの山。
    |::::::::/ヽ      /ノ  ヽ      /ヽ:::::::|
   |:::::/  `─── /   ` ───  丶:::|  眼鏡を外すと、ただでさえ悪い目つきが最悪になる。
   |:::ノ        (●_●)        |::|  玄武岩。加工すればするほど無残になっていく。
   |::|           l l           |::|  一応アニメ声優声(青木和代系)。
   |::|       __-- ̄`´ ̄--__       |::|  露出度の高い服で男をゲットしようと企んでいるが、
   |::|        -二二二二-        |::|  無理やりサイズの小さい服を着ているため、
   |::::\                   /::::|  はみだした贅肉がボンレスハム状態。多毛。脂性。
   \::::::\     _- ̄ ̄ ̄-_     /::::::/ むやみに理想が高く、「ブ男は氏ね」が口癖。
     |Ξ|~ \             / ~|Ξ| やおい本を読みまくっているのでエロの知識は豊富だが 
    /::::::ヽ/|\_______/|\ /:::::::ヽ 実践する機会はおそらく皆無。永遠の処女。 
    |::::::::::|  \         /  |::::::::::::|2chのやおい板、毒女板、ジャニ板で糞スレ立てまくり   

519 :名無し草:2005/08/31(水) 02:03:59
ヲタ婆はタチ悪い!

520 :名無し草:2005/08/31(水) 10:34:23
今回は反応が少ないね。

521 :名無し草:2005/08/31(水) 12:19:51
あまりにワンパタだからじゃない?
今は荒らしにもセンスが問われる時代だからね。
「婆」の連呼しかできない無能池沼は国へ帰れ。

522 :名無し草:2005/08/31(水) 13:47:19
連呼といえば選挙だけど(と、ここでは衆院選の話題にはいかず、w)
紳士は美少年がお好きにでてきたあの議員。
個人的にはお気に入りなんだけど、
作家タンに悠理スキーが多い割にあの人のでてくるSSってないよね。

523 :名無し草:2005/08/31(水) 16:25:32
>>521「婆」にムキになってんのは「婆」だからだろ?ww
我慢できずにレスしてばっかじゃねーの?
気持ちワリイ激臭御婆さん(笑)
真実に目を向けて風呂でも入っとけ!
万糟べったりの指もな(笑)

524 :名無し草:2005/08/31(水) 16:30:40
↑想像するだけできんもー!!

525 :名無し草:2005/08/31(水) 16:51:41
有閑クラブってまだ描いてるの?あさりちゃん並に高齢層じゃない

526 :名無し草:2005/08/31(水) 17:59:33
あさりちゃん懐かしいな

527 :名無し草:2005/08/31(水) 18:13:17
サムライトルーパーなぞ、全く興味なかったが

528 :名無し草:2005/08/31(水) 18:17:19
才能や知性のない奴の嫉妬ほど醜いものはない

529 :名無し草:2005/08/31(水) 18:23:25

このスレに嫉妬する生き物なんかいませんから(大笑)

530 :名無し草:2005/08/31(水) 18:25:52
>>528
ああ、おまいの事ねwwwwwww

531 :名無し草:2005/08/31(水) 18:32:34
(巛ミ彡ミ彡ミ彡ミ彡ミ彡)ミ彡ミ彡)ミ彡)
                             ,,从.ノ巛ミ    彡ミ彡)ミ彡ミ彡ミ彡)ミ彡)''"
                           人ノ゙ ⌒ヽ         彡ミ彡)ミ彡)ミ彡)''"
  ∧_∧              ,,..、;;:〜''"゙゙       )  从    ミ彡ミ彡)ミ彡,,)
√(:::.`∀´)アヒャヒャヒャヒャヒャ!_,,..、;;:〜-:''"゙⌒゙          彡 ,,     ⌒ヽ      彡"__∧ あ゛〜
| (:::..、===m==<|::::::゙:゙                    '"゙          ミ彡)彡'>>1
|_=|:::. |::. | '    ``゙⌒`゙"''〜-、:;;,_              )   彡,,ノ彡〜''"  ,,ミつ つ
 (__)_)              ゙⌒`゙"''〜-、,,     ,,彡⌒''〜''"人 ヽノ,,ミ  人 ヽノ   熱いよ〜
                            "⌒''〜"し(__)  し(__)"''〜し(__)助けて〜
    ∧                                     ママーン     
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| >>1を火葬します!!


532 :名無し草:2005/09/01(木) 01:38:11
スレごと葬ってくれ。

533 :名無し草:2005/09/01(木) 07:14:59
書き込みの時間帯を見ると学校が始まったっぽいなw
荒らしもいいが、頑張って勉学に励めよ!(特に国語w)

534 :名無し草:2005/09/01(木) 11:45:46
キモヲタババアは昼間からおn(ry かよ
ダイエットでもしてろよ、暇人腐女が

535 :名無し草:2005/09/01(木) 12:12:29
533 :名無し草 :2005/09/01(木) 07:14:59
書き込みの時間帯を見ると学校が始まったっぽいなw
荒らしもいいが、頑張って勉学に励めよ!(特に国語w)

・・・・・・・>痛々しい奴・・可哀想な独女ですね。

536 :名無し草:2005/09/01(木) 13:14:48
住人に告ぐ。お約束を読み直し、以下荒らしは放置で。
鼠には燃料を与えないこと。以上。

537 :名無し草:2005/09/01(木) 14:10:21
::::::::::::::::::::::::::::::::::::\       【ヲタ女】
       /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
      /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::人:::::::::::ヽ   一般常識も礼儀作法も持ち合わせていない。厚顔無恥。
     /:::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::/  ヽ、:::::::ヽ  自分を認めない者は否定する、排他的な性格。
     |:::::::::::@ヽ-------‐‐'′    ヽ:::::::::|  サムライトルーパー世代のやおいヲタ。
    |::::::::::/                 |:::::::::|  コミケでは、カートを使ってやおい本数十冊まとめ買い。
    |:::::::::/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ===/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ|:::::::::|  好きな音楽はジャニとアニメ声優中心。
   |::::::=ロ  -=・=-  |,  |  -=・=-  ロ=::::::|  米を洗剤で洗ってしまうほどの無知。部屋はゴミの山。
    |::::::::/ヽ      /ノ  ヽ      /ヽ:::::::|
   |:::::/  `─── /   ` ───  丶:::|  眼鏡を外すと、ただでさえ悪い目つきが最悪になる。
   |:::ノ        (●_●)        |::|  玄武岩。加工すればするほど無残になっていく。
   |::|           l l           |::|  一応アニメ声優声(青木和代系)。
   |::|       __-- ̄`´ ̄--__       |::|  露出度の高い服で男をゲットしようと企んでいるが、
   |::|        -二二二二-        |::|  無理やりサイズの小さい服を着ているため、
   |::::\                   /::::|  はみだした贅肉がボンレスハム状態。多毛。脂性。
   \::::::\     _- ̄ ̄ ̄-_     /::::::/ むやみに理想が高く、「ブ男は氏ね」が口癖。
     |Ξ|~ \             / ~|Ξ| やおい本を読みまくっているのでエロの知識は豊富だが 
    /::::::ヽ/|\_______/|\ /:::::::ヽ 実践する機会はおそらく皆無。永遠の処女。 
    |::::::::::|  \         /  |::::::::::::|2chのやおい板、毒女板、ジャニ板で糞スレ立てまくり   


538 :名無し草:2005/09/01(木) 14:12:15
キンモーッ!!

539 :名無し草:2005/09/01(木) 15:24:53
 /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ⌒ヽ   
  /       /i \   ヽ   ← 顔デカ丸顔の為に髪形が限られる
  | | /////.∧ | | | | ∧ |\、   
  | | |-| |〔 `.〕--〔 ´ 〕--ヽ  ← 痩せてればそこそこイケる顔・・かどうかは分からんけどデブ化で破綻 
  | .|| || ゛`ー'(、●^●,)ー'゛ ヽ    醜いほどネットではAAを多用して顔を美化 (人´∀) (*´∀`)  
  |  | || *  ノトェェ.イヽ  ・  l   
  .|  | ||::::  ノ ヽ`ー'ノ ヽ :::: / ← 食糧なら何でも吸い込むカービーのような口、悲劇はココから  
 | i ゝ:::::::::::     '⌒ヽ :::: ノ   
//∧| \__ '、__,ノ_/  ← アゴなしは当たり前、二重アゴも  
  /;;;:::::::::::::::    ::::|        
 /::::  /::::::::::::    |::::|            
(:::::::: (ミ:  ・ ノ:::・/:::|  ← 胸の大小の話はしない、あるにはあるから(関取乳)          
 \::::: \:::::::   (::: |             
 /:::\::::: \:::    ヽ|              
/::::   \::::: \::: ヽ ) ← ダイエット怠慢と欲に勝てない代償が、目に見える形に、三段腹            
|:::      \::   ̄ ̄⊇  
|:::::::      \;;;;;;;;;;;(つ  
\::::::::::    (秘)    ← 男性経験の少なさがデブの一要因に、見られていれば外見に気を使う  
  \::::::::::::    ) )     S○Xは相撲ではない          
    ):::::   //                 
   /::::::::: //   ← どっしり足で今日も重い荷物を運ぶ            
 /:::::  (_(_           


540 :名無し草:2005/09/01(木) 19:31:26
きんもーっ!

541 :名無し草:2005/09/01(木) 20:36:12
悪霊退散
ノシ==【火炎瓶】

542 :名無し草:2005/09/01(木) 21:32:30
お、今日も頑張ってるなっ、がんばれよ荒らし!
いつまで続くか楽しみにしてるからな!w
やるからには最低でも一ヶ月はやれ!
1年365日毎日荒らせたら神に認定してやるw

543 :名無し草:2005/09/01(木) 21:36:27
↑きんもー!の万糟婆がまたほざいてるw
哀れな御婆さんww

544 :名無し草:2005/09/01(木) 21:39:47
>>542
どうでもいいけど、お風呂入ってくださいね。
それと、歯ブラシもちゃんと買え変えてくださいよ。

545 :名無し草:2005/09/01(木) 22:05:16
     上、      /⌒ヽ, ,/⌒丶、       ,エ
       `,ヾ   /    ,;;iiiiiiiiiii;、   \   _ノソ´
        iキ /    ,;;´  ;lllllllllllllii、    \ iF
        iキ'     ,;´  ,;;llllllllllllllllllllii、    ナf
         !キ、._  ,=ゞiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii!! __fサヘ.
       /  `ヾ=;三ミミミミヾ仄彡彡ミミヾ=`´  'i、
       i'   ,._Ξミミミミミヾ巛彡////iii_    |
       |  ;if≡|ヾヾヾミミミミヾヾ、//巛iiリ≡キi  |
        |  if!  |l lヾヾシヾミミミ川|ii//三iリ `キi  |
      |  ,if ,f=|l l lヾリリリリリ川川|爪ミミiリ=t、キi  |
        |  ;iナ,サ |l l l リリ川川川川|爪ミミiiリ キi キi  |
        |   iナ ;サ |l l リリリリ川川川川l爪ミミilリ キi キi  |
       |  iサ ;サ, |リ リリ川川川川川l爪ミミiリ ,キi キi  |
       |  iサ ;サ, | リ彡彡川川川川|爪ミミiリ ,キi :キ、  |
        ,i厂 iサ, |彡彡彡彡ノ|川川|爪ミミリ ,キi `ヘ、
      ,√  ;サ, |彡彡彡彡ノ川川|ゞミミミリ ,キi   `ヾ
     ´    ;サ,  |彡彡彡彡川川リゞミミリ  ,キi
         ;サ,  |彡彡彡彡リリリミミミシ   ,キi
         ,;#,    |彡彡ノリリリリミミミシ    ,キi
        ;メ'´    !彡ノリリリリリゞミミシ     `ヘ、
       ;メ      ヾリリリリノ巛ゞシ       `ヘ、
      ;メ        ``十≡=十´         `ヘ、
                 ノ    ゞ

                 カサカサ


546 :名無し草:2005/09/01(木) 22:09:37
  ゼンメツサセネバ・・・
(;゚д゚)つ鹵シュー巛巛巛・:*;>>ヲタクババア

腐婆消えろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!

547 :名無し草:2005/09/01(木) 22:44:09
【火炎瓶】>>荒らし

548 :名無し草:2005/09/01(木) 22:46:09
(巛ミ彡ミ彡ミ彡ミ彡ミ彡)ミ彡ミ彡)ミ彡)
                             ,,从.ノ巛ミ    彡ミ彡)ミ彡ミ彡ミ彡)ミ彡)''"
                           人ノ゙ ⌒ヽ         彡ミ彡)ミ彡)ミ彡)''"
  ∧_∧              ,,..、;;:〜''"゙゙       )  从    ミ彡ミ彡)ミ彡,,)
√(:::.`∀´)アヒャヒャヒャヒャヒャ!_,,..、;;:〜-:''"゙⌒゙          彡 ,,     ⌒ヽ      彡"__∧ あ゛〜
| (:::..、===m==<|::::::゙:゙                    '"゙          ミ彡)彡'>>1
|_=|:::. |::. | '    ``゙⌒`゙"''〜-、:;;,_              )   彡,,ノ彡〜''"  ,,ミつ つ
 (__)_)              ゙⌒`゙"''〜-、,,     ,,彡⌒''〜''"人 ヽノ,,ミ  人 ヽノ   熱いよ〜
                            "⌒''〜"し(__)  し(__)"''〜し(__)助けて〜
    ∧                                     ママーン     
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| >>547を火葬します!!


ほらよw


549 :名無し草:2005/09/01(木) 22:49:45
カサカサカサ…
〃〃┏(┏`・ω・)┓

シツコイセイメイリョク キモヲタババ

550 :名無し草:2005/09/01(木) 23:12:37
つまんね。

551 :名無し草:2005/09/01(木) 23:27:06
 
○荒らしは放置が一番キライ。荒らしは常に誰かの反応を待っています。
○放置された荒らしは煽りや自作自演であなたのレスを誘います。
 ノセられてレスしたらその時点であなたの負け。
○反撃は荒らしの滋養にして栄養であり最も喜ぶことです。荒らしにエサを
  与えないで下さい。                
○枯死するまで孤独に暴れさせておいてゴミが溜まったら削除が一番です。

552 :名無し草:2005/09/02(金) 01:09:18
551 :名無し草 :2005/09/01(木) 23:27:06
 
○荒らしは放置が一番キライ。荒らしは常に誰かの反応を待っています。
○放置された荒らしは煽りや自作自演であなたのレスを誘います。
 ノセられてレスしたらその時点であなたの負け。
○反撃は荒らしの滋養にして栄養であり最も喜ぶことです。荒らしにエサを
  与えないで下さい。                
○枯死するまで孤独に暴れさせておいてゴミが溜まったら削除が一番です。


また我慢できずにへタレ婆が何か言ってる(笑)
庭に腐敗物ためんなよ!

553 :名無し草:2005/09/02(金) 01:15:48
○キモヲタ同人ババアは放置が一番キライ。キモヲタ同人ババアは常に誰かの反応を待っています。
○放置されたキモヲタ同人ババアは独りぼっちなのでや自作自演であなたのレスを誘います。
 ノセられてレスしたらその時点であなたは感染。
○反撃はキモヲタ同人ババアの肥要素にして栄養であり最も喜ぶことです。キモヲタ同人ババアにエサを
  与えないで下さい。                
○腐敗氏するまで孤独に暴れさせておいてゴミが溜まったら消臭一掃が一番です。



554 :名無し草:2005/09/02(金) 01:22:00

>>550
おまいの脳味噌がな。

555 :名無し草:2005/09/02(金) 01:30:58
指洗っていますか?キーボード臭くないですか?

556 :名無し草:2005/09/02(金) 01:33:49
かなり匂います。そして黄ばんでますが慣れました

557 :名無し草:2005/09/02(金) 01:42:45
きんもーっ!

558 :名無し草:2005/09/02(金) 02:01:11
古マンガヲタって真面目にキモい

559 :名無し草:2005/09/02(金) 07:41:51
つーか自分とは天と地ほどの違いがあるのキャラを身の程知らずのオバサンが
ハァハァ妄想してるんでしょ?普通に気持ち悪いんだけど。
しかもオバサンたちが必死に妄想膨らまして、よっぽどすることが無いんだろうね。
自分の母親だったらマジ切れる、同人作家にもなれないでこんなトコで
チマチマハァハァ妄想して何が楽しいんだろ

560 :名無し草:2005/09/02(金) 08:39:56
 i′   /              `ヽ   !
                    /    /                   }   }
                 人  /                  l./   |
                   /   ゛/    ,. . ..,,        ,..- 、   ヽ  ミヽ
                    /   ,,,゙l  ,i' ,.- ' '′     .'' - 一     | 〃''、 l
               l   ヽ{    ____     ____    /|;! レ l、
                  /   ,i  l|-..,,_/ `┸┸ i    / ┸┸´`i_/  |}l´  、゙l
              / / /   ネ|  {      } ⌒ {      }    レ′  l l
             / ,//   | |   ヽ___ノ    ヽ__ノ 、   テ  、 | ヽ
              / -"/    ||       /し‐、_,.-J、     `‐  ,!   l ヽ、ヽ
           / ,! ,i |       |       |    | |   i        l l゙   l  i  ヽ
             | |  |  |      |       ,r'´Y`ヽ           ! /    !  l   |
           |  l _,l_,..  l   |、    .,;;lレ仁` ゝ          //゛  i   l      |
       __,,,......-'て´".〃-..,|..、  _,,,ゝ - '';;ニ-‐シ ―-'_/         /    l     
..,..-ー¬'"゛      ゝ,i'゙ /   .,|.ン_,,- '" ´、__   ̄´    /   ノ´    / ,  ,,-、../
"       !      У   /  ゙'i.  `ヽ、              /  ヽ、 / レ′
        !    /    /   / ヽ  ._,,.` ー ,,,,__ ‐'´     `、′
        ! ,-' /    '"   /  i',|,    ,./ .__               !
        ! `7          '" r" ゙l'''ミ,゙> ̄~''-、`゙゙'''¬ー- 、..,,_   !
           ,!          ‘ ,l´|  ___ ゙゙̄"'''''¨'''¬―- ....,,,_ニ= _._!


561 :名無し草:2005/09/02(金) 17:04:41
>>559 同人婆は妄想と現実の間でくらしてます

562 :名無し草:2005/09/02(金) 20:20:47
(・_・)r鹵~<巛巛
シュ〜とな。
同人腐婆 瞬時に消し去る!

563 :名無し草:2005/09/02(金) 21:01:09
野莉子




564 :名無し草:2005/09/02(金) 22:59:54
>>560
それは>>1ですか

565 :名無し草:2005/09/02(金) 23:24:06
 /:|.              /^:l
           / _|           /   :::|
          i       ̄ ̄⌒゙゙^――/    ::::::::|
         /   /ヽ..    , /゙\,.       ::::::ヽ、
        /   / ゜ |      l| ゜ \        :::::ヽ、
        /  /   .,ノ .     《    \     :::::::::ヽ
      /  <_,,,,,_/ .'″     ^=,,,,_;___>;;..   :::::::::| <こんなスレ立てて
      |                          :::::::::::|  馬鹿じゃねーの?
       |    |\_______/|         :::::::.|
      |     |  Y^Y^Y^Y^Y \   |       ::::::::::|
      |    | /└└└└ \../ \|       :::::::::::::|
      |    .|∨.|lllllllllllllllllllllllllllllllllllll |        ::::::::::|
     |     |.|llllllllllll;/⌒/⌒    〕        :::::::::|
      |     |.|lllllllll;   ./       |       ::::::::::|
     |    |.|llllll|′  /       |        :::::::::::|
     |    ||lllll|    |       /         ::::::::::::|
     .|    |.|llll|    |     .∧ /      /  :::::::::::::〈
     \.∧lll     |   ../  ∨    /   ::::::::::::::::ヽ
      /| \┌┌┌┌┌/._/   /:::   :::::::::::::::::::|
      .( ゙゙^^¨^¨゙゙¨  ̄ ̄ ̄    /:::::::::::    :::::::::::


566 :名無し草:2005/09/03(土) 01:34:34
ヽ  /\
・∀・)へカサコソ
カネモチゴキブリ サンジョウ BYユウリ

567 :名無し草:2005/09/03(土) 01:40:38
   ノノ ノノノ ヾヽ、ヽ
               /   ノj `      ´ i |
               i    {   ` , ,-,、´  i |
              {    i     )-―-'(  i |
                 ヽ   i     ⌒   } |_,,,. -‐- 、  
              __)), ,ノ人   、_,  ノ''"´   ,      \ 
                /       ` ー--,. '´   . : :`(      ゝ、
               /           : : :: :´: .         : :\ , ' ´_   ヽ
           /  r´: :       : : : :       ,. ' ´ ヽ>'´    ,'ヽ!
             / γ: :        ノ    _   ,, 、,, ,,__i  。 ./       ; ,!
           i   ir' " ヽ    ,,, ''' ´         `"7         :/ 
         i  |、 ° }, '                 ` y'         /
   "'''‐‐- ...,,,_|   ヽ、ー/           __    _/          /
             `'''-,,,て          ´    ̄ ̄ /          ,イ 
             `''-、__/            /    `  / ,!    _,
                     `''-,,_     ,..、_,,..イ´      i'´  `ゝ''"´
                    \_ ,,,,,...ゞ、_           |ー-/  
                           ミ〉       !r'´
                         ヽ   ミ/、 /|  i  i } 
                             B/.../ ヾ!、,|  !´ 
萌え〜萌え〜セイシローとノリコ萌え〜

568 :名無し草:2005/09/03(土) 01:50:49
キンモーッ!
オエッ
         

569 :名無し草:2005/09/03(土) 01:56:50
>>560とりあえず
(・_・)r鹵~<巛巛


570 :名無し草:2005/09/03(土) 02:10:33
↑>>566では?

571 :名無し草:2005/09/03(土) 08:07:07
>>418以降>>474まで
土日の夜間にしぶとく張りついてるあたり
一緒に出かける相手もいないキモブサと推測

悪いけど婆が多いってことは
ここにはおそらく鬼女も多いんだよね
一人ぼっちでここに張りついてる喪前と違ってさ

そんな喪前に贈る言葉は
「ひとまず整形してからおいで」

572 :名無し草:2005/09/03(土) 10:32:59
 /:::::::::::::::::::::::人:::::::::::::::::::::::::\
      /:::::::::::::::::::::::::::/ ..ヽ:::::::::::::::::::::::::::ヽ
     /::::::::::::::::::::::::::::/   ヾ:::::::::::::::::::::::::::丶
     |::::::::::::::::::::::::::::/     ヽ::::::::::::::::::::::::::ヽ
    |::::::::::/::::::::::::ノ       ヽ.::::::::::::ヽ:::::::|
    |:::::::/ ̄ ̄           ̄ ̄ ̄|:::::::|
    |=ロ  -===・      ・===-  ロ=.|
    |:::::|                  .. |::::::|
     |::::::| `                 |::::::|
   (||:::::|        .(。。)       |::::::|)
  ..  |:::::| ∴∴     l l    ..∴∴ |::::::|
  ..  |:::::| ∴∴ _-- ̄`´ ̄--__ ∴∴ |::::::|
    |:::::| ∴∴  -二二二二- ∴∴ |:::::::|
    |:::::|                  |:::::::|
    |:::::::ヽ      -_    _-     ノ::::::::|
    |:::::::::丶       . ̄ ̄    /::::::::::::|
    |::::::::::| \_______/ |::::::::::::::::|

気持ちワリイwwwwwwww

573 :名無し草:2005/09/03(土) 10:39:56
腐った脳内で妄想してる暇あったら腋毛の処理でもしてろ
ついでに満毛の処理もな(プゲロ
噛み過ぎてガタガタな爪の手入れもな(モゲロ

574 :名無し草:2005/09/03(土) 17:48:29
そんな事より>>1よ、ちょいと聞いてくれよ。スレとあんま関係ないけどさ。
このあいだ、2ちゃん行ったんです。2ちゃん。
そしたらなんかスレがめちゃくちゃいっぱいで立てられないんです。
で、よく見たらクソスレばっかりなんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、週刊ポストに載った如きで普段来てない2ちゃんに来てんじゃねーよ、ボケが。
妄想スレに、チョンスレ。
なんか親子連れとかもいるし。一家4人で2ちゃんか。おめでてーな。
よーしパパオカルト板にスレたてちゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。
お前らな、yahoo 教えてやるからそっち行ってろと。
2ちゃんってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
クソスレたてた厨房といつ喧嘩が始まってもおかしくない、
煽るか煽られるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。女子供は、すっこんでろ。
で、やっとスレたてられたかと思ったら、2の奴が、sage とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、sage なんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、sage、だ。
お前は本当にこの良スレを倉庫行きにしたいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、sage って言いたいだけちゃうんかと。
2ちゃん通の俺から言わせてもらえば今、2ちゃん通の間での最新流行はやっぱり、
終冬、これだね。
堂々と終冬。これが通のレス。
糸冬と書こうとして。間違えて終冬。これ。
で、マジつっこみ。これお約束。
しかしこれをやると厨房にマークされるという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前、>>1は、材料物性板にでも逝ってなさいってこった。



575 :名無し草:2005/09/03(土) 18:46:56
じゃあageよう

576 :名無し草:2005/09/03(土) 20:04:07
一条自身も有閑を自分の代表作と思われたくないって言ってたよな。
あまりいい思い持ってないらしい。

9.10あたりがピークだったと思うな。

577 :名無し草:2005/09/04(日) 00:47:00
17巻〜あたりからは最悪。絵もぜんぜん違うしキャラが変

578 :名無し草:2005/09/04(日) 02:02:59
>>1も変

579 :名無し草:2005/09/04(日) 17:04:56
メスブタババアヲタ

580 :名無し草:2005/09/05(月) 18:14:56
   `ヽ   !
                    /    /                   }   }
                 人  /                  l./   |
                   /   ゛/    ,. . ..,,        ,..- 、   ヽ  ミヽ
                    /   ,,,゙l  ,i' ,.- ' '′     .'' - 一     | 〃''、 l
               l   ヽ{    ____     ____    /|;! レ l、
                  /   ,i  l|-..,,_/ `┸┸ i    / ┸┸´`i_/  |}l´  、゙l
              / / /   ネ|  {      } ⌒ {      }    レ′  l l
             / ,//   | |   ヽ___ノ    ヽ__ノ 、   テ  、 | ヽ
              / -"/    ||       /し‐、_,.-J、     `‐  ,!   l ヽ、ヽ
           / ,! ,i |       |       |    | |   i        l l゙   l  i  ヽ
             | |  |  |      |       ,r'´Y`ヽ           ! /    !  l   |
           |  l _,l_,..  l   |、    .,;;lレ仁` ゝ          //゛  i   l      |
       __,,,......-'て´".〃-..,|..、  _,,,ゝ - '';;ニ-‐シ ―-'_/         /    l     
..,..-ー¬'"゛      ゝ,i'゙ /   .,|.ン_,,- '" ´、__   ̄´    /   ノ´    / ,  ,,-、../
"       !      У   /  ゙'i.  `ヽ、              /  ヽ、 / レ′
        !    /    /   / ヽ  ._,,.` ー ,,,,__ ‐'´     `、′
        ! ,-' /    '"   /  i',|,    ,./ .__               !
        ! `7          '" r" ゙l'''ミ,゙> ̄~''-、`゙゙'''¬ー- 、..,,_   !
           ,!          ‘ ,l´|  ___ ゙゙̄"'''''¨'''¬―- ....,,,_ニ= _._!
タイフウコワーイ(モグモグ ゲp モグモグ

581 :名無し草:2005/09/05(月) 19:05:55
   ノノ ノノノ ヾヽ、ヽ
               /   ノj `      ´ i |
               i    {   ` , ,-,、´  i |
              {    i     )-―-'(  i |
                 ヽ   i     ⌒   } |_,,,. -‐- 、  
              __)), ,ノ人   、_,  ノ''"´   ,      \ 
                /       ` ー--,. '´   . : :`(      ゝ、
               /           : : :: :´: .         : :\ , ' ´_   ヽ
           /  r´: :       : : : :       ,. ' ´ ヽ>'´    ,'ヽ!
             / γ: :        ノ    _   ,, 、,, ,,__i  。 ./       ; ,!
           i   ir' " ヽ    ,,, ''' ´         `"7         :/ 
         i  |、 ° }, '                 ` y'         /
   "'''‐‐- ...,,,_|   ヽ、ー/           __    _/          /
             `'''-,,,て          ´    ̄ ̄ /          ,イ 
             `''-、__/            /    `  / ,!    _,
                     `''-,,_     ,..、_,,..イ´      i'´  `ゝ''"´
                    \_ ,,,,,...ゞ、_           |ー-/  
                           ミ〉       !r'´
                         ヽ   ミ/、 /|  i  i } 
                             B/.../ ヾ!、,|  !´ 
萌え〜萌え〜セイシローとユウリ萌え〜

582 :名無し草:2005/09/06(火) 00:47:18
くさいくさい〜 たまらな〜い

583 :名無し草:2005/09/06(火) 16:58:36
その匂いがくせになったら要注意です!

584 :名無し草:2005/09/06(火) 21:03:33
(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル  

585 :名無し草:2005/09/06(火) 23:57:14

  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
           O 。
                 , ─ヽ
________    /,/\ヾ\   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|__|__|__|_ 〃__((´∀`\ )< ・・・というお話/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|_|__|__|__ /ノ_, ,_ゝ/'''  )ヽ \_____< ヤダヤダ!
||__|        | | \ `Д´)/ 丿/           \_____
|_|_| 从.从从  | \__ ̄ ̄⊂|丿/
|__|| 从人人从. | /\__/::::::|||
|_|_|///ヽヾ\  /   ::::::彡:ゝ/||
────────(~〜ヽ::::::::::::|/

          そんなお話ヤダァァアァアァァァ
へタレ作家ツマンナァァァァイ オバン達もキモチワルゥイ

586 :名無し草:2005/09/07(水) 18:51:32
`ヽ   !
                    /    /                   }   }
                 人  /                  l./   |
                   /   ゛/    ,. . ..,,        ,..- 、   ヽ  ミヽ
                    /   ,,,゙l  ,i' ,.- ' '′     .'' - 一     | 〃''、 l
               l   ヽ{    ____     ____    /|;! レ l、
                  /   ,i  l|-..,,_/ `┸┸ i    / ┸┸´`i_/  |}l´  、゙l
              / / /   ネ|  {      } ⌒ {      }    レ′  l l
             / ,//   | |   ヽ___ノ    ヽ__ノ 、   テ  、 | ヽ
              / -"/    ||       /し‐、_,.-J、     `‐  ,!   l ヽ、ヽ
           / ,! ,i |       |       |    | |   i        l l゙   l  i  ヽ
             | |  |  |      |       ,r'´Y`ヽ           ! /    !  l   |
           |  l _,l_,..  l   |、    .,;;lレ仁` ゝ          //゛  i   l      |
       __,,,......-'て´".〃-..,|..、  _,,,ゝ - '';;ニ-‐シ ―-'_/         /    l     
..,..-ー¬'"゛      ゝ,i'゙ /   .,|.ン_,,- '" ´、__   ̄´    /   ノ´    / ,  ,,-、../
"       !      У   /  ゙'i.  `ヽ、              /  ヽ、 / レ′
        !    /    /   / ヽ  ._,,.` ー ,,,,__ ‐'´     `、′
        ! ,-' /    '"   /  i',|,    ,./ .__               !
        ! `7          '" r" ゙l'''ミ,゙> ̄~''-、`゙゙'''¬ー- 、..,,_   !
           ,!          ‘ ,l´|  ___ ゙゙̄"'''''¨'''¬―- ....,,,_ニ= _._!

ンマーイ!ンマーイ!ンコ・ンマーイ!

587 :名無し草:2005/09/08(木) 01:54:38
精子ロ〜チャンとお医者さんごっこ♪

588 :名無し草:2005/09/09(金) 01:20:30
セイシロ&ノリコ 産婦人科想定のお医者さんごっこ
ビドウ&カレン ゴージャスホテルであの場所この場所でヤリまくり
ミロク&ユウリ  族仲間と乱交パーティ

589 :名無し草:2005/09/09(金) 02:09:41
↑をみて自身を弄る肝ヲタさん

590 :名無し草:2005/09/09(金) 17:25:14
  ,,.-―v― 、_
       ,r-;'ニr ,/',.r/'i´`i.iヾ ヽ
      /,i','/'" ,// (, ノ _l,,i、ヾ ヽ
     / _ノ   i'/,;ニ'r,‐(ー )ー''ゞ |
    ./ `i'    l:{ ` "´,._,..、:..   ;.l |
   ,/  .|     } ! ー ',r=-,,'` "_{ノi
   i'    | ,._ノ,ゝ  `二´  _,r,'(イ
   ,l     |/  /ノヽ,.ゝ...,,___,,,..::-''}/ヾ!=-,,_
   |    |       /    /'       ヾ、
  |    / ,,_ヽ   i ::i;.' ´/  ,.  ヽ     ヽ
  .i.!、  ,/    "'' i .:i':: /  "´    ヽ,    i、
  .ヾ`ーi       l:l!:ノ          ゝ     i
   `ー|,..       ,γ         ,.,    }    ,l|
.    ゞ        i' 、、      ''    イ  /
     !   ー  ' ll  ゙ 、_        ,.';l,.r'´
あーかゆいかゆい ボーリボリボリボーリボリボリボーリボリボリ

591 :名無し草:2005/09/10(土) 01:23:02
ゲ・キ・シュ・ウ!!!!!!!!!!!!!!フンガー

592 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 21:41:53
   ノノ ノノノ ヾヽ、ヽ
               /   ノj `      ´ i |
               i    {   ` , ,-,、´  i |
              {    i     )-―-'(  i |
                 ヽ   i     ⌒   } |_,,,. -‐- 、  
              __)), ,ノ人   、_,  ノ''"´   ,      \ 
                /       ` ー--,. '´   . : :`(      ゝ、
               /           : : :: :´: .         : :\ , ' ´_   ヽ
           /  r´: :       : : : :       ,. ' ´ ヽ>'´    ,'ヽ!
             / γ: :        ノ    _   ,, 、,, ,,__i  。 ./       ; ,!
           i   ir' " ヽ    ,,, ''' ´         `"7         :/ 
         i  |、 ° }, '                 ` y'         /
   "'''‐‐- ...,,,_|   ヽ、ー/           __    _/          /
             `'''-,,,て          ´    ̄ ̄ /          ,イ 
             `''-、__/            /    `  / ,!    _,
                     `''-,,_     ,..、_,,..イ´      i'´  `ゝ''"´
                    \_ ,,,,,...ゞ、_           |ー-/  
                           ミ〉       !r'´
                         ヽ   ミ/、 /|  i  i } 
                             B/.../ ヾ!、,|  !´ 
萌え〜萌え〜セイシローとノリコ萌え〜

593 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 22:45:57
↑きんもーっ☆

594 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 23:03:38
ヲタおばさんの生きがい余り笑ったら可哀相ですよ(藁)

595 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 00:08:30
生きがい無くして氏ね!

596 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 00:39:14
腐女ババア撲滅!

597 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 09:05:08
こんなスレばっかこないで選挙行けよ腐れヲタババァども!


598 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 11:41:10
・・・・重度の池沼か?しつこいし芸がない。
日曜日だよ?お外でオトモダチと仲良く遊べよ。
あーそっか。いないんだったね。ごめんごめんw

599 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 12:08:28
うるせーばーか

600 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 14:12:24
池沼って・・・w
自分で書いてて恥ずかしくないか?ヲタババアは男も友達もいないんだよな
ごめんごめんw
オナってばっかいねーで現実知れや!有害細胞が!

601 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 14:36:49
で、このお子様は>418なの?

602 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 14:46:00
>>601
きんもーっ!!ババァがなんか言ってる!!
いやぁぁぁぁぁぁぁアッチヘイケ!((((ノ゚皿゚)ノ:・'.::・'.::・'.:ミ●

603 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 17:24:07
>>597
行ってきたよ。そんでお前は行けたのか?投票用紙はちゃんと送られてきたか?
ちなみにこのスレに一番張り付いてるのはおまいだよ。
ん?淋しくないか?恥ずかしくないか?恥ずかしいだろう。
興奮してるのか?このスレ荒らして涎垂らして喜んでるのか?
楽しいか?楽しいか?お前のうちに鏡はあるのか?
おまいのうちにパソコン以外に何があるんだ?
淋しい、わびしい、おまいは淋しい。淋しい淋しいおまいは淋しい。
かわいそかわいそ、おまいはかわいそう。
このスレ荒らして喜んで涎垂らしてるおまいはかわいそう。

604 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 17:32:56
>>599
図星だな

605 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 17:44:12
とうとう我慢できなくなって馬鹿丸出しキモヲタ丸出しの文で・・・
ご苦労さまです。
>>603は哀れなキモヲタ腐女さんです。仕事もなく恋愛暦もなく選挙権だけがあることだけが唯一
現実世界の自慢なんでしょう。毎日寂しく、孤独にこ汚い部屋で有閑だけを
読み漁り妄想し、身悶えている哀れ極まりないご腐人です。
そっとしておいて上げてください。
合掌

606 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 17:47:21
じゃあ私がこの荒らしちゃんの分析を。
◎暇がありすぎる。
◎知人に「しつこい性格だね」と言われた経験あり。
◎自他ともに認める暗い性格。
◎自分の考えを伝えることが苦手。
◎ちょっと考えれば自分がおかしいと思えることを延々と続ける→
 友だちがいない。自分を気づかってくれる人がいない。部屋は個室か一人暮らし。
◎見苦しいAAを平然と張る→当人は見た目地味だが、自分では情熱的だと思っている。
 ネット上では何しても平気だと思っているが、その雰囲気は実生活でも漏れ出ていると思われる。
 よって周囲に敬遠されている人物。
◎このスレの住人をババアと言って憚らない。
 →たぶん結構当たっていると思うが、ババアはババアと呼ばれても気にならないことに気づいていない。
  ババアはババアであることを気にしていると思う当人の方が、あと数年もすれば自分がババアであることに
  ひどく悩み傷つくことは必至。

607 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 17:48:13
>>605
おまい、やっぱり選挙権ないのか!未成年がこんなところにくるからだよ。
ママのおっぱい吸って寝てな。

608 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 17:49:17
>605
反論に力ないね。

609 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 17:52:10
早く来いよ。待ってるぜ、大勢で。

610 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 17:56:08
>609
まあまあ。
皆さん、ちょっと落ち着いて。
きっと彼女は2ちゃん初心者なのではないですか?

初めてここをのぞいてドキドキしながら感想を書いたら
怒られたんで、悲しくなってこんなことをしているのでは。
たぶん他板を見て耐性があったら
こんなことしないんじゃないのかな???

611 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 17:58:53
>>610
うーん、でもそれは当人の問題だよね。
スレのルールを守るのは当たり前のことで、それを注意されたからって逆上されてもちょっとなー。
毎日毎日このスレに貼りついてるみたいだけど、この子の将来マヂで心配。

612 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:02:35
みんなで心配してやろうぜ(藁

613 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:02:50
>>606
速攻で自演乙wwww
禿ワロスwww

614 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:03:50
            V
   彡川川川三三三ミ〜  プウゥ〜ン
   川|川/  \|〜 ポワ〜ン    
  ‖|‖ ◎---◎|〜        
  川川‖    3  ヽ〜      
  川川   ∴)д(∴)〜        
  川川      〜 /〜 カタカタカタ
  川川‖    〜 /‖ _____
 川川川川___/‖  |  | ̄ ̄\ \
   /       \__|  |    | ̄ ̄|
  /  \____    ::|  |    |__|
  | \_____|つ  |__|__/ /
  /          | ̄ ̄ ̄ ̄|  


同情するよ・・・・・


615 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:05:39
カサカサカサカサカサカサカサ
カサカサカサカサカサカサカサ
カサ^(・∀・)^カサカサカサ
カサカサカサカサカサカサカサ
カサカサカサカサカサカサカサ
カサカサカサカサカサカサカサ

616 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:06:31
>612
最近のこのスレのさびれ方を見たら、
もうこのスレなくなってもいいかななんて思います。
連載陣は戻ってこないし、有閑の新刊も出ないし。
サイトが賑わってるみたいだから、
行きたい人はそこへ行くということで。
ね。このスレ削除依頼出しましょうよ。

617 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:06:45
\       【ヲタ女】
       /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
      /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::人:::::::::::ヽ   一般常識も礼儀作法も持ち合わせていない。厚顔無恥。
     /:::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::/  ヽ、:::::::ヽ  自分を認めない者は否定する、排他的な性格。
     |:::::::::::@ヽ-------‐‐'′    ヽ:::::::::|  サムライトルーパー世代のやおいヲタ。
    |::::::::::/                 |:::::::::|  コミケでは、カートを使ってやおい本数十冊まとめ買い。
    |:::::::::/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ===/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ|:::::::::|  好きな音楽はジャニとアニメ声優中心。
   |::::::=ロ  -=・=-  |,  |  -=・=-  ロ=::::::|  米を洗剤で洗ってしまうほどの無知。部屋はゴミの山。
    |::::::::/ヽ      /ノ  ヽ      /ヽ:::::::|
   |:::::/  `─── /   ` ───  丶:::|  眼鏡を外すと、ただでさえ悪い目つきが最悪になる。
   |:::ノ        (●_●)        |::|  玄武岩。加工すればするほど無残になっていく。
   |::|           l l           |::|  一応アニメ声優声(青木和代系)。
   |::|       __-- ̄`´ ̄--__       |::|  露出度の高い服で男をゲットしようと企んでいるが、
   |::|        -二二二二-        |::|  無理やりサイズの小さい服を着ているため、
   |::::\                   /::::|  はみだした贅肉がボンレスハム状態。多毛。脂性。
   \::::::\     _- ̄ ̄ ̄-_     /::::::/ むやみに理想が高く、「ブ男は氏ね」が口癖。
     |Ξ|~ \             / ~|Ξ| やおい本を読みまくっているのでエロの知識は豊富だが 
    /::::::ヽ/|\_______/|\ /:::::::ヽ 実践する機会はおそらく皆無。永遠の処女。

618 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:07:18
>>614
出た!
本人の写真出たーーーーっ!

619 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:07:56
   じゃあ










   糸冬            だね!!!!!!!!!!!!

620 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:08:10
>>617
自画像乙!

621 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:09:29
..>>618
喪前痛々しいよ

622 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:09:54
>>621
621 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう 投稿日:2005/09/11(日) 18:09:29
..>>618
喪前痛々しいよ


623 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:11:04
     上、      /⌒ヽ, ,/⌒丶、       ,エ
       `,ヾ   /    ,;;iiiiiiiiiii;、   \   _ノソ´
        iキ /    ,;;´  ;lllllllllllllii、    \ iF
        iキ'     ,;´  ,;;llllllllllllllllllllii、    ナf
         !キ、._  ,=ゞiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii!! __fサヘ.
       /  `ヾ=;三ミミミミヾ仄彡彡ミミヾ=`´  'i、
       i'   ,._Ξミミミミミヾ巛彡////iii_    |
       |  ;if≡|ヾヾヾミミミミヾヾ、//巛iiリ≡キi  |
        |  if!  |l lヾヾシヾミミミ川|ii//三iリ `キi  |
      |  ,if ,f=|l l lヾリリリリリ川川|爪ミミiリ=t、キi  |
        |  ;iナ,サ |l l l リリ川川川川|爪ミミiiリ キi キi  |
        |   iナ ;サ |l l リリリリ川川川川l爪ミミilリ キi キi  |
       |  iサ ;サ, |リ リリ川川川川川l爪ミミiリ ,キi キi  |
       |  iサ ;サ, | リ彡彡川川川川|爪ミミiリ ,キi :キ、  |
        ,i厂 iサ, |彡彡彡彡ノ|川川|爪ミミリ ,キi `ヘ、
      ,√  ;サ, |彡彡彡彡ノ川川|ゞミミミリ ,キi   `ヾ
     ´    ;サ,  |彡彡彡彡川川リゞミミリ  ,キi
         ;サ,  |彡彡彡彡リリリミミミシ   ,キi
         ,;#,    |彡彡ノリリリリミミミシ    ,キi
        ;メ'´    !彡ノリリリリリゞミミシ     `ヘ、
       ;メ      ヾリリリリノ巛ゞシ       `ヘ、
      ;メ        ``十≡=十´         `ヘ、
腐敗ババァの実態

624 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:11:05
未成年乙。

625 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:11:36
未成年乙。
AA貼りご苦労。

626 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:12:02
○荒らしは放置が一番キライ。荒らしは常に誰かの反応を待っています。
○放置された荒らしは煽りや自作自演であなたのレスを誘います。
 ノセられてレスしたらその時点であなたの負け。
○反撃は荒らしの滋養にして栄養であり最も喜ぶことです。荒らしにエサを
  与えないで下さい。                
○枯死するまで孤独に暴れさせておいてゴミが溜まったら削除が一番です。

627 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:12:12
おまいら、ご苦労さんw

628 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:12:50
>>626
その前にageるな!w

629 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:12:51
 /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ⌒ヽ   
  /       /i \   ヽ   ← 顔デカ丸顔の為に髪形が限られる
  | | /////.∧ | | | | ∧ |\、   
  | | |-| |〔 `.〕--〔 ´ 〕--ヽ  ← 痩せてればそこそこイケる顔・・かどうかは分からんけどデブ化で破綻 
  | .|| || ゛`ー'(、●^●,)ー'゛ ヽ    醜いほどネットではAAを多用して顔を美化 (人´∀) (*´∀`)  
  |  | || *  ノトェェ.イヽ  ・  l   
  .|  | ||::::  ノ ヽ`ー'ノ ヽ :::: / ← 食糧なら何でも吸い込むカービーのような口、悲劇はココから  
 | i ゝ:::::::::::     '⌒ヽ :::: ノ   
//∧| \__ '、__,ノ_/  ← アゴなしは当たり前、二重アゴも  
  /;;;:::::::::::::::    ::::|        
 /::::  /::::::::::::    |::::|            
(:::::::: (ミ:  ・ ノ:::・/:::|  ← 胸の大小の話はしない、あるにはあるから(関取乳)          
 \::::: \:::::::   (::: |             
 /:::\::::: \:::    ヽ|              
/::::   \::::: \::: ヽ ) ← ダイエット怠慢と欲に勝てない代償が、目に見える形に、三段腹            
|:::      \::   ̄ ̄⊇  
|:::::::      \;;;;;;;;;;;(つ  
\::::::::::    (秘)    ← 男性経験の少なさがデブの一要因に、見られていれば外見に気を使う  
  \::::::::::::    ) )     S○Xは相撲ではない          
    ):::::   //                 
   /::::::::: //   ← どっしり足で今日も重い荷物を運ぶ            
 /:::::  (_(_           





630 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:13:31









      なに  やってんですかあああ?








631 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:13:36
人類の糟!満屑婆

632 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:14:30
男に嫌われるの慣れっこ♪でしょ?おばさん

633 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:15:13

               /   ノj `      ´ i |
               i    {   ` , ,-,、´  i |
              {    i     )-―-'(  i |
                 ヽ   i     ⌒   } |_,,,. -‐- 、  
              __)), ,ノ人   、_,  ノ''"´   ,      \ 
                /       ` ー--,. '´   . : :`(      ゝ、
               /           : : :: :´: .         : :\ , ' ´_   ヽ
           /  r´: :       : : : :       ,. ' ´ ヽ>'´    ,'ヽ!
             / γ: :        ノ    _   ,, 、,, ,,__i  。 ./       ; ,!
           i   ir' " ヽ    ,,, ''' ´         `"7         :/ 
         i  |、 ° }, '                 ` y'         /
   "'''‐‐- ...,,,_|   ヽ、ー/           __    _/          /
             `'''-,,,て          ´    ̄ ̄ /          ,イ 
             `''-、__/            /    `  / ,!    _,
                     `''-,,_     ,..、_,,..イ´      i'´  `ゝ''"´
                    \_ ,,,,,...ゞ、_           |ー-/  
                           ミ〉       !r'´
                         ヽ   ミ/、 /|  i  i } 
                             B/.../ ヾ!、,|  !´ 
萌え〜萌え〜セイシローとノリコ萌え〜


634 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:15:51
>>632
おまいにはかなわないよ。その年で男に嫌われるのは辛かろう?
何なら聞いてやるよ?
男にもこういうことしてんの?


635 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:16:33
AA貼り、乙。しかし怠慢だな。もう見飽きたこのAA。
もっと違うの探してきて。

636 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:16:34
ハライテーよwwwwwwwwww
化物ババアw

637 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:17:40
なんか悪いもの食ったんじゃね?
まだこの季節、食べ物は腐りやすいから気をつけな
・・・ってママンに言っとけ、お嬢ちゃん。

638 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:17:42
痛々しくて哀れで同情するよ

639 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:18:39
だな。
やっぱり会話する相手がいないと、荒らしなんて思いつくんだよなー。
誰でもいいから電話してみなよ。

640 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:19:12
オバちゃんくさいから風呂がいやならパンティだけでも
変えてね。
ばい菌入って病気になるよw

641 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:19:58
おまいの語彙の少なさには正直泣けてくる。
もうちょっと気の利いたこと言えないの。
パンチが足りない。
工夫が足りない。
努力が足りない。
AAくらい新しいのみつけてきなよ。

642 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:20:55
男性経験もないのに性病になって大恥晒す同人腐廃キモ婆

643 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:20:58
パンティーだって。
おまい、パンティー世代なの?
漏れの年でもパンツって言うぜ。お嬢ちゃん。

644 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:22:04
641 :名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/11(日) 18:19:58
おまいの語彙の少なさには正直泣けてくる。
もうちょっと気の利いたこと言えないの。
パンチが足りない。
工夫が足りない。
努力が足りない。
AAくらい新しいのみつけてきなよ。


馬鹿丸出しw

645 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:22:17
>>642
それは大発見だな。
男性経験もないのに性病発動か。
大変だな。
痒いのか?
早めに病院行った方がいいぞ。
迷うことはない。
婦人科は女子のための病院だ。

646 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:23:01
いいから中指にたまってる万糟洗え!!!!!!!
オエェ

647 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:23:25
あのなあ、せっかく大勢で相手してやってんだから。
ガキだな、やっぱり。
そんなことしか言えないの?

648 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:24:00
なぜ中指だけなの。
おまいは一本指だけでするのか?

649 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:24:30
645 :名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/11(日) 18:22:17
>>642
それは大発見だな。
男性経験もないのに性病発動か。
大変だな。
痒いのか?
早めに病院行った方がいいぞ。
迷うことはない。
婦人科は女子のための病院だ。


何にも知らねえ腐処女がなんか言ってる
またまた馬鹿丸出し

650 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:25:31
647 :名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/11(日) 18:23:25
あのなあ、せっかく大勢で相手してやってんだから。
ガキだな、やっぱり。
そんなことしか言えないの?

大勢だってーーーーーー?!!!(笑)

651 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:25:51
>>649
ババアって言ってなかったっけ?もう忘れちゃった?
経験浅いやつはこれだから困るね。
避妊のしかたは知ってるのか?泣くのは女だぞw


652 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:26:23
○キモヲタ同人ババアは放置が一番キライ。キモヲタ同人ババアは常に誰かの反応を待っています。
○放置されたキモヲタ同人ババアは独りぼっちなのでや自作自演であなたのレスを誘います。
 ノセられてレスしたらその時点であなたは感染。
○反撃はキモヲタ同人ババアの肥要素にして栄養であり最も喜ぶことです。キモヲタ同人ババアにエサを
  与えないで下さい。                
○腐敗氏するまで孤独に暴れさせておいてゴミが溜まったら消臭一掃が一番です。

653 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:26:29
キー打つのが大変らしいな。
コピペばかりで秋田。

654 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:27:25
だからageんなって。
なんだ>>652改変したんだ。ご苦労ご苦労。

655 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:28:13
コピペ乙。

656 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:29:22
静かになったなw
AA探しに行ったかw

657 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:30:10
サザエさんでも見に行ったんじゃねーの。

658 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:31:50
ババアの相手は疲れる
屁理屈妬み嫉み妄想不潔吐き気がしてくる
せーぜーオナ頑張れよ
指は不衛生だから、せめてキレイキレイで手を洗ってくれ

659 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:31:53
暇だな。

660 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:32:51
暇人婆の集まりwww

661 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:33:02
疲れたか。ご苦労。
年だな、未成年。
いいオナのやりかた見つけたら教えれw

662 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:33:42
はやくネタ投下しろよ

663 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:34:34
なんのネタよ。

664 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:34:35
661 :名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/11(日) 18:33:02
疲れたか。ご苦労。
年だな、未成年。
いいオナのやりかた見つけたら教えれw

>あははははははははははははは 馬鹿

665 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:35:17
つまらん。次。

666 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:35:29
暇人婆

667 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:36:15
つまらん。次。なんか気の利いたことイイナヨ

668 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:36:57
次!

669 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:37:01
つまらん。次。

670 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:37:41
まねすんなよ。オリジナリティがないんだよ。

671 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:38:07
っとに哀れ。。。。。。

672 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:38:21
語彙が少ない上に人まね子ザルか。

673 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:39:01
まねすんなよ。オリジナリティがないんだよ>お前の文にな。

674 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:39:02
ガッツを見せろ!w

675 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:39:38
可哀相・・・・w

676 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:39:48
なに粘着に張り付いてんだよ。age指摘されたのそんなに悔しかったか?

677 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:40:14
語彙が少ない上に人まね婆ザルか。

678 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:41:18
なに粘着に張り付いてんだよ。age指摘されたのそんなに悔しかったか?
>>
もう馬鹿すぎてみてらんない。

679 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:41:51
うーん、つまんないな。
もうちょっとがんばってくれないと、こっちもやる気出ない。

680 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:42:07
676 :名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/11(日) 18:39:48
なに粘着に張り付いてんだよ。age指摘されたのそんなに悔しかったか?

能無しめ!

681 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:43:05
能無し老猿

682 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:43:11
おまい…。
子どもの喧嘩だなー。つまらん。

683 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:44:03
679 :名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/11(日) 18:41:51
うーん、つまんないな。
もうちょっとがんばってくれないと、こっちもやる気出ない。

こいつホントに気持ち悪い。。。

684 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:44:14
荒らしにも才能がいることがよくわかった。
そしておまいには才能がない。残念だ。

685 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:45:07
676 :名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/11(日) 18:39:48
なに粘着に張り付いてんだよ。age指摘されたのそんなに悔しかったか?
>おまえがな!

686 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:46:00
あくびが出るな。

687 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:46:17
馬鹿ばっかりw

688 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:47:31
おまいは本当に恥ずかしくないのか、荒らしとして。
荒らしの風上にもおけない語彙不足だな。
ちゃんと学校には行ったのか?
その語彙力でどうしてここに来た?

689 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:48:27
つまらん。おまいは本当につまらん。あまりにつまらなくて腹が立ってきた。

690 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:49:28
おまいは本当に恥ずかしくないのか、荒らしとして。
荒らしの風上にもおけない語彙不足だな。
ちゃんと学校には行ったのか?
その語彙力でどうしてここに来た?





恥ずかしいのはお前。此処の住人も飽きれてるよ。
もう来るな。

691 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:49:57
いやおまえが来るな。

692 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:50:28
ホント最悪、なくなった方がマシ

693 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:50:29
漢字間違ってるし。

694 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:51:21
馬鹿ばっかりw

695 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:51:33
まあねw

696 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:52:35
馬鹿ばっかりw








697 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:52:59
照れるな。

698 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:53:38
690 :名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/11(日) 18:49:28
おまいは本当に恥ずかしくないのか、荒らしとして。
荒らしの風上にもおけない語彙不足だな。
ちゃんと学校には行ったのか?
その語彙力でどうしてここに来た?

>>何様だよ(哀笑)

699 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:53:50
だから仲間になりたいのか?>同じ馬鹿同士

700 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:54:47
殿様。

701 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:57:15
699 :名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/11(日) 18:53:50
だから仲間になりたいのか?>同じ馬鹿同士


700 :名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/11(日) 18:54:47
殿様。

>>阿呆杉て相手になんねえ〜

702 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:57:52
つまらん。

703 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:58:03
孤独な婆さんwばかだねw

704 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:59:10
自分のつまらなさを嘆いたほうがいいぞ。
つまらん。

705 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 19:02:04
静かになったな。ああワンピース始まったのか。

706 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 19:04:29
つまらないのでもう秋田。

707 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 19:04:49
705 :名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/11(日) 19:02:04
静かになったな。ああワンピース始まったのか。

>>気持ちワリ

708 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 19:05:36
つまらないのでもう秋田。











みんなとっくに飽きてるよばーか

709 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 19:06:22
気づかないって悲しいいねw

710 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 19:07:31
つまんないのは喪舞の脳味噌!国語習ったか?
いい歳して親が泣くぞ!!

711 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 19:09:00
いやお前の親はすでに泣いてる。三回くらいw

712 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 19:09:19
つまんないババアだね

713 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 19:10:05
馬鹿なオババw

714 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 19:10:49
飽きたクソ婆の相手・・かえろ

715 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 19:10:56
おまいの未来だよ。

716 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 19:11:42
また馬鹿みたいに言ってるしw
孤独に乙彼!

717 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 19:12:33
あたしも帰ろ〜っと

718 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 19:13:16
自分が孤独だからって他人が孤独だとは限らないのだよ、残念ながら。
それ位社会経験積めばわかること。
もう一度学校の教科書出して勉強しておいで。
明日までの宿題。

719 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 19:13:35
気持ち悪い腐女子が暴れてるスレはここですか?

720 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 19:14:03
自演も練習してこい…な?

721 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 19:16:00
718 :名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/11(日) 19:13:16
自分が孤独だからって他人が孤独だとは限らないのだよ、残念ながら。
それ位社会経験積めばわかること。
もう一度学校の教科書出して勉強しておいで。
明日までの宿題。


>>阿呆か??喪前本当に阿呆か??
病院逝け、明日は月曜込むからな。ああーっとキモヲタ無職ばばあには曜日も何も
関係ないかっ!朝一で逝け

722 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 19:16:39
逆切れ乙。語彙不足はつらいな。

723 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 19:16:51
腐臭漂っていますね

724 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 19:17:23
おまいからな。

725 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 19:17:32
>>772
中卒がなんかほざいてるw

726 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 19:18:21
未来へレス乙。

727 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 19:19:14
社会経験だってwww
老後の孤独極まりないババアが・・・・惨めwww

728 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 19:19:41
それは否定しない。誰でも老後は淋しいものだ。

729 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 19:19:50
更年期障害だろw

730 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 19:20:51
語彙不足は更年期とは関係ないらしいなw

731 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 19:20:54
中卒無職同人ヲタの社会経験(禿藁

732 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 19:21:49
地球の屑ですな

733 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 19:22:54
マジレスすると漏れは中卒ではないが、中卒の人をそれだけで馬鹿にする気は毛頭無いよ。
おまいは高卒か大卒か院卒か?あまり恥ずかしいことを書くな。
もう一度人間としてやり直しておいで。

734 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 19:37:54
↑ワロタ こんな馬鹿めずらしいな
さすが妄想スレの住人だ

735 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 20:08:16
真面目に続きが読みたいのに・・・
この有様じゃあ作者様もウプできないよな・・・

736 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 21:08:27
>>735
ヒント:避難所

737 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 22:11:18
>734
おまえ、だれだかしってるよ
みせいねんじゃないよね
いまのうちにやめたほうが
みのためなんじゃないの

738 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 23:03:51
>>737

プw

739 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 23:05:07
どこを縦読みだよ?ババア

740 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 23:13:07
>737
おまえ、だれだかしってるよ
あたまのいいやつじゃないよね
いまのうちにやめたほうが
みのためなんじゃないの

741 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 23:18:22
アーッハハハハノヽ。゚( ゚^∀^゚)゚。アーッハハハハノヽ
ミガヨジレルヨ ドウジン キモキキモキモキモキモキキモキモキモ
ハラガイテーヨ ヲタババ ヒッシヒッシヒッシヒッシヒッシ
ツリモデキネーIQッタッタノ 3!!!!!!

742 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 23:32:27
まだいたのか。
子どもに飯食わせたか?風呂入ったか?そしてまたここへやってくるのか?
おい、未成年よ。

743 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 23:33:18
新しいAAは見つかったか?

744 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 23:37:52
しつけえババア

745 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 23:38:32
あ、いたいた。その語彙の少なさはまさしくw

746 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 23:39:39
>>742またバカなことほざいてるし
馬鹿って言葉がみごとに当てはまってる馬鹿+婆

747 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 23:40:46
まだいたのか。
ネコに飯食わせたか?風呂入ったか?そしてまたここへやってくるのか?
おい、孤独老婦よ。


748 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 23:40:47
人の言葉を繰り返すしかない能無し

749 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 23:41:00
うんうん。懐かしいね、その語彙不足。耳に気もちいいわあ。

750 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 23:41:47
能無しババア余生楽しめよw
馬鹿っ面でもに化粧位しろ

751 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 23:42:41
語彙不足。>だって????アーッハハハハノヽ。゚( ゚^∀^゚)゚。アーッハハハハノヽ


752 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 23:43:13
憎まれっ子世に憚るからね、せいぜい長生きするよ。
ところで新しい罵詈雑言考えついた?

753 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 23:43:33
唯一知ってる自慢の言葉なんだろ(プw

754 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 23:43:44
どうしたんだ、急に笑い出したりして。不思議なやつだな。

755 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 23:44:13
>>752
マジで気持ちワリイ〜〜

756 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 23:44:46
>>752馬鹿だから仕方ない。

757 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 23:45:20
君に送る言葉

   馬鹿の一つ覚え

758 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 23:45:45
惨めなクソ婆!ご愁傷さん

759 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 23:46:23
あんまり興奮すると夜寝られないよ。
ちゃんとおしっこ行ってから寝なよw

760 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 23:46:31
757 :名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/11(日) 23:45:20
君に送る言葉

   馬鹿の一つ覚え

自分のこと言ってるしwほんと馬鹿w

761 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 23:47:22
相変わらずつまらん奴だな。まあ昨日今日では無理か。

762 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 23:47:36
757 :名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/11(日) 23:45:20
君に送る言葉

   馬鹿の一つ覚え


>>笑える。

763 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 23:48:13
猿並の脳みそだし。あ、猿に失礼か。失礼。

764 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 23:48:30
身の程知らずは馬鹿ばかり

765 :名無し草:2005/09/11(日) 23:49:06
いやいや。猿並みに脳みそあったら充分だよ。
おっ。新しい表現だね、がんばったね。よしよし。

766 :名無し草:2005/09/11(日) 23:49:46
荒しが書くわけないでしょ、猿なんてw


767 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 23:49:51
>>763
また自分のこと言ってるよw
つまんねえな、必死にお疲れ!痴呆症に同情するよ

768 :名無し草:2005/09/11(日) 23:50:37
765 :名無し草 :2005/09/11(日) 23:49:06
いやいや。猿並みに脳みそあったら充分だよ。
おっ。新しい表現だね、がんばったね。よしよし。


766 :名無し草 :2005/09/11(日) 23:49:46
荒しが書くわけないでしょ、猿なんてw


>>
やっぱ馬鹿(笑)

769 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 23:51:23
ごめん。助っ人がいるらしい。

770 :名無し草:2005/09/11(日) 23:51:56
低能な老婆おまけに同人腐女・・・汚物以下

771 :名無し草:2005/09/11(日) 23:52:29
あそー。>>770 やはり君はこの程度なのね、残念。

772 :名無し草:2005/09/11(日) 23:52:50
ホントにしつこくてバカで最悪w

773 :名無し草:2005/09/11(日) 23:53:24
認知症でしょう

774 :名無し草:2005/09/11(日) 23:53:55
まじでそんだけしか書けないの、君。相手してるんだからちゃんと書けー。

775 :名無し草:2005/09/11(日) 23:54:18
やはり君はこの程度なのね、残念。

>>負け犬がなんか言ってますよ。

776 :名無し草:2005/09/11(日) 23:55:00
負け犬は勝負しないやつよりいくぶんかマシだよw

777 :名無し草:2005/09/11(日) 23:55:22
>>774
いい加減馬鹿過ぎて脱力・・

778 :名無し草:2005/09/11(日) 23:56:10
そんなこと言うな。まだまだ夜は長いぜ。

779 :名無し草:2005/09/11(日) 23:56:29
ああ失礼w

  負け豚さん

780 :名無し草:2005/09/11(日) 23:56:44
んで新しいAAは見つかったの?

781 :名無し草:2005/09/11(日) 23:57:31
必死になってないで肌の手入れでもしてろ、と。

782 :名無し草:2005/09/11(日) 23:58:05
おまいだよ!

783 :名無し草:2005/09/11(日) 23:58:46
いや皺だらけシミだらけの顔で外出るな!と。

784 :名無し草:2005/09/11(日) 23:59:11
ストレスためるのはいくない。ここで存分に吐き出しゃー。

785 :名無し草:2005/09/11(日) 23:59:42
782 :名無し草 :2005/09/11(日) 23:58:05
おまいだよ!

>きれてやんのw馬鹿wwww(プ

786 :名無し草:2005/09/12(月) 00:00:20
ん。なんか新しい言葉考えつくまで待ってやろうか?

787 :名無し草:2005/09/12(月) 00:00:33
>>784
何も知らないって幸せだね

788 :名無し草:2005/09/12(月) 00:01:00
おまいより、たぶんプラス1位知ってる。

789 :名無し草:2005/09/12(月) 00:02:05
>>786
結構。史上最強の馬鹿だねw

790 :名無し草:2005/09/12(月) 00:02:14
アンカーつけてお前だよしか知らんのか…



791 :名無し草:2005/09/12(月) 00:02:28
お。会話になってきたね。楽しいな。

792 :名無し草:2005/09/12(月) 00:02:59
>>790くだらねえつっこみしてるし。やっぱ馬鹿(笑)

793 :名無し草:2005/09/12(月) 00:03:17
いや、別の人w

794 :名無し草:2005/09/12(月) 00:03:56
認知症の婆の相手は疲れますねえ。

795 :名無し草:2005/09/12(月) 00:03:58
またアンカーつけてバカしか書けんのか

796 :名無し草:2005/09/12(月) 00:04:35
だって馬鹿でしょ?w

797 :名無し草:2005/09/12(月) 00:04:55
よかったら話聞くよ?なにが気に食わなかったんだ?w

798 :名無し草:2005/09/12(月) 00:05:27
ところどころ別の人がはさまってるな。援護を間違えて撃ってしまいそうだw

799 :名無し草:2005/09/12(月) 00:05:30
「肝馬鹿同人腐廃婆」

800 :名無し草:2005/09/12(月) 00:06:09
援護なんかいるか馬鹿w

801 :名無し草:2005/09/12(月) 00:06:19
なにか決まった言葉しか使っちゃいけないシバリでもあるのか?

802 :名無し草:2005/09/12(月) 00:06:52
おっと、失礼。じゃあ気兼ねなく。

803 :名無し草:2005/09/12(月) 00:08:06
一人でやってなw馬鹿キモババアさん

804 :名無し草:2005/09/12(月) 00:08:32
何言ってんだよ。二人じゃないかw

805 :名無し草:2005/09/12(月) 00:09:08
やっぱ馬鹿w

806 :名無し草:2005/09/12(月) 00:09:51
馬鹿って聞くと興奮するの?w

807 :名無し草:2005/09/12(月) 00:09:58
それでは馬鹿ババァの自演ドゾー
↓↓↓↓

808 :名無し草:2005/09/12(月) 00:10:37
−−−−−−−−−−−−


    自演




809 :名無し草:2005/09/12(月) 00:11:08
老腐女子は馬鹿にやたらと食いつきいいね。

810 :名無し草:2005/09/12(月) 00:11:17
少しは工夫してんじゃん。おまいにも少しは脳があったんだね。よかったよかった。

811 :名無し草:2005/09/12(月) 00:12:23
810 :名無し草 :2005/09/12(月) 00:11:17
少しは工夫してんじゃん。おまいにも少しは脳があったんだね。よかったよかった。


>人類の汚点!  馬鹿ババアwwwww

812 :名無し草:2005/09/12(月) 00:13:06
馬鹿でデカイ頭

813 :名無し草:2005/09/12(月) 00:13:17
あ、残念。前言撤回。工夫がないヤシ

814 :名無し草:2005/09/12(月) 00:13:44
馬鹿でデカイ口w

815 :名無し草:2005/09/12(月) 00:13:59
なになに馬鹿でかい頭って書きたかったの?
馬鹿でデカイ頭になっちゃったの?

816 :名無し草:2005/09/12(月) 00:14:12
799 名無し草 2005/09/12(月) 00:05:30
「肝馬鹿同人腐廃婆」


800 名無し草 2005/09/12(月) 00:06:09
援護なんかいるか馬鹿w


817 :名無し草:2005/09/12(月) 00:14:15
馬鹿で臭い口w

818 :名無し草:2005/09/12(月) 00:14:41
うーん、飽きるね。

819 :名無し草:2005/09/12(月) 00:15:00
馬鹿で目を背けたくなるほどの体型

820 :名無し草:2005/09/12(月) 00:15:17


817 名無し草 New! 2005/09/12(月) 00:14:15
馬鹿で臭い口w


821 :名無し草:2005/09/12(月) 00:15:18
国語力以下の問題。
想像力なし。自分で発展させる能力なし。
問題の根本を考えられず「キレる」でしか表現できない。
思考能力、学習能力なし。
ループ。そして袋小路。
全ては他人のせい。
何もかも他人のせい。
ゲシュタルト崩壊。
だが本人荒しで主人公のつもり。

こんなもんですかね。





822 :名無し草:2005/09/12(月) 00:15:54
もっとこう小粒でピリッとしたの無いの?無いならいいけど。

823 :名無し草:2005/09/12(月) 00:16:02
馬鹿で馬鹿な頭ww

824 :名無し草:2005/09/12(月) 00:16:27


823 名無し草 New! 2005/09/12(月) 00:16:02
馬鹿で馬鹿な頭ww


825 :名無し草:2005/09/12(月) 00:17:09
まあそう自棄にならずとも。待っててあげるよ。

826 :名無し草:2005/09/12(月) 00:17:16


823 名無し草 New! 2005/09/12(月) 00:16:02
馬鹿で馬鹿な頭ww


827 :名無し草:2005/09/12(月) 00:17:35
821 :名無し草 :2005/09/12(月) 00:15:18
国語力以下の問題。
想像力なし。自分で発展させる能力なし。
問題の根本を考えられず「キレる」でしか表現できない。
思考能力、学習能力なし。
ループ。そして袋小路。
全ては他人のせい。
何もかも他人のせい。
ゲシュタルト崩壊。
だが本人荒しで主人公のつもり。

こんなもんですかね。


>>また馬鹿なこと言ってるwすぐ反応する馬・鹿♪

828 :名無し草:2005/09/12(月) 00:17:49
そんで?

829 :名無し草:2005/09/12(月) 00:18:03


823 名無し草 New! 2005/09/12(月) 00:16:02
馬鹿で馬鹿な頭ww


830 :名無し草:2005/09/12(月) 00:18:08
必死に冷静を保とうとする馬鹿

831 :名無し草:2005/09/12(月) 00:19:35
音符か。冷静っていうか退屈なんだよ。もっと捻りがきいたの出してよ。

832 :名無し草:2005/09/12(月) 00:19:47
>>829
New!  ハァ??

馬鹿w

833 :名無し草:2005/09/12(月) 00:20:35
馬鹿もここまで来ると表彰したい♪♪

834 :名無し草:2005/09/12(月) 00:20:53
ほんとだ。New!って何?専ブラ?援護さん。

835 :名無し草:2005/09/12(月) 00:21:07
New!  wwwwwプ

836 :名無し草:2005/09/12(月) 00:22:15
いいじゃん、おまいはNew!なんだよ。コテハンにしたら>New!

837 :名無し草:2005/09/12(月) 00:22:29
っと禿馬鹿腐女 ワロスwwwwwwwww

838 :名無し草:2005/09/12(月) 00:23:09
女の禿は痛々しいな・・

839 :名無し草:2005/09/12(月) 00:23:29
うーん、眠くなってきたぞ。それもこれもおまいがつまらんからだ。荒らしのくせに。

840 :名無し草:2005/09/12(月) 00:23:56
馬鹿禿婆!!

841 :名無し草:2005/09/12(月) 00:24:22
いまいち

842 :名無し草:2005/09/12(月) 00:24:27
やっぱり馬鹿老人w

843 :名無し草:2005/09/12(月) 00:24:55
それもつまらん。

844 :名無し草:2005/09/12(月) 00:25:18
おやすみ〜 馬☆鹿

845 :名無し草:2005/09/12(月) 00:25:55
New!なんだから新しいことを言えよー。

846 :名無し草:2005/09/12(月) 00:25:59
つまらん連呼の馬鹿老人www

847 :名無し草:2005/09/12(月) 00:26:40
だっておまいがつまらないんだもん。

848 :名無し草:2005/09/12(月) 00:27:08
馬鹿には馬鹿しか言う事無し!

849 :名無し草:2005/09/12(月) 00:27:51
いや、そうじゃないだろう。単におまいの語彙不足を人のせいにしちゃいかん。
努力が足りないんだ、自覚が足りないんだ、おまいは。荒らしとして!

850 :名無し草:2005/09/12(月) 00:27:59
つまらんって言えば反撃になってると思ってんのかね?
馬鹿ババァは。

851 :名無し草:2005/09/12(月) 00:28:46
語彙→ハジマタ
 馬鹿語w

852 :名無し草:2005/09/12(月) 00:28:55
反撃じゃないよ、事実。

853 :名無し草:2005/09/12(月) 00:29:39
馬鹿も事実

854 :名無し草:2005/09/12(月) 00:30:55
うーん。子どもの喧嘩。

855 :名無し草:2005/09/12(月) 00:32:50
こんなに罵倒されて悔しくないのか?もっとガンガレ

856 :名無し草:2005/09/12(月) 00:34:35
読めないと思うよ>罵倒

857 :名無し草:2005/09/12(月) 00:34:39
誰が罵倒されてんの?
馬鹿婆はやく逝け♪

858 :名無し草:2005/09/12(月) 00:35:36
楽しいね、音符。

859 :名無し草:2005/09/12(月) 00:37:19
そろそろおねむか?

860 :名無し草:2005/09/12(月) 01:43:06
消滅しろよ豚

861 :名無し草:2005/09/12(月) 01:45:35
 \ /
へ(・ω・`へ)へカサカサカサカサ >>859

862 :名無し草:2005/09/12(月) 02:20:32
この荒らしって、もしかしてすごくキャラが崩壊してて突っ込まれて中断した作者じゃないか?
才能も無いがやる事も暗いねー。基地外だからたいした話も書けないんだよ?w

863 :名無し草:2005/09/12(月) 02:22:41
誰か通報してプロ串で刺してもらってアク禁くらわせたほうがいいと思うよ。
まあもう面倒だからこのスレはどうでもいいけど、もしつぎも立てるつもりならね。

864 :名無し草:2005/09/12(月) 02:36:03
>862-863自演バレバレ。
自分も荒らしになってるって気づかないの?
腐女婆と叩かれても仕方ないと思うよ。
もう来ないで欲しいね。
次スレどうのじゃなくて貴方のレベルが低すぎる。
>>1の約束から見直してみなよ。


865 :名無し草:2005/09/12(月) 02:47:45
ってゆーか、嵐を煽って埋めさせて楽しんでるだけ ほっときなよ
正直、住人じゃないと思うし

866 :名無し草:2005/09/12(月) 07:47:31
執拗に構ってスレ埋めだね
性質が悪いわ

867 :名無し草:2005/09/12(月) 12:56:32
馬鹿!!

868 :名無し草:2005/09/12(月) 16:12:44
やっと気がつきましたか.........

869 :名無し草:2005/09/12(月) 16:46:26
今連載やってるの?

870 :名無し草:2005/09/12(月) 18:38:07
目糞ちゃんに鼻糞ちゃんが執拗に追いかけるスレ

871 :名無し草:2005/09/12(月) 20:17:18
アラシてんのが元作家だったら悲しいな。

872 :名無し草:2005/09/13(火) 06:10:17
それはない。

873 :名無し草:2005/09/13(火) 07:10:19
元作家ならもう少し気の利いた言い回しが飛び出すと思われ

874 :名無し草:2005/09/13(火) 12:58:20
ごめん。ここで聞くことじゃないかもしんないけど。
ヲチスレってどこいったの?だれかヒントだけでも・・・

875 :名無し草:2005/09/13(火) 13:23:56
すみません、私は避難所がわからないのですが・・・

876 :名無し草:2005/09/13(火) 18:03:55
ストレスをぶつけるスレですよ・・・

877 :名無し草:2005/09/13(火) 23:23:48
とりあえず…



















きんもーっ☆☆


878 :名無し草:2005/09/14(水) 00:34:43
ファブリーズ

879 :名無し草:2005/09/14(水) 02:22:04
あーわかった、ありがとー!

880 :名無し草:2005/09/14(水) 18:28:51
ヒントありがとう・・・
でも全然わからない・・・


881 :名無し草:2005/09/14(水) 22:19:49
878のヒントでとんでもないところにいってしまった・・・

882 :名無し草:2005/09/14(水) 23:01:05


883 :名無し草:2005/09/15(木) 12:33:58
わかったかと思ったけど見つからなかった・・・
ヲチスレの前スレがまだ生きてるから
そこで教えてほしい・・・

884 :名無し草:2005/09/15(木) 13:10:49
フンガフフッ!

885 :名無し草:2005/09/15(木) 18:17:42
っつかこの板のスレ全部見てみればいいんじゃね?簡単じゃね?

886 :名無し草:2005/09/15(木) 18:36:23
やっと気がつきましたか.........

887 :名無し草:2005/09/16(金) 01:17:39
きんもー!!

888 :名無し草:2005/09/16(金) 19:23:49
やっちゃった・・・・・

889 :名無し草:2005/09/16(金) 19:49:21
なにを?

890 :名無し草:2005/09/16(金) 21:00:47
言えない・・・・

891 :<暴走愛>:2005/09/17(土) 03:20:19
お久しぶりです。暴走愛うpします。

892 :<暴走愛>第3章(44):2005/09/17(土) 03:20:53
>>http://houka5.com/yuukan/long/l-51-09.html

野梨子がドアをノックするとすぐに扉は開かれた。
部屋へと招き入れる菊正宗修平の顔がわずかに苦笑いしていたのを野梨子は気づく。
「あの……、ご迷惑でしたかしら、おじさま。こうやってこちらに伺うの、お邪魔でしょうか」
週に一度のことではあるが野梨子は修平の仮住まいであるホテルの一室を訪れるようになっていた。
元々は修平の家族の様子を知らせるためであったが、
それ以外にも修平のやつれぶりが気になってのことであった。
野梨子の問いにコーヒーを煎れていた修平は微笑んだ。
その笑顔にある人の面影を見た野梨子の胸はちくりと痛む。
「迷惑なんかじゃないよ。感謝してます。でもありがとう、もう大丈夫だから」
目を細めて笑う顔に陰が落ちている。

コーヒーに礼を言う野梨子の上にこんな言葉が降ってきた。
「こんないい子なのになあ。清四郎も馬鹿をしたもんだ」
濃褐色の面に己の顔が映っているのを野梨子はじっと見た。
「野梨子ちゃんにうちの嫁に来てほしかったよ、ほんとに」

不自然な程の長い間に修平は我に返り、反省した。
年月が傷を癒したかと思ったがまだ早かったのだろうか。
野梨子はしばらく黙っていたがやがて顔を上げた。
歪んだ笑顔に修平は言葉を失う。
一生懸命微笑をつくりながら野梨子はやっとのことでこう言った。

「私もおじさまの娘になりたかったですわ」

その瞳に涙はない。
「本当に、おじさまの娘になれればどんなによかったか」
「……余計なことを言ったね、すまない、野梨子ちゃん」
黒髪がそっと揺れた。


893 :<暴走愛>第3章(45):2005/09/17(土) 03:21:33


『会いたいわ』
『僕もですよ』
『今すぐに会いたい』
『そうですね』
『会って食べちゃいたい、清四郎を』
『こっちに来ませんか、可憐』
『そうね……来月になったら行けるかも』
『そうじゃなくて……』
『え?』
『一緒に暮らしませんか? 京都で』
『京都……』

ゆうべの電話を思い返しながら可憐はベッドの上で指を噛んだ。
それは私一人で?という問いは結局聞けなかった。
すっかり元気をなくした母を伴っていくと行ったら清四郎はなんて言うだろう。
親ばなれしたらどうなんですか、と鼻で笑われそう。
それとも「わかってませんね」と呆れられるだろうか。
何より母は慣れ親しんだこの街を自らのぞんで出て行くとは考えにくかった。

母のこと、負債をおった母の会社のこと。
可憐は頭がいっぱいになってベッドの上に突っ伏した。



894 :<暴走愛>第3章(46):2005/09/17(土) 03:22:03
ジュエリーデザインの教室が終わり外へ出ると、道の上を白い鳩がトコトコ歩いていた。
何気なく目をやった可憐が白い鳩の数がどんどん増えていくことに気づいた。
一羽、二羽、三羽、四羽……そのどれもが足に白いメモのようなものが結んである。
飛んできて肩に止まった一羽の足から恐る恐るメモをほどき読み上げる。


「ディア カレン アイラブユー アイニードユー アイミスユー アイウォンチュー   フロム ホーサク」


顔を上げると、目の前に真っ白なリムジンが止まっている。
おつきの運転手が恭しく後部座席のドアを開けると、
中から抱えきれないほどの真っ赤なバラを携えて、車の出口に頭をぶつけながら出てきたのは
剣菱豊作だった。
白いタキシードに身を包み、バラの棘でこしらえたのか、顔には無数の引っかき傷を持つ豊作が
以前の傲慢な態度はどこへやら、照れたような顔で可憐に笑いかけた。
真っ白な鳩たちに囲まれた可憐は目を丸くする。
それからかつて自分と連絡を取りたいなら伝書鳩を飛ばして、と言ったのを思い出したのかどうか
ふいにクスクスと笑い出した。


続く


895 :名無し草:2005/09/17(土) 14:07:33
はじまった・・・



きんもーっ☆☆
きんもーっ☆☆
きんもーっ☆☆
きんもーっ☆☆
きんもーっ☆☆


896 :名無し草:2005/09/17(土) 14:14:26
_,. -‐=ー- 、
               /..:::::::::::::::,/ニヽi
             /.:::::::::::::::::::::!ィァ ヘ
             i:::::::::::::::::::::::!   ,リ!
           {::::::::::::::::::::::/  、 rァj!
             !;:;:;:;:;:;:;:;:;イ  ` ⌒`ヽ
            /゙     .:         \
         li.:     ::     /      i
           |:|         i       ト、
         !l        |      | ヘ
         i !        {        | }
         i !           |      / ノ
        i !            !、   _,,/
         /              ̄`ヽ、_
         i'             ー'´ ̄    ̄ ` - 、
        i ,'                        \
   ,r=-| i                _ _,.- '´       ヘ
   /    | :!               i´  `          |
  /_   ソ ! ヘ           i                /
  mmう^ヽゝ、 \       _,/  _ /ー.....,,,,,_  _/
   ̄´     ` ー ^ ー--― '(((.(,(,ン´          ̄
さて、と。。。

897 :名無し草:2005/09/17(土) 19:35:53
     >>1
             ↓                _人
      ∩    ∧_∧            ノ⌒ 丿
       \ヽ_(    )         _/   ::(
         \_   ノ        /     :::::::\
 ∩_   _/    /         (     :::::::;;;;;;;)
 L_ `ー / /   /           \_―― ̄ ̄::::::::::\
     ヽ  | |__/ |           ノ ̄     ::::::::::::::::::::::)
  | ̄ ̄ ̄\     ノ こんな     (     ::::::::::::::;;;;;;;;;;;;ノ
  | | ̄「~| ̄( 、 A , )クソスレ   / ̄――――― ̄ ̄::::::::\
  | |  | |  ∨ ̄∨        (        :::::::::::::::::::::::::::::::::)
  し'  し'                \__::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ


                               __
                         >>1  l ̄/.  ___
                         ↓ / /.  / ___ノ
                        __/ /_/ /
      たてんじゃねー!      Y人, ' ',人⌒ヽ、, '
                      Y⌒ヽ)⌒ヽ、 人,ヽ)人'、, '
        へ, --- 、         ノ ̄     ::::::::::::::::::::::)
     / ̄ ̄ ̄  、____\       (     ::::::::::::::;;;;;;;;;;;;ノ
    / _/ ̄「~|\ __ \     / ̄――――― ̄ ̄::::::::\
   | |  | | ( 、 A , \ミソ   (        :::::::::::::::::::::::::::::::::)
   し'   し' と∨ ̄∨       \__::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ


898 :名無し草:2005/09/18(日) 01:24:23

きんもーっ☆☆
ヴォヘェ〜〜〜〜〜〜〜

899 :名無し草:2005/09/18(日) 02:10:44
糞鹿野豚子

900 :名無し草:2005/09/18(日) 07:36:53
どうせ自分ちで何本も連載止まってて読者をやきもきさせてるんだから
これも自分とこにもってけよ。
そんでどれか一つでも完結させろよ。

まあ、あの人たちに褒めてもらいたいからここでウプするんだよね。
あんたそういう人だもん。

901 :名無し草:2005/09/18(日) 10:05:35
私怨ヲヴァ きんもー☆

902 :名無し草:2005/09/18(日) 16:07:37
糞妄想
きんもー☆☆

903 :名無し草:2005/09/18(日) 16:14:23
保守乙>902その他

904 :名無し草:2005/09/18(日) 18:53:10
きんもーっ!☆☆

905 :名無し草:2005/09/18(日) 18:55:52
怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨

906 :名無し草:2005/09/18(日) 20:23:36
>暴走愛
続きお待ちしてました。
可憐が豊作を選ぶ理由が、明らかになりそうですね。


907 :名無し草:2005/09/18(日) 21:36:39
暴走・・・腐女子が好きそうなタイトルセンスの無さにage

908 :名無し草:2005/09/18(日) 21:39:42
↑私怨カコワルイ☆

909 :名無し草:2005/09/18(日) 22:51:13
↑いやーん☆☆

910 :名無し草:2005/09/18(日) 22:59:41
900を超えたね。
まああれだ。新スレまで乗り込んでくる根性があるかだね。

911 :名無し草:2005/09/18(日) 23:10:20
↑新スレだってwきんもーっ!☆☆


きんもーっ!☆☆


きんもーっ!☆☆


きんもーっ!☆☆




912 :名無し草:2005/09/18(日) 23:42:38
あぼーん機能を初めて使った。こりゃあええのう。

913 :名無し草:2005/09/19(月) 00:30:47
豚さん☆きんもーっ!☆☆

914 :名無し草:2005/09/19(月) 06:46:03
>暴走愛
お待ちしてました!
相変わらず読者をひきこむのが巧いなぁ
豊作さんの様子が目に浮かぶようで笑いました。
高慢だった男がこんなふうに現れたら、情にほだされるかも・・
お金目的だけじゃなくて、何かしらの愛情が生まれて結婚へ至ったのかなと思いました。

>912
ホントに便利だよねぇw
私も使ってるよ〜

915 :名無し草:2005/09/19(月) 17:19:28
久しぶりに笑いましたよ。。゚( ゚^∀^゚)゚。アーッハハハハノヽ
笑いをありがとう。゚( ゚^∀^゚)゚。アーッハハハハノヽ


916 :名無し草:2005/09/19(月) 18:29:09
こんなスレで
あぼーん機能
あぼーん機能
あぼーん機能
あぼーん機能
あぼーん機能

テラワロス

917 :名無し草:2005/09/19(月) 19:14:42
おお、久しぶりにきたら「暴走愛」が!
楽しみに待ってました、嬉しいです〜
あいかわらず健気な野梨子にうるるんとしてしまいました。
清四郎とよりも、可憐と豊作兄ちゃんの今後の展開が気になりだしました。
続きを楽しみに待ってます!

ところでこの三連休を利用して世界遺産になった知床へ行ってきたんですが
知床5湖をまわるトレッキングコースなんか道が険しいまんまで悠理が喜びそうでした。
旅行へ行くたび、あのキャラならこういうの喜びそう…と妄想してしまう私です。

918 :名無し草:2005/09/19(月) 22:07:12
モッツァレラーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

919 :名無し草:2005/09/19(月) 22:08:49
          /ヽ       /ヽ
            /  ヽ      /  ヽ
  ______ /     ヽ__/     ヽ
  | ____ /           :::::::::::::::\
  | |       //       \  :::::::::::::::|
  | |       |  ●      ●    ::::::::::::::| まだあった・・・
  | |      .|             :::::::::::::|
  | |       |   (__人__丿  .....:::::::::::::::::::/
  | |____ ヽ      .....:::::::::::::::::::::::<
  └___/ ̄ ̄       :::::::::::::::::::::::::|
  |\    |            :::::::::::::::::::::::|
  \ \  \___       ::::::::::::::::::::::::|


920 :名無し草:2005/09/19(月) 22:17:52
>暴走愛
私も続きをお待ちしていました!
以前読んだ時は「これは修×野?!」とドキドキしましたが
今回思わず胸を撫で下ろしてしまいましたw
今後は可憐と豊作の関係がどう変化してゆくのかが見所ですね。

>917
私もこの連休北海道へ行きましたよ。
御土産屋さんでチョコレートの噴水!を見て悠理が喜びそうだなぁと
ついつい小ネタを妄想してしまいました。ナカーマw

921 :名無し草:2005/09/20(火) 00:18:36
        ,. '´ -‐‐-、        \           なんだこの糞レスは・・・  
             /'"          ヽ、 ヽ、
          / /   ,:::::.. .....,     \  ゙、           >>1は異常者なのか!?
        〃   / / ̄ ̄ ̄ヽ     ヾ  }
        {!    i {    ,.  ノイ j|   i ,'
─────ォ!   |! |ト=-> ヾー=∠.ィ'ソ ノ以/、_
::::::::::::::::::::::::〃l\ トン'´oヾ  、 '"o``T" )::))ヽ `ー-、
::::::::::::::::::::〃:::::!_,.>t-`''''"'   ヾ`'''''"'  '゙_,.イ  l \ ゙ ̄´"''ー- .,
::::::::::::::::〃 ::::::::l   '、u  〈           /::::!   |          `丶、
___〃::::::::::::::l    ヽ、 r====:、   /:::::l   |          ,. -‐-、
;;;;;;;;;;;;`!:::::::::::::::::l    /\ヽ__ノ u,.::':::::::::::|   l         /    .:::
;;;;;;;;;;;;;;;l::::::::::::::::::l.   /   ヽ, ̄ _∠::::::::::::::::l    !        //   ::::
;;;;;;;;;;;;;;;;l::::::::::::::::::l   /   / ! ̄:〈::::. `>::::::::lヽ  !      /
;;;;;;;;;;;;;;;;;l::::::::::::::::::l  _,>‐'゙ |::::::::::>rく:::::::::::! \┘   :!: /.:l
;;;;;;;;;;;;;;;;;;l::::::::::::::::::lヾ       !:::::::::! | i::::::::;'   `'ー-、 l:| :!.:::|
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l::::::::::::::::::l. ヽ     !::::::::|:  l::::::;'     /  ',:、!:::/ .l
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l::::::::::::::::::l  ヽ   ゙、:::::|:   !:::;'       /   ヾy′:/
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l::::::::::::::::::l   \  ヽ::|:::::::::::|/     /    / .:/
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l::::::::::::::::::l    \   \:::::::::l      /     \/




922 :名無し草:2005/09/20(火) 00:21:39
          うゎぁぁ  ''';;';';;'';;;,.,       ヽ           うゎぁぁ
          ヽ            ''';;';'';';''';;'';;;,.,   つ ゎぁぁあああ
          つ ゎぁぁあああ    ;;''';;';'';';';;;'';;'';;;
                        ;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;;        ヽ
               ヽ        vymyvwymyvymyvy     つ ゎぁぁあああ
               つ ゎぁぁ MVvvMvyvMVvvMvyvMVvv、
     ヽ             Λ_ヘ^−^Λ_ヘ^−^Λ_ヘ^Λ_ヘ
     つ ゎぁぁあああ     ヘ__Λ ヘ__Λ ヘ__Λ ヘ__Λ      ヽ
               __,/ヽ_ /ヽ__,.ヘ /ヽ__,.ヘ _,.ヘ ,.ヘ    つ ゎぁぁあああ
    /\___/ヽ   /\___ /\___/ヽ _/ヽ /\___/ヽ
   /    ::::::::::::::::\/    ::::::/    ::::::::::::::::\  /    ::::::::::::::::\
  . |  ,,-‐‐   ‐‐-、 .:::|  ,,-‐‐   |  ,,-‐‐   ‐‐-、 .:::|、(|  ,,-‐‐   ‐‐-、 .:::|
  |  、_(o)_,:  _(o)_, :::  、_(o)_,:  |  、_(o)_,:  _(o)_, :::|_, )|  、_(o)_,:  _(o)_, :::||
.   |    ::<      .::|    ::< |    ::<      .::|ニ=|    ::<      .::||
   \  /( [三] )ヽ ::/\  /( [三]\  /( [三] )ヽ ::/ニ´\  /( [三] )ヽ ::/
   /`ー‐--‐‐―´\ /`ー‐-  /`ー‐--‐‐―´\-‐‐ /`ー‐--‐‐―´\
これが腐女子か?!

923 :名無し草:2005/09/20(火) 00:34:47
腐女子はホモ好きの事だろ、オバ厨とはまた違うげw

924 :名無し草:2005/09/20(火) 07:58:53
オバ厨のがタチワリーよ

925 :名無し草:2005/09/20(火) 13:49:36
  ∧_∧               
  ( ・∀・)            人 ガッ
  (    つ―-‐-‐-‐-‐-‐● <  >_Λ∩
  人 Y ノ            . . V`Д´)/
  し(_)            .      / >>腐老女

926 :名無し草:2005/09/20(火) 23:05:58
あいたー!!

927 :名無し草:2005/09/21(水) 01:10:42
あ、くっさー!

928 :名無し草:2005/09/21(水) 22:57:08
ユーキャンドゥユーラブ ユーキャンドゥユーラブ
熱い恋しかできないボイズンガールズ〜

929 :名無し草:2005/09/22(木) 00:15:53
もうすぐ次スレですね・・

930 :名無し草:2005/09/22(木) 00:20:33
>>928
なんかイイなw

レス数950か、450KB超えたら移動だっけ。



931 :名無し草:2005/09/22(木) 08:05:46
./''彡ミヾ ヽ
       /il !'  !ヘヘ イ
       !イ三、_f三rY)、
         ,ヘ  '--、  ノ| ヽ
       iノiヘ  ̄ ノVi l iハ
       !|/ヾ""´ ノヘ,|,ツ-,,_
     ,イ⌒´   `"'''"       /ヽ
   / !    |\_//    i   ヘ
    i /   γ。   。'ヽ   /   i
   / ,i=ュ=-zゝ"-〜" ノ  ヘ    |
  ! / ニ- ァ'_,,ニ三 =      i     |
  ./   .r'´  , ' ヾ    /⌒   !
  .!   /            /    /
  `ー'´|         /  

932 :名無し草:2005/09/22(木) 19:38:29

./''彡ミヾ ヽ
       /il !'  !ヘヘ イ
       !イ三、_f三rY)、
         ,ヘ  '--、  ノ| ヽ
       iノiヘ  ̄ ノVi l iハ
       !|/ヾ""´ ノヘ,|,ツ-,,_
     ,イ⌒´   `"'''"       /ヽ
   / !    |\_//    i   ヘ
    i /   γ。   。'ヽ   /   i
   / ,i=ュ=-zゝ"-〜" ノ  ヘ    |
  ! / ニ- ァ'_,,ニ三 =      i     |
  ./   .r'´  , ' ヾ    /⌒   !
  .!   /            /    /
  `ー'´|         /  

ズレてたので直してみた

933 :名無し草:2005/09/24(土) 02:22:34
ぼあああああああああああああああああああああん

934 :名無し草:2005/09/24(土) 09:37:18
              ∧∧ 
             ( ゚∀゚) オバ厨撃破!!
            ⊂  つ
             (つ ノ
              (ノ
     \      ☆
             |     ☆
          (⌒ ⌒ヽ   /
    \  (´⌒  ⌒  ⌒ヾ   /
      ('⌒ ; ⌒   ::⌒  )
     (´     )     ::: ) /
  ☆─ (´⌒;:    ::⌒`) :;  )
     (⌒::   ::     ::⌒ )
    / (    ゝ  ヾ 丶  ソ ─

935 :名無し草:2005/09/24(土) 19:03:36
             /ヽ       /ヽ
            /  ヽ      /  ヽ
  ______ /     ヽ__/     ヽ
  | ____ /           :::::::::::::::\
  | |       //       \  :::::::::::::::|
  | |       |  ●      ●    ::::::::::::::| まだみにきてるのかよ・・・
  | |      .|             :::::::::::::|
  | |       |   (__人__丿  .....:::::::::::::::::::/
  | |____ ヽ      .....:::::::::::::::::::::::<
  └___/ ̄ ̄       :::::::::::::::::::::::::|
  |\    |            :::::::::::::::::::::::|
  \ \  \___       ::::::::::::::::::::::::|

936 :名無し草:2005/09/24(土) 21:38:20
   //  
      / /人 
     /   .(__)  
    / ∩(__)   うんこ?
   / .| ( ・∀・)_ 
  .// |    ヽ/ 
  " ̄ ̄ ̄ ̄"∪ 


937 :名無し草:2005/09/24(土) 22:47:22
     人
    (_≡ ウンコー
    (__≡      (´⌒(´
   (・∀・ ,,)∩∩  (´⌒;;;≡≡
   ⊆⊂´ ̄  ソ  (´⌒(´⌒;;

938 :名無し草:2005/09/24(土) 23:27:10
フォ━━━━!!!!
 <(´・ω・`)>
  /  /
 <  ̄< "

939 :名無し草:2005/09/25(日) 08:58:38
932
なおってないぞw

940 :名無し草:2005/09/25(日) 14:28:50
        ./''彡ミヾ ヽ
       /il !'  !ヘヘ イ
       !イ三、_f三rY)、
         ,ヘ  '--、  ノ| ヽ
       iノiヘ  ̄ ノVi l iハ
       !|/ヾ""´ ノヘ,|,ツ-,,_
     ,イ⌒´   `"'''"       /ヽ
   / !    |\_//    i   ヘ
    i /   γ。   。'ヽ   /   i
   / ,i=ュ=-zゝ"-〜" ノ  ヘ    |
  ! / ニ- ァ'_,,ニ三 =      i     |
  ./   .r'´  , ' ヾ    /⌒   !
  .!   /            /    /
  `ー'´|         /  
        

941 :名無し草:2005/09/25(日) 14:29:49
939
だねw
だから直した。

942 :名無し草:2005/09/27(火) 20:51:22 0
/\(〇・∇・〇)/\
                  /\(〇・∇・〇)/\
                  /\(〇・∇・〇)/\
                 /\(〇・∇・〇)/\
                /\(〇・∇・〇)/\
              /\(〇・∇・〇)/\
              /\(〇・∇・〇)/\
             /\(〇・∇・〇)/\
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                 /\(〇・∇・〇)/\
                  /\(〇・∇・〇)/\
                  /\(〇・∇・〇)/\
                  /\(〇・∇・〇)/\
                 /\(〇・∇・〇)/\
                /\(〇・∇・〇)/\
              /\(〇・∇・〇)/\
              /\(〇・∇・〇)/\
             /\(〇・∇・〇)/\
              /\(〇・∇・〇)/\
              /\(〇・∇・〇)/\
                /\(〇・∇・〇)/\
               L(o^_^o)√   
きもいお^^

943 :名無し草:2005/09/27(火) 22:45:11
きんもーっ☆

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